JPH06244593A - 部品装着装置 - Google Patents
部品装着装置Info
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- JPH06244593A JPH06244593A JP5029001A JP2900193A JPH06244593A JP H06244593 A JPH06244593 A JP H06244593A JP 5029001 A JP5029001 A JP 5029001A JP 2900193 A JP2900193 A JP 2900193A JP H06244593 A JPH06244593 A JP H06244593A
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Abstract
並べるものにおいて、部品供給装置の配置を最適化す
る。 【構成】 部品供給装置20、21を複数個、部品配置
ステ−ジ14、15、16、17、18、19の上に並
べ、これらの部品供給装置から装着ヘッド38で部品を
ピックアップし、基板1等に装着する。各部品供給装置
に、その保持する部品の属性、そこから取り出される部
品の数、その部品の装着位置をパラメ−タとして優先順
位をつけ、優先順位最上位の部品供給装置にとって最も
好適する場所を部品配置ステ−ジ上に割り当て、次位の
部品供給装置には残された場所の中で最も好適する場所
を割り当て、以下同様手順を繰り返して部品供給装置の
配置を決定する。
Description
に装着する装置に関する。
種の製造オ−ダ情報と各基板の部品実装情報とに基づ
き、いずれの部品チャネルにいずれの部品を収納するの
かという部品チャネル設定デ−タを作成し、段取り替え
数を最小にする手法が、特開平3−253909号公報
に紹介されている。
9号公報記載の発明は、部品を所定シ−ケンスに従って
順次送り出し、それを1個所でピックアップして装着す
る装置に適用される。本発明は、部品が順番に送り出さ
れるのでなく、必要な部品を保持した部品供給装置のと
ころへ装着ヘッドの方が移動して部品をピックアップす
るタイプの部品装着装置において、部品供給装置の配置
を最適化する手法を提供しようとするものである。
した部品供給装置を複数個、部品供給ステ−ジの上に並
べ、これらの部品供給装置から装着ヘッドで部品をピッ
クアップし、基板等に装着するものにおいて、部品供給
装置に、その保持する部品の属性、そこから取り出され
る部品の数、その部品の装着位置をパラメ−タとして優
先順位をつけ、優先順位最上位の部品供給装置にとって
最も好適する場所を部品配置ステ−ジ上に割り当て、次
位の部品供給装置には残された場所の中で最も好適する
場所を割り当て、以下同様手順を繰り返して部品供給装
置の配置を決定することとした。
品の数、その部品の装着位置といったパラメ−タに基づ
き定めた優先順位に従って配置するので、部品供給装置
の落ち着き先が無理なく順序良く定まる。
部品装着装置10は、電子回路基板に電子部品を装着す
る作業を行うものであって、ベ−ス11を有し、その上
面のテ−ブル部12に様々な構成要素を配置している。
すなわち13はテ−ブル部12の中央を通るコンベア、
14、15、16はコンベア13の片側に配置された第
1、第2、第3部品配置ステ−ジ、17、18、19は
コンベア13の反対側に配置された第4、第5、第6部
品配置ステ−ジである。コンベア13は、基板1の送り
込み及び送り出しと、作業位置における基板1の位置決
めの役割を担う。
15、16には、各々部品供給装置20が複数個づつ、
コンベア13の送り方向に横1列に並んだ状態で配置さ
れている。部品供給装置20は傾斜したスティック状マ
ガジンから部品を送り出すものであるが、この種供給装
置は文献例も多く(例:米国特許第4,731,923
号)、周知のものであるから詳細な説明は省略する。第
4、第5、第6部品配置ステ−ジ17、18、19も、
各々複数個づつの部品供給装置21を、コンベア13の
送り方向に横1列に並べて配置している。部品供給装置
20は、部品を一定ピッチで収納した部品テ−プをもっ
て部品供給を行うタイプのものであり、これまた文献例
も多く(例:米国特許第4,735,341号)、周知
であるから詳細な説明を省略する。
ンベア13と直角に延びる支持梁22、23を、テ−ブ
ル面から所定高さ持ち上げて設置する。支持梁22、2
3は互いに平行であり、それぞれの上面にレ−ル24が
固定されている。レ−ル24にはスライダ25を配設
し、支持梁22側のスライダと支持梁23側のスライダ
をペアにして、これらにビ−ム26の各端部を固定す
る。これによりビ−ム26は、ビ−ム自身の長さ方向と
直角の方向に移動可能となった。ビ−ム26の移動は、
1対の送りねじにより行う。送りねじの配置であるが、
支持梁22、23の両端に立ち上がり壁27、28、2
9、30を設け、立ち上がり壁27と28により送りね
じ31を、立ち上がり壁29と30により送りねじ32
を、それぞれ支持する。立ち上がり壁28と30の外面
には送りねじ31、32を回転させるパルスモ−タ3
3、34を固定する。送りねじ31、32はいずれもボ
−ルねじであり、ビ−ム26の両端下面に固定した図示
しないボ−ルナットに連結する。パルスモ−タ33、3
4を回転させればビ−ム26が移動する。その移動の方
向はビ−ムの長さ方向あるいはコンベア13の基板送り
方向と直角であり、この場合これをY方向とする。
付ける。スライダ35を移動させるのは送りねじ(ボ−
ルねじ)36である。送りねじ36はビ−ム26下面に
取り付けられたパルスモ−タ37によって回転を与えら
れる。送りねじ36が回転するとスライダ35はビ−ム
26の長さ方向に移動する。これがX方向となる。
る。装着ヘッド38は交換可能な吸着ノズル39を保持
し、内蔵したエアシリンダ(図示せず)によりこれに高
さ変位(Z方向変位)を与え、同じく内蔵したパルスモ
−タ(図示せず)によりZ方向まわりの角度変位(θ変
位)を与える。
テ−ジ17、18、19とコンベア13の間に配置され
たノズルストッカである。ノズルストッカ40は小型ノ
ズルのカテゴリ−に属する吸着ノズル(これを39aと
する)をストックし、ノズルストッカ41は大型ノズル
のカテゴリ−に属する吸着ノズル(これを39bとす
る)をストックする。
れた、固定の部品認識用カメラである。これは部品の位
置ずれ量を測定する視覚認識装置の一環を構成する。4
3はベ−ス11の内部に配置した制御部である。
る。まずコンベア13が一方の側から基板1を運び込
み、所定位置に位置決めする。この基板1の、部品を装
着されるべき個所には既に接着剤が塗布されている。こ
こでパルスモ−タ33、34のペアが動作し、ビ−ム2
6にY方向の動きを与える。パルスモ−タ37が動作す
れば、装着ヘッド38にはX方向の動きも与えられるこ
とになる。こうして装着ヘッド38にXY方向の動きを
与え、真空吸着ノズル39を所定の部品供給装置の上に
位置させる。装着ヘッド38は部品供給装置に向け真空
吸着ノズル39を降下させ、部品をピックアップし、そ
の後基板1の上に移動して部品を装着する。通常の部品
は、装着ヘッド38に装着したミラ−装置と部品認識用
カメラ(図示せず)によって撮像し、位置ずれ量を計測
し、その計測結果に基づきXY方向の移動量、またθ角
度に補正を加えた上で基板1に装着する。QFP等、装
着ヘッド38側のカメラの視野には収まりきらない大型
部品については、ピックアップ後、部品認識用カメラ4
2の上に装着ヘッド38を位置させ、部品の位置ずれ量
を計測する。その計測結果に基づきXY方向の移動量、
またθ角度に補正を加えた上で部品を基板1に装着す
る。
定する手法について説明する。基本的なフロ−は図3に
示す通りであって、以下のa〜dのステップを遂行する
ことになる。
品の属性、そこから取り出される部品の数、その部品の
装着位置をパラメ−タとして優先順位をつける b.優先順位最上位の部品供給装置に、部品配置ステ−
ジの中でその部品供給装置にとって最も好適する場所を
割り当てる c.優先順位次位の部品供給装置に、残された場所の中
でその部品供給装置にとって最も好適する場所を割り当
てる d.cのステップを、全ての部品供給装置の配置場所が
決定するまで繰り返す
うに具体化される。
42で処理する部品を保持したものを第1優先グル−
プ、それ以外のものを第2優先グル−プとする。
そこから取り出される部品の数をパラメ−タとして優先
順位をつける c.第1優先グル−プ中の優先順位最上位の部品供給装
置に、部品配置ステ−ジの中でその部品供給装置に最も
好適する場所を割り当てる d.第1優先グル−プ中の優先順位次位の部品供給装置
に、残された場所の中でその部品供給装置にとって最も
好適する場所を割り当てる e.dのステップを、第1優先グル−プの全ての部品供
給装置の配置場所が決定するまで繰り返す f.第2優先グル−プの部品供給装置に、そこから取り
出される部品の数と、その部品の装着位置をパラメ−タ
として優先順位をつける g.第2優先グル−プ中の優先順位最上位の部品供給装
置に、第1優先グル−プに割り当てた残りの場所の中で
その部品供給装置に最も好適する場所を割り当てる h.第2優先グル−プ中の優先順位次位の部品供給装置
に、残された場所の中でその部品供給装置にとって最も
好適する場所を割り当てる i.hのステップを、第2優先グル−プの全ての部品供
給装置の配置場所が決定するまで繰り返す
と手法は次の通りである。
品を保持した部品供給装置を第1優先グル−プとした理
由について。この部品は、部品供給装置から取り上げら
れた後、一旦部品認識用カメラ42の上に運ばれ、そこ
から基板上の目的地に移動する。すなわち迂回経路をた
どる。しかも認識を必要とする部品は一般的に大型であ
って、移動速度が制限されるので、この距離はなんとし
ても短くしなければならない。そのため、これらの部品
を保持した部品供給装置に第1優先を与え、部品認識用
カメラ42の近くに置く。また、取り出される部品の数
が多ければ、それだけ迂回によって消費する時間が増え
る訳であるから、取り出される部品数の多さをグル−プ
内の優先順位パラメ−タとする。すなわち取り出される
部品数の最も多い部品装着装置を部品認識用カメラ42
に最も近い位置に置く。第1優先グル−プに対しては、
その部品をどこに装着するかという点はパラメ−タから
外す。
位は次の通りである。
101→120) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0) 第4部品配置ステ−ジ17(配置場所:401→42
0) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0) 配置場所120は、第1部品配置ステ−ジ14における
第20番目の配置場所であることを示す。
品配置ステ−ジ14の配置場所101を割り当てる。つ
まりその部品供給装置には配置場所101が最も好適す
るものと定める。優先順位次位の部品供給装置には配置
場所102を、その部品供給装置に最も好適するものと
して割り当てる。以下、部品供給装置の優先順位と場所
の好適度順位を一致させつつ場所を割り当てて行き、第
1優先グル−プの配置場所を全て決定する。同じ考え
を、第2優先グル−プの配置場所決定ににも適用する。
後、残りの場所を第2優先グル−プに割り当てる。第2
優先グル−プのグル−プ内優先順位は次のように定め
る。まず、個々の部品供給装置から取り出される部品
の、基板1における装着位置を調べる。単一の部品供給
装置から複数の部品が取り出される場合には、装着位置
の分布の重心を求め、それを装着位置とする。図2にお
いて、基板1の図形中の×印が装着位置を示す。さて、
図2中の線Mは、第1、第2、第3部品配置ステ−ジ1
4、15、16の部品取り出し位置と、第4、第5、第
6部品配置ステ−ジ17、18、19の部品取り出し位
置の中線である。基板1の偏位のため、線Mは基板1を
小面積の領域1aと大面積の領域1bに分けている。
の部品の装着位置が領域aにあるものは第2優先グル−
プA、領域bにあるものは第2優先グル−プBとし、A
の方により高い優先度を与える。これは次の配慮によ
る。すなわち、Aには第4、第5、第6部品配置ステ−
ジ17、18、19が配置場所として好適し、Bには第
1、第2、第3部品配置ステ−ジ14、15、16が配
置場所として好適する。ところでAとBとでは、領域1
aと1bの面積差から、Bの仲間に入る部品供給装置の
方が多いと思われる。もしBの方に高い優先度を与える
と、第1、第2、第3部品配置ステ−ジ14、15、1
6を埋め尽くした後、第4、第5、第6部品配置ステ−
ジ17、18、19の中の、Aにとっての特等席まで侵
食しかねない。反対にAの方から決めていけば、数の少
ないAは第4、第5、第6部品配置ステージ17、1
8、19を使いきらない内に配置を完了し、第1、第
2、第3部品配置ステ−ジ14、15、16の中の、B
にとっての特等席は手付かずで残る。少なくともその確
率が高い。そこで、Aから先に決める。
それぞれにおいて、個々の部品供給装置の優先順位を決
めるには、次の式によって求めた評価値を用いる。
4、15、16における部品取り出し位置と、第4、第
5、第6部品配置ステ−ジ17、18、19における部
品取り出し位置とのY方向距離 Y:第1、第2、第3部品配置ステ−ジ14、15、1
6における部品取り出し位置から計測した、部品装着位
置のY方向距離 N:その部品供給装置から取り出す部品の数
れるものにおける(2Y−L)の意味は次の通り。これ
は、Y−(L−Y)を整理したものであって、第1、第
2、第3部品配置ステ−ジ14、15、16からの距離
と、第4、第5、第6部品配置ステ−ジ17、18、1
9からの距離の差を表す。値が大きい程第4、第5、第
6部品配置ステ−ジ17、18、19の方に近いことに
なる。同じ式を第2優先グル−プBに適用すると、Y<
L−Yであることから結果が負数になるので、(L−
Y)−Yで差を求め、上記式の(L−2Y)となった。
結論として上記式は、取り出し部品数が多く、その部品
が部品配置ステ−ジに近い場所に装着される部品供給装
置に高い優先度を与えることになる。
順位は次の通りである。
420→401) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0) 第1部品配置ステ−ジ14(配置場所:120→10
1) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0)
順位は次の通りである。
120→101) 第2部品配置ステ−ジ15(配置場所:201→22
0) 第3部品配置ステ−ジ16(配置場所:301→32
0) 第4部品配置ステ−ジ17(配置場所:420→40
1) 第5部品配置ステ−ジ18(配置場所:501→52
0) 第6部品配置ステ−ジ19(配置場所:601→62
0)
決定するのに、部品の属性、取り出される部品の数、そ
の部品の装着位置といったパラメ−タを用いたので、合
理的な決定根拠を提供できた。
チャ−トである。
チャ−トにして、実施例の構成に即し具体化したもので
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 部品を装着すべき基板等の近傍に部品配
置ステ−ジを設け、この部品配置ステ−ジに並べた複数
個の部品供給装置から装着ヘッドで部品をピックアップ
し、基板等に装着するものにおいて、部品供給装置に、
その保持する部品の属性、そこから取り出される部品の
数、その部品の装着位置をパラメ−タとして優先順位を
つけ、優先順位最上位の部品供給装置にとって最も好適
する場所を部品配置ステ−ジ上に選定し、次位の部品供
給装置には残された場所の中で最も好適する場所を選定
し、以下同様手順を繰り返して部品供給装置の配置を決
定することを特徴とする部品装着装置。 - 【請求項2】 部品配置ステ−ジの近傍に固定の部品認
識用カメラを置き、この部品認識用カメラで処理される
ことを、第1優先グル−プとして遇されるべき部品の属
性としたことを特徴とする請求項1記載の部品装着装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02900193A JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02900193A JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06244593A true JPH06244593A (ja) | 1994-09-02 |
JP3167482B2 JP3167482B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=12264167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02900193A Expired - Lifetime JP3167482B2 (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 部品装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167482B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP02900193A patent/JP3167482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3167482B2 (ja) | 2001-05-21 |
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