JP3167299U - 伸縮ベルト付きバッグ - Google Patents

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【課題】バッグを身に着けた際、バッグ本体が体に密着し、バッグを身に着けたまま座ったり立ったりしても圧迫感を生じず、かつ体型の異なる人が使用する際にベルトの長さを調節し直す手間を省くバッグを提供する。【解決手段】バッグ本体部2及び1本又は2本以上のベルト3からなるウエストポーチ、ウエストバッグ、リュックサック、ボディバッグなどのバッグにおいて、ベルトの所定部分に1箇所又は2箇所以上の伸縮性を有する伸縮部材4を設け、ベルトを引っ張ることで伸縮部材が伸び縮みする構成とした。また、伸縮部材を覆い隠すためのベルトカバー12を設ける構成とした。【選択図】図2

Description

本考案はベルトの所定部分に伸縮部材を設けたバッグに関する。
従来のウエストポーチやウエストバッグ等のバッグ(P)では、図7に示すように、ベルト部分は伸縮しない合成繊維や絹などの繊維のみによって構成されていた。これらのベルトの長さ調整は、例えば二つ孔部を設けた矩形の調節器具(Q)などを用いて行っていた。
しかしながら身体に接触させて用いるタイプのバッグ(ウエストポーチ、ウエストバッグ、リュックサック、ボディバッグ、メッセンジャーバッグ等)の場合、バッグがずれたり落ちたりしないよう、なるべくバッグが身体に密着するようにベルトの長さを調整する必要がある。人によって腰周りや肩幅、胸周り等の長さは異なる。また、同じ人でも着る服の枚数などによってこれらの長さは異なることがある。
そのため従来のバッグでは、使用する人が異なれば、あるいは着る服の枚数が異なれば、その人の体型にあうようにベルトの長さを調整する器具を用いて調整する必要があった。また、完全にバッグが身体に密着するようにベルトの長さを調整することは困難であった。また、ウエストポーチやウエストバッグなどを身につけたまま椅子に座ることもある。この場合、椅子に座った状態と立っている状態とでは適正なベルトの長さが異なるため、椅子に座ると腹部や腰部にベルトによる圧迫感が生じていた。そのため、ウエストポーチやウエストバッグを着けたまま座るときは、ベルトの長さを調整し直すといった手間が生じていた。
また、メッセンジャーバッグのように主に自転車に乗る場合に肩から腰にかけてベルトをまわすバッグの場合、従来のバッグだとバッグ自体が体から離れることがあり、運転に支障をきたすことがあった。
本考案では、主に身体に接触させて用いるバッグ類において、使用する人が異なる、着る服の枚数が異なる、あるいは椅子に座る、椅子から立つといった動作を行う場合にベルトの長さを調整し直す手間を省くバッグを提供することを目的とする。また、バッグが身体から離れることなく身体に密着した状態を保持するバッグを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本考案に係るバッグは、バッグ本体部と、ベルト又はベルトと補助ストラップとからなるバッグにおいて、ベルト又は補助ストラップの所定部分に伸縮性を有する伸縮部材を1箇所又は2箇所以上設けたことを要旨とした。
また本考案に係るバッグは上記構成においてさらに、該伸縮部材が、平ゴム又は蛇腹状にした樹脂素材又はポリウレタン弾性繊維などの弾性繊維からなることを要旨とした。
また本考案に係るバッグは上記構成においてさらに、該伸縮部材が、ベルトのバッグ本体部との連結部分に接して設けられていることを要旨とした。
また本考案に係るバッグは上記構成においてさらに、ベルトカバーを設け、ベルトカバーにより伸縮部材が覆い隠されることを要旨とした。
また本考案に係るバッグは上記構成においてさらに、該ベルトカバーは2枚の布帛を重ね略平行に縫製されており、これによりベルトを通すための貫通孔が設けられ、該貫通孔にベルトを通し、2枚の布帛によって伸縮部材が覆い隠されることを要旨とした。
また本考案に係るバッグは上記構成においてさらに、ベルトと補助ストラップとを有するバッグにおいて、ベルト及び補助ストラップの両方に、伸縮性を有する伸縮部材が1箇所又は2箇所以上設けられることを要旨とした。
本考案のバッグによると、ウエストバッグ、ウエストポーチ、リュックサック、ボディバッグといった身体に密着させて用いるバッグにおいて、ベルトの所定部分に伸縮部材を用いることで、使用する人が異なる、あるいは着る服の枚数が異なるような場合にベルトの長さを調整することなく、バッグを装着することができる。また、伸縮部材は縮む方向に常時力が加わっているため、バッグが身体から外れることがなくなり、身体にフィットする。そしてバッグの着脱の際に一時的にベルトを伸ばすことができ、楽に着脱することができる。
また、ウエストバッグやウエストポーチを身に着けたまま椅子に座ったり椅子から立ったりする場合に、伸縮部材が適宜伸び縮みするため、ベルトの長さを調整しなおさなくとも、腰周りや腹周りに圧迫感を生じることがなくなる。
また、ベルトの伸縮部材を覆い隠すベルトカバーを設けたことで、伸縮部材が外から見えることがなくなり、外観上見栄えがよくなる。
また、メッセンジャーバッグの補助ストラップに伸縮部材を設けたことで、メッセンジャーバッグのベルトを肩から腰にかけ、さらに補助ストラップを交差させる形で肩から腰(あるいは腰周り)につけることで、バッグが身体に密着した状態を保持し、身体から離れることがなくなる。これにより、自転車の運転を行う際にメッセンジャーバッグを身に着けていても、安全に運転を行うことができる。
実施例1に係るウエストバッグの斜視図である。 実施例2に係るウエストバッグの斜視図である。 実施例3に係るリュックサックの斜視図である。 実施例3に係るリュックサックの使用状態を示す参考図である。 実施例3に係るボディバッグの斜視図である。 実施例4に係るメッセンジャーバッグの斜視図である。 従来技術に係るウエストバッグの斜視図である。
本考案は、ウエストポーチ、ウエストバッグ、リュックサック、バックバック、ボディバッグ、メッセンジャーバッグなど、収容物を収容可能なバッグ本体部と1本又は2本以上のベルトからなるバッグ類すべてに適用可能である。
本考案では、バッグ本体部に接続されたベルトの所定部分に伸縮部材を設けている。伸縮部材はベルトのどの部分に設けてもよいし、1箇所、あるいは2箇所以上設けても良い。バッグ本体部の左右にベルトが設けられているウエストポーチやウエストバッグなどの場合、ベルトのバッグ本体部に近い部分に伸縮部材を設けることが考えられる。また、リュックサックやボディバッグのように背負う形で身につけるバッグの場合は、ベルトの肩側近辺に伸縮部材を用いることが考えられる。
伸縮部材は伸び縮みする素材であればどのようなものでもよい。例えばゴムや蛇腹状にした樹脂素材、ポリウレタン弾性繊維などの弾性繊維、その他エラスタン生地(ストレッチ素材)/ジャージ・トリコットなどの伸縮素材などが考えられる。ベルトの非伸縮部分との接着は、平ゴムの場合だと縫製や接着剤による接着などの手段が考えられる。また、非伸縮部分と伸縮部材とを面ファスナやボタンなどで着脱可能としてもよい。
伸縮部材は外から見える構成としてもよいが、ベルトの非伸縮部分と外観が異なることとなるのは好ましくない。そのため、伸縮部材を覆い隠すベルトカバーを設ける構成とすることもできる。ベルトカバーはベルトの伸縮部材を多い隠すことができればどのような形状でもよい。例えば布やキルト、合成繊維などの布帛を二枚重ねて、並行に縫い合わせることで、間にベルトが貫通する孔部ができる。こういったベルトカバーを形成しベルトを通した上で、ベルトカバーをベルトあるいはバッグ本体部と接着させる方法が考えられる。
ウエストポーチ、ウエストバッグ、リュックサック等に用いる腰用ベルト(ウエストベルト)や、リュックサックやボディバッグに用いる肩用ベルト(ショルダーベルト)、リュックサックの左右の肩ベルト間を固定する補助ストラップ、メッセンジャーバッグに設ける補助ストラップなどに伸縮部材を設けることが考えられる。
本考案の好ましい第1の実施形態につき、図1を参照しながら説明する。
本実施例に係るバッグは、ベルトに伸縮部材を設けたウエストバッグに関するものである。図1は実施例1に係るウエストバッグの斜視図である。(1)はウエストバッグ、(2)はバッグ本体部、(3)はベルト、(4)は伸縮部材、(5)は凸状バックル、(6)は凹状バックル、(7)はベルト端部固定リング、(8)は非伸縮部材、(9)はベルト外側端部、(10)はベルト本体側端部である。
本実施例に係るウエストバッグ(1)は主に略直方体のバッグ本体部(2)とバッグ本体部の左右にそれぞれ固着される2本のベルト(3)からなる。ベルトは図1に示すように、伸縮性を有する伸縮部材(4)と、伸縮性を有さない非伸縮部材(8)とからなる。本実施例に係るウエストバッグでは伸縮部材に平ゴムを用いており、非伸縮部材には合成繊維製布帛を用いているが、これに限定されるものではない。
伸縮部材はベルトのバッグ本体部側端部(10)から所定の長さだけ設けており、その外側には非伸縮部材を設けている。伸縮部材の本体側端部(10)はバッグ本体部の面と面との間の縫い目に挟みこむ形で固着しており、非伸縮部材とは縫製により固着している。伸縮部材に平ゴムを用いる場合、ベルトの全長に対する伸縮部材の長さの割合は20〜30%、伸縮幅は5〜10cmとすると使用しやすくなり好ましい。
左右ベルトの外側端部にはそれぞれ凸状バックル(5)と凹状バックル(6)とが設けられており、両方のバックルは着脱自在となっている。また、左右のベルトにはそれぞれ筒状のベルト端部固定リング(7)が通されている。バックルにはベルトを通すための孔が設けられている。そのため、バックルにベルトを通した後ベルトを折り畳み、ベルト端部固定リングにベルト端部(9)を通すことでベルトが固定され、ベルトの長さが適宜調整可能となる。
なお、ベルト端部固定リングを設けず、ベルト端部をバックルに固定してもよいし、その他のベルトの長さを調整する手段を設けても良い。ベルトの長さ調整に関して以下の他の実施例においても同様である。
本実施例に係るウエストバッグを使用する際は、予め使用者がウエストバッグを腰に着用し、ベルトを腰に巻きバックルを留めた状態で過不足なくベルトが腰に巻かれるように長さを調整する。このとき、伸縮部材が伸びないように注意する。
次にベルトを外し、さらにその状態から数センチメートルだけベルトの長さを短くする。これにより、伸縮部材が伸びていない状態では若干腰周りよりベルトの長さが短い状態となる。この状態でウエストバッグを腰に着けることにより、ベルトの伸縮部材が伸び、伸縮部材に縮む方向に緩やかな力が加わるため、バッグ本体部が身体にフィットすることとなる。
なお、ベルトの長さ調整は、ベルトを腰に巻いた状態でベルト外側端部(9)を引っ張り調整してもよい。
以上の構成により、本実施例に係るウエストバッグの使用者は、バッグ本体部が上下又は左右にずれることがなくなり、密着した状態を保持し続けることができる。また、ウエストバッグを装着した状態で椅子に座る際、ベルトの長さを調節しなくとも伸縮部材が伸び縮みするため、腹部に圧迫感を生じることがなくなる。
さらに、予めベルトの長さを短めにしておくことで、体型の異なる人が使用する場合や同じ人が衣服の枚数を変えて使用する場合に、その人の体型(腰周り)にあわせて伸縮部材が伸びるため、ベルトの長さを調節し直す必要がなくなる。
本考案の好ましい第2の実施形態につき、図2を参照しながら説明する。
実施例2に係るウエストバッグは、実施例1で説明したウエストバッグにおいて、さらにベルトカバーを設けたウエストバッグに関する。図2は実施例2に係るウエストバッグの斜視図である。(11)はベルトカバー付ウエストバッグ、(12)はベルトカバー、(13)は上カバー、(14)は下カバー、(15)はベルトカバーのバッグ本体側端部である。その他の符号は上記実施例と同様である。
本実施例に係るウエストバッグ(11)では、実施例1で説明したウエストバッグにおいて、さらにベルトの伸縮部材(4)を覆い隠すためのベルトカバー(12)を設けている。
ベルトカバーはベルトの伸縮部材を覆い隠すことができればどのようなものでもよい。本実施例のベルトカバーは、合成繊維製布帛からなる略矩形状の上カバー(13)と下カバー(14)を重ね、対向する2辺を縫製して形成している。これによりベルトを通す空洞を作り、この空洞にベルトを通すことで伸縮部材を覆い隠している。また、ベルトカバーのバッグ本体側の端部(15)は、伸縮部材の端部(10)と同じくバッグ本体部の面と面との間の縫い目に挟みこむ形でバッグ本体部に固着させている。
また、ウエストバッグを体に着けた場合、下カバー(14)の裏面が身体と接触することとなる。下カバーをメッシュ生地とすることで、下カバーが皮膚に直接接触した場合に触感がよくなる。
本実施例に係るウエストバッグでは、ベルトの伸縮部材や伸縮部材と非伸縮部材との境界がベルトカバーによって覆い隠されるため、外観上より好ましくなる。
本考案の好ましい第3の実施形態につき、図3から図5を参照しながら説明する。
実施例3は、腰用のベルトにおいて伸縮部材を設けたリュックサック、及び肩用のベルトにおいて伸縮部材を設けたボディバッグに関する。図3は本実施例に係るリュックサックの斜視図であり、図4は本実施例に係るリュックサックの使用状態を示す参考図であり、図5は本実施例に係るボディバッグの斜視図である。(21)はリュックサック、(22)はバッグ本体部、(23)は肩用ベルト、(24)は腰用ベルト、(25)は補助ストラップ、(26)はバックル、(27)は伸縮部材、(30)はボディバッグ、(31)はバッグ本体部、(32)はベルト、(33)は伸縮部材である。その他の符号は上記実施例と同様である。
本実施例は、図3に示すように主に袋状のバッグ本体部(22)、肩用ベルト(23)、腰用ベルト(24)及び補助ストラップ(25)からなるリュックサック(21)に関する。また、腰用ベルトと補助ストラップの所定部分に伸縮部材(4)を設けていることを特徴とする。
腰用ベルトはリュックサック下部両端にそれぞれ1本ずつ取り付けられており、先端にはバックルが設けられている。使用の際は、リュックサックを背負った状態でベルトを腰に沿って前方にまわし、バックルで着脱して用いる。本実施例では、腰用ベルトのバッグ本体側端部に平ゴムからなる伸縮部材(4)を設けている。
また、リュックサックを背負った場合に左右の肩にかけるベルトが外側に移動して肩から落ちないように、図4に示すように補助ストラップ(25)を用いる場合がある。補助ストラップは2本用意し、リュックサックを背負った際に肩甲骨の下側から胸のあたりにくるように、左右の肩用ベルトの内側にそれぞれ固着して設けるとよい。補助ストラップの端部にはそれぞれバックル(26)がついており、バックルによって左右の補助ストラップの着脱が可能となる。
本実施例に係るリュックサックの補助ストラップでは、左右補助ストラップの肩用ベルト側の端部に平ゴムからなる伸縮部材(27)を設けている。
本実施例に係るリュックサックでは、腰用ベルトと補助ストラップに伸縮部材を配していることにより、リュックサックを背負った状態で腰用ベルトと補助ストラップを着けると、ベルト及びストラップには縮む方向に力が加わる。そのためバッグ本体部が背中にフィットし、かつ左右の肩用ベルトに内側方向へと力が加わることから、肩用ベルトが外側に移動して肩から落ちてしまうということがなくなる。
また、図5に示すようなボディバッグ(30)にも本考案は適用可能である。ボディバッグは通常、バッグ本体部(31)の上部から下部にかけてベルト(32)が一本設けられており、たすきを掛けるようにして体をベルトに通してバッグを着用する。
本実施例ではボディバッグのベルトのバッグ本体部側端部に平ゴムからなる伸縮部材(32)が設けられている。これによりベルトを引っ張った場合に伸縮部材が伸び縮みすることとなる。
本考案に係るボディバッグを使用する際は、予めベルトの長さを使用者の肩から反対側の腰までの周囲の長さよりも短めにしておいて、バッグを装着する際にベルトを引っ張って装着する。すると伸縮部材に縮む方向に力が加わりベルトが短くなるため、バッグ本体部が身体にフィットする。
従来のボディバッグでは1本のベルトによりバッグを体に固定する上でベルトに伸縮部分がなかったため、バッグ本体部が背中から離れたり、ベルトが肩から外れることが多かった。本考案に係るボディバッグではベルトに伸縮部分があることから、ベルトを伸ばして装着すると自然とベルトは縮み、ベルトとバッグ本体部が身体に密着する。これによりバッグ本体部が背中から離れたり、ベルトが肩から外れるといったことがなくなる。
なお、リュックサック及びボディバッグにおいて伸縮部材はベルトのどの部分に設けてもよいし、1箇所、あるいは複数箇所設けてもよい。また、実施例2で説明したベルトカバーによって伸縮部材を覆い隠すと外観上好ましくなる。
本考案の好ましい第4の実施形態につき、図6を参照しながら説明する。
本実施例はベルトに取り付ける補助ストラップに伸縮部材を設けたメッセンジャーバッグに関するものである。図6は本実施例に係るメッセンジャーバッグの斜視図である。(40)はメッセンジャーバッグ、(41)はバッグ本体部、(42)はベルト、(43)は補助ストラップ、(44)は伸縮部材、(45)は補助ストラップ端部、(46)は長さ調節器具である。
メッセンジャーバッグは通常、略直方状のバッグ本体部とベルトからなり、ベルトを一方の肩から他方の腰にかけてまわし、バッグ本体部が腰の位置にくるようにして用いる。バッグを身に着けたまま自転車に乗ることなどを考慮し、ベルトとは別に補助ストラップを取り付けることがある。
補助ストラップは種々の取り付け方があるが、例えばベルトの中間からバッグ本体部の下端にかけて取り付けるものがある。使用する際は、ベルトを一方の肩から他方の腰へとまわし、補助ストラップをベルトの中間からバッグ本体部が位置しない方の腰にかけてまわして使用する。これによりバッグ本体部が揺れることを防止するのである。
本考案にかかるメッセンジャーバッグ(40)では、補助ストラップ(43)のバッグ本体側端部に伸縮部材(44)を設けている。これにより、補助ストラップを引っ張ることで伸縮部材が伸び縮みする。また、補助ストラップの他端(45)はメッセンジャーバッグのベルトに折り返して取り付けられている。そのため補助ストラップの折り返し部分はベルトに沿って滑動する。該端部はストッパー機能を備えた長さ調節器具(45)に通されており、補助ストラップの長さの調整ができるようになっている。
本考案に係るメッセンジャーバッグを使用する際は、予めバッグをかけた場合に補助ストラップの長さが短めになるようにしておく。そして補助ストラップを引っ張った状態でベルトと補助ストラップを肩に通してバッグを身に着ける。バッグを身に着けた後手を離すと、補助ストラップの伸縮部材には縮む方向に力が加えられることから、補助ストラップが短くなり、ベルトとバッグ本体部が身体へとフィットすることとなる。
以上の仕組みにより、本考案に係るメッセンジャーバッグを用いることで、補助ストラップの効果によりベルトとバッグ本体部がより身体に密着することとなり、バッグを身に着けたまま自転車に乗ったり走ったりした場合でもバッグが揺れたり肩から外れるといったことがなくなる。
なお、補助ストラップのみならず、メッセンジャーバッグのベルトにも伸縮部材を設けても良い。伸縮部材を設ける位置は端部以外でもよいし、1箇所又は2箇所以上設けても良い。また、実施例2で説明したベルトカバーを取り付けて伸縮部材を覆い隠すことで、外観がよくなる。
なお、上記各施形態の記述は本考案をこれに限定するものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更等が可能である。
1 ウエストバッグ
2 バッグ本体部
3 ベルト
4 伸縮部材
5 凸状バックル
6 凹状バックル
7 ベルト端部固定リング
8 非伸縮部材
9 ベルト外側端部
10 ベルト本体側端部
11 ベルトカバー付ウエストバッグ
12 ベルトカバー
13 上カバー
14 下カバー
15 ベルトカバーのバッグ本体側端部
21 リュックサック
22 バッグ本体部
23 肩用ベルト
24 腰用ベルト
25 補助ストラップ
26 バックル
27 伸縮部材
30 ボディバッグ
31 バッグ本体部
32 ベルト
33 伸縮部材
40 メッセンジャーバッグ
41 バッグ本体部
42 ベルト
43 補助ストラップ
44 伸縮部材
45 補助ストラップ端部
46 長さ調節器具
P 従来技術に係るウエストバッグ
Q 長さ調節器具

Claims (6)

  1. バッグ本体部と、ベルト又はベルトと補助ストラップとからなるバッグにおいて、
    ベルト又は補助ストラップの所定部分に伸縮性を有する伸縮部材を1箇所又は2箇所以上設けたことを特徴とするバッグ。
  2. 該伸縮部材が、平ゴム又は蛇腹状にした樹脂素材又はポリウレタン弾性繊維などの弾性繊維からなることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
  3. 該伸縮部材が、ベルトのバッグ本体部との連結部分に接して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバッグ。
  4. ベルトカバーを設け、ベルトカバーにより伸縮部材が覆い隠されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のバッグ。
  5. 該ベルトカバーは2枚の布帛を重ね略平行に縫製されており、これによりベルトを通すための貫通孔が設けられ、該貫通孔にベルトを通し、2枚の布帛によって伸縮部材が覆い隠されることを特徴とする請求項4に記載のバッグ。
  6. ベルトと補助ストラップとを有するバッグにおいて、ベルト及び補助ストラップの両方に、伸縮性を有する伸縮部材が1箇所又は2箇所以上設けられることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012146580A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Toyota Motor Corp 電力ケーブルの絶縁ブッシュ
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CN108523381A (zh) * 2018-03-21 2018-09-14 金华职业技术学院 一种便携式户外腰包

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