JP3167482B2 - 部品装着装置 - Google Patents
部品装着装置Info
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- JP3167482B2 JP3167482B2 JP02900193A JP2900193A JP3167482B2 JP 3167482 B2 JP3167482 B2 JP 3167482B2 JP 02900193 A JP02900193 A JP 02900193A JP 2900193 A JP2900193 A JP 2900193A JP 3167482 B2 JP3167482 B2 JP 3167482B2
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
に装着する装置に関する。
種の製造オ−ダ情報と各基板の部品実装情報とに基づ
き、いずれの部品チャネルにいずれの部品を収納するの
かという部品チャネル設定デ−タを作成し、段取り替え
数を最小にする手法が、特開平3−253909号公報
に紹介されている。
9号公報記載の発明は、部品を所定シ−ケンスに従って
順次送り出し、それを1個所でピックアップして装着す
る装置に適用される。本発明は、部品が順番に送り出さ
れるのでなく、必要な部品を保持した部品供給装置のと
ころへ装着ヘッドの方が移動して部品をピックアップす
るタイプの部品装着装置において、部品供給装置の配置
を最適化する手法を提供しようとするものである。
すべき基板等の近傍に部品配置ステージを設け、この部
品配置ステージに並べた複数個の部品供給装置から装着
ヘッドで部品をピックアップし、基板等に装着する部品
装着装置において、前記部品供給装置に、その保持する
部品の属性、そこから取り出される部品の数、その部品
の装着位置をパラメータとして優先順位をつけ、部品供
給装置から部品の装着位置までの部品の移動距離を決定
する部品の属性をパラメータとして最優先順位としてそ
の部品供給装置にとって最も好適する場所を部品配置ス
テージ上に選定し、次順位以降の部品供給装置には残さ
れた場所の中で最も好適する場所を選定して該部品供給
装置を配置することとした。
こから取り出される部品の数、その部品の装着位置をパ
ラメータとして優先順位をつけ、部品供給装置から部品
の装着位置までの部品の移動距離を決定する部品の属性
をパラメータとして最優先順位としてその部品供給装置
にとって最も好適する場所を部品配置ステージ上に選定
し、次順位以降の部品供給装置には残された場所の中で
最も好適する場所を選定して該部品供給装置を配置する
ので、部品供給装置の部品配置ステージへの落ち着き先
が部品供給装置から部品装着位置までの部品の移動距離
を決定する部品の属性を最優先して無理なく順序良く定
まる。
部品装着装置10は、電子回路基板に電子部品を装着す
る作業を行うものであって、ベ−ス11を有し、その上
面のテ−ブル部12に様々な構成要素を配置している。
すなわち13はテ−ブル部12の中央を通るコンベア、
14、15、16はコンベア13の片側に配置された第
1、第2、第3部品配置ステ−ジ、17、18、19は
コンベア13の反対側に配置された第4、第5、第6部
品配置ステ−ジである。コンベア13は、基板1の送り
込み及び送り出しと、作業位置における基板1の位置決
めの役割を担う。
15、16には、各々部品供給装置20が複数個づつ、
コンベア13の送り方向に横1列に並んだ状態で配置さ
れている。部品供給装置20は傾斜したスティック状マ
ガジンから部品を送り出すものであるが、この種供給装
置は文献例も多く(例:米国特許第4,731,923
号)、周知のものであるから詳細な説明は省略する。第
4、第5、第6部品配置ステ−ジ17、18、19も、
各々複数個づつの部品供給装置21を、コンベア13の
送り方向に横1列に並べて配置している。部品供給装置
20は、部品を一定ピッチで収納した部品テ−プをもっ
て部品供給を行うタイプのものであり、これまた文献例
も多く(例:米国特許第4,735,341号)、周知
であるから詳細な説明を省略する。
ンベア13と直角に延びる支持梁22、23を、テ−ブ
ル面から所定高さ持ち上げて設置する。支持梁22、2
3は互いに平行であり、それぞれの上面にレ−ル24が
固定されている。レ−ル24にはスライダ25を配設
し、支持梁22側のスライダと支持梁23側のスライダ
をペアにして、これらにビ−ム26の各端部を固定す
る。これによりビ−ム26は、ビ−ム自身の長さ方向と
直角の方向に移動可能となった。ビ−ム26の移動は、
1対の送りねじにより行う。送りねじの配置であるが、
支持梁22、23の両端に立ち上がり壁27、28、2
9、30を設け、立ち上がり壁27と28により送りね
じ31を、立ち上がり壁29と30により送りねじ32
を、それぞれ支持する。立ち上がり壁28と30の外面
には送りねじ31、32を回転させるパルスモ−タ3
3、34を固定する。送りねじ31、32はいずれもボ
−ルねじであり、ビ−ム26の両端下面に固定した図示
しないボ−ルナットに連結する。パルスモ−タ33、3
4を回転させればビ−ム26が移動する。その移動の方
向はビ−ムの長さ方向あるいはコンベア13の基板送り
方向と直角であり、この場合これをY方向とする。
付ける。スライダ35を移動させるのは送りねじ(ボ−
ルねじ)36である。送りねじ36はビ−ム26下面に
取り付けられたパルスモ−タ37によって回転を与えら
れる。送りねじ36が回転するとスライダ35はビ−ム
26の長さ方向に移動する。これがX方向となる。
る。装着ヘッド38は交換可能な吸着ノズル39を保持
し、内蔵したエアシリンダ(図示せず)によりこれに高
さ変位(Z方向変位)を与え、同じく内蔵したパルスモ
−タ(図示せず)によりZ方向まわりの角度変位(θ変
位)を与える。
テ−ジ17、18、19とコンベア13の間に配置され
たノズルストッカである。ノズルストッカ40は小型ノ
ズルのカテゴリ−に属する吸着ノズル(これを39aと
する)をストックし、ノズルストッカ41は大型ノズル
のカテゴリ−に属する吸着ノズル(これを39bとす
る)をストックする。
れた、固定の部品認識用カメラである。これは部品の位
置ずれ量を測定する視覚認識装置の一環を構成する。4
3はベ−ス11の内部に配置した制御部である。
る。まずコンベア13が一方の側から基板1を運び込
み、所定位置に位置決めする。この基板1の、部品を装
着されるべき個所には既に接着剤が塗布されている。こ
こでパルスモ−タ33、34のペアが動作し、ビ−ム2
6にY方向の動きを与える。パルスモ−タ37が動作す
れば、装着ヘッド38にはX方向の動きも与えられるこ
とになる。こうして装着ヘッド38にXY方向の動きを
与え、真空吸着ノズル39を所定の部品供給装置の上に
位置させる。装着ヘッド38は部品供給装置に向け真空
吸着ノズル39を降下させ、部品をピックアップし、そ
の後基板1の上に移動して部品を装着する。通常の部品
は、装着ヘッド38に装着したミラ−装置と部品認識用
カメラ(図示せず)によって撮像し、位置ずれ量を計測
し、その計測結果に基づきXY方向の移動量、またθ角
度に補正を加えた上で基板1に装着する。QFP等、装
着ヘッド38側のカメラの視野には収まりきらない大型
部品については、ピックアップ後、部品認識用カメラ4
2の上に装着ヘッド38を位置させ、部品の位置ずれ量
を計測する。その計測結果に基づきXY方向の移動量、
またθ角度に補正を加えた上で部品を基板1に装着す
る。
定する手法について説明する。基本的なフロ−は図3に
示す通りであって、以下のa〜dのステップを遂行する
ことになる。
属性、この部品の属性ではない部品 供給装置から取り出
される部品の数及び部品の装着位置をパラメ−タとして
優先順位をつける b.優先順位最上位の部品供給装置に、部品配置ステ−
ジの中でその部品供給装置にとって最も好適する場所を
割り当てる c.優先順位次位の部品供給装置に、残された場所の中
でその部品供給装置にとって最も好適する場所を割り当
てる d.cのステップを、全ての部品供給装置の配置場所が
決定するまで繰り返す
うに具体化される。
42で処理するという部品の属性に属した部品を保持し
たものを第1優先グループ、それ以外のものを第2優先
グループとする。
そこから取り出される部品の数をパラメ−タとして優先
順位をつける c.第1優先グル−プ中の優先順位最上位の部品供給装
置に、部品配置ステ−ジの中でその部品供給装置に最も
好適する場所を割り当てる d.第1優先グル−プ中の優先順位次位の部品供給装置
に、残された場所の中でその部品供給装置にとって最も
好適する場所を割り当てる e.dのステップを、第1優先グル−プの全ての部品供
給装置の配置場所が決定するまで繰り返す f.第2優先グル−プの部品供給装置に、そこから取り
出される部品の数と、その部品の装着位置をパラメ−タ
として優先順位をつける g.第2優先グル−プ中の優先順位最上位の部品供給装
置に、第1優先グル−プに割り当てた残りの場所の中で
その部品供給装置に最も好適する場所を割り当てる h.第2優先グル−プ中の優先順位次位の部品供給装置
に、残された場所の中でその部品供給装置にとって最も
好適する場所を割り当てる i.hのステップを、第2優先グル−プの全ての部品供
給装置の配置場所が決定するまで繰り返す
と手法は次の通りである。
品を保持した部品供給装置を第1優先グループとした理
由について。この部品は、部品供給装置から取り上げら
れた後、一旦部品認識用カメラ42の上に運ばれ、そこ
から基板上の目的地に移動する。すなわち迂回経路をた
どる。しかも認識を必要とする部品は一般的に大型であ
って、移動速度が制限されるので、この距離はなんとし
ても短くしなければならない。そのため、これらの部品
を保持した部品供給装置に第1優先を与え、部品認識用
カメラ42の近くに置く。また、取り出される部品の数
が多ければ、それだけ迂回によって消費する時間が増え
る訳であるから、取り出される部品数の多さをグループ
内の優先順位パラメータとする。すなわち取り出される
部品数の最も多い部品供給装置を部品認識用カメラ42
に最も近い位置に置く。第1優先グループに対しては、
その部品をどこに装着するかという点はパラメータから
外す。
位は次の通りである。
101→120) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0) 第4部品配置ステ−ジ17(配置場所:401→42
0) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0) 配置場所120は、第1部品配置ステ−ジ14における
第20番目の配置場所であることを示す。
品配置ステ−ジ14の配置場所101を割り当てる。つ
まりその部品供給装置には配置場所101が最も好適す
るものと定める。優先順位次位の部品供給装置には配置
場所102を、その部品供給装置に最も好適するものと
して割り当てる。以下、部品供給装置の優先順位と場所
の好適度順位を一致させつつ場所を割り当てて行き、第
1優先グル−プの配置場所を全て決定する。同じ考え
を、第2優先グル−プの配置場所決定ににも適用する。
後、残りの場所を第2優先グル−プに割り当てる。第2
優先グル−プのグル−プ内優先順位は次のように定め
る。まず、個々の部品供給装置から取り出される部品
の、基板1における装着位置を調べる。単一の部品供給
装置から複数の部品が取り出される場合には、装着位置
の分布の重心を求め、それを装着位置とする。図2にお
いて、基板1の図形中の×印が装着位置を示す。さて、
図2中の線Mは、第1、第2、第3部品配置ステ−ジ1
4、15、16の部品取り出し位置と、第4、第5、第
6部品配置ステ−ジ17、18、19の部品取り出し位
置の中線である。基板1の偏位のため、線Mは基板1を
小面積の領域1aと大面積の領域1bに分けている。
の部品の装着位置が領域1aにあるものは第2優先グル
ープA、領域1bにあるものは第2優先グループBと
し、Aの方により高い優先度を与える。これは次の配慮
による。すなわち、Aには第4、第5、第6部品配置ス
テージ17、18、19が配置場所として好適し、Bに
は第1、第2、第3部品配置ステージ14、15、16
が配置場所として好適する。ところでAとBとでは、領
域1aと領域1bの面積差から、Bの仲間に入る部品供
給装置の方が多いと思われる。もしBの方に高い優先度
を与えると、第1、第2、第3部品配置ステージ14、
15、16を埋め尽くした後、第4、第5、第6部品配
置ステージ17、18、19の中の、Aにとっての特等
席まで侵食しかねない。反対にAの方から決めていけ
ば、数の少ないAは第4、第5、第6部品配置ステージ
17、18、19を使いきらない内に配置を完了し、第
1、第2、第3部品配置ステージ14、15、16の中
の、Bにとっての特等席は手付かずで残る。少なくとも
その確率が高い。そこで、Aから先に決める。
それぞれにおいて、個々の部品供給装置の優先順位を決
めるには、次の式によって求めた評価値を用いる。
4、15、16における部品取り出し位置と、第4、第
5、第6部品配置ステ−ジ17、18、19における部
品取り出し位置とのY方向距離 Y:第1、第2、第3部品配置ステ−ジ14、15、1
6における部品取り出し位置から計測した、部品装着位
置のY方向距離 N:その部品供給装置から取り出す部品の数
れるものにおける(2Y−L)の意味は次の通り。これ
は、Y−(L−Y)を整理したものであって、第1、第
2、第3部品配置ステ−ジ14、15、16からの距離
と、第4、第5、第6部品配置ステ−ジ17、18、1
9からの距離の差を表す。値が大きい程第4、第5、第
6部品配置ステ−ジ17、18、19の方に近いことに
なる。同じ式を第2優先グル−プBに適用すると、Y<
L−Yであることから結果が負数になるので、(L−
Y)−Yで差を求め、上記式の(L−2Y)となった。
結論として上記式は、取り出し部品数が多く、その部品
が部品配置ステ−ジに近い場所に装着される部品供給装
置に高い優先度を与えることになる。
順位は次の通りである。
420→401) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0) 第1部品配置ステ−ジ14(配置場所:120→10
1) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0)
順位は次の通りである。
120→101) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0) 第4部品配置ステ−ジ17(配置場所:420→40
1) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0)
決定するのに、部品の属性、取り出される部品の数、そ
の部品の装着位置をパラメータとして優先順位をつけ、
部品供給装置から部品の装着位置までの部品の移動距離
を決定する部品の属性をパラメータとして最優先順位と
してその部品供給装置にとって最も好適する場所を部品
配置ステージ上に選定し、次順位以降の部品供給装置に
は残された場所の中で最も好適する場所を選定して該部
品供給装置を配置するので、部品供給装置の部品配置ス
テージへの落ち着き先を部品供給装置から部品装着位置
までの部品の移動距離を決定する部品の属性を最優先し
て無理なく順序良く定めることができる。
チャ−トである。
チャ−トにして、実施例の構成に即し具体化したもので
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 部品を装着すべき基板等の近傍に部品配
置ステージを設け、この部品配置ステージに並べた複数
個の部品供給装置から装着ヘッドで部品をピックアップ
し、基板等に装着する部品装着装置において、前記部品
供給装置に、その保持する部品の属性、そこから取り出
される部品の数、その部品の装着位置をパラメータとし
て優先順位をつけ、部品供給装置から部品の装着位置ま
での部品の移動距離を決定する部品の属性をパラメータ
として最優先順位としてその部品供給装置にとって最も
好適する場所を部品配置ステージ上に選定し、次順位以
降の部品供給装置には残された場所の中で最も好適する
場所を選定して該部品供給装置を配置することを特徴と
する部品装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02900193A JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02900193A JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244593A JPH06244593A (ja) | 1994-09-02 |
JP3167482B2 true JP3167482B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=12264167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02900193A Expired - Lifetime JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167482B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP02900193A patent/JP3167482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06244593A (ja) | 1994-09-02 |
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