JP3167967U - 足場用幅木の取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転角度を自由に調整でき、組み立てられる支柱部材に挿通させるだけで効率的に組み立てられ、抜け落ち等の危険もない足場用幅木の取付金具を提供する。【解決手段】板状の幅木Hを差し込む断面コ字状の差込溝部が各々設けられた第1の取付部A1と第2の取付部A2と、第1の取付部A1と第2の取付部A2に設けられ支柱部材P1を挿通させる筒状の連結部A1a,A2aであるか、又は、第1の取付部A1と第2の取付部A2とは別体であって支柱部材P1を挿通させる筒状の連結構成部材を備え、これら筒状の連結部A1a,A2a又は筒状の連結構成部材を中心として、第1の取付部A1と第2の取付部A2とのなす角度が調整可能に構成されている。【選択図】図5

Description

本考案は、建設現場や工事現場などにおいて、支柱部材(パイプなど)により組み立てられる足場の周囲に沿うように幅木が配置される足場用幅木の取付金具に関する。
建設現場や工事現場などにおいて、作業員が作業するための足場が組み立てられる。現在の足場は、支柱部材(パイプなど)により組み立てられるようになっており、支柱部材を縦横や斜めに金具を介して連結して作業現場の外周などに作業員が作業したり、作業用の道具などを置いたりするために使用される。そして、この足場には、作業者の滑り止めや工具の落下を防止するために幅木が取り付けられる傾向にある。幅木とは、床板の側面側に取り付ける部材(床からの高さが10cm〜16cm程度の帯状の板)である。
足場用幅木の取付金具としては、いくつかのものが特許文献として開示されているが、足場を組む場合において、足場を直線的に組み立てる場合と所定の角度を設けて組む場合があることから、これら両方に対応できるようにする足場用幅木の取付金具が必要である。これに関連して、特許文献1と特許文献2とが開示されている。
特許文献1は、図9に示すように、支柱(26)に通される上下一対のリング(3)の各々に、巾木(1)の上縁または下縁に掛合する鈎(5)を対向する格好で固定した工事用巾木の取付金具である。また、一本の支柱に通した上下2対の金具で、互いに直角に交わる2枚の巾木を支持するために、最上段および最下段の金具(2、2)は鈎(5)を短く、残り2つの金具(2a、2a)の鈎(5a)は長く形成した請求項1に記載の工事用巾木の取付金具である。
特許文献2は、図10に示すように、足場の少なくとも周縁開放部に沿って幅木(5)を取り付けるための幅木取付金具(20)において、該幅木取付金具は、金具本体と、前記金具本体の背面側に設けられ、足場を構成する柱部材(2)の周面に着脱自在に取付けられる弾性変形可能な帯状挟持部材(22)と、前記金具本体の両側に配置され、それぞれ外側及び上側に向けて開放した幅木差込溝を有する幅木差込部材(23)とからなり、幅木差込部材(23)は水平面内で回動自在なように金具本体に軸着されてなることを特徴とする足場用の幅木取付金具である。
特開平10−37450号公報 特許第3777190号公報
しかしながら、上記特許文献1の取付金具では、支柱(支柱部材)に通される上下一対のリング(3)の各々に巾木(1)の上縁または下縁に掛合する鈎(5)を対向する格好で固定することから、取付作業が効率的とは言えないばかりか、一方の幅木と他方の幅木とを同じ高さで連結できないおそれがある。一本の支柱に通した上下2対の金具で、互いに直角に交わる2枚の巾木を支持するためには、4つの金具を使用して、最上段および最下段の金具(2、2)は鈎(5)を短く、残り2つの金具(2a、2a)の鈎(5a)は長く形成したものを使用するが、その向きを揃えなければ、幅木を差し込むことができないものである。また、足場を直線的に組む場合でも、一つの支柱(支柱部材)に対して上下一対のリング(3)を取り付けるため、高さを揃えることができない問題も有する。さらに、上記特許文献1では、支柱(支柱部材)の外側に幅木が配されるようになるので、床板と幅木との隙間が生じて、この隙間から作業道具が落下するおそれを有する。
他方、上記特許文献2の取付金具では、金具本体の背面側に弾性変形可能な帯状狭持部材が突出するように設けられているために、足場をできるだけ建築物に近づけることができなくなる問題や、取付金具同士の角度が90度(コーナー部での使用)から180度(直線的な組み立て)の範囲でしか使用できないもので、それ以上の角度では使用できない問題を有する。また、弾性変形可能な帯状狭持部材は、組み立てられる支柱部材に対して着脱できる利点を有するが、容易に変形して支柱部材が外れる恐れを有する。このために、締め付け部材を有するが、これでは、支柱部材に帯状狭持部材を取り付けてから締め付ける作業が必要になり、組み立て作業を簡易迅速に行なうことに支障が生じる。
また、労働安全衛生規則(足場等関係)が改正され(平成21年6月1日から施行)、改正前には、高さ75センチメートル以上の手すり等を設けなければならないとされ、わく組足場の交さ筋かいは手すり等としてみなされていたが、上記改正により、足場の種類に応じて、次の設備を設けることが義務付けられた。すなわち、わく組足場の場合は、「交さ筋かい」に加え、「高さ15センチメートル以上40センチメートル以下の位置への下さん」か、又は、「高さ15センチメートル以上の幅木の設置」(下さん等)が要求されるようになった。しかし他方、工事現場では、上記要求を満たしつつも、足場を早急に組み立てる必要があるが、上記従来公報のものでは、素早く組み立てることには問題があると言わざるを得なかった。
そこで本考案の目的は、取付金具同士の回転角度を自由に調整でき、組み立てられる支柱部材に挿通させるだけで効率的に組み立てられ、幅木の抜け落ち等の危険もない足場用幅木の取付金具を提供することにある。
本考案の足場用幅木の取付金具は、支柱部材により組み立てられる足場に沿うように幅木が配置され、この足場用幅木を足場に取り付けるための足場用幅木の取付金具において、板状の幅木を差し込む断面コ字状の差込溝部が各々設けられた第1の取付部と第2の取付部と、第1の取付部と第2の取付部に設けられ前記支柱部材を挿通させる筒状の連結部であるか、又は、第1の取付部と第2の取付部とは別体であって前記支柱部材を挿通させる筒状の連結部材を備え、これら筒状の連結部又は筒状の連結構成部材を中心として、第1の取付部と第2の取付部とのなす角度が調整自在としたことを特徴とする。
本考案によれば、前記支柱部材を挿通させる筒状の連結部又は筒状の連結構成部材を介して連結され、必ず左右一対で使用されるので、一の幅木と他の幅木を同時に差し込む状態にでき、片方の取付部を誤って落下させるようなことはない。そして、筒状の連結部又は筒状の連結構成部材を中心とし第1の取付部と第2の取付部とのなす角度が調整自在としたことから、第1の取付部と第2の取付部を直角の角度(90度)に回転させたり、180度の第1の取付部と第2の取付部を直線状に配したり、さらには340度近くまで回転させることもできる。
なお、幅木はコ字状の差込溝部に差し込むことができるので、容易に取り付けられ、容易に取り外すことができる。
本考案としては、前記筒状の連結部は、第1の取付部に配され前記支柱部材を挿通させる第1の連結部と、第2の取付部に配され第1の連結部を挿通する第2の連結部から構成され、これにより第1の取付部と第2の取付部とを連結することが好ましい。
本考案によれば、第1の取付部と第2の取付部のみで連結して組み立てられ、回転可能に使用できる。
本考案としては、前記筒状の連結構成部材は、第1の取付部の第1の連結部と第2の取付部の第2の連結部とが各々異なる位置で回転可能に連結されることが好ましい。
本考案によれば、上記連結部同士が互いに擦れ合うようなことを防止できる。
また、第1の取付部の第1の連結部と第2の取付部の第2の連結部と回転可能に連結されていることから、足場の支柱部材と直接接触しないことになり、例えば支柱部材にさびや泥などが付着していても、これらの影響を受けずに回転角度を調整できる。
本考案としては、前記連結部は、断面コ字状の差込溝部の中心に位置するように設けられて、組み立てられる支柱部材と支柱部材の中心に位置するように幅木が配されることが好ましい。
本考案によれば、取り付けられる幅木の位置が床板から遠くなることがなくなるとともに、足場を建築物等に近づけることができるようになる。第1の取付部と第2の取付部を90度のコーナー部に沿うように角度変更可能するとともに、足場の床板上を歩くときにも、足場用幅木の取付金具が支障になることがなく、連結部が突出するような足場用幅木の取付金具にはならない。
本考案としては、第1の取付部と第2の取付部の連結部には、その一方に幅狭部が形成され、その他方に前記幅狭部を通過させるスリットが形成されていることが好ましい。
本考案によれば、幅狭部にスリットを通過させると、連結し易くなる。また、幅狭部にスリットを通過させた後、前記第1の取付部と第2の取付部を連結部を介して所定角度回転させると、第1の取付部と第2の取付部の一方が幅狭部に当接して、ロック状態になると共に、第1の取付部と第2の取付部の互いの高さ位置を調整することができる。
なお、前記第1の取付部と第2の取付部の連結部、又は、前記前記筒状の連結構成部材に台座ベースを備え、抜け落ちないようにすることも可能である。
本考案によれば、前記支柱部材を挿通させる筒状の連結部又は筒状の連結構成部材を介して連結され、第1の取付部と第2の取付部は略340度の角度調整が可能である。また、前記連結部又は筒状の連結構成部材は、断面コ字状の差込溝部の中心に位置するように設けられて、組み立てられる支柱部材と支柱部材の中心に位置するように幅木が配されることにより、床板との距離や建物等の工事現場との距離を適切な距離を保って組み立てられる。すなわち、建築物等に近づけることができ、足場の床板との距離が離れすぎるようなことがなく、床板を歩くときにも、足場用幅木の取付金具が支障になることがない。
本考案の第1の実施の形態の足場用幅木の取付金具の例を示す分解斜視図である。 上記実施の形態の足場用幅木の取付金具の組み合わせ状態の斜視図である。 上記足場用幅木の取付金具の角度調整の例を示す平面図である。 上記足場用幅木の取付金具の角度調整の例を示す平面図である。 上記実施の形態の足場を組み立てた状態の斜視図である。 上記実施の形態の足場を組み立てた状態の斜視図である。 本考案の第2の実施の形態の足場用幅木の取付金具の例を示す斜視図である。 本考案の第3の実施の形態の足場用幅木の取付金具の例を示す斜視図である。 従来の足場用幅木の取付金具を使用して足場を組み立てた状態を示す斜視図である。 従来の足場用幅木の取付金具を使用して足場を組み立てた状態を示す斜視図である。
以下、本考案を適用した足場用幅木の取付金具の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本考案を適用した足場用幅木の取付金具を示す分解斜視図であり、図2は組み立てた状態の斜視図であり、図3と図4は角度調整する場合の斜視図である。
本実施の形態の足場用幅木の取付金具1は、板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2を備え、これら一対の第1と第2の取付部A1,A2として使用される。第1の取付部A1と第2の取付部A2がほぼ20度ほぼ340度回転可能である。図5と図6のように、足場Pでは、90度のコーナ部と、180度回転させて使用する直線状に形成される。新しい労働安全衛生規則(足場等関係)に適合したものである。
足場Pは、支柱部材(パイプ)P1を使用して組み立てられ、縦方向に連結状態に置かれる縦支柱部材P1と横支柱部材(図示せず)により組みたてられ、横パイプP1と横支柱部材には床板UがU字状の引掛具を介して引っ掛けられる。これらの連結には連結ピンが縦パイプP1に入れられて、この連結ピンを介して連結される。なお、縦パイプP1と縦パイプP1の間には互いに斜めの補強部材(図示せず)が取り付けられている。
本実施の形態の足場用幅木の取付金具1は、第1の取付部A1と第2の取付部A2が互いの連結部A1a,A2aを介して連結された状態で使用される。すなわち、上記足場Pの4本の縦支柱部材P1の位置で使用され、図5に示す例では、第1の取付部A1と第2の取付部A2とを180度回転させた直線状にして使用される。図4に示す例では、第1の幅木Hは、床板Uの長手方向に沿って対向して配されると共に、第2の幅木は、床板Uの短手方向に沿って対向して配される。したがって、床板Uの四周は、幅木Hにより囲まれるようなる(図5、図6)。
第1の取付部A1と第2の取付部A2は、断面コ字状の差込溝部4が各々設けられた所定の厚みを有する板状である。断面がコ字状の差込溝部4が上方側から一端側面側に開口して設けられ、一端部側と上方側との間にはアールが形成されている。したがって、帯状の幅木Hを上方から差し込むだけで固定できるようになっている。本実施の形態では、幅木Hの取付にネジやナットを使用しないが、ネジ等で取り付けることも可能である。また、図2に示すように、幅木Hの飛び出しを防止するためのストッパを挿入する貫通穴Kを設けても良い。
上記連結部A1a,A2aは、縦パイプP1を挿通させる第2の連結部A2aと、第2の取付部A2を挿通させる第1の連結部A1aから構成され、これにより第1の取付部A1と第2の取付部A2とを連結すると、第1の取付部A1と第2の取付部A2が互いに回転可能になる。上記第1の取付部A1の第1の連結部A1aは、第1の取付部A1とは別に製作しておき、第2の取付部A2と連結させた後に溶接により第1の取付部A1と連結させても良い。前記第1の取付部1Aと第2の取付部2から縦パイプP1を外すと、前記板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2に分解されるものでも良い。このように分解可能にすると、板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2とは、重ねるように収納管理することができる。
また、板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2の底部の位置F1と各連結部A1a,A2aの底部の位置F2とは同じ位置になっており、これにより幅木H1を低い姿勢ではめ込むことができ、床板Uとの間に隙間が生じないようにされている。
第2の取付部A2の第2の連結部A2aには、幅狭部2が形成されている。細狭部2は、断面コ字状の第1の取付部A1の中央に設けられている。この幅狭部2は、第2の連結部A2aと第2の取付部A2との調節による連結によるものでも良い。他方、第1の取付部A1の連結部A2aにはスリットSが形成されている。上記スリットSは、第1の取付部A1の連結部A1aの2箇所において同じ位置に形成されている。なお、上記スリットSは、第1の取付部A1と第2の取付部A2とを90度の位置と180度の位置にならない位置に設けられ、組み立てて使用したときに外れないようにしている(図5、図6)。したがって、スリットSを幅狭部2に通過させることで、第1の取付部A1の連結部A1aと第2の取付部A2の連結部A2aとを連結し易いようにしている。また、上記スリットSを通過させた後、第1の取付部A1と第2の取付部A2を連結部A1a,A2aを介して所定角度回転させると、第1の取付部A1と第2の取付部A2の一方が幅狭部2に当接して、ロック状態になると共に、第1の取付部A1と第2の取付部A2の互いの高さ位置が決定する。
また、第1の取付部A1には、仕切り部材3が配されることで、細狭部2を有する第2の取付部A2と同じ奥行きまで幅木Hが差し込まれるようになっている。
なお、第1の連結部A2aと第2の連結部A2aに後述する抜け落ち防止の台座ベースBを設けたり(図7)、第2の連結部A2aの外周に第1の連結部A2aと係止する突起部を設けても良い。
次に、本実施の形態の足場用幅木の取付金具1を実際に使用する場合について説明する。
本実施の形態の足場用幅木の取付金具1は、前記縦支柱部材P1を挿通させる筒状の連結部を介して連結され、必ず対で使用されるもので、これにより、片側が脱落するようなはなくしている。そして、縦パイプP1を連結するたびに一つの構成部材の本実施の形態の足場用幅木の取付金具1を取り付ける。このように取り付けていくと、第1の取付部A1と第2の取付部A2に各々足場用幅木Hを取り付け可能な状態になる。
本実施の形態の足場用幅木の取付金具1は、足場Pの4本の縦パイプP1の位置で使用され、90度に第1の取付部A1と第2の取付部A2の角度θが変更可能であり、第1の取付部A1と第2の取付部A2とを180度回転させた直線状にして使用される。回転すると略340度にも角度θが回転可能である。前記連結部A1a,A2aは、断面コ字状の差込溝部4の中心に位置するように設けられて(図4の符号Oが連結部の中心であり、該中心Oを中心に設計されている。)、組み立てられ、上記中心Oに位置するように幅木Hが配される。したがって、足場Pを建築物の近くに組み立てることが出来ると共に、床板Uとの間にも隙間が生じ難くなる。
次に、本実施の形態の応用例を説明する。
図7に示す足場用幅木の取付金具11は、縦支柱部材P1に挿通させる筒状の連結構成部材Bを構成要件に加えている。すなわち、下方に台座ベースBaを有して、その上方部分に第1の取付部A11と第2の取付部A12の連結部A11a,A12aが高さ位置を異ならせて挿通されるようになっている。
したがって、この応用例によれば、前記実施の形態の連結部A1a,A2a同士のように擦れ合うようなことがない。また、上記台座ベースBaにより抜け落ちる事態も防止している。また、板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2の底部の位置F1と筒状の連結構成部材Bの台座ベースBaの底部の位置F3とはほぼ同じ位置になっており、これにより幅木Hを低い姿勢ではめ込むことができ、床板Uとの間に隙間が生じないようにされている。
図8に示す足場用幅木の取付金具21は、第1の取付部A21の第1の連結部A21aと第2の取付部A22の第2の連結部A22aが各々縦パイプP1に直接挿入されるものである。
なお、図7と図8に示すように、前記第1の取付部A1から第2の取付部A2を外し、第1の取付部A1を前記縦支柱部材P1から外すと、前記板状の第1の取付部A1と第2の取付部A2に分解される構造にすることも可能である。また、図7と図8の例でも、上記細狭部2やスリットSが形成されるものでも良い。
以上、本考案を適用した実施形態について説明したが、本考案がこの実施形態に限定されるものでないことは言うまでもない。例えば、第1の取付部A1と第2の取付部A2は逆であっても良く、又、第1の取付部A1と第2の取付部A2の幅木を入れやすくするためのアール形状等も本願実施例に限定されるものではない。また、第1の連結部A2a,A21a,A22aと第2の連結部A2a,A21a,A22aや連結構成部材Bの下部側に横支柱部材(横パイプ)と係止する形状に合わせたりしても良い。
1,11,21 足場用幅木の取付金具、
2 細狭部、
3 仕切り部材、
4 差込溝部、
A1,A11,A12 第1の取付部、
A2,A21,A22 第2の取付部、
A1a,A11a,A12a 第1の連結部、
A2a,A21a,A22a 第2の連結部、
B 連結構成部材、
H 幅木、
O 断面コ字状の差込溝部の中心(支柱部材の中心)、
P 足場、
P1 縦支柱部材(縦パイプ)、
S スリット、
U 床板、
θ 第1の取付部と第2の取付部とのなす角度

Claims (5)

  1. 支柱部材により組み立てられる足場に沿うように幅木が配置され、この足場用幅木を足場に取り付けるための足場用幅木の取付金具において、
    板状の幅木を差し込む断面コ字状の差込溝部が各々設けられた第1の取付部と第2の取付部と、第1の取付部と第2の取付部に設けられ前記支柱部材を挿通させる筒状の連結部であるか、又は、第1の取付部と第2の取付部とは別体であって前記支柱部材を挿通させる筒状の連結構成部材を備え、これら筒状の連結部又は筒状の連結構成部材を中心として、第1の取付部と第2の取付部とのなす角度が調整自在としたことを特徴とする足場用幅木の取付金具。
  2. 前記筒状の連結部は、第1の取付部に配され前記支柱部材を挿通させる第1の連結部と、第2の取付部に配され前記第1の取付部の第1の連結部を挿通させる第2の連結部から構成されていることを特徴とする請求項1記載の足場用幅木の取付金具。
  3. 前記筒状の連結構成部材は、第1の取付部の第1の連結部と第2の取付部の第2の連結部とが各々異なる位置で回転可能に連結されることを特徴とする請求項2記載の足場用幅木の取付金具。
  4. 前記筒状の連結部又は筒状の連結構成部材は、断面コ字状の差込溝部の中心に位置するように設けられて、組み立てられる支柱部材と支柱部材の中心に位置するように幅木が配されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の足場用幅木の取付金具。
  5. 前記第1の取付部と第2の取付部の連結部には、その一方に幅狭部が形成され、その他方に前記幅狭部を通過させるスリットが形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の足場用幅木の取付金具。
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