JP3167432U - 蒸しパン用カップ - Google Patents

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訓弘 平野
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Abstract

【課題】構成が簡易であるとともに、容易に製作することができる蒸しパン用カップを提供する。【解決手段】蒸しパン用カップ10は、底壁12と、該底壁12の周縁より立設された周壁14とにより構成されている。これら底壁12及び周壁14は1枚のシート11により形成されている。該シート11は基材の内面側に最内層として剥離層を有し、基材の外面側に最外層として熱溶着層を有している。そして、シート11の底壁12を形成する折曲げ線13で折曲げて周壁14を立設し、周壁14の重ね合わせ部17で重ね合わせて熱溶着し、周壁14の外面同士を接合することにより蒸しパン用カップ10が製作される。【選択図】図1

Description

本考案は、小麦粉、鶏卵、牛乳、砂糖等及び必要によりレーズン、チョコレートチップ等を混ぜた生地を蒸して得られる蒸しパンを調製するための蒸しパン用カップに関するものである。
蒸しパンの生地は、小麦を中心とした成分で下拵えされるが、水で溶かれて流動状を呈している。このため、蒸しパンの生地を蒸すときには、流動状の生地を金属製の型や枠体(蒸し枠)内に流し込み、その状態で加熱装置内に置いて所定条件で加熱して蒸し上げられる。
本願出願人は、この種の蒸しパンの焼成用容器を提案した(特許文献1を参照)。すなわち、斯かる蒸しパンの焼成用容器は、ドーナツの雌型状に形成された容器本体と、該容器本体中に敷かれる敷きシートとより構成されている。容器本体は、底部に隆起部とその周囲に貫通孔とを有している。一方、敷きシートは、容器本体の隆起部が挿通される挿通孔が透設された底部と、該底部の周縁から立設された周壁とから構成されている。そして、敷きシートをその挿通孔に容器本体の隆起部が挿通されるように容器本体上に載せ、その状態で敷きシート内に蒸しパンの生地を流し込む。次いで、焼成用容器を蒸し器に入れて蒸すと、容器本体底部の貫通孔から蒸気が容器本体内に入り、蒸しパンの生地を蒸し上げてドーナツ型の蒸しパンを得ることができる。
特許第2934671号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来構成では、蒸しパンの周囲に密着される敷きシートのほかに型として容器本体を必要とすることから、部品点数が多くなる。しかも、容器本体は、敷きシートが収容される凹部、敷きシートの挿通孔に挿通される隆起部及び底部の貫通孔を設ける必要があり、構成が複雑であるという問題があった。
さらに、容器本体及び敷きシートはポリエチレンテレフタレート等の樹脂をそれぞれ熱圧成形して所望形状に賦形しなければならず、容器本体及び敷きシートの双方の成形が面倒であった。加えて、蒸しパンの形状が複数ある場合には、その形状を得るための敷きシート及びそれに対応する容器本体を製作する必要があって、煩雑であるという問題があった。
本考案は、以上のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであって、その目的とするところは、構成が簡易であるとともに、容易に製作することができる蒸しパン用カップを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る考案の蒸しパン用カップは、底壁と、該底壁の周縁より立設された周壁とにより構成され、前記底壁及び周壁は1枚のシートで形成されるとともに、該シートが基材の内面側に最内層として剥離層を有し、基材の外面側に最外層として熱溶着層を有し、前記シートを折曲げて底壁の周縁より周壁を立設し、周壁の一部を重ね合わせてその重ね合わせ部を熱溶着し、周壁の外面同士を接合して構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の蒸しパン用カップは、請求項1に係る考案において、前記基材と剥離層との間又は基材と熱溶着層との間に印刷層を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の蒸しパン用カップは、請求項1又は請求項2に係る考案において、前記基材と剥離層との間には剥離層を形成する剥離剤の浸透を抑える浸透抑制層を形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の蒸しパン用カップは、請求項1から請求項3のいずれか1項に係る考案において、前記基材は紙又は樹脂シートであることを特徴とする。
請求項5に記載の蒸しパン用カップは、請求項1から請求項4のいずれか1項に係る考案において、前記熱溶着層はポリエチレン樹脂層であり、剥離層はシリコーン樹脂層であることを特徴とする。
本考案によれば、以下のような効果を発揮することができる。
請求項1に係る蒸しパン用カップでは、底壁及び周壁が1枚のシートで形成されている。このため、蒸しパン用カップの構成を簡易なものとすることができる。また、シートが基材の内面側に最内層として剥離層を有し、基材の外面側に最外層として熱溶着層を有している。そして、1枚のシートを折曲げて底壁の周縁より周壁を立設し、周壁の一部を重ね合わせてその重ね合わせ部を熱溶着し、周壁の外面同士を接合することによって蒸しパン用カップが作製される。このため、1枚のシートを折曲げた後、周壁の重ね合わせ部における外面同士を熱溶着により接合するという簡単な操作で蒸しパン用カップを製作することができる。
従って、本考案の蒸しパン用カップによれば、構成が簡易であるとともに、容易に製作することができるという効果を発揮する。
第1実施形態における蒸しパン用カップを示す斜視図。 その蒸しパン用カップを示す展開図。 (a)、(b)及び(c)は蒸しパン用カップを製作するシートを示す断面図。 第2実施形態の蒸しパン用カップを示す斜視図。 その蒸しパン用カップを示す展開図。
(第1実施形態)
以下、本考案の第1実施形態を図1〜図3に従って詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、この第1実施形態の蒸しパン用カップ10は1枚のシート11から形成され、その中心位置で平面八角形状をなす底壁12の周縁に形成された折曲げ線13で山折りに折曲げられて周壁14が立ち上げ形成されている。平面八角形状をなす底壁12周縁の頂点から図2の二点鎖線で示す谷折り線15と一点鎖線で示す山折り線16とが放射状に延びている。隣り合う一対の谷折り線15と、隣り合う一対の山折り線16とが交互に形成されている。
周壁14は、それらの谷折り線15で谷折りされ、山折り線16で山折りされ、外面側の重ね合わせ部17が熱溶着されて構成され、蒸しパン用カップ10が自立できるようになっている。図1の二点鎖線に示すように、蒸しパン用カップ10内には蒸しパン18が収容される。なお、本考案において蒸しパン18とは、蒸しケーキ等の同等のものを含む概念である。
図3(a)に示すように、シート11を構成する紙(例えばグラシン紙)製の基材21の内面側には、ポリエチレン(PE)樹脂より形成された浸透抑制層22及び最内層としてのシリコーン樹脂製の剥離剤より形成された剥離層23が設けられている。基材21としては、紙以外にポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等の合成樹脂も用いられる。浸透抑制層22としては、ポリエチレン樹脂層のほか、ポリエチレンテレフタレート樹脂層等の合成樹脂層も用いられる。剥離剤としては、シリコーン樹脂のほか、フッ素樹脂等の合成樹脂も用いられる。
剥離層23は、シリコーン樹脂の性質に基づいて、蒸しパン用カップ10内の蒸しパン18が蒸しパン用カップ10の内面から剥がれやすく、取り出しやすいようにしている。浸透抑制層22は、剥離剤を紙に塗布して剥離層23を形成する際に、液状の剥離剤が紙に浸透することなく、剥離層23を安定して形成できるようにするためのものである。
また、基材21の外面側には、着色や模様が施された印刷層24を介して透明なポリエチレン樹脂より形成された熱溶着層25が設けられている。印刷層24では、商品のデザイン、商品の説明、メーカー名等が表示される。熱溶着層25による前記重ね合わせ部17の熱溶着は、重ね合わせ部17をポリエチレン樹脂の融点よりも高い温度に加熱することにより行われる。この熱溶着によって、周壁14外面の重ね合わせ部17が強固に接合される。なお、周壁14の内面同士は接合されない。
熱溶着層25を形成するポリエチレン樹脂としては、熱溶着性(ヒートシール性)の高い高密度ポリエチレン樹脂(硬質ポリエチレン樹脂)が好ましい。この高密度ポリエチレン樹脂は密度が0.94〜0.97のものであり、軟化温度は120℃、融点は150℃である。
紙の目付量は、基材21としての厚みと強度を保持するために好ましくは50〜80g/m、さらに好ましくは60〜70g/mに設定される。この目付量が50g/mを下回る場合には、基材21が薄くなって腰が弱くなるとともに、強度が低下する。その一方、80g/mを上回る場合には、基材21が硬く、強くなる傾向を示し、蒸しパン用カップ10を製作するときに折曲げや折り畳みが難しくなる。
浸透抑制層22の厚みは好ましくは5〜25μm、より好ましくは10〜20μmに形成される。この浸透抑制層22の厚みが5μmより薄い場合、紙に対する剥離剤の浸透を十分に抑えることができなくなる。一方、浸透抑制層22の厚みが25μmより厚い場合、浸透抑制層22が厚く、硬くなって、シート21を折曲げたり、折り畳んだりするときに支障を来たす。
また、剥離層23の目付量は、好ましくは0.03〜0.3g/m、さらに好ましくは0.05〜0.2g/mに設定される。剥離層23の目付量が0.03g/mより少ないときには、剥離層23が薄くなり過ぎてその機能を十分に発揮できない部分が生じ、蒸しパン18が蒸しパン用カップ10の内面から離れ難くなる傾向を示す。その一方、剥離層23の目付量が0.3g/mより多いときには、剥離層23が厚くなってシート11の折曲げ、折り畳みに支障を来たすとともに、剥離剤が無駄になる。
前記熱溶着層25の厚みは、好ましくは5〜30μm、より好ましくは10〜20μmに設定される。熱溶着層25の厚みが5μmを下回る場合には、厚みが薄くなり過ぎて熱溶着が不十分になり、熱溶着部が剥がれるおそれがある。その一方、30μmを上回る場合には、熱溶着に時間を要したり、接合部が厚く、硬くなったりする傾向を示す。
図2に示すように、シート11は蒸しパン用カップ10を製作するに当たって、四隅が円弧状に形成された平面正方形状に裁断される。そして、蒸しパン用カップ10の底壁12となる中心部には平面八角形状をなすように山折りの折曲げ線13が形成されている。この折曲げ線13の頂点から四方に各一対の谷折り線15が平行に延びている。各一対の谷折り線15の両側には山折り線16が谷折り線15の基端部から間隔が次第に広くなるように斜め方向に延びている。これら谷折り線15と山折り線16との間に平面直角三角形状をなす重ね合わせ部17が形成されている。
そして、シート11中心部の折曲げ線13で山折りして周壁14を立ち上げ、周囲の谷折り線15を谷折りするとともに、周囲の山折り線16を山折りし、重ね合わせ部17で重ね合わせる。その状態で加熱して周壁14の外面側の重ね合わせ部17を熱溶着させることによって蒸しパン用カップ10が製作されるようになっている。
次に、以上のように構成された第1実施形態の蒸しパン用カップ10の作用を説明する。
さて、蒸しパン用カップ10を組み立てる場合には、図2に示すように、展開されたシート11の中央部で平面八角形をなす底壁12周縁を各折曲げ線13で上方へ折曲げ、周壁14を立ち上げる。次いで、立ち上げられた周壁14をその谷折り線15で谷折りするとともに、山折り線16で山折りし、重ね合わせ部17を形成する。これら周壁14の谷折り及び山折りの操作を周壁14の4箇所について順に行う。
その後、周壁14を折り畳んだ状態で150℃以上に加熱して熱溶着することにより、周壁14外面の重ね合わせ部17(その一箇所を図2のハッチング面で示す)を接合する。このとき、シート11の外面側は熱溶着性の高いポリエチレン樹脂により形成された熱溶着層25で構成されていることから、ポリエチレン樹脂が速やかに溶融して接着される。なお、周壁14内面の重ね合わせ部17はシリコーン樹脂製の剥離層23であるため、溶融せず、熱溶着されない。周壁14の冷却後には、周壁14外面の重ね合わせ部17が固着される。このようにして、図1に示すような蒸しパン用カップ10を作製することができる。
上記のようにして得られた蒸しパン用カップ10内に蒸しパン18の生地を流し込み、そのまま加熱装置内に置いて所定条件で加熱して蒸し上げることにより蒸しパン18を調製することができる。そして、前述のように蒸しパン用カップ10の最内面には剥離層23が形成されていることから、蒸しパン用カップ10内に収容された蒸しパン18を容易に取り出すことができる。
以上の第1実施形態によって発揮される効果について、以下にまとめて記載する。
(1)第1実施形態の蒸しパン用カップ10では、底壁12及び周壁14が1枚のシート11により形成されている。このため、蒸しパン用カップ10の構成を簡易なものとすることができる。また、シート11が基材21の内面側に最内層として剥離層23を有し、基材21の外面側に最外層として熱溶着層25を有している。このため、1枚のシート11を折曲げた後、周壁14の重ね合わせ部17を熱溶着により接合するという簡単な操作で、蒸しパン用カップ10を製作することができる。
従って、本実施形態の蒸しパン用カップ10によれば、構成が簡易であるとともに、容易に製作することができるという効果を発揮することができる。
(2)前記紙で形成された基材21と透明なポリエチレン樹脂で形成された熱溶着層25との間には印刷層24が設けられている。このため、印刷層24による着色や模様を透明な熱溶着層25を介して視認することができ、外観を良好にすることができる。
(3)前記紙で形成された基材21とシリコーン樹脂で形成された剥離層23との間には剥離剤としての液状シリコーン樹脂の浸透を抑えるポリエチレン樹脂製の浸透抑制層22が形成されている。このため、紙に対する液状シリコーン樹脂の浸透を抑制することができ、所定厚みの剥離層23を安定した状態で形成することができる。
(4)前記基材21が紙であることにより、蒸しパン用カップ10を軽量にすることができるとともに、シート11の折曲げや折り畳みを容易に行うことができる。
(5)前記熱溶着層25がポリエチレン樹脂層であることにより、周壁14外面側の重ね合わせ部17の熱溶着を低い温度で容易に行うことができる。また、剥離層23がシリコーン樹脂層であることにより、蒸しパン用カップ10の内面に対する蒸しパン18の密着を防止でき、蒸しパン18を蒸しパン用カップ10から簡単に取り出すことができる。
(第2実施形態)
次に、本考案の第2実施形態を図4及び図5に従って詳細に説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態と相違する部分について主に説明し、重複する部分に関しては説明を省略する。
図4に示すように、この第2実施形態の蒸しパン用カップ10は、周壁14の上部には下方より上方が拡径する段部26が形成されて補強され、周壁14上部における折り畳み部の開きが抑制されている。また、周壁14の上端縁は波形に形成され、意匠性が高められている。
図5に示すように、シート11は展開状態で平面正八角形状をなし、その四隅が波形に形成されるとともに、底壁12を形成する折曲げ線13も平面正八角形状に形成されている。周壁14の外周部には、内周側に環状谷折り線27、外周側に環状山折り線28が平行に延びて環状に形成され、段部26を設けるようになっている。これら環状谷折り線27を谷折りし、環状山折り線28を山折りすることにより、周壁14に段部26が形成されるようになっている。
この第2実施形態の蒸しパン用カップ10を組み立てる場合には、平面八角形をなす底壁12周縁を折曲げ線13で山折りして周壁14を立ち上げた後、周壁14を谷折り線15で谷折りするとともに、山折り線16で山折りする。これらの谷折り及び山折りの操作を周壁14の全周について順に行い、重ね合わせ部17で重ね合わせる。その状態で、重ね合わせ部17を加熱して熱溶着することにより、周壁14外面の重ね合わせ部17が熱溶着されて接合される。このようにして、図4に示すような段部26を有する蒸しパン用カップ10を製作することができる。
従って、この第2実施形態の蒸しパン用カップ10によれば、周壁14の段部26により蒸しパン用カップ10を丈夫なものにすることができるとともに、蒸しパン18の形状を第1実施形態とは外観の異なった形状に賦形することができる。
なお、前記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図3(b)に示すように、シート11を構成する基材21としてポリエチレンテレフタレート樹脂を用い、その内面側には印刷層24を介してポリエチレンテレフタレート樹脂より形成された浸透抑制層22及び最内層としてのシリコーン樹脂製の剥離剤より形成された剥離層23を設けることができる。一方、基材21の外面側には、ポリエチレン樹脂より形成された熱溶着層25を設けることができる。この場合には、蒸しパン用カップ10を容易に形成することができるとともに、剛性を高めることができる。
・ 図3(c)に示すように、シートを構成する基材21としてポリエチレンテレフタレート樹脂を用い、その内面側には最内層としてのシリコーン樹脂製の剥離剤より形成された剥離層23を設けることができる。一方、基材21の外面側には、印刷層24を介してポリエチレン樹脂より形成された熱溶着層25を設けることができる。この場合、蒸しパン用カップ10の層構成を簡易にできるとともに、剛性を高めることができる。
・ 前記浸透抑制層22に代えて、基材21としての紙にポリビニルアルコール(PVA)等のアンカー剤を含浸させるように構成することもできる。
・ 蒸しパン用カップ10の底壁12や周壁14の形状は特に制限されず、底壁12を平面三角形状、平面四角形状、平面六角形状等に形成したり、周壁14を襞状に形成したり、周壁14の上端縁を水平状、台形状等に形成したりすることもできる。
10…蒸しパン用カップ、11…シート、12…底壁、13…折曲げ線、14…周壁、15…谷折り線、16…山折り線、17…重ね合わせ部、18…蒸しパン、21…基材、22…浸透抑制層、23…剥離層、24…印刷層、25…熱溶着層。

Claims (5)

  1. 底壁と、該底壁の周縁より立設された周壁とにより構成され、前記底壁及び周壁は1枚のシートで形成されるとともに、該シートが基材の内面側に最内層として剥離層を有し、基材の外面側に最外層として熱溶着層を有し、前記シートを折曲げて底壁の周縁より周壁を立設し、周壁の一部を重ね合わせてその重ね合わせ部を熱溶着し、周壁の外面同士を接合して構成したことを特徴とする蒸しパン用カップ。
  2. 前記基材と剥離層との間又は基材と熱溶着層との間に印刷層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の蒸しパン用カップ。
  3. 前記基材と剥離層との間には剥離層を形成する剥離剤の浸透を抑える浸透抑制層を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蒸しパン用カップ。
  4. 前記基材は紙又は樹脂シートであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蒸しパン用カップ。
  5. 前記熱溶着層はポリエチレン樹脂層であり、剥離層はシリコーン樹脂層であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蒸しパン用カップ。
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