JP3063776U - テーブルカルチヤボウル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】従来の植木鉢は形や材質は違っても使い方は
皆、同じであった。外に出して使っていても毎日、水差
しに気をつけていた。室外で植木や花を飼うときも手入
れが難しく室内ではより難しかった。水をやり過ぎた
り、少なかったりして枯らすことも少なくなかった。ま
た水のやり過ぎのため受け皿も必要であった。 【解決手段】植木鉢を二重構造に作り上下を密閉し上部
にキャップ１を取り付け円筒形の水筒にしたもので鉢の
内円の中央に編み紐１１を出すための小さな穴を開け、
水筒の内部から編み紐１１を内鉢の中にたらす。内鉢の
底には通気の為の穴を開け、底に小石を入れ、その上に
土をかぶせながら植木や花を植える。この根っこの部分
と編み紐１１が触れ合い植木や花の根が欲しがる水の量
を編み紐１１の毛管現象によって水筒の中の水を引き出
すので水のやり過ぎによる根腐れがなくなり、また見た
目の悪い受け皿も必要ない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ 本考案は、室内用の植木鉢に関して、従来のように毎日、植木や花の様子を調べ て水を差したり肥料をやったりする必要がなく、何日か家を留守にする事も可能 になった。また水をやり過ぎて根腐れを引き起こしたり、受け皿も必要であった 。鉢自体に水筒機能を持った室内用に適した植木鉢に関する。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来の植木鉢には植木鉢の底には受け皿を必要とし、毎日、植木の様子を観察し 水を補給していた。水が足りなかったり、多すぎて根腐りを起すこともあった。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ 従来の植木鉢は形や材質は違っても使い方は皆、同じであった。外に出して使っ ていても毎日、水差しに気をかけていた。室内で植木や花を飼うときは手入れが 難しく枯らすこともよくあった。誰でもが簡単に植木や花を楽しむために考案し た手入れが簡単な植木鉢である。

【０００４】 ［課題を解決する為の手段］ 本考案は植木鉢を二重構造に作り上下を密閉し上部にキャップを取り付け円筒形 の水筒にしたもので鉢の内円の中央に編み紐を出すための小さな穴を開け、水筒 の内部から編み紐を内鉢の中にたらす、当然、内鉢の底には通気の為の穴が開け られている。底に小石を入れ、その上に土をかぶせながら植木や花を植える訳だ が、この根っこの部分と編み紐が触れ合い植木や花の根が欲しがる水の量を編み 紐の毛管現象によって水筒の中の水を引き出すので水のやり過ぎによる根腐れが なくなり、また見た目の悪い受け皿も必要ない。

【０００５】 ［考案実施の形態］ 本考案のテーブルカルチヤボウルは大きさの違う二つの円筒を重ね合わせ円周の 大きい方を上にして重ね合わせ、その隙間を蓋をするようにして塞ぐ、この蓋の 対称的に二箇所に水差し用の穴を開けキャップを設ける。円周の小さい方が底に なるが二つの円筒の底部分に蓋をして円筒形の水筒を作る。内円の底は少し底上 げして作り、底蓋には通気口を５か所設ける。また内円筒の中央部には対象的に 編み紐が出せるだけの穴を開け、水筒の中から編み紐を内円筒である鉢の内部に 垂らす。植木や花を植えた場合には根が編み紐に触れ編み紐の毛管現象により水 筒内の水を根が吸い取る結果となる。

【０００６】 ［実施例］ 以下に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図１はテーブルカルチヤ ボウルの縦切断面図と上部平面図である。

【０００７】 ［考案の効果］ 本考案によって得られる効果を説明すれば下記の通りである。すなわち水筒内に は水以外に肥料を溶かし込んで使うことができるし、外周の円筒に縦長に作られ た除き窓により水筒の中の水の量を知ることができる。植物が必要な水の量を勝 手に採取するので手間が掛からず、人の手によって水差しの量を間違えて枯らし たり、根腐りを起す心配がない。また受け皿が必要なくなるために、そのままど こにでも置けるし、飾り台の上に置いて観賞することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１はテーブルカルチヤボウルの構造、並びに
原理を示す縦切断面図と上部平面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】テーブルカルチヤボウルは植木鉢の内鉢と
   外鉢とが重なる形で組み合わされ上部と底部は密閉され
   密閉された上部にはキャップが２か所に設けられてい
   る。内鉢の中央部には小さな穴が対称的に開けられてお
   り、密閉部の中から編み紐が飛び出している。内鉢と外
   鉢は上部と底部を密閉して円筒形の水筒になっていて外
   鉢の縦筋状に除き窓が作られていて中の水の量が確認で
   きる。内鉢の底は外鉢の底より上がっており、内鉢の底
   には均等に５個の小さな穴が通気をよくする為に開いて
   いる。材料には主にプラスチックが主体である。以上の
   構成からなるテーブルカルチヤボウル。