JP3167261U - ロープ案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を簡素化して部品点数を低減でき、省スペース性、量産性に優れ、可動部が少なく、メンテナンス性に優れ、動作の確実性、安定性に優れ、省力性、操作性に優れたロープ案内装置を提供する。【解決手段】甲板に固設される架台2と、架台に形設されウインチから繰り出されるロープを案内するロープ挿通孔3と、ロープ挿通孔を挟んで架台の両側部に配設された左右一対の支持フレームと、各々の支持フレームに水平面内で回動自在に保持された回動アーム5と、各々の回動アームのロープ挿通孔側の端部に回動自在に保持された垂直回動軸6と、各々の垂直回動軸の外周に貫設されたローラ7と、各々の回動アームのロープ挿通孔側と反対側に延設された延設部5dと、両端部が各々の回動アームの延設部に回動自在に保持され延設部同士を連結し水平方向に伸縮自在な開閉駆動部8と、を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、港湾内での大型の船舶の岸壁・桟橋への離着岸の補助をする小型のタグボートや外洋での曳航作業、アンカー設置などの係留作業などを行う大型のタグボート(オーシャンタグ)を初め、商船、客船、貨物船、フェリーボート、タンカー船、コンテナ船、漁船、調査船、官公庁船などの各種船舶に搭載される船舶用ウインチと共に使用されるロープ案内装置に関するものである。
タグボート等で他の船を牽引する場合などは、通常、ウインチに巻回されたロープを使用するが、ロープの引出しや収納は、ウインチの前方に配置されたガイド孔装置を介して行われている。
例えば、曳航作業を行う場合には、その準備作業として、ウインチから繰り出されたロープの一端を曳航船に渡して固定しなければならないが、通常、ウインチとガイド孔装置との間隔が大きいため、ウインチから繰り出されたロープがウインチとガイド孔装置との間で垂れ下がっていた。
従来は、垂れ下がったロープをガイド孔装置の船首側から人力によって引き出していたが、ロープの質量が大きく重労働であるため、作業者の負担が増大し、省力性、作業性に欠けるという問題があった。
この問題を解決するために、対向する駆動ローラ間にロープを挟持して繰り出すロープ案内装置が提案されている。
例えば、(特許文献1)には、「船上の所定の場所に固定される架台と、架台に設けられ、引き出されるロープを案内する縦長の挿通孔と、横方向から移動し、挿通孔の下半分に両側から突出可能に設けられ、ロープを挟持する対となる駆動ローラと、対となる駆動ローラのそれぞれの横方向移動手段と、それぞれの駆動ローラの上部に設けられ、挿通孔の上部を通過するロープを乗せる開閉式のロープ載置台と、挿通孔の入口及び出口側に設けられ、外方向に拡大するロープガイドとを有してなることを特徴とするロープ案内装置。」が開示されている。
特開平10−120299号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)対となる駆動ローラそれぞれについて横方向移動手段が必要となるため、部品点数が増加して、装置が大型化し易く、省スペース性、量産性に欠けると共に、イニシャルコスト、ランニングコストがかかるという課題を有していた。
(2)また、2つの横方向移動手段を有することにより、可動部が多くなり、動作不良や故障が発生し易くなって、メンテナンス性に欠けるという課題を有していた。
(3)さらに、2つの横方向移動手段で一対の駆動ローラを横方向に移動させることにより、駆動ローラの間隔を変化させて(駆動ローラを開閉して)、ロープを挟持したり、開放したりするため、2つの横方向移動手段の動作を同期させる必要があり、制御が煩雑で、動作の安定性、確実性に欠けるという課題を有していた。
(4)また、一対の駆動ローラをそれぞれ別々のモータで駆動するので、ロープの繰り出しのために、モータの回転を同期させる必要があり、構造や制御が複雑で、量産性、取扱い性に欠けるという課題を有していた。
(5)開閉式のロープ載置台を備えているが、駆動ローラの開閉と同期して開閉するので、1本のロープを人力で持ち上げた状態で、もう1本のロープを挿通孔に通し、駆動ローラ及びロープ載置台が閉じるまで待たなければならず、省力性、作業性に欠けるという課題を有していた。
本考案は上記課題を解決するもので、構造を簡素化して部品点数を低減することができ、省スペース性、量産性に優れ、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れ、制御が容易で、動作の確実性、安定性に優れ、人力での作業を削減することができ、省力性、操作性に優れたロープ案内装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために本考案のロープ案内装置は、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載のロープ案内装置は、船舶の甲板上に設置されるウインチのロープ繰り出し方向に配設されるロープ案内装置であって、前記甲板に固設される架台と、前記架台に形設され前記ウインチから繰り出されるロープを案内するロープ挿通孔と、前記ロープ挿通孔を挟んで前記架台の両側部に配設された左右一対の支持フレームと、各々の前記支持フレームに水平面内で回動自在に保持された回動アームと、各々の前記回動アームの前記ロープ挿通孔側の端部に回動自在に保持された垂直回動軸と、各々の前記垂直回動軸の外周に貫設されたローラと、各々の前記回動アームの前記ロープ挿通孔側と反対側に延設された延設部と、両端部が各々の前記回動アームの前記延設部に回動自在に保持され前記延設部同士を連結し水平方向に伸縮自在な開閉駆動部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)ロープ挿通孔を挟んで架台の両側部に配設された左右一対の支持フレームと、各々の支持フレームに水平面内で回動自在に保持された回動アームと、各々の回動アームのロープ挿通孔側の端部に回動自在に保持された垂直回動軸と、各々の垂直回動軸の外周に貫設されたローラと、各々の回動アームのロープ挿通孔側と反対側に延設された延設部と、両端部が各々の回動アームの延設部に回動自在に保持され延設部同士を連結し水平方向に伸縮自在な開閉駆動部を有するので、1つの開閉駆動部を伸縮させるだけで、一対の回動アームを回動させて、左右のローラの水平方向距離(間隔)を自在に調整することができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープの挟持と開放を簡便かつ確実に行って、ウインチと共にロープの繰り出しや回収を行うことが可能で、動作の安定性に優れる。
(2)回動アームが、各々の支持フレームに水平面内で回動自在に保持されることにより、回動アームを回動させる際に、垂直回動軸が傾くことがなく、平行状態を保ったままローラを移動させることができ、ローラ同士の間隔が変化しても、ローラの全長にわたって略均一の幅で隙間を形成することができるので、ロープが上下方向に移動したり、ローラから外れたりすることがなく、ロープ保持の確実性、安定性に優れる。
(3)各々の回動アームの延設部に開閉駆動部の両端部が回動自在に保持され延設部同士を連結しているので、構造を簡素化して部品点数を低減することができ、省スペース性、量産性に優れる。
(4)1つの開閉駆動部だけで一対の回動アームを回動させてローラを開閉することができるので、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れる。
(5)開閉駆動部の伸縮量に応じて一対の回動アームの回動量が変化し、ローラの開度を調整することができるので、制御が容易で、動作の確実性、安定性に優れる。
ここで、架台としては、鋼製やステンレス製などの金属製で、門型に形成されたもの等が好適に用いられる。ロープ挿通孔は、縦長に形成されたものが好適に用いられるが、角部分が丸い楕円形状などに形成されたものが好ましい。ロープを滑らかに移動させることができ、破損を防止できるためである。また、ロープ挿通孔の出口側(ウインチと反対側)の周縁には、外方に拡径する断面半円状などに形成された曲面状のロープガイドを設けることが好ましい。ロープが様々な方向に引っ張られても、ロープ挿通孔の縁で傷付くことがなく、安全性に優れるためである。
支持フレームは、架台に溶接や螺子止めなどで取り付けてもよいし、架台と一体に形成してもよい。
ローラは、ゴム製であることが好ましく、ゴムタイヤが好適に用いられる。垂直回動軸は、駆動モータによって駆動することにより、確実にロープの繰り出しを行うことができる。尚、駆動モータは油圧モータでも電動モータでもよい。
開閉駆動部は伸縮自在であればよいが、油圧シリンダや電動シリンダなどが好適に用いられる。
尚、駆動モータや開閉駆動部などの駆動部を全て電動化した場合、油圧配管工事が不要で、イニシャルコスト、ランニングコストを大幅に削減することができると共に、設置スペースを大幅に低減して、甲板上のスペースを有効利用することができ、コンパクト性、設計自在性に優れる。また、故障時のメンテナンスが容易で、省資源性、環境保護性、低騒音性にも優れる。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のロープ案内装置であって、前記架台の上方から垂設され前記ロープ挿通孔の中心を通る垂直軸を挟んで対向配置された左右一対の回動軸と、各々の前記回動軸に水平面内で回動自在に保持され前記ロープ挿通孔の上縁と前記ローラの上端との間に配設されたロープ支持部と、各々の前記ロープ支持部に連設された操作杆と、各々の前記操作杆に形設された連結部と、長手方向の両端部に各々の前記連結部が摺動自在に保持される摺動保持部が形設され前記操作杆同士を連結する連結杆と、前記連結杆の中央部に連結され前記連結杆を前記連結杆の長手方向と垂直な水平方向に前後動させる連結杆駆動部と、を有するロープ保持機構を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)架台の上方から垂設されロープ挿通孔の中心を通る垂直軸を挟んで対向配置された左右一対の回動軸と、各々の回動軸に水平面内で回動自在に保持されロープ挿通孔の上縁とローラの上端との間に配設されたロープ支持部と、各々のロープ支持部に連設された操作杆と、各々の操作杆に形設された連結部と、長手方向の両端部に各々の連結部が摺動自在に保持される摺動保持部が形設され操作杆同士を連結する連結杆と、連結杆の中央部に連結され連結杆を連結杆の長手方向と垂直な水平方向に前後動させる連結杆駆動部と、を有するロープ保持機構を備えていることにより、ローラの位置(開閉)とは無関係に、1つの連結杆駆動部で連結杆を前後動させるだけで、連結部を介して一対の操作杆を操作して、左右のロープ支持部を回動させることができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープを人力で持ち上げた後、直ちにロープ支持部を所定の位置に移動させてロープを保持することができるので、作業者の負担を軽減することができ、動作の安定性、省力性に優れる。
(2)1つの連結杆駆動部だけで一対の操作杆を操作してロープ支持部を回動(開閉)することができるので、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れる。
ここで、ロープ支持部は、ロープ挿通孔の上縁とローラの上端との間に配設されるが、ロープ挿通孔の上縁とロープ支持部の上面との間には、1本のロープを挿通できるだけの隙間があればよい。
操作杆に形設される連結部と、連結杆に形設される摺動保持部とは、互いに摺動自在に保持されていればよい。具体的には、突起状や棒状などに形成した連結部を、溝状や長孔状などに形成した摺動保持部に遊嵌して、摺動保持部の長手方向に摺動させるものが好適に用いられる。
連結杆駆動部は、連結杆を連結杆の長手方向と垂直な水平方向に前後動させることができればよい。例えば、ラックとピニオンの組合せ、ボールネジ、リンク機構などを利用した連結杆駆動部と共に連結杆を前後動させることや、油圧シリンダや電動シリンダなどを用いた連結杆駆動部自身を伸縮させて連結杆を前後動させることができるが、連結杆駆動部を伸縮させる方式は、簡素な構成で部品点数が少なく、コンパクトで動作の安定性に優れる。
尚、連結杆駆動部も、駆動モータや開閉駆動部などと同様に電動化することにより、油圧配管工事が不要で、イニシャルコスト、ランニングコストを大幅に削減することができると共に、設置スペースを大幅に低減して、甲板上のスペースを有効利用することができ、コンパクト性、設計自在性に優れる。また、故障時のメンテナンスが容易で、省資源性、環境保護性、低騒音性にも優れる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載のロープ案内装置であって、各々の前記回動アームに長手方向の一端部が水平面内で回動自在に保持されたセンター保持アームと、前記架台から前記開閉駆動部の伸縮方向と直交する水平方向に延設されたセンター保持部と、各々の前記センター保持アームの他端部を前記センター保持部の長手方向に摺動自在に保持する摺動案内部と、を有するセンター保持機構を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)各々の回動アームに長手方向の一端部が水平面内で回動自在に保持されたセンター保持アームと、架台から開閉駆動部の伸縮方向と直交する水平方向に延設されたセンター保持部と、各々のセンター保持アームの他端部をセンター保持部の長手方向に摺動自在に保持する摺動案内部と、を有するセンター保持機構を備えていることにより、開閉駆動部を伸縮させて一対の回動アームを回動させる際に、各々のセンター保持アームがセンター保持部の摺動案内部に沿って移動し、回動アームをセンター保持部を中心に左右対称に回動させることができるので、開閉駆動部が長手方向に移動したり、斜めに傾いたりすることがなく、中立位置を保つことができ、ローラの開閉動作の安定性、確実性に優れる。
ここで、センター保持部の摺動案内部は、センター保持アームの他端部を摺動自在に保持できるものであればよい。例えば、突起状や棒状などに形成したセンター保持アームの他端部を、溝状や長孔状などに形成した摺動案内部に遊嵌して、摺動案内部の長手方向に摺動させるものが好適に用いられる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のロープ案内装置であって、各々の前記垂直回動軸に連結された駆動モータと、各々の前記駆動モータに配設されたロータリエンコーダと、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)各々の垂直回動軸に連結された駆動モータと、各々の駆動モータに配設されたロータリエンコーダを有することにより、ロータリエンコーダで各々の垂直回動軸の回転変位を検出することができ、左右の垂直回動軸の回転を電気的に同期させることができるので、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができ、ロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れる。
ここで、駆動モータとしては、ステッピングモータやサーボモータ等を用いることができるが、特に、サーボモータを用いることで、細かな回転制御を行うことができ、操作性、制御性に優れる。
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のロープ案内装置であって、前記垂直回動軸のいずれか一方に連結された駆動モータと、各々の前記垂直回動軸上に貫設され前記開閉駆動部が収縮して前記垂直回動軸同士が近接した時に噛み合って前記駆動モータの動力を伝達する一対の歯車と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)垂直回動軸のいずれか一方に連結された駆動モータと、各々の垂直回動軸上に貫設され開閉駆動部が収縮して垂直回動軸同士が近接した時に噛み合って駆動モータの動力を伝達する一対の歯車と、を有することにより、1つの駆動モータの動力を歯車を介して2つの垂直回動軸に確実に伝達して、左右の垂直回動軸の回転を機械的に同期させることができるので、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができ、部品点数を低減でき、メンテナンス性、量産性、省スペース性に優れると共に、電気的な制御が不要で、ロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れる。
ここで、歯車の歯の形状や材質は、適宜、選択することができる。
本考案のロープ案内装置によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)1つの開閉駆動部を伸縮させるだけで、一対の回動アームを回動させて、左右のローラの水平方向距離(間隔)を自在に調整することができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープの挟持と開放を簡便かつ確実に行って、ウインチと共にロープの繰り出しや回収を行うことができ、動作不良や故障が発生し難く、制御が容易で、動作の安定性、省スペース性、量産性に優れたロープ案内装置を提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ローラの開閉駆動部と独立したロープ保持機構を有することにより、ローラの位置(開閉動作)とは無関係に、1つの連結杆駆動部で連結杆を前後動させるだけで、連結部を介して一対の操作杆を操作して、左右のロープ支持部を回動させることができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープを人力で持ち上げた後、直ちにロープ支持部を所定の位置に移動させてロープを保持することが可能で、作業者の負担を軽減することができる動作の安定性、省力性、操作の自在性に優れたロープ案内装置を提供することができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)開閉駆動部を伸縮させて一対の回動アームを回動させる際に、各々のセンター保持アームをセンター保持部の摺動案内部に沿って移動させ、回動アームをセンター保持部を中心に左右対称に回動させることができ、開閉駆動部が長手方向に移動したり、斜めに傾いたりすることを防止して中立位置を保つことができるローラの開閉動作の安定性、確実性に優れたロープ案内装置を提供することができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ロータリエンコーダで各々の垂直回動軸の回転変位を検出して、その回転を電気的に同期させることができ、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができるロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れたロープ案内装置を提供することができる。
請求項5に記載の考案によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)1つの駆動モータの動力を歯車を介して2つの垂直回動軸に確実に伝達して、左右の垂直回動軸の回転を機械的に同期させることができ、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができ、部品点数が少なく、メンテナンス性、量産性、省スペース性に優れ、電気的な制御も不要で、ロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れたロープ案内装置を提供することができる。
実施の形態1のロープ案内装置の部分断面側面模式図 図1のA−A線矢視断面模式図 (a)図2のB−B線矢視断面模式図(b)実施の形態1のロープ案内装置の開閉駆動部及びセンター保持機構の動作を示す断面模式図 図2のC−C線矢視断面模式図 実施の形態1のロープ案内装置のロープ保持機構の動作を示す断面模式図 実施の形態2のロープ案内装置の部分断面背面模式図
(実施の形態1)
本考案の実施の形態1におけるロープ案内装置について、以下図面を参照しながら説明する。
図1は実施の形態1のロープ案内装置の部分断面側面模式図であり、図2は図1のA−A線矢視断面模式図である。
図1及び図2中、1は実施の形態1におけるロープ案内装置、2は鋼製やステンレス製などの金属製で門型に形成され船舶の甲板に固設されるロープ案内装置1の架台、2aは架台2の左右の支柱、2bは架台2の背面側(ウインチ設置側)に開閉自在に配設されロープ案内装置1の機構部を保護するカバー部、3は架台2の中央部に縦長の楕円状に形設されウインチから繰り出されるロープを案内するロープ挿通孔、3aはロープ挿通孔3の出口側(ウインチと反対側)の周縁に外方に拡径する断面円弧状に形成されたロープガイド、4は上下2枚の支持プレート4a,4bで形成されロープ挿通孔3を挟んで架台2の両側部に配設された左右一対の支持フレーム(図2)、4cは各々の支持フレーム4に配設された軸支部、5は上下2枚の回動プレート5a,5bで形成され軸支部4cによって各々の支持フレーム4に水平面内で回動自在に保持された回動アーム、5cは各々の回動アーム5のロープ挿通孔3側の端部に形設された回動軸保持部、5dは各々の回動アーム5の回動プレート5a,5bからロープ挿通孔3側と反対側に延設された延設部、6は各々の回動アーム5の回動軸保持部5cに回動自在に保持された垂直回動軸、7は各々の垂直回動軸6の外周に貫設されたゴムタイヤを用いたローラ、8は両端部が各々の回動アーム5の延設部5dに配設された軸支部8a,8b(図2)によって回動自在に保持され延設部5d同士を連結し水平方向に伸縮自在な電動シリンダを用いた開閉駆動部、9は各々の垂直回動軸6に連結された電動モータを用いた駆動モータ、20はロープ挿通孔3の上縁側に配設されたロープ案内装置1のロープ保持機構、30はロープ挿通孔3に挿通されロープ保持機構20で保持されるロープである。
次に、実施の形態1のロープ案内装置のセンター保持機構について説明する。
図3(a)は図2のB−B線矢視断面模式図であり、図3(b)は実施の形態1のロープ案内装置の開閉駆動部及びセンター保持機構の動作を示す断面模式図である。
図3中、10はロープ案内装置1のセンター保持機構、11は各々の回動アーム5に長手方向の一端部11aが水平面内で回動自在に保持されたセンター保持アーム、12は架台2から開閉駆動部8の伸縮方向と直交する水平方向に延設されたセンター保持部、12aは各々のセンター保持アーム11の突起状の他端部11bをセンター保持部12の長手方向に摺動自在に保持する長孔状の摺動案内部である。
以上のように構成された実施の形態1のロープ案内装置の開閉駆動部及びセンター保持機構の動作について説明する。
図3(a)の左右のローラ7を閉じた状態から開閉駆動部8を縮めると、左右の回動アーム5が軸支部4cを中心に回動し、図3(b)に示すように、左右のローラ7が外方に開く。
このとき、左右のセンター保持アーム11の一端部11aが回動アーム5の移動に伴って回動すると共に、他端部11bがセンター保持部12の摺動案内部12aに沿って後方側から前方側へ移動する。
これにより、左右の回動アーム5をセンター保持部12を中心に左右対称に回動させることができ、開閉駆動部8によるローラ7の開閉動作の安定性、確実性に優れる。
図3(b)の左右のローラ7が開いた状態でロープ挿通孔3にロープを挿通し、開閉駆動部8を伸ばして図3(a)の左右のローラ7を閉じた状態に移行することにより、左右のローラ7でロープ30を挟持することができ、駆動モータ9を駆動してロープ30の繰り出しを行うことができる。
尚、各々の駆動モータ9にはロータリエンコーダが配設されており、各々の垂直回動軸6の回転変位を検出して、左右の垂直回動軸6の回転を電気的に同期させている。
本実施の形態では、ロープ挿通孔3は角部分が丸い楕円形状に形成し(図2)、ロープ挿通孔3の出口側(ウインチと反対側)の周縁には、外方に拡径する曲面状のロープガイド(図1)を形成した。ロープ30が様々な方向に引っ張られても、ロープ挿通孔3の縁で傷付くことがなく、ロープ30を滑らかに移動させることができ、安全性に優れるためである。
尚、支持フレーム4や回動アーム5の形状や構造は本実施の形態に限定されるものではなく、適宜、選択することができる。
また、本実施の形態では、突起状に形成したセンター保持アーム11の他端部11bを、センター保持部12に長孔状に形成した摺動案内部12aに遊嵌して、摺動案内部12aの長手方向に摺動させたが、センター保持機構10の構造はこれに限定されるものではない。
次に、実施の形態1のロープ案内装置のロープ保持機構について説明する。
図4は図2のC−C線矢視断面模式図であり、図5は実施の形態1のロープ案内装置のロープ保持機構の動作を示す断面模式図である。
図4及び図5中、20は実施の形態1のロープ案内装置1のロープ保持機構、21は架台2の上方から垂設されロープ挿通孔3の中心を通る垂直軸を挟んで対向配置された左右一対の回動軸(図1参照)、22は各々の回動軸21に水平面内で回動自在に保持されロープ挿通孔3の上縁とローラ7の上端との間に配設されたロープ支持部(図1参照)、22aは平板状に形成されロープ30が載置されるロープ支持部22の支持板、22bは支持板22aから延設され回動軸21に保持されたロープ支持部22のアーム部、23は各々のロープ支持部22に連設された操作杆、23aは各々の操作杆23の端部に形設されたピン状の連結部、24は長手方向の両端部に各々の連結部23aが摺動自在に保持される長孔状の摺動保持部24aが形設され(図5)操作杆23同士を連結する連結杆、25は連結杆24の中央部に連結され伸縮によって連結杆24を連結杆24の長手方向と垂直な水平方向に前後動させる電動シリンダを用いた連結杆駆動部である。
以上のように構成された実施の形態1のロープ案内装置のロープ保持機構の動作について説明する。
図4の左右のロープ支持部22を閉じた状態から連結杆駆動部25を伸ばすと、連結杆24が前方に移動する。このとき、図5に示すように、操作杆23の連結部23aが連結杆24の摺動保持部24aに沿って外方に移動しながら、操作杆23が回動軸21を中心に回動する。操作杆23と共にロープ支持部22が外方に回動し、開放状態となる。
図5の左右のロープ支持部22が開いた状態で、ロープ挿通孔3に挿通されるロープ30を人力で持ち上げた後、連結杆駆動部25を縮めて図4の左右のロープ支持部22を閉じた状態に移行することにより、ロープ30を支持することができる。
これにより、ローラ7による繰り出しが完了したロープ30をロープ支持部22で支持した状態で、ローラ7を開放して別のロープ30をロープ挿通孔3に挿通することができ、ローラ7を閉じれば、2本目のロープ30の繰り出し作業を行うことができ、作業性に優れる。
尚、ロープ保持機構20は省略することもできる。
操作杆23に形設される連結部23a及び連結杆24に形設される摺動保持部24aは、本実施の形態に限定されるものではなく、互いに摺動自在に保持されていればよい。
また、本実施の形態では、連結杆駆動部25として電動シリンダを用いて、連結杆駆動部25自身を伸縮させて連結杆24を前後動させたが、ラックとピニオンの組合せ、ボールネジ、リンク機構などを利用して連結杆駆動部と共に連結杆24を前後動させるようにしてもよい。
本実施の形態のように、連結杆駆動部25を伸縮させる方式は、簡素な構成で部品点数が少なく、コンパクトで動作の安定性に優れるので好ましい。
尚、開閉駆動部8、駆動モータ9、連結杆駆動部25は、いずれも油圧式でも電動式でもよいが、これらの駆動部を電動化した場合、油圧配管工事が不要で、イニシャルコスト、ランニングコストを大幅に削減することができると共に、設置スペースを大幅に低減して、甲板上のスペースを有効利用することができ、コンパクト性、設計自在性に優れる。また、故障時のメンテナンスが容易で、省資源性、環境保護性、低騒音性にも優れる。
実施の形態1のロープ案内装置は以上のように構成されているので、以下の作用を有する。
(1)ロープ挿通孔を挟んで架台の両側部に配設された左右一対の支持フレームと、各々の支持フレームに水平面内で回動自在に保持された回動アームと、各々の回動アームのロープ挿通孔側の端部に回動自在に保持された垂直回動軸と、各々の垂直回動軸の外周に貫設されたローラと、各々の回動アームのロープ挿通孔側と反対側に延設された延設部と、両端部が各々の回動アームの延設部に回動自在に保持され延設部同士を連結し水平方向に伸縮自在な開閉駆動部を有するので、1つの開閉駆動部を伸縮させるだけで、一対の回動アームを回動させて、左右のローラの水平方向距離(間隔)を自在に調整することができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープの挟持と開放を簡便かつ確実に行って、ウインチと共にロープの繰り出しや回収を行うことが可能で、動作の安定性に優れる。
(2)回動アームが、各々の支持フレームに水平面内で回動自在に保持されることにより、回動アームを回動させる際に、垂直回動軸が傾くことがなく、平行状態を保ったままローラを移動させることができ、ローラ同士の間隔が変化しても、ローラの全長にわたって略均一の幅で隙間を形成することができるので、ロープが上下方向に移動したり、ローラから外れたりすることがなく、ロープ保持の確実性、安定性に優れる。
(3)各々の回動アームの延設部に開閉駆動部の両端部が回動自在に保持され延設部同士を連結しているので、構造を簡素化して部品点数を低減することができ、省スペース性、量産性に優れる。
(4)1つの開閉駆動部だけで一対の回動アームを回動させてローラを開閉することができるので、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れる。
(5)開閉駆動部の伸縮量に応じて一対の回動アームの回動量が変化し、ローラの開度を調整することができるので、制御が容易で、動作の確実性、安定性に優れる。
(6)架台の上方から垂設されロープ挿通孔の中心を通る垂直軸を挟んで対向配置された左右一対の回動軸と、各々の回動軸に水平面内で回動自在に保持されロープ挿通孔の上縁とローラの上端との間に配設されたロープ支持部と、各々のロープ支持部に連設された操作杆と、各々の操作杆に形設された連結部と、長手方向の両端部に各々の連結部が摺動自在に保持される摺動保持部が形設され操作杆同士を連結する連結杆と、連結杆の中央部に連結され連結杆を連結杆の長手方向と垂直な水平方向に前後動させる連結杆駆動部と、を有するロープ保持機構を備えていることにより、ローラの位置(開閉)とは無関係に、1つの連結杆駆動部で連結杆を前後動させるだけで、連結部を介して一対の操作杆を操作して、左右のロープ支持部を回動させることができ、ロープ挿通孔に挿通されるロープを人力で持ち上げた後、直ちにロープ支持部を所定の位置に移動させてロープを保持することができるので、作業者の負担を軽減することができ、動作の安定性、省力性に優れる。
(7)1つの連結杆駆動部だけで一対の操作杆を操作してロープ支持部を回動(開閉)することができるので、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れる。
(8)各々の回動アームに長手方向の一端部が水平面内で回動自在に保持されたセンター保持アームと、架台から開閉駆動部の伸縮方向と直交する水平方向に延設されたセンター保持部と、各々のセンター保持アームの他端部をセンター保持部の長手方向に摺動自在に保持する摺動案内部と、を有するセンター保持機構を備えていることにより、開閉駆動部を伸縮させて一対の回動アームを回動させる際に、各々のセンター保持アームがセンター保持部の摺動案内部に沿って移動し、回動アームをセンター保持部を中心に左右対称に回動させることができるので、開閉駆動部が長手方向に移動したり、斜めに傾いたりすることがなく、中立位置を保つことができ、ローラの開閉動作の安定性、確実性に優れる。
(9)各々の垂直回動軸に連結された駆動モータと、各々の駆動モータに配設されたロータリエンコーダを有することにより、ロータリエンコーダで各々の垂直回動軸の回転変位を検出することができ、左右の垂直回動軸の回転を電気的に同期させることができるので、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができ、ロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れる。
(実施の形態2)
本考案の実施の形態2におけるロープ案内装置について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1と同様のものには、同じ符号を付して説明を省略する。
図6は実施の形態2のロープ案内装置の部分断面背面模式図である。
図6において、実施の形態2のロープ案内装置1aが実施の形態1と異なるのは、駆動モータ9を一方の垂直回動軸6のみに連結し、各々の垂直回動軸6上に歯車を貫設した点である。
これにより、開閉駆動部8が収縮して垂直回動軸6同士が近接し、左右のローラ7でロープ30を挟持した時に、左右の歯車6a同士が噛み合って駆動モータ9の動力を他方の垂直回動軸6にも伝達することができる。
以上のように構成された実施の形態2のロープ案内装置1aは、実施の形態1のロープ案内装置1と同様に、ロープ30の繰り出しを行うことができる。
実施の形態2のロープ案内装置は以上のように構成されているので、実施の形態1の(1)乃至(8)で得られる作用に加え、以下の作用を有する。
(1)垂直回動軸のいずれか一方に連結された駆動モータと、各々の垂直回動軸上に貫設され開閉駆動部が収縮して垂直回動軸同士が近接した時に噛み合って駆動モータの動力を伝達する一対の歯車と、を有することにより、1つの駆動モータの動力を歯車を介して2つの垂直回動軸に確実に伝達して、左右の垂直回動軸の回転を機械的に同期させることができるので、一対のローラにより確実にロープの繰り出しを行うことができ、部品点数を低減でき、メンテナンス性、量産性、省スペース性に優れると共に、電気的な制御が不要で、ロープの繰り出し動作の安定性、確実性に優れる。
本考案は、構造を簡素化して部品点数を低減することができ、省スペース性、量産性に優れ、可動部が少なく、動作不良や故障が発生し難く、メンテナンス性に優れ、制御が容易で、動作の確実性、安定性に優れ、人力での作業を削減することができ、省力性、操作性に優れたロープ案内装置の提供を行うことができ、電動ウインチの普及に貢献することができる。
1 ロープ案内装置
2 架台
2a 支柱
2b カバー部
3 ロープ挿通孔
3a ロープガイド
4 支持フレーム
4a,4b 支持プレート
4c 軸支部
5 回動アーム
5a,5b 回動プレート
5c 回動軸保持部
5d 延設部
6 垂直回動軸
6a 歯車
7 ローラ
8 開閉駆動部
8a,8b 軸支部
9 駆動モータ
10 センター保持機構
11 センター保持アーム
11a 一端部
11b 他端部
12 センター保持部
12a 摺動案内部
20 ロープ保持機構
21 回動軸
22 ロープ支持部
22a 支持板
22b アーム部
23 操作杆
23a 連結部
24 連結杆
24a 摺動保持部
25 連結杆駆動部
30 ロープ

Claims (5)

  1. 船舶の甲板上に設置されるウインチのロープ繰り出し方向に配設されるロープ案内装置であって、
    前記甲板に固設される架台と、前記架台に形設され前記ウインチから繰り出されるロープを案内するロープ挿通孔と、前記ロープ挿通孔を挟んで前記架台の両側部に配設された左右一対の支持フレームと、各々の前記支持フレームに水平面内で回動自在に保持された回動アームと、各々の前記回動アームの前記ロープ挿通孔側の端部に回動自在に保持された垂直回動軸と、各々の前記垂直回動軸の外周に貫設されたローラと、各々の前記回動アームの前記ロープ挿通孔側と反対側に延設された延設部と、両端部が各々の前記回動アームの前記延設部に回動自在に保持され前記延設部同士を連結し水平方向に伸縮自在な開閉駆動部と、を備えたことを特徴とするロープ案内装置。
  2. 前記架台の上方から垂設され前記ロープ挿通孔の中心を通る垂直軸を挟んで対向配置された左右一対の回動軸と、各々の前記回動軸に水平面内で回動自在に保持され前記ロープ挿通孔の上縁と前記ローラの上端との間に配設されたロープ支持部と、各々の前記ロープ支持部に連設された操作杆と、各々の前記操作杆に形設された連結部と、長手方向の両端部に各々の前記連結部が摺動自在に保持される摺動保持部が形設され前記操作杆同士を連結する連結杆と、前記連結杆の中央部に連結され前記連結杆を前記連結杆の長手方向と垂直な水平方向に前後動させる連結杆駆動部と、を有するロープ保持機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のロープ案内装置。
  3. 各々の前記回動アームに長手方向の一端部が水平面内で回動自在に保持されたセンター保持アームと、前記架台から前記開閉駆動部の伸縮方向と直交する水平方向に延設されたセンター保持部と、各々の前記センター保持アームの他端部を前記センター保持部の長手方向に摺動自在に保持する摺動案内部と、を有するセンター保持機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロープ案内装置。
  4. 各々の前記垂直回動軸に連結された駆動モータと、各々の前記駆動モータに配設されたロータリエンコーダと、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のロープ案内装置。
  5. 前記垂直回動軸のいずれか一方に連結された駆動モータと、各々の前記垂直回動軸上に貫設され前記開閉駆動部が収縮して前記垂直回動軸同士が近接した時に噛み合って前記駆動モータの動力を伝達する一対の歯車と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載のロープ案内装置。
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