JP3167974U - 単管フープ足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、補修工事のための仮設足場の施工方法が単純であり、かつ仮設足場の組立ての施工日数が少なく、かつ足場組立作業員の安全性が高い仮設足場である単管フープ足場を提供する。【解決手段】本考案の単管フープ足場1は、橋梁又は高架道路のコンクリート製地覆部2及び高欄3を囲むように支柱単管パイプ6、屋根単管パイプ15、側柱単管パイプ25、足場単管パイプ9を組み立てた略正方形の単管フープ足場枠4を形成し、該略正方形の単管フープ足場枠4を橋梁又は高架道路に沿って等間隔に多数配置固定し、各単管フープ足場枠4同士を橋梁又は高架道路方向に沿って長尺単管パイプ5により相互連結することにより形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、橋梁や高架道路において、コンクリート製地覆部の補修と高欄の交換を行うための仮設足場としての単管フープ足場に関する。
従来、橋梁や高架道路の補修を行う場合には、片側交互交通として道路規制を行い、コンクリート製地覆部の補修と高欄の交換を行うための仮設足場を組み立て、この補修工事を行うようにしている。
この補修工事は、仮設足場の施工方法が複雑であり、かつ仮設足場の組立てに施工日数を要すると共に、足場組立作業員の安全性が低いものであった。
特開2000−303410号公報
本考案は、補修工事のための仮設足場の施工方法が単純であり、かつ仮設足場の組立ての施工日数が少なく、かつ足場組立作業員の安全性が高い仮設足場である単管フープ足場を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本考案の単管フープ足場は、支柱単管パイプの下端部に溶接された第一ベースプレートを橋梁又は高架道路の路面上にアンカーボルトにより立設固定し、屋根単管パイプを前記支柱単管パイプの上端部に水平に前記橋梁又は高架道路からはみ出すように延設固定し、側柱単管パイプを前記屋根単管パイプの他端部に垂直下方に延設固定し、足場単管パイプの一端部を前記側柱単管パイプの下端部に固定するとともに足場単管パイプの他端部に溶接された第二ベースプレートを橋梁又は高架道路の地覆部の側面下部にアンカーボルトにより水平固定し、橋梁又は高架道路のコンクリート製地覆部及び高欄を囲むように前記支柱単管パイプ、前記屋根単管パイプ、前記側柱単管パイプ、前記足場単管パイプを組み立てた略正方形の単管フープ足場枠を形成すると共に前記支柱単管パイプの上部に前記屋根単管パイプの中央部と連結する筋かいを接続クランプにより連結して単管フープ足場枠を補強し、前記略正方形の単管フープ足場枠を橋梁又は高架道路に沿って等間隔に多数配置固定し、各単管フープ足場枠同士を橋梁又は高架道路方向に沿って長尺単管パイプにより相互連結するものである。
また、前記支柱単管パイプ及び前記足場単管パイプには支柱補強板及び足場補強板が一体溶接されて補強されているものである。
このように、本考案の単管フープ足場は、補修工事のための仮設足場の施工方法が単純であり、かつ仮設足場の組立ての施工日数が少なく、かつ足場組立作業員の安全性が高いものである。
本考案の単管フープ足場の側面図である。 本考案の単管フープ足場のA部拡大側面図である。 本考案の単管フープ足場のA部拡大正面図である。 本考案の単管フープ足場のA部拡大平面図である。 本考案の単管フープ足場の一部拡大側面図である。 本考案の単管フープ足場のB部拡大側面図である。 本考案の単管フープ足場のB部拡大背面図である。 本考案の単管フープ足場の地覆バンドを取付けた状態の一部拡大側面図である。
以下、本考案の単管フープ足場の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
本考案の単管フープ足場1は、図1の側面図に示すように、橋梁又は高架道路のコンクリート製地覆部2及び高欄3を囲むように支柱単管パイプ6、屋根単管パイプ15、側柱単管パイプ25、足場単管パイプ9を組み立てた略正方形の単管フープ足場枠4を形成し、該略正方形の単管フープ足場枠4を橋梁又は高架道路に沿って等間隔に多数配置固定し、各単管フープ足場枠4同士を橋梁又は高架道路方向に沿って長尺単管パイプ5により相互連結することにより形成される。
前記単管フープ足場枠4は、前記地覆部2を囲う略正方形の角部において、前記支柱単管パイプ6に溶接された第一ベースプレート7を橋梁又は高架道路の路面上にアンカーボルト8により固定され、前記足場単管パイプ9に溶接された第二ベースプレート10を橋梁又は高架道路の地覆部2の側面下部にアンカーボルト8により固定される。
前記単管フープ足場枠4は、図2のA部拡大側面図に示すように、支柱単管パイプ6と、該支柱単管パイプ6に沿って該支柱単管パイプ6を補強するための支柱補強板11を一体溶接し、両者の下端を第一ベースプレート7に溶接固定し、さらに該第一ベースプレート7を橋梁又は高架道路の路面上にアンカーボルト8により固定する。
なお、アンカーボルト8は、全面にネジを形成し、後端にナットを螺合し先端を約45度の角度で切断して、橋梁又は高架道路の路面上のアスファルト舗装12からコンクリート床版13に到達する長さのものが用いられる。
図3の道路側から見た正面図に示すように、前記支柱補強板11は、支柱単管パイプ6の中央に位置し、かつ支柱単管パイプ6に沿って設けられており、支柱単管パイプ6の下端に溶接された第一ベースプレート7は支柱単管パイプ6の幅よりアンカーボルト8の分だけ幅が広く形成されている。
また、図4の上方から見た平面図に示すように、第一ベースプレート7は長方形をなし、四隅にアンカーボルト8を挿入するアンカーボルト穴14が形成されると共に、支柱補強板11で補強された支柱単管パイプ6は第一ベースプレート7の中心より道路側と反対側に偏って、すなわち支柱補強板11が道路側に面して第一ベースプレート7に溶接固定される。
さらに、前記単管フープ足場枠4の角部の強度が足りない場合には、図5の一部拡大側面図に示すように、支柱単管パイプ6の上部に、屋根単管パイプ15の中央部と連結する筋かい16を接続クランプ17により連結して単管フープ足場枠4を補強し、接続クランプ17の位置する部分の支柱補強板11には切欠き部18を設けて接続クランプ17が係合固定できるようにする。
次に、前記単管フープ足場枠4は、図6のB部拡大側面図に示すように、足場単管パイプ9と、該足場単管パイプ9の下面に沿って該足場単管パイプ9を補強するための根太補強板19を溶接固定し、両者の左端を第二ベースプレート10に溶接固定し、さらに該第二ベースプレート10を橋梁又は高架道路の地覆部2の側面下部にアンカーボルト8により固定する。
なお、アンカーボルト8は、全面にネジを形成し、後端にナットを螺合し先端を約45度の角度で切断して、橋梁又は高架道路の地覆部2の側面下部のコンクリート床版13に固定する所定長さのものが用いられる。
図7の道路と反対側から見た背面図に示すように、前記根太補強板19は、足場単管パイプ9の下面中央に位置し、かつ第二ベースプレート10の下端部までの幅を有し、足場単管パイプ9の左端に溶接された第二ベースプレート10は、足場単管パイプ9が溶接された個所から上辺に向かって長方形のベースプレート補強板20を溶接固定して、該ベースプレート補強板20を挟んで第二ベースプレート10両側にアンカーボルト8が挿入されるアンカーボルト穴14が4個形成される。
そして、図1に示すように、前記支柱単管パイプ6の下端部に溶接された第一ベースプレート7を橋梁又は高架道路の路面上にアンカーボルト8により立設固定し、前記屋根単管パイプ15を前記支柱単管パイプ6の上端部に水平に前記橋梁又は高架道路からはみ出すように延設固定し、側柱単管パイプ25を前記屋根単管パイプ15の他端部に垂直下方に延設固定し、足場単管パイプ9の一端部を前記側柱単管パイプ25の下端部に固定するとともに足場単管パイプ9の他端部に溶接された第二ベースプレート10を橋梁又は高架道路の地覆部2の側面下部にアンカーボルト8により水平固定する。
仮設足場枠の仮設工事の初期においては、図8の一部拡大側面図に示すように、断面L字型アルミ枠をコンクリート製地覆部2の断面形状に一致するようにコ字形に溶接して地覆バンド21を形成し、該地覆バンド21を道路側のボルトナット22の締付けにより地覆部2に締付け固定し、一方、反対側に設けた鎖23に第二ベースプレート10のベースプレート補強板20の穴に前記鎖23を嵌合させて足場単管パイプ9を仮支持するようになっている。
したがって、第二ベースプレート10を地覆部2の側面下部にアンカーボルト8により固定した後は、上記地覆バンド21はコンクリート製地覆部2から撤去される。
このようにして、橋梁又は高架道路に沿って等間隔に仮設された略正方形の単管フープ足場枠4には、図8に示すように、前後の足場単管パイプ9間に足場板24が渡されると共に、側柱単管パイプ25間に手摺26が渡され接続クランプ17で固定され、さらに側柱単管パイプ25及び足場単管パイプ9の外面全体を安全ネット27で覆う。
さらに、図1に示すように、屋根単管パイプ15間には、建築用防炎シート28を掛け渡し、該防炎シート28の両端を長尺単管パイプ5に止め紐29で固定する。
次に、本考案の単管フープ足場の操作動作について述べると、
まず、道路の地覆部2内側より1mの所に仮設の防護柵(例えば、H型鋼の平板部にガードレールを固定したもの。)を地覆部2の高欄3と平行に設置し、地覆部2の上面に単管フープ足場枠4の取付位置をマーキングする。
第一ベースプレート7のアンカーボルト穴14と同じ穴を形成した定規により、そのマーク位置で橋梁又は高架道路の路面上にアンカー打ち込み位置をマーキングし、そのマーク位置にハンマードリルによりアスファルト舗装12の厚さ50〜80mm、コンクリート床版13部分100mm以上のアンカーボルト打ち込み削孔を明ける。
そして、該削孔にアンカーボルト用急硬定着材、例えば電気化学工業(株)のデンカクイックカプセルを水に浸して挿入し、先端を45゜に切断したアンカーボルト8をハンマードリルで打ち込み、固定させるために約1日養生する。
なお、先端を45゜に切断したアンカーボルト8を使用するのは、急硬定着材の撹拌を円滑にするためである。
養生後、前記アンカーボルト8に第一ベースプレート7のアンカーボルト穴14を嵌合してナットで締付け固定すると共に、地覆部2に地覆バンド21を被覆固定し、地覆バンド21の鎖23を介して第二ベースプレート10を支持し、単管フープ足場枠4を一応略正方形に形成する。
さらに必要ならば、支柱単管パイプ6及び屋根単管パイプ15に筋かい16を渡して単管フープ足場枠4の角部の強度を高める。
このようにして、単管フープ足場枠4を橋梁又は高架道路に沿って等間隔に固定し、各単管フープ足場枠4間に足場板24及び手摺26を取り付ける。
次に、足場板24上の安全な場所で、第二ベースプレート10のアンカーボルト穴14からコンクリート床版13にハンマードリルでアンカーボルト8削孔を明ける。
そして、該削孔に樹脂系接着剤、例えば樹脂カプセルアンカ旭化成ケミカルセッターを挿入し、先端を45゜に切断したアンカーボルト8をハンマードリルで打ち込み、第二ベースプレート10から突き出ているアンカーボルト8をナットで締付け第二ベースプレート10を地覆部2の側面下部に固定する。
その後、樹脂系接着剤が硬化したら、地覆バンド21を取り外し、安全ネット27及び防炎シート28を取り付けて単管フープ足場1の仮設作業が完了する。
1 単管フープ足場
2 地覆部
3 高欄
4 単管フープ足場枠
5 長尺単管パイプ
6 支柱単管パイプ
7 第一ベースプレート
8 アンカーボルト
9 足場単管パイプ
10 第二ベースプレート
11 支柱補強板
12 アスファルト舗装
13 コンクリート床版
14 アンカーボルト穴
15 屋根単管パイプ
16 筋かい
17 接続クランプ
18 切欠き部
19 根太補強板
20 ベースプレート補強板
21 地覆バンド
22 ボルトナット
23 鎖
24 足場板
25 側柱単管パイプ
26 手摺
27 安全ネット
28 防炎シート
29 止め紐

Claims (2)

  1. 支柱単管パイプの下端部に溶接された第一ベースプレートを橋梁又は高架道路の路面上にアンカーボルトにより立設固定し、屋根単管パイプを前記支柱単管パイプの上端部に水平に前記橋梁又は高架道路からはみ出すように延設固定し、側柱単管パイプを前記屋根単管パイプの他端部に垂直下方に延設固定し、足場単管パイプの一端部を前記側柱単管パイプの下端部に固定するとともに足場単管パイプの他端部に溶接された第二ベースプレートを橋梁又は高架道路の地覆部の側面下部にアンカーボルトにより水平固定し、橋梁又は高架道路のコンクリート製地覆部及び高欄を囲むように前記支柱単管パイプ、前記屋根単管パイプ、前記側柱単管パイプ、前記足場単管パイプを組み立てた略正方形の単管フープ足場枠を形成すると共に前記支柱単管パイプの上部に前記屋根単管パイプの中央部と連結する筋かいを接続クランプにより連結して単管フープ足場枠を補強し、前記略正方形の単管フープ足場枠を橋梁又は高架道路に沿って等間隔に多数配置固定し、各単管フープ足場枠同士を橋梁又は高架道路方向に沿って長尺単管パイプにより相互連結することを特徴とする単管フープ足場。
  2. 前記支柱単管パイプ及び前記足場単管パイプには支柱補強板及び足場補強板が一体溶接されて補強されていることを特徴とする請求項1記載の単管フープ足場。
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