JP3168030U - 飲料用加工花 - Google Patents

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Abstract

【課題】素材となる花に、当該花素材由来の香り、または別の香りを保持させると共に、飲料の呈味をも改善し得る飲料用加工花を提供する。【解決手段】コーヒーまたは茶系飲料あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、容器内の飲料の上面に浮かべて楽しむ食用または薬用の花であって、当該花素材1の表面に薄い層状をなすように食品香料および呈味改良剤を含有した糖衣2を被着形成した。【選択図】図1

Description

本考案は、コーヒーまたは紅茶などの茶系飲料、あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、カップまたはグラスなどの容器内に入れた飲料の上面に浮かべて楽しむための加工花に関するものである。
桜湯にみられるように、塩漬けにした桜の花を湯に浮かべて花が開いたところを飲むことが知られている。また、下記の特許文献1に、開花直前のリンゴの花を摘み取って水洗いする摘花水洗工程と、リンゴの花をミョウバンの水溶液中に浸漬する褐変防止工程と、リンゴの花を食酢液中に浸漬し、重石をのせて漬ける酢漬け工程と、リンゴの花を食塩水で洗ったのち水切りし、その後塩をふりかけながらリンゴの花を一輪ずつに分離する個別化工程と、リンゴの花を冷暗所にて自然乾燥する乾燥工程と、リンゴの花を篩いにかけ塩を落とす塩切り工程と、を経てリンゴの花茶を製造し得ることが示されている。
特開平10−84921号公報
上記したように、花を塩漬け、あるいは酢漬けにして湯茶として楽しむことは既に知られている。
しかしながら、塩漬け花の場合は、塩分が湯茶中に滲出して好ましからざる呈味を感ずる場合もないとは云えない。また、酢漬けの場合も独特の酸味が勝って花としての香りが減殺されるという問題点がある。
そこで、本考案は素材となる花に、当該花素材由来の香り、または別の香りを保持させると共に、飲料の呈味をも改善し得る飲料用加工花を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、コーヒーまたは茶系飲料あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、容器内の飲料の上面に浮かべる食用または薬用の花であって、当該花素材はその表面に薄い層状をなすように食品香料を含有した糖衣を被着してあることを特徴とする飲料用加工花である。
また、請求項2に係る考案は、コーヒーまたは茶系飲料あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、容器内の飲料の上面に浮かべる食用または薬用の花であって、当該花素材はその表面に薄い層状をなすように食品香料および呈味改良剤を含有した糖衣を被着してあることを特徴とする飲料用加工花である。
本考案によれば、カップまたはグラスなどの適宜容器内に入れた飲料の上面に浮かべる花素材の表面に薄い層状をなすように糖衣を被着してあり、しかも請求項1によった場合は、食品香料が糖衣中に含まれているので、花素材の香りを補強することができると共に、当該食品香料が飲料中に移行して飲料の呈味を改善することができる。
また、花素材の表面に被着してある糖衣は、時間の経過に伴い次第に飲料中に溶けるので、コーヒーや紅茶などの飲用の際には特に好ましい効果を発揮することができる。
さらに、請求項2のように、糖衣中に食品香料と併せてアミノ酸などの呈味改良剤を含有させた場合には、香りと共に飲料の呈味を一層向上させることができるものである。
本考案に係る飲料用加工花の一実施例を示す拡大断面図である。 本考案に係る飲料用加工花を容器内の飲料の上面に浮かべた状態を示す断面図である。 花素材の一例を示す斜視図である。
以下、本考案の具体的構成を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
図中1は食用または薬用の花素材を示す。食用花(エディブル・フラワー)または薬用花としては、デンドロビウムの仲間のデンファレ、ヨーロッパ南部が原産のクローブピンク、英名でダンシング・レディーオーキットと称されるオンシジウム、パンジー、プリムラ、ローズ、食用菊などが好適に用いられる。また、可食性を有するコーヒーの花や、ツバキの花も適用可能である。
図中2は、当該花素材1の表面に薄い層状をなすように被着させた糖衣であり、花素材1の表面に糖衣2を被着させる方法としては、濃縮した果糖などを主成分とした液糖中に花素材1を浸漬した後、取り出して乾燥させる方法や、流動性を付加した液糖をスプレーノズルから花素材1の表面に向けて噴霧して均一に付着させ、その後乾燥させるなどの方法をとることができる。
本考案においては、前記液糖中に、たとえばチョコレートの芳香を有する食品香料を添加して、当該食品香料を含有した糖衣2を花素材1の表面に形成するようにしたものである。
なお、食品香料としては、花素材1と同系の芳香を放つものを用いて、当該花素材1の香りを補強させるようにしてもよいし、あるいは花素材1とは直接関係のない他のジャンルの芳香を有する食品香料を添加してもよいのは勿論である。
また、前記食品香料に加えて、アミノ酸などからなる呈味改良剤を液糖中に添加しておいて、花素材1の表面に、薄い層状をなすように食品香料および呈味改良剤を含有した糖衣2を被着させるようにすることもでき、この場合、香りと共に飲料の呈味をより一層向上させることができるものである。
図2は本考案に係る花素材1を、マグカップなどの容器3内に入れた適宜飲料4の上面に浮かべた状態を示すもので、花素材1としては、図3に示すように萼を含んだ花全体として使用することもできるし、萼からはずした花びら単体として使用することも充分可能である。
本考案に係る、その表面に糖衣2を被着した飲料用加工花を、容器3内に入れた、たとえばホットコーヒー飲料4の上面に浮かべると、糖衣2はホットコーヒー飲料4の熱によって溶け出すと共に、糖衣2に含まれている食品香料も滲出してきて周囲に当該食品香料由来の芳香を放つことができる。
また、食品香料に加えて呈味改良剤を含有した糖衣2を形成してある花素材1の場合は、呈味改良剤も次第に飲料4中に溶け出し、飲料の呈味を向上させることができるものである。
1:花素材
2:糖衣
3:容器
4:飲料

Claims (2)

  1. コーヒーまたは茶系飲料あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、容器内の飲料の上面に浮かべる食用または薬用の花であって、当該花素材はその表面に薄い層状をなすように食品香料を含有した糖衣を被着してあることを特徴とする飲料用加工花。
  2. コーヒーまたは茶系飲料あるいはアルコール系飲料の飲用の際に、容器内の飲料の上面に浮かべる食用または薬用の花であって、当該花素材はその表面に薄い層状をなすように食品香料および呈味改良剤を含有した糖衣を被着してあることを特徴とする飲料用加工花。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6337991B1 (ja) * 2017-06-19 2018-06-06 株式会社豊幸園 アルコール飲料添加用の花の製造方法、アルコール飲料の製造方法、及び容器入りアルコール飲料

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