JP3099497U - 贈り物用バスケット - Google Patents

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波多野 容子
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株式会社ハタノシステム
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Abstract

【課題】贈り物用バスケットを使用後も利用できるようにする。
【解決手段】贈り物用バスケット1の内面に防水シート3を敷設し、該防水シート3内に植物繊維として椰子殻繊維4を敷き詰め、椰子繊維を介して贈り物商品5を飾り付けし、贈り物用バスケット1の用済み後に椰子殻繊維4に潅水して植栽に利用する。
【選択図】図1

Description

 本考案は、贈り物を体裁よく飾り付けする贈り物用バスケットに関する。
 従来から、花、菓子類、酒類、小物類を用途に合わせてアレンジしてバスケツトに入れて贈り物用バスケットとしていた。この贈り物用バスケットは、贈られた後、花が開花した後、或いはお菓子を食べた後はその使い道がないために用済みとなり、廃棄される場合が多く、資源が無駄になっていた。
 よって本考案は上記従来の問題点に鑑みて考案されたものであり、贈り物用として使用した後に有効利用できる贈り物用バスケットの提供を目的とするものである。
 本考案の贈り物用バスケットに係る請求項1は、藤蔓を織成・編成或いは合成樹脂を成型して底が平坦な篭状のバスケットを形成し、該バスケツトの内面全体に防水シートを敷設して防水加工を施すと共に、該防水シートの内部に繊維を絡ませた不織布状植物繊維を敷き詰めて成り、該不織布状繊維に贈り物商品を飾り付けして贈った後、贈られた商品を取り去った前記贈り物用バスケットの前記不織布状植物性繊維に潅水して植栽することを特徴とする。
 請求項2の考案は、前記不織布状植物繊維が、天然の椰子殻繊維からなることを特徴とするものである。
 請求項3は、前記バスケット内の植物繊維に予め種子を蒔いておき、贈り物商品を取り去った後に前記不織布状植物繊維に潅水して発芽させることを特徴とする。
 本考案の贈り物用バスケットに係る請求項1及び2の考案は、飾り付けられた贈り物を取り去った用済み後のバスケットをそのまま植栽用のバスケットとして使用できるので商品価値が高まると同時に、資源の無駄を排除することが可能となる。また、不織布状植物繊維である椰子殻繊維は、軽く、嵩高なので贈り物商品の飾りつけに好適であり、通気性に富んでいる。しかも、保水性がよいので嵩高状態で潅水すると繊維が膨張し全体が膨張する。更に、嵩高なので保水能力が高く1回の潅水だけで長期間の植栽が可能となる。
 請求項3の考案は、贈り物用バスケット内に詰めた不織布状植物繊維に予め種子を蒔いておくことにより、潅水するだけで発芽させることができるので利用者にとって植栽の手間がかからず便利である。
 図1は本考案の贈り物用バスケットに係る実施するための最良の形態を示す断面図である。
 図1に示すように、藤蔓を織成或いは合成樹脂を成型して底が平坦な篭状の贈り物用バスケット1を形成する。贈り物用バスケット1は、バスケット本体2の内面全体に防水シート3を敷設したり、或いは撥水加工を施して、バスケット1の内部全面に防水加工を施す。この防水シート3の内部全面に給水加工で膨張する不織布状植物繊維である椰子殻繊維4を全体に詰める。この椰子殻繊維4は、天然の繊維を絡み合わせて形成した不織布状で、天然繊維の絡み合いで一定の形状を形成する。天然の繊維を絡み合わせているので、通気性、流水性に優れ、かつ軽く、容器としての重量感を極力少なくする。
 この贈り物用バスケット1に、贈り物商品5を飾りつけする際には、椰子殻繊維4に商品5の形状や大きさに対応した凹部6を形成して商品5の一部を埋め込むなどにより、商品5を体裁よくかつ安定して装着する。凹部6の形成は、繊維を切断するのみで、適宜場所に簡単に設けることができる。
 また、贈り物商品5を取り去った後のバスケット1は、図2に示すように、椰子殻繊維4に凹部6が形成されているが、このままでも潅水すれば膨張して盛り上がるので問題はないが好みにより、図3に示すように、椰子殻繊維4を平らに地ならしして潅水しその面に草花等7の種子を蒔いて植栽してもよい。これにより、贈り物用バスケットを草花等の植物の植栽用として利用することが可能となる。また、椰子殻繊維4の面には、例えば木片8などの装飾部材を散布するなどにより更に植栽を引き立たせることができる。
 因みに、本考案で使用する不織布状繊維は、給水加工で膨張する不織布状のものであれば特に限定しないが椰子殻繊維が好適に使用される。例えば、椰子殻繊維として実施例ではND400(株式会社ハタノシステム)を使用したものである。
 この椰子殻繊維ND400は次に示すとおり通常の軽量土壌に比べて保水性及び透水性が優れた材料である。
               (ND400)     (通常の軽量土壌)
   保水性(有効水分)   420L/m3        cm285L/m3
   透水係数(排水性)   3.1×10-1cm/sec    2.8×10-1cm/sec
 即ち、保水性がよいので一回の潅水で当分の間は潅水の必要がなく、しかも通常の土壌に比べて1/3の量で十分に根付けすることが可能であり、また透水性がよいので根腐れも生じない。
 図4は,本考案の実施例を示す贈り物用バスケットの断面図である。本実施例の贈り物用バスケット10では前記した「考案を実施するための最良の形態」において椰子殻繊維4に凹部6を設けて直接に贈り物商品5を装着したことに替えて、凹部6にコップ等の保護容器11を配したものである。この容器11の中に商品5、たとえば酒類、清涼飲料水あるいは菓子類を装着するものである。保護容器11の使用によって贈り物としての見栄えをいっそう良くすることができる。また、ここで使用する保護容器11は、コップ類でも、植木鉢類であっても良く、特に限定されない。その他の構成については前記実施形態と同様であるので同一構成部分について同一符号を付してその説明を省略する。
 図5は、贈り物用として使用した後に有効利用できる贈り物用バスケットの他の一例を示すものである。本実施例によれば、図4の実施例に示すバスケツト10の贈り物商品5を取り去った後の保護容器11は、これに給水12して、切花、観葉植物等13を生けるバスケットとして利用することができる。
 以上における本考案の贈り物用バスケット1及び10は、椰子殻繊維4に予め草花等7の種子を蒔いておき、バスケット1及び10が用済みになったときに椰子殻繊維4に潅水するだけで発芽させることもできる。これにより種子を蒔く煩雑さがなくなる。
 本考案の贈り物用バスケットに使用する植物繊維は、本来廃棄物として扱われる自然の椰子殻繊維であり、また用済み後に廃棄される贈り物用バスケットは植栽等に利用することができるので、廃棄物を減少させる自然に優しい考案である。従って産業上利用可能性が高いものである。
考案を実施するための最良の実施形態に係る贈り物用バスケットの断面図。 贈り物商品を取り去った後の椰子殻繊維を示す断面図。 贈り物用バスケットに植栽した状態を示す断面図。 本考案の実施例に係る贈り物用バスケットの断面図。 器を介して切花等を生ける例を示す断面図。
符号の説明
 1,10…贈り物用バスケット、2…バスケット本体、3…防水シート、
4…椰子殻繊維、5…贈り物商品、6…凹部、7…草花等、8…木片、11…器、
12…水、13…切花等

Claims (3)

  1.  藤蔓を織成・編成或いは合成樹脂を成型して底が平坦な篭状のバスケットを形成し、該バスケツトの内面全体に防水シートを敷設して防水加工を施すと共に、該防水シートの内部に繊維を絡ませた不織布状植物繊維を敷き詰めて成り、
     該不織布植物状繊維に贈り物商品を飾り付けして贈った後、贈られた商品を取り去った前記贈り物用バスケットの前記植物性繊維に潅水して植栽することを特徴とする贈り物用バスケット。
  2.  前記不織布状植物繊維が、椰子殻繊維からなることを特徴とする請求項1記載の贈り物用バスケット。
  3.  前記バスケット内の不織布状植物繊維に予め種子を蒔いておき、贈り物商品を取り去った後に前記不織布状植物繊維に潅水して発芽させることを特徴とする請求項1記載の贈り物用バスケット。
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