JP3167338B2 - チップ終端処理用機械 - Google Patents

チップ終端処理用機械

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JP3167338B2
JP3167338B2 JP53285198A JP53285198A JP3167338B2 JP 3167338 B2 JP3167338 B2 JP 3167338B2 JP 53285198 A JP53285198 A JP 53285198A JP 53285198 A JP53285198 A JP 53285198A JP 3167338 B2 JP3167338 B2 JP 3167338B2
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    • H05K3/4061Through-connections; Vertical interconnect access [VIA] connections by thick-film techniques for via connections in inorganic insulating substrates

Description

【発明の詳細な説明】 関連特許出願との関係 本発明は1996年11月7日に「チップ終端処理機」の名
称で出願第08/680714号として出願したものの一部継続
米国特許出願である。
発明の背景 技術の分野 本発明はコンピュータハードウエアの分野に関する。
より具体的には少量の半田付用ペーストを精密に制御さ
れたストライプその他の幾何学模様状にコンピュータ回
路に使われる集積受動部品[Integrated Passive Compo
nents(IPC)]または「アレーチップ」等の微小な電子
部品に付ける機械、及びチップをペースト付工程に導入
するためベルト中に取り付けられたマスクに保持させる
新規な方法の供給装置に関する。
従来技術 コンピュータ及びコンピュータ制御の機器はより馬力
の大きなものになりより多様な仕事をこなすことができ
るようになってきている。そうするためにコンピュータ
部品の設計者、製造業者はより多くの構成部品を詰め込
むようになってきている。そこでコンピュータやその機
器の大きさをある程度のユーザフレンドリーな大きさに
維持するには部品はより小さくされてコンピュータ回路
により密に詰め込まれるようになっている。
ソリッドステートコンデンサは、たばこのフィルタほ
どの円筒形に両端からワイヤが出た古いタイプのものか
ら米粒より小さな微小長方形のチップへと変わってきて
いる。半田用ペーストをストライプ状に付けて乾燥され
たチップの壁面がワイヤの代わりになり、回路板に直接
半田付けできる表面になるよう加熱している。前に特許
された米国特許第5226382号はストライプその他の半田
用ペーストをチップの表面に付けてからチップを後に加
熱することができるようにペーストを乾燥させる機械に
ついて記載している。この機械はチップ加工のためチッ
プを所定位置に保持するようスロットを穿設したゴムの
マスクを取り付けた金属製輪送ベルトを使っている。こ
の機械は両面にペーストが塗られた微小なチップを取り
扱うことができる。
全体の大きさとしては必ずしもチップより小さくはな
いが、多数のさまざまな電子回路に同時に半田付けされ
る1個のアレーチップ中に詰め込まれる複数個の回路部
品が最近出てきている。このデバイスは集積受動部品
[IPC]と呼ばれるが、なお業界では単にチップと呼ば
れ、4個または5個のコンデンサを1個のチップにサン
ドイッチに詰め込むような複数のアレーからなるもの
で、長さ0.1250インチ、幅0.0600インチ、対向する端面
は幅0.060インチ、高さ0.040インチ、対向する側面は高
さ0.040インチ、長さ0.1250インチである。
代表的なIPCすなわちアレーチップを上記の寸法とと
もに図1aに示す。このようなチップをコンピュータ回路
に組み込むには、側面とか端面といった対向面に半田用
ペーストをストライプ状に付けておいて、図1bに示すよ
うに回路板に形成した銅のトレースに沿って半田付けす
る。ストライプの幅は図1aに示すように隣の壁面に沿っ
たストライプ各々の端部で0.012±0.007インチ折り返さ
れたエッジがある一般に0.015±0.007インチにセットさ
れている。他のチップ部品と同様、ペーストを付けた後
はペーストを定着させるため乾燥工程にかけられ、その
後チップ上にペーストを熔融するため焼成工程にかけら
れる。
このように微細で幅や高さの間に殆ど差がチップの場
合、輸送用ベルトのマスクにチップを挿入することが非
常に重要になる。多数本のストライプを表面の適切な箇
所に正確に付けることは絶対的な要請である。必要箇所
以外の箇所にペーストが散乱したりすることは回路をシ
ョートさせることになりコンピュータの作動を乱すもの
で認められない。したがって供給手段はチップを輸送用
ベルト中の適切な箇所に挿入するためだけでなく、ペー
ストのストライプを正確に付けてもらえるように適切な
面の正しい箇所を向けていることが必要である。
チップを乗せる速度の問題も最近重要になってきた。
業界の目標は各チップの単価を低減させるため加工工程
をより高速にしている。この高速運転をする主たる理由
は、比較的高価なストライプ付け装置を減価償却するの
により大きなベースが提供されるように、単位時間当た
りのチップ生産量を増やすことにある。上記の米国特許
に記載のもの以外のチップの終端を処理する装置は、大
きな金属製/ゴム製のプレート中に穿設された穴上の作
業員が手でチップを散らし、別のプレートを使って上記
プレート中の穴にチップの部分を強制的に挿入し、液状
ペーストを充填したバット中に手で浸けるというものが
ある。こうした手作業は製造コストが高くチップをベル
トに乗せ、浸け込み、取り外すという作業の速度には限
界がある。
さらにチップの端部の終端処理用のペーストが入った
バット中に浸ける工程に関する従来技術には限界があっ
たようであった。従来の方法はチップの1面全面をペー
スト中に浸けるもので、ペーストの複数本のストライプ
を1つの微細な領域に0.015インチ以下というオーダー
のストライプ間の分離距離を正確に保持しつつ付けるこ
とは無理であった。
発明の概要 本発明は高速運殿が可能なチップの輸送、定方向保持
ならびにストライプ付けをする特殊な装置を組み込んだ
自動のチップ終端処理すなわちストライプ付けの機械に
関する。この機械の供給機構は輸送用のベルトに付けら
れたマスクに1個または2個のチップを制御向きでこれ
までなかった高速で供給する。ストライプ付け工程は、
ペーストを充填した環状の溝がある特殊な車を使って、
チップ表面に迅速かつ正確に転移させるためペーストが
後に当該溝の内壁より上に持ち上がるように特殊な方法
で強制するよう押し付けられる。
本発明はチップの山つまり集積が形成されるように垂
直方向に対し傾斜する面の供給盤を含む。この供給盤は
中心の軸周りに回転するが、一定角度に傾斜しているた
め高地帯と低地帯とが常にできる。複数個の細長溝がこ
の傾斜面上に放射状に穿設されていて供給盤が回転する
とチップ集積の下を通過してチップをいくつかその細長
溝中に一定向きに落し込ませる。外縁ガイドが供給盤面
より下段にあって細長溝中にチップを保持する。細長溝
はチップを一定の向きに受け止めるように形成されてい
る。ここで「一定の」とはチップの少なくとも一辺、つ
まり長さ、幅または高さのいずれかが特定されているこ
と、換言すればチップが3辺のうちの2辺、つまり背
面、側面または端面で、細長溝中に常に同一に落される
ということである。各細長溝の先端には供給盤が外縁の
内側に細長溝の先端から下方に落ちる格好でキャビティ
が形成される。
または供給盤の回転するとき震動を加えて、チップが
細長溝に落ち入り、1個づつまたは2個づつそこからさ
らに特定の固定された向きに形成されたキャビティへと
落ちるのを補助するのもよい。ここで「特定の」とはキ
ャビティ内に落ちたチップ3辺が規制されてキャビティ
内の各チップがそれぞれ同一の向きになることを意味す
る。また「固定された」とは一旦キャビティに入ればチ
ップはその向きを変更できないことを意味する。
この供給盤の裏側にはキャビティより内側に凹部が形
成され、キャビティの壁面中を貫通するように1個もし
くは2個以上のスロットが穿設される。キャビティ中の
チップが輸送ベルトに取り付けられた各マスクの開口部
に対して並列に移動するとき、1枚もしくは2枚以上の
小円盤が上記スロットから出てキャビティ中に規制され
た一定の向きに入っているチップを外縁に形成されたス
ロット軽油でキャビティから金属製の輸送テープすなわ
ちベルトに取り付けられているゴム製のマスクに穿設の
切り込みの中へと押し込む。この金属製輸送テープすな
わちベルトはマスク中のチップを受け取る供給盤の外縁
隣接箇所に刻み目が付けられている。このベルトは整列
手段を介してマスク中にチップを正確に正しい向きにし
っかりと乗せて輸送する。チップは次にペースト付けロ
ーラの周面に同心円状に穿設した溝環中に必要量の半田
ペーストを付けた上記ペースト付けローラに接線的に接
触しながら通過するストライプ設定工程へと運ばれる。
ペーストは溝環中に微量取り上げられるから、正しい整
列中にペーストを移し、そしてチップの表面にチップに
隣接する面に沿って数千分の1インチの細かさまでスト
ライプを引くのに適切な箇所でチップの側面に接する。
新たに塗布されたチップは次にペーストを乾燥させるオ
ーブン中に入れられる。チップはその後反対側を表面に
出すようにゴム製のマスクの切り込みに入れ込ませられ
る。そして上記と同様の運転がこの反対側の面に反復さ
れて加熱工程も反復される。製品は1時間当り60,000〜
75,000個のオーダーという高速で両面が正確にストライ
プ付けされたチップとなる。
本発明のもう一つの実施例ではチップの重心から偏っ
た位置に配置された車のような偏芯車がベルトに取り付
けたゴム製のマスクに形成した切り込みを介して各キャ
ビティの外から一定の向きにされているチップを移動さ
せるだけでなく、回転中にチップを傾斜ないし一定の角
度に向けてマスク中に配置するか、少なくともキャビテ
ィ中にあった向きとは違う向きに配置するように回す。
チップをローディングホイールからキャリアテープへ
輸送する領域の外にある別のホイール1個または2個以
上が、チップをマスクに対し1方向または別方向へ回転
可能にされていてチップを端面もしくは側面でマスク中
に配置することができるようにしている。このようにし
て本発明はチップをキャリアテープに「半」方向に乗せ
込むのに使うことができ、キャリアテープ中のチップの
向きを変更するために第2ホイールの位置を除いて他の
機械のセッティングを変更しなければならないようなこ
とがにように、後になって2方向のうちの1方向を得る
ことができるようにされている。
本発明のさらに別の実施例によれば側面を合わせて一
定の向きに固定された2個のチップが同時にキャビティ
中に乗せ込まれ、そして同時にキャビティからマスクへ
と側面合致を維持したまま移動させられる。または後の
工程でホイールその他の手段がチップに接触して同時に
チップを異なる向きの新しい向きに移動させて、チップ
がマスクへ最初に乗せ込まれたとき未だなかった面にス
トライプを付けるようにする。このチップ2面の乗せ込
みとストライプ付け方法はストライプ付け工程のコスト
を特に上昇させることなく機械の生産量を倍増するもの
である。
従来技術において課題とされたものに、稜線が鋭いエ
ッジになっているチップがマスクに切り込みのエッジを
形成するリップ間に入るときマスクのゴムその他の柔軟
質は少しずつ摩耗して時間の経過とともに事後の厳しい
工程に耐えるに足るだけのチップの確保をもはやできな
くなるまでリップの劣化が進むという問題があった。こ
れは輸送テープすなわちベルトを頻繁に交換しなければ
ならないことを意味し運転費の増加につながった。
本発明のもう一つの実施例は、チップが入る側の反対
側にマスクの開口部周囲のリップ端に接触する手段を設
けたもので、入ってくるチップがゴムを切ったり摩耗し
たりしないようにリップをあらかじめ開いておくもので
ある。この新技術は輸送用テープすなわちベルトの耐用
年数を延命し運転費その他の維持費を節約する。
さらにマスク中に向きを間違えられて入れられたチッ
プは、事後の工程に進行中、機械の各エレメントに突き
当たって割れたり削られたりするという問題がある。ま
た、こうした向きを間違えたチップは進行中に他のエレ
メントに当たってマスクから弾き出され喪失することに
もなる。割れたり粉々にされたチップ片はベルトの摩耗
を早め、また早期に機械から取り除かれないと機械自体
の安全性を損なうことにもなりかねない。
もしよく磨かれて湾曲した表面が駆動プーリに当たる
輸送用テープすなちベルトに鋭角に隣接して設けられ、
チップが輸送手段に隣接する位置から外側に回転すると
きチップに接触するように配列されているなら、向きを
さまざまにしたチップでもマスク内で正しい向きに徐々
に動かされること、したがってチップの喪失を無限大に
救い、歩留りを上昇させ、運転費を節約することができ
る。
チップ表面に半田ペーストのストライプを付けるに際
しては、周面に同心円状に穿設した複数個の浅い溝環が
ある若干柔軟な材質のペースト付けローラであるゴム製
のペースト付けローラが従来使われている。このペース
ト付けローラをペースト中に浸けると、周面に対して当
接するスクレーパが回転するペースト付けローラから余
分なペーストを掻き取って溝中をペーストで充たす。ペ
ースト付けローラがチップな表面上を通過すると溝環か
らペーストがチップ表面へと移動し製品に必要な所望の
厚さ幅のストライプを形成する。チップは次に乾燥工程
にかけられ、そして反対側が同様の工程を経て製品が完
成する。不必要なペーストを掻き取るためにはスクレー
パはペースト付けローラの周面にしっかりとエッジを固
定させて当接していなければならない。とはいっても当
接する強さは場合によってはペースト付けローラの周面
を摩耗したり移動するペーストをあまりにも少なくして
しまうおそれがある。非圧縮性のペースト付けローラ、
例えば金属製のものを使うことによって、また、スクレ
ーパのエッジをその表面に当てることによって、半田ペ
ーストの「圧し当て」を溝環がスクレーバのエッジの下
から出て来た後にペーストは実際に溝環を取り付き、球
面をなすようになる。溝環からペーストを移動させるそ
の後の工程はよりシャープなストライプを生み出し、ペ
ースト付けローラの耐久性を向上させる。
もし溝環が空になってしまっても周面がその表面にペ
ーストを取り込んでいるときは、移動したペーストは正
しいストライプを形成した。
したがって本発明の主目的は、チップを加工して半田
ペーストをきわめて正確にその表面に1本又は2本以上
のストライプ付けする機械を提供すること、かつ、高速
な供給機構を装置することにある。他の目的は多量のチ
ップを短時間に半田ペースト処理するための公知のチッ
プ輸送用テープないしベルトに供給する工程を提供する
こと、ペースト付けローラを使って正確に複数のストラ
イプに半田ペースト付けする装置を提供することであ
る。
さらにもう一つの目的はチップを傾斜させてマスクに
乗せることで、後の工程で特定のチップ面にストライプ
を付けるため一定方向に回転することができるようにし
たことである。2面のうちの1面をチップ処理するため
に設定されるべき逆流変更をする必要もなくストライプ
をチップの向きを自在に選択して付けることができる手
段、マスクに穿設した切り込み中にチップが入り込む前
にリップをあらかじめ開けることでマスクの柔軟なリッ
プの摩耗を減殺する手段、同一マスク中に2個のチップ
を側面を並列に合致させて入れストライプ付け工程に同
時に通過させることによって生産量を倍増させる手段、
そして、従来できたよりもっと正確にストライプ間に半
田ペーストの新鮮なストライプを付ける手段、を提供す
ることにある。
図面の簡単な説明 図1aは、本発明にかかる溶接ペースト用のストライプ
を塗布した代表的な集積受動部品(チップ)の斜視図で
ある。
図1bは、図1のチップを回路板面上に取り付けた所を
示す斜視図である。
図2aは本発明にかかる新規な供給盤と移送ベルトなら
びにマスクの平面図である。
図2bはチップが移送されていく所を示す新規な供給盤
の一部を示す部分拡大図である。
図3は、チップをマスクへ乗せる移送ベルトがかけら
れた本発明の供給盤の部分側面斜視図である。
図4は、諸々の要素が運転中適正位置にあるときの全
体を示す平面図である。
図5は、本発明の乗せ装置に乗せられたチップの乗せ
手段とチップ集積量をモニターする装置の別の斜視図で
ある。
図6は、マスクへチップを移動させるときチップが通
過する開口部に対するキャビティと細長溝との位置関係
を示す一部断面部分側面図である。
図7は、キャビティとチップが通過する開口部とを示
す部分斜視図である。
図8aはキャビティからマスクへチップを移動させるの
に使われる移送手段の一部破断斜視図である。
図8bは、スプロケットとチップを保持する穴空きテー
プを示す部分拡大斜視図である。
図9は平板歯車の裏側に穿設される凹部とキャビティ
からマスクへチップを移動させる手段の一部断面側面図
である。
図10aは、平板歯車からマスクへチップを移動させる
もう一つ別の実施例の部分平面図である。
図10bは図10a中の一部の拡大図である。
図11aは、平板歯車からマスクへとチップを移動させ
るもう一つ別の実施例の部分平面図である。
図11bは、図11a中の一部の拡大図である。
図12はチップがキャビティからマスクへ傾斜した向き
にされて移動する所を示す部分断面側面図である。
図13はチップをマスク内で上下及び左右方向に移動さ
せる歯車の部分斜視図である。
図14はマスク内のチップを最初の段階から回転させる
ために使われる歯車の斜視図である。
図15aは、細長溝内に向きを一定にして収められた複
数個のチップと、未だ向きを揃えられていないチップを
正しい向きに変えようとしている所を示す部分斜視図で
ある。ベルトの歯車は理解を容易にする都合上省略し
た。
15bは図15aの傾斜面部分を示す部分拡大図である。
図16は、本発明の機械のストライプを付ける工程を示
す側面図である。
図17a,図17b,図17cは、溝環中に充填されたペースト
をの状態を示す端面図、側面断面図、および同じく側面
断面図である。
図18a、図18bは溝の谷でなく溝の山部分に付けられた
ペーストを示すペーストのストライプ付け車の側面図及
び正面図である。
図18c、図18dは溝間の山部分に残ったペースト以外の
ペーストを掻き取る図18a、図18bはペーストストライプ
付け車に使われる櫛状スクレーパの側面図と正面図であ
る。
図19はマスクからチップを押し出す押出手段の部分斜
視図である。
図20は一度にキャビティからマスクへ2個のチップを
移動させる小円盤のもう一つの断面図である。
図21は一方向から1本のマスク中に2個のチップを回
転させる所を示す部分斜視図である。
好ましい実施例の説明 本発明の供給盤が取り付けられる終端処理機全体の開
示をしている米国特許第5226382号を参照し、かつ、こ
こに添付の同一部分は同一引用符号を付けた全32面の図
を参照して以下説明する。大略本発明はコンピュータチ
ップ(シングルキャパシタ)をエンドレスな金属製キャ
リアテープすなわちベルトに乗せる手段を開示するもの
で、このベルトにはベルト駆動手段からスプロケットの
歯を受け入れる第1の開口部(複数)と、チップを正し
い方向に向けて受け入れるよう形成されたしなやかなマ
スクを周囲に固定した第2の開口部(複数)とが穿設さ
れている。このテープないしベルトは、一面だけ溶接ペ
ーストが塗布されたチップの接続領域を介してチップを
運び、次の乾燥工程で、その後のコーティング工程のた
め反対面を露出するようにチップをマスク中で僅かに動
かして反対領域を出し、そして再び乾燥工程を経て最終
的に製品収納容器中へと排出するようにされている。
本発明が取り扱う集積受動部品、アレーチップ1を図
1aに示す。ここで、上面及び下面の双方の面A、対向す
る側面B、及び対向する端面C、ならびに側面Bには、
典型的な溶接ペーストのストライプ3が付けられてい
る。ストライプ3はチップ1の上面/下面Aにも一部僅
かながら突出して付けられる点に注意していただきた
い。ストライプ3の代表的な寸法は0.015±0.007イン
チ、またストライプ3の下方に伸長する寸法は約0.012
±0.007インチである。図1bに示すように、このストラ
イプ付きチップは回路板9の上面7に形成された銅トレ
ース5に溶接される。
図2および図3に示すように、本発明の一部品として
外縁15で限界される好ましくは円形の供給盤13がある。
供給盤13は軸x−x上でスピンドル17に取り付けられ、
このスピンドル17は従来技術のベアリング(図示せず)
で軸受けされ駆動モータ(図示せず)で制御速度回転す
る。
供給盤13の寸法は何でもよく、また形状も、外縁15で
区画されており、また好ましくは平坦であって、水平線
に対し20゜〜70゜、好ましくは45゜の角度αだけ傾斜し
た平板表面19を有する限り何でもよい。供給盤13は好ま
しくは、その回転面全面を通して角度αの傾斜を保持す
る平坦面の平板歯車23に構成され、公知の直流モータで
制御速度されて駆動されるのがよい。
チップ分配リング25が平板表面19上の中心に瘤27で締
結される。チップ分配リング25は瘤27から外縁15に向け
て、しかしそこまでとどかずに放射線状に外方に伸びる
複数本の指29を有し、該指29は平板歯車23の矢印の回転
方向に向けてなびくように角度をつけられているのが好
ましい。
好ましくは平板歯車23の外縁15の曲率と等しい曲率の
周壁35を有する外縁ガイド31が平板歯車23の低地帯に沿
って設けられ、平板表面19より僅か上に立ち上がってい
る。外縁ガイド31は平板表面19から複数個のチップ1か
らなる集積37がこぼれ落ちないように平板表面19の低地
帯に集積37が乗る場所を提供している。
図2、図6及び図7に示すように、少なくとも1個、
好ましくは複数個の内方端41と外方端43で囲まれた細長
溝39が平板表面19上に詰めて並べられた配列で、盤面の
瘤27から外縁15に向けて好ましくは放射状に穿設されて
いる。細長溝39全体の長さは本発明の作用に必ずしも影
響するものではないが、最低3個以上のチップを中に受
け入れることができるだけの長さ、すなわち1インチ程
度であることが好ましい。
チップ分配リング25の指29は平板表面19上に複数個の
ポケット47を形成し、平板表面19に低地帯にかたまった
集積37に平板表面19の高地帯からチップ1が滑り落ちる
のを阻止して細長溝39へ入れるようにしている。そうす
る理由は、乗って集積となる量がある程度多量に維持さ
れるように、また、チップ1が平板表面19上を滑り落ち
てチップ1の表面に引っ掻き傷をつけたりしないように
チップ1の落下を防止するため、ポケット47が細長溝39
近傍にあるチップ1を保持する。図2aはチップ分配リン
グ25及び傾斜した平板表面19上をチップ1が滑り落ちる
のを細長溝39近傍に位置するポケット47が阻止している
所を明確に示す。図4に示すように、供給盤13にはチッ
プ1を集積37の作用として平板表面19上に相当量連続的
に移送するため、震動供給器49が付設されている。図
4、図5に示すように、集積37の量は光学モニター51が
監視しており、集積37が小さくなると震動供給器49が自
動的に作動して平板表面19上にチップを追加供給するよ
うにされている。
図6、図7に示すように細長溝39の上縁は斜めに切り
込んだ傾斜壁53にされていて、傾斜壁53同士間の距離
“d"だけ溝側壁55及び溝床59は加工工程中のチップ1の
厚みより千分の数インチだけ外方へ傾斜している。チッ
プ1は側面Bまたは端面Cのいずれかを下にして細長溝
39内に横たわることができるが、少なくともその上面ま
たは底面Aを下にして細長溝39内に横たわることはでき
ないのであるから部分的に向きを制御されているという
ことができる。
図2aに示すように、供給盤13が回転すると細長溝39は
チップの集積37を通過するから集積37内のいくつかのチ
ップが傾斜壁53に補助されて細長溝39中に落下するかそ
の表面を通過するかする。重力はチップの集積37をポケ
ット47の中に平板表面19の底すなわち平板歯車23が回転
するときの平板表面19の流れの上流に保持する。チップ
1の細長溝39内の動きは従来技術同様、供給盤13に加え
られる震動で補助される。
図7はもう一つの実施例を示すが、溝床59は内方端41
から外方端43にかけて図面上実線で描いたように平坦さ
れている。または図6に破線で示すように溝床59は内方
端41から外方端43へ下方傾斜されていてもよい。下方傾
斜された溝床59はチップ1を細長溝39内に重力で移動す
る力を加えることになる。
図6、図7に示すように、キャビティ61は好ましくは
上空開放されて、平板歯車23の外縁15の内側の細長溝39
の外方端43位置に穿設される。キャビティ61は外方端43
位置で細長溝39から一段下がった箇所に、好ましくは中
心軸x−xに平行に形成される、溝側壁55の延長面上に
あるキャビティ61の対向する側壁63a、63b(図示せず)
と、キャビティ61の内壁65と、キャビティ床67とで囲ま
れてなる。図7に示すように、キャビティ61の幅はチッ
プ1が一定の向きに収まるだけ、例えばチップ1の側面
Bまたは端面Cだけが下面にくるように、形成される。
溝床59に隣接する側面Bまたは端面Cのいずれかを選択
できるということはキャビティ61内でチップ1をその後
どの向きに方向付けするのかにおいて重要である。好ま
しい実施例では図6、図7に示すように、溝床59は半径
rの角71で90度下方に曲げられてキャビティ61の内壁65
に連なるように形成される。
図6及び図15aに示すように、供給盤13の外縁15には
開口部73が穿設されていて、キャビティ61と縦方向で合
致して、キャビティ61からそこを通って一定の固定的な
放射方向に少なくとも1個のチップ1を通過させるだけ
の幅と高さにされている。図7に示すように、開口73は
1個のチップ1を通過させるに足るだけの寸法、形状に
されている。また図20にみるように、開口部73は2個の
チップ1を側部で並べて通過させることができる寸法、
形状にされていてもよい。
図2a,図3、図4及び図8aに示すように、ベルト75が
プーリ77上に架けられ、平板歯車23の外縁15に隣接する
合致位置にくるようにされている。図8a、図8bに示され
るようにチップ保持用の切込み79がマスク83中に穿設さ
れベルト75上に結合されて開口部73と合致している。作
動すると平板歯車23の回転とベルト75の動きが、連続す
る各々の切込み79と連続する各々の開口部73とを備える
ように制御される。
図6、図7、図9、図12及び図20に示すように、平板
表面19の裏側には凹部内壁87と凹部外壁89で限界つけさ
れた凹部85が形成される。そして少なくとも1個、好ま
しくは2個または4個のスロット91が、図示するように
凹部外壁89からキャビティ61へと貫通穿設される。輸送
手段95がチップ1をキャビティ61内からそれに隣接する
ベルト75に保持されたマスク83中のチップ保持用の切込
み79中に放射状に移動させるため設けられている。輸送
手段95によるチップ1の移動は新たな方向、すなわち別
の方向であって、上記輸送手段95はチップ1を、チップ
1がキャビティ61に入ってきた方向とは異なる方向にキ
ャビティ61から移動させる。
図9、図12及び図20に示す実施例において、輸送手段
95は回転する共通軸シャフト99上に少なくとも1個、し
ばしば2個以上の非常に薄い小円盤97を取り付けてい
て、それら小円盤97はスロット91に入るように平行に近
接させられている。小円盤97は少なくとも1個しばしば
2個以上がキャビティ61中に回転して入っていく。
平板歯車23の円周速度と小円盤97のそれとの間には相
違が生じないように制御され関係付けされる。キャビテ
ィ61が対面のマスク83のチップ保持用の切込み79に接面
したとき、1個または2個以上の小円盤97が内壁65に穿
設されたスロット101を介してキャビティ61を貫通し、
チップ1(もしくは図20に示した2個のチップ1)をキ
ャビティ61から開口部73を介してマスク83内へと放射方
向に押しやる。こうしてキャビティ61からチップ1(ま
たはチップ1、1)が取り外ずされると、細長溝39中に
残っているチップ1、1から次の回転で再び充填される
チップの集積37中に平板歯車23が回って入る。
輸送手段95は小円盤97とスロット91という形式以外の
形式であることもできる。例えば図10a、図10bに示すよ
うに、輸送手段95はレバー105によって凹部外壁89に穿
設した切欠部109の内外に往復運動するように駆動さ
れ、キャビティ61からチップ1をマスク83のチップ保持
用のスロット79中に押し出す振動ヘッド103を備えた構
成である。
また図11a、図11bに示すように、輸送手段95は平板歯
車23の回転に従いマスク83のチップ保持用の切込み79中
にチップ1をキャビティ61から押し出す、凹部85の外壁
89に向けてスプリング付勢され単一スロット113中に張
り出すスクレーパ111を備える構成でもよい。これらい
ずれの実施例も本発明の範囲内である。
本発明のもう一つの実施例によれば図12に示すよう
に、チップ1は回転する一枚の小円盤97のような手段に
よってキャビティ61から開口部73経由でマスク83の切込
み79中に角度をつけて押し出される。
図13に示すように部分的に挿入させられたチップ1
は、シャフト121に取り付けた歯車117と別のシャフト12
1に取り付けた円盤119とを備える二次的位置決め手段11
5によってチップ1を切込み79中に上下または左右に動
かして取り去るために天壁もしくは底壁または側壁を露
出するようにされる。シャフト121、121はそれぞれシャ
ーシ125、125に取り付けられたアーム123、123に取り付
けられている。
マスク83の切り込み79中のチップ1を回転させるため
のさらにもう一つの実施例が図14に示される。ここでは
一対のスプロケット129、129がスプリング付勢されたア
ーム133上のシャフト131、131に取り付けられる。スプ
ロケット129、129はチップ1の重心(通常チップな幾何
学的中心)から外れた箇所に接触して切り込み79内でチ
ップ1を回転させる。スプロケット129はいくつでも使
用することができるから、チップ1はマスク83の切り込
み79中において所望の方向に回転させることができる。
図15a、図15bに示した本発明のさらに別の実施例で
は、チップ1の特異な位置決め兼救助装置がキャビティ
61中にあるチップ1に鋭角αで当接する滑らかな表面14
1にされた整列板135の形式で周壁35にボルト137で固定
されて設けられている。キャビティ61中に正しく位置決
めされたチップ1は滑らかな表面141のそばを当該表面1
41に触れずにスライドし、また正しくなく入ったチップ
1は滑らかな表面141に徐々に触れ優しく回転させられ
てキャビティ61内の正しい位置に移動させられる。この
滑らかな表面141とチップ1及び表面141との徐々なる接
触とのコンビネーションは、導入時の鋭角のため正しく
なく入ったチップ1を整列させ、又これがなければ工程
中に喪失してしまうであろう多数のチップ1を救うこと
になる。
図8bに示されるように、歯車143はアーム147を貫通す
るシャフト145に回転可能に取り付けられ、チップ保持
用の切り込み79内にキャビティ61からチップ1を導入す
る点からマスク83(及びベルト75)の対面箇所に歯車14
3を位置決めする。一連のスプロケット歯149が歯車143
の周縁に形成されていて、上のマスク83および外側のチ
ップ保持 用の切り込み79に当接する寸法、形状にされている。ス
プロケット歯149の貫通深度は、チップ保持用の切り込
み79のリップスを圧し開くか、またはキャビティ61から
チップ保持用の切り込み79へチップ1が移動している間
にキャビティ61に向けて切り込み79をあらかじめ開くか
するように慎重に調整される。この瞬間的なスプロケッ
ト歯149のチップ保持用の切り込み79に対する部分的貫
通は、それに当たる側ではチップ1の移動が行われるわ
けであるが、チップ1の鋭いエッジとしなやかな切り込
み79のリップスとの接触を有為に減少させ、こうして切
り込み79周辺のゴムその他の弾性体を擦り減らす原因と
なる摩擦を減少させる。ベルト75は、図4に示す仲立ち
車153を使用するなどして本発明のチップ移送作業中一
貫してぴんと張った状態に維持される。仲立ち車153
は、当該仲立ち車153に接続してあるエアシリンダ(図
示せず)に接続したケーブル(図示せず)によって微移
動される。仲立ち車153は2個のベアリング(図示せ
ず)とロッド(図示せず)に支持されて上下にスライド
するようにされている。
図2a、図5、図13、図14に示すように、ベルト75はマ
スク83中にチップ1を保持してマスク83中にあるチップ
1の向きを一定にするように、整列車155、ロケーティ
ング歯車117及びスプロケット129の1組合せもしくは2
以上の組合せを介してローディングステーションから移
送し、次に図4、図16に157で全体が示されたペースト
付け工程へと移送される。図16、図17a、図17b及び図17
cに示すように、円筒形コア167周りに形成されたスリー
ブ165の壁面に同心円上に1個(図17b)または2個以上
(図17c)の溝環161が形成された第1のペースト付ロー
ラ159が設けられる。各々の溝環161はチップ1の適切な
表面に1回で十分な半田ペーストを付けられるだけの幅
と深さにされた壁肉169によって隣の溝環161から分離さ
れている。スリーブ165の表面171は溝環161の上縁を限
界付けるように同一面にされている。
第1のペースト付ローラ159は好ましくは金属または
硬質ゴムあるいは両者の合成物からなる。第1のペース
ト付ローラ159は溝環161の面またはスリーブ165の表面1
71がベルト75と同一の円周速度で回転するように調整さ
れ、液状半田ペーストのバット175中に僅かに沈められ
る。第1のペースト付ローラ159を静止状態のペースト
中に回転させる作業はペーストが溝環161中にペースト
を捕獲させることを容易にする。スクレーパ179は、回
転中のスリーブの表面171に角度β(図16)でスクレー
パ179のエッジ181が当たるように構成される。角度βで
スクレーパ179を当てることにより、余分なペーストは
バット175に戻され、同時に溝環161中に残ったペースト
はスクレーパ179のエッジ181下を通過した後にスリーブ
の表面171に少しだけ残留するように戻される。ペース
トが充填された溝環161はチップ1の適切な面に接触す
るようにもってこられるので、ペーストは溝環161から
チップ1の表面に転移し必要量だけ上下面に塗られるこ
とになる。スクレーパ179の第1ペースト付ローラ159に
対する押し付け力を調節することによって所望量のペー
ストを微妙に制御することができる。このペースト付け
はまた、チップ1を第1のペースト付ローラ159にしっ
かりと当てて保持するように、チップ1の内面に当たっ
て回転するスプロケット163を使用することも含む。
図18a、図18b、図18c、図18dに示すような別方式のペ
ースト付けも考えられる。ペーストが付けられる面が溝
の谷ではなくて溝の山部分185で、図16に示されたペー
スト付けの表面はペースト付面187になる。溝の山部分1
85がバット175に浸かると、櫛状スクレーパ189が山部分
185の表面に当たってその表面からペーストを掻き取
り、微妙に制限された深さにペースト付面187の上面に
残るペースト層を掻き取る。ペースト付面187をチップ
1に当てると、ペーストはペースト付面187からチップ
の適切な表面に転移する。
本発明の他の実施例によれば、図20、図21に示すよう
に、キャビティ61は2個のチップ1を一定の向きに側面
で合わせて受け入れられるだけの深さにされ、チップ1
は小円盤97によって開口部73からマスク83の切り込み79
中に移動させられる。図21に示すように、一列193の歯1
95を付けた第1のスプロケット191がベルト75の1側面
に配置されて、チップ1の端面C間の分割線に当たるよ
うに調節されて各チップ1を重心の外側に回転させマス
ク83中に回転させる。この運動を経由すると、二列の垂
直歯201を付けてチップ1に触れてストライプを付ける
のに適切な面を現すように残りの90度外方に回転させる
第2のスプロケット197が設けられている。これらのス
プロケット191、187及びそれらの歯195、201、あるいは
それらに類似の変形例を、チップ1を所望の向きに回転
させるのに用いることができる。側面を合わせて2個の
チップ1を移動させる装置は作業効率を2倍にするもの
である。
ストライプを付けられたチップ1は次に図4に示す通
りベルト75で乾燥用オーブンに運ばれ、そこでチップ1
はペーストを乾燥させるための加熱工程にかけられる。
この乾燥工程を出ると図4に示すようにチップ1はベル
ト75で運ばれ、仲立ち車153近辺で逆回りされて、まだ
ストライプが付けられていない新しいチップ1につき同
様の作業が繰り返される。この第2の反復工程が終了す
るとチップ1は乾燥用オーブン経由後、歯車81によって
ベルト75から外されコレクタ84へ入る。
あるいはストライプを付けたばかりのチップ1を図14
に示すスプロケット129でマスク83中を回転させるよう
にしてもよい。スプロケット129の外周に設けられた歯
はマスク83中のチップ1に触れるからマスク83が通ると
きチップ1を回転させることになる。チップ1の180度
完全回転をさせるには2枚のスプロケットを使用するの
が望ましい。回転すれば、チップ1はストライプ付け工
程および加熱乾燥工程を反復する準備が完了し、その後
ベルト75から外されてコレクタ84に入れられる。図19に
示すようにストライプを付け乾燥されたチップ1は落し
車205まで運ばれてから歯車81の歯の列80に触れてベル
ト75から外されて、マスク83からシュート82上に落され
コレクタ84へと運ばれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドベラ、ロモロ ブイ. アメリカ合衆国、92126 カリフォルニ ア州、サン ディエゴ、ジェイド コー スト ロード 8203 (56)参考文献 実公 昭44−7615(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/14 102 B65G 47/54 - 47/86

Claims (41)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップを運ぶベルトを備え、1個または2
    個以上のチップの表面に少なくとも1種類のペーストを
    付けるチップ終端処理用機械であって、 a)三次元形状のチップの集積が乗る水平面に対し傾斜
    した平板表面を有する外縁で限界された供給盤と、 b)上記平板表面に上記外縁に向けて穿設され上記チッ
    プの集積を通過してその中に少なくとも1個のチップを
    規制された一定向きに受け入れる少なくとも1個の細長
    溝と、 c)上記細長溝から一定向きでチップを受け取る、側壁
    と上記外縁の内側の細長溝の下方に形成された床とで囲
    まれるキャビティと、 d)該キャビティからチップを移動させる開口部が穿設
    された上記外縁と、 e)チップが入った方向とは異なる方向に上記ベルトに
    上記開口部から上記キャビティの外側の一定方向にチッ
    プを押しやる輸送手段と、 を有することを特徴とする機械。
  2. 【請求項2】上記キャビティが上記細長溝から側部を合
    わせた一定向きに2個のチップを受け入れる寸法、形状
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の上
    記チップ終端処理用機械。
  3. 【請求項3】上記供給盤が中心シャフト回りに回転する
    ように水平面に対し傾斜した平板歯車を取り付けている
    ことを特徴とする請求項1記載の上記チップ終端処理用
    機械。
  4. 【請求項4】上記平板表面が平坦であることを特徴とす
    る請求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  5. 【請求項5】上記平板表面が平坦で水平面に対し約20度
    ないし約70度傾斜されていることを特徴とする請求項1
    に記載の上記チップ終端処理用機械。
  6. 【請求項6】上記平板表面が平坦で水平面に対し約45度
    傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の上記
    チップ終端処理用機械。
  7. 【請求項7】上記チップの集積が上記平板表面の低地帯
    に位置することを特徴とする請求項3に記載の上記チッ
    プ終端処理用機械。
  8. 【請求項8】上記平板表面の中心にチップ分配リングを
    配置したことを特徴とする請求項3に記載の上記チップ
    終端処理用機械。
  9. 【請求項9】上記チップ分配リングが、チップを上記細
    長溝に入れるためチップを保持し、上記平板表面の高地
    帯から上記集積へとチップが落下するのを防止するため
    の複数個のポケットを上記平板表面上に形成しているこ
    とを特徴とする請求項8に記載の上記チップ終端処理用
    機械。
  10. 【請求項10】上記細長溝が真っすぐであることを特徴
    とする請求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  11. 【請求項11】上記細長溝が外方に傾斜する上側壁を有
    することを特徴とする請求項10に記載の上記チップ終端
    処理用機械。
  12. 【請求項12】上記平板表面が平坦にされていて、上記
    細長溝が上記供給盤の中心から外方に放射状に配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の上記チップ終
    端処理用機械。
  13. 【請求項13】上記キャビティが1個のチップを一定の
    向きに保持するような寸法、形状にされていることを特
    徴とする請求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  14. 【請求項14】上記キャビティが上空を開放されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の上記チップ終端処理
    用機械。
  15. 【請求項15】上記外縁に設けられた開口部がチップを
    一定の向きで通過させるような幅、高さのスロットを穿
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の上記チ
    ップ終端処理用機械。
  16. 【請求項16】上記輸送手段が、上記キャビティ内であ
    って上記供給盤に穿設されたスロットに入るようにされ
    ている1本の共通軸に取り付けられた少なくとも2個の
    小円盤を備え、該小円盤がチップを上記開口部を介して
    外方に押しやる上記供給盤周りの箇所でチップに当接す
    るまで通るようにされていることを特徴とする請求項1
    に記載の上記チップ終端処理用機械。
  17. 【請求項17】上記輸送手段が、上記供給盤のキャビテ
    ィ内に穿設されたスロットに入るようにされている1個
    の小円盤を備え、チップの重心から離れた点でチップに
    接触するように通過してチップを当該開口部から外方に
    押しやり同時にチップを角度を付けさせた向きに回転さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の上記チップ終端
    処理用機械。
  18. 【請求項18】上記輸送手段が共通軸に相互に近接させ
    て取り付けた少なくとも4枚の回転車であって、上記キ
    ャビティの内側に上記供給盤に形成したスロットに入る
    ようにされ、上記開口部から側面を合致させた配列でチ
    ップを外側に押し出す2個のチップに並列の特定の固定
    向きに接触して通過するものを有することを特徴とする
    請求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  19. 【請求項19】上記輸送手段がキャビティの内側に形成
    したアームに回転可能に取り付けたヘッドを有し、該ヘ
    ッドが上記キャビティ中を往復運動で通過して上記開口
    部から上記供給盤周りにチップを押しやることを特徴と
    する請求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  20. 【請求項20】上記輸送手段が上記キャビティ中のチッ
    プに接触してスプリングで付勢され、上記開口部から上
    記供給盤周りにチップを押しやるように設けられたワイ
    パーアームを有することを特徴とする請求項1に記載の
    上記チップ終端処理用機械。
  21. 【請求項21】チップを重心回りにベルト中で一定方向
    に回転させてストライプ付けのために1側面または1端
    面を出すように上記ベルト中のチップに接触するよう回
    転可能に取り付けた少なくとも1枚の車を有することを
    特徴とする請求項1に記載の上記チップ終端処理用機
    械。
  22. 【請求項22】上記供給盤からチップが滑り落ちるのを
    防止するため上記細長溝の端部から下方に垂れる位置か
    らチップを上記細長溝中に戻すように上記外縁の壁面に
    近接して並列に湾曲エッジのあるガイドを形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の上記チップ終端処理用機
    械。
  23. 【請求項23】上記チップの集積から上記細長溝上にチ
    ップを移動させるのを補助するよう供給盤の回転中に供
    給盤を震動させる手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  24. 【請求項24】上記平板表面に散乱したチップを供給す
    る手段と該手段と協同して上記供給盤によって集められ
    たチップ集積の量をモニターする手段とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の上記チップ終端処理用機
    械。
  25. 【請求項25】上記キャビティと上記開口部とがチップ
    をして開口部から1方向のみに通過させるようチップの
    3辺のうち2辺に寸法つけしてあることを特徴とする請
    求項1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  26. 【請求項26】上記細長溝が3方向のうちの2方向にお
    いてチップを挿入させるのにチップの3辺のうちの1辺
    より狭くされていることを特徴とする請求項1に記載の
    上記チップ終端処理用機械。
  27. 【請求項27】上記細長溝が、内側の先端と外側の先端
    によって規制され、上記内側の先端から始まり上記外側
    の先端に向けて外方に伸びるように徐々に深さを増大さ
    せた上記キャビティを限定する内壁を形成するように滑
    らかに湾曲する方向を変更するキャビティで終端する細
    長溝床とで限界つけられていることを特徴とする請求項
    1に記載の上記チップ終端処理用機械。
  28. 【請求項28】上記細長溝が内側の先端と外側の先端と
    で限界つけられ、該内側の先端から始まり上記細長溝中
    を同一深さを維持して上記キャビティを限界つける内壁
    を形成する上記キャビティで滑らかに湾曲された方向変
    更に終端することを特徴とする請求項1に記載の上記チ
    ップ終端処理用機械。
  29. 【請求項29】a)中心軸回りに回転するよう取り付け
    られた、三次元形状のチップを乗せる、円周をなす外縁
    で限界つけられ水平線に対して傾斜した平板表面を有す
    る供給盤と、 b)内側の先端と外側の先端とで限界つけられ、上記平
    板表面の外縁に向けて放射状に穿設され、上記供給盤が
    上記中心軸回りに回転すると上記チップの集積の下を通
    過して複数のチップを一定の向きに受け止める複数個の
    細長溝と、 c)上記細長溝からチップを一定の固定された向きに受
    け止める上記側壁と上記供給盤に形成された床とで限界
    つけられたキャビティと、 d)上記キャビティからチップを移動させるための開口
    部を形成した上記外縁と、 e)上記開口部を介して上記キャビティから、チップが
    入ってきた向きとは異なる一定の固定された向きにチッ
    プを押しやる輸送手段と、 を有することを特徴とする輸送用のベルトを含む1本ま
    たは2本以上のストライプの半田ペーストによるチップ
    終端処理用機械。
  30. 【請求項30】後の工程でチップをその中に受け止める
    切り込みが穿設された複数個の柔軟なマスクを取り付け
    た輸送用のベルトであって、上記輸送手段が上記開口部
    を介してチップをキャビティに入ってきたときの向きと
    は異なる角度の向きにマスクの切り込みへと外方へ押し
    やるものであることを特徴とする請求項29に記載上記チ
    ップ終端処理用機械。
  31. 【請求項31】上記輸送手段が、チップが上記マスクへ
    とキャビティから出て移動するときチップが回転するよ
    うに、上記キャビティを貫通してチップの重心からはず
    れた箇所のチップに接触するように設定された1枚の小
    円盤を有することを特徴とする請求項29に記載の上記チ
    ップ終端処理用機械。
  32. 【請求項32】チップがマスクに入ってきたときのチッ
    プの向きとは異なる向きにチップを上記マスク中で回転
    させるチップの移動後にチップに接触するよう設けられ
    た制御手段を有することを特徴とする請求項29に記載の
    上記チップ終端処理用機械。
  33. 【請求項33】上記制御手段が上記マスク中でチップと
    接触するように小円盤を設けていることを特徴とする請
    求項32に記載の上記チップ終端処理用機械。
  34. 【請求項34】上記制御手段が少なくとも2枚の小円盤
    からなっていて、それら小円盤の各々はマスク中のチッ
    プを重心を中心にして少なくとも90度回転するように輸
    送ベルト中に保持されて移動するとき異なった時間にチ
    ップに接触するようにされていることを特徴とする請求
    項32に記載のチップ終端処理用機械。
  35. 【請求項35】a)上記ローラの表面に同心円状に穿設
    された複数個の溝と、 b)該ローラの表面にバットから1回分のペーストを移
    し取るようにローラの表面に接触する表面がくる溶接ペ
    ーストを容れたバットと、 c)チップに直接付着するように、掻き取っているエッ
    ジの下側からローラの表面が出てきた後に、上記ペース
    トが僅かに上記溝壁面上に盛り上がるように上記溝中に
    ペーストを押し込む程度にローラ面に対して一定角度で
    ローラと接触する、ローラの表面から余分な溶接ペース
    トを掻き取るスクレーパと、 を有する、チップの表面に接触するように回転する表面
    があるローラを備えた請求項32に記載のチップ終端処理
    用機械。
  36. 【請求項36】マスク中のチップに徐々に接触してチッ
    プを一定の順列に整列させる、マスク中に保持されたチ
    ップの通路に対し鋭角をなしてマスク隣接位置にしっか
    りと固定された滑らかに磨かれた領域のある整列板を有
    することを特徴とする請求項27に記載のチップ終端処理
    用機械。
  37. 【請求項37】a)中心周りに回転する、三次元形状の
    チップの集積を乗せる水平面に対して傾斜された露出す
    る表面及び外縁とで限定された供給板と、 b)該露出表面上を滑り落ちないようにばらばらのチッ
    プを捕獲する一連のポケットを指間に形成した外方に伸
    びる複数本の指を備えた、露出表面の上に中心を揃えて
    しっかり固定されたチップ分配環と、 c)上記外縁に向けて放射状に上記露出表面上に形成さ
    れ、上記供給板が回転するとチップの集積下を通過して
    少なくとも1個のチップを一定の向きに受け入れる、内
    端と外端とで限定された複数個の細溝と、 d)一定の向きにチップを上記細溝から受け止める、上
    記外縁の内側に上記細溝からぶら下がる格好で該細溝各
    々の各外端の外方に形成される、側壁と床とで限定され
    た、上空開放されたキャビティと、 e)該キャビティからチップを移動させる開口部が穿設
    された上記外縁と、 f)チップがキャビティに入ったときの向きと異なる向
    きで上記キャビティの開口部から外側へ一定の固定方向
    でチップを押し出す輸送手段と、 g)チップの後処理のためにチップを受領するためのス
    ロットが穿設され、上記輸送手段がチップを上記開口部
    から該スロットへ押し出すようにされた複数個の柔軟な
    マスクを備えた輸送ベルトと、 h)チップの表面にペーストのストライプを塗布する手
    段と、 を有することを特徴とする1本または2本以上の溶接ペ
    ーストのストライプを塗布するチップ終端処理用機械。
  38. 【請求項38】a)壁肉で隔てられた上記ローラの表面
    に同心円状に複数個の溝環を穿設した、チップの表面に
    接触するように回転する面を有するローラと、 b)該ローラの表面に1回分のペーストを付着させるよ
    うにローラ表面に接触する溶接ペーストの表面を出すバ
    ットと、 c)チップに直接付着するように、掻き取っているエッ
    ジの下側からローラの表面が出てきた後に、上記ペース
    トが僅かに上記溝壁面上に盛り上がるように上記溝中に
    ペーストを押し込む程度にローラ面に対して一定角度で
    ローラと接触する、ローラの表面から余分な溶接ペース
    トを掻き取るスクレーパと、 を有する、チップの表面にペーストのストライプを塗布
    することを特徴とする請求項37に記載の上記チップ終端
    処理用機械。
  39. 【請求項39】a)ペースト層が付着される周面のペー
    スト塗布表面を備える溝の山部分と、 b)ペーストがチップの表面に適切に上記溝の山部分か
    ら移転されるようにチップの適用面に接触する限定的に
    制御された深さにまで上記適用面の上面に残るペースト
    層を掻き落とす、上記表面間からペーストを掻き取る上
    記溝の山部分の表面に接触する櫛状スクレーパと、 を有するチップの表面にペーストのストライプを塗布す
    る手段を有することを特徴とする請求項37に記載の上記
    チップ終端処理用機械。
  40. 【請求項40】上記マスクを摩耗させることなくマスク
    中にチップを挿入することを可能にするマスク中にスロ
    ットをあらかじめ開口しておく手段を有することを特徴
    とする請求項37に記載の上記チップ終端処理用機械。
  41. 【請求項41】上記マスク中にスロットをあらかじめ開
    口しておく手段が、上記マスク中の切り込みに接触する
    なまくらな歯を備えた車であって、チップが挿入される
    該マスクの裏側に、チップが挿入される上記スロットへ
    の向きに上記マスクの切り込みから少し離れることを特
    徴とする請求項40に記載の上記チップ終端処理用機械。
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