JP3166618B2 - N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミドの製造方法 - Google Patents

N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、N−ヒドロキシス
クシンイミドと10−カンファースルホニルハライドの
反応により、N−(10−カンファースルホニルオキ
シ)スクシンイミドを製造する方法に関するものであ
る。
【0002】本発明の目的物であるN−(10−カンフ
ァースルホニルオキシ)スクシンイミドは、次式(I)
の構造を有し、例えば、半導体微細加工用の化学増幅型
レジスト組成物における酸発生剤として有用な化合物で
ある(本出願人による特願平7-280233 号)。
【0003】
【0004】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積化に伴っ
て、クォーターミクロンのパターン形成が要求されるよ
うになっている。特に、フッ化クリプトン(KrF) やフッ
化アルゴン(ArF) を光源とするエキシマーレーザーリソ
グラフィーは、64MDRAM 及び256MDRAM の製造を可
能とすることから注目されており、かかるエキシマーレ
ーザーリソグラフィープロセスに適したレジストとし
て、酸触媒の化学増幅効果を利用したいわゆる化学増幅
型レジストが提案されている。化学増幅型レジストは、
放射線照射により酸発生剤から発生した酸を触媒とする
反応によって、露光部のアルカリ現像液に対する溶解性
を発現させるものであり、これによってポジ型レジスト
が得られる。
【0005】化学増幅型ポジ型レジストには、ポリビニ
ルフェノールのフェノール性水酸基を酸の作用により脱
離する基で保護した樹脂が多く用いられているが、この
樹脂を用いたレジストは、一般に環境からの影響を受け
やすいという欠点があった。特に、露光後に熱処理して
保護基の脱離反応を進める過程(post exposure bake:
以下、PEBと略すことがある)において、熱処理に入
る前の放置時間によって性能が大きく変化することが知
られている。この現象は、遅延(time delay)効果などと
も呼ばれており、解像度が劣化するとともに、現像後の
パターンに膜張り現象(T−シェープ化)が現れ、寸法
の再現性が損なわれることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】N−(10−カンファ
ースルホニルオキシ)スクシンイミドは、上記のような
遅延効果や膜張り現象を抑制するために有効な酸発生剤
として提案されたものである(上記特願平 7-280233
号)。しかしながら、本発明者らのその後の研究によれ
ば、この化合物は、製造条件の微妙なフレによって、遅
延効果や膜張り現象の抑制が、ある場合には有効に発揮
され、またある場合には必ずしも十分に発揮されないと
いう事態が起こりうることが明らかになってきた。
【0007】本発明者らは、この点についてさらに研究
を行った結果、N−(10−カンファースルホニルオキ
シ)スクシンイミドを製造する際の条件によっては、遊
離の酸、特に反応原料である10−カンファースルホニ
ルハライドに起因する10−カンファースルホン酸が残
存することがあり、かかる酸が残存した場合は、それを
酸発生剤として含有するレジストに遅延効果や膜張り現
象が起こりやすいことを見出した。
【0008】一方で、遅延効果や膜張り現象を改良する
ために、レジストにアミン類などの塩基性化合物を存在
させると効果があることが知られている。N−(10−
カンファースルホニルオキシ)スクシンイミドを酸発生
剤とするレジストに塩基性化合物を存在させた場合、上
記酸発生剤中に酸が残存していると、レジストの内部で
塩基性化合物が中和されるため、塩基性化合物を用いた
効果がなくなってしまうという問題もある。
【0009】そこで本発明の目的は、N−(10−カン
ファースルホニルオキシ)スクシンイミド中に酸が残存
することがなく、したがってそれを酸発生剤として用い
たレジストにおいて、遅延効果や膜張り現象を有効に抑
制しうる上記N−(10−カンファースルホニルオキ
シ)スクシンイミドを安定的に製造する方法を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる目
的を達成すべく鋭意研究を行った結果、N−ヒドロキシ
スクシンイミドと10−カンファースルホニルハライド
との反応によって生成したN−(10−カンファースル
ホニルオキシ)スクシンイミドを含む反応生成物を、脱
スルホン酸処理に付すことにより、N−(10−カンフ
ァースルホニルオキシ)スクシンイミド中に酸が残存す
るすることがなくなり、遅延効果や膜張り現象の抑制に
有効な酸発生剤としてのN−(10−カンファースルホ
ニルオキシ)スクシンイミドが安定的に製造しうること
を見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち本発明は、N−ヒドロキシスクシ
ンイミドと10−カンファースルホニルハライドを反応
させ、次いで反応生成物を脱スルホン酸処理に付すこと
により、N−(10−カンファースルホニルオキシ)ス
クシンイミドを製造する方法を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、N−ヒドロキシ
スクシンイミドと反応させる10−カンファースルホニ
ルハライドは、光学活性体でもラセミ体でも構わない。
また、10−カンファースルホニルハライドを構成する
ハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが
挙げられる。
【0013】N−ヒドロキシスクシンイミドと10−カ
ンファースルホニルハライドの反応において、10−カ
ンファースルホニルハライドは、N−ヒドロキシスクシ
ンイミドに対し、0.7〜1.5のモル比、さらには0.9〜
1.2のモル比で用いるのが好ましい。このモル比が0.7
を下回ると、未反応のN−ヒドロキシスクシンイミド
が、またこのモル比が1.5を越えると、未反応の10−
カンファースルホニルハライドがそれぞれ多量に残るた
め、反応後の精製が難しくなる。
【0014】この反応は一般に塩基性触媒の存在下で行
われ、ここで用いる塩基性触媒としては、例えば、トリ
エチルアミンの如き脂肪族アミン類、ピリジンの如き環
状アミン類、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウムの如き無機塩基類などが挙げられるが、なか
でもトリエチルアミンやピリジンなどの有機アミン類が
好ましく用いられる。塩基性触媒は、10−カンファー
スルホニルハライドに対して、通常1モル倍以上、好ま
しくは1.0〜1.1モル倍の範囲で用いられる。塩基性触
媒の量があまり多くなると、生成したN−(10−カン
ファースルホニルオキシ)スクシンイミドが一部分解し
てしまうことがある。
【0015】またこの反応は、極性溶媒中で行うのが好
ましい。ここで用いる極性溶媒としては、例えば、アセ
トン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,
3−ジオキソラン、ジメチルホルムアミド、アセトニト
リル、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシドの如
き親水性溶媒の一種又は二種以上、ジクロロメタンやク
ロロホルムの如き疎水性溶媒の一種又は二種以上、イオ
ン交換水や蒸留水を包含する水などが挙げられる。極性
溶媒は、反応原料であるN−ヒドロキシスクシンイミド
及び10−カンファースルホニルハライドの合計量に対
して、2〜10重量倍、さらには4〜8重量倍の範囲で
用いるのが好ましい。溶媒の量があまり多いと反応時間
が長くなり、またその量があまり少ないと溶解度の制限
や攪拌動力の問題が生じやすい。
【0016】この反応は、通常20〜50℃の範囲の温
度で行うのが好ましい。温度があまり高いと副反応が起
こりやすくなり、また温度があまり低いと反応時間が長
くなる。反応時間は、通常0.5〜5時間程度である。
【0017】反応終了後は、反応で生成した塩基性触媒
の塩を必要により除去し、次いで、本発明に従って脱ス
ルホン酸処理が施される。ここでいう脱スルホン酸処理
は、反応生成物中に混在するスルホン酸を除去できる処
理であればよく、例えば、反応生成物を含有する疎水性
の有機溶媒溶液を、スルホン酸より酸性度の弱い酸の中
性塩を含有する水溶液で洗浄する方法が挙げられる。こ
のためには、反応を親水性溶媒中で行った場合は、反応
後の溶液又はそこから塩基性触媒の塩を除去したあとの
溶液に、水洗分液用として疎水性の有機溶媒が加えられ
る。このときに用いる有機溶媒は、水への溶解度が9g
/100g以下であり、かつN−(10−カンファース
ルホニルオキシ)スクシンイミドを適度に溶解するもの
がよい。ここで、水への溶解度が9g/100g以下と
は、20℃の水100gに溶ける最大量が9g以下であ
ることを意味する。このような溶媒としては、例えば、
トルエン、酢酸エチル、塩化メチレン、n−ヘプタンな
どが挙げられる。
【0018】スルホン酸より酸性度の弱い酸としては、
例えば酢酸が挙げられ、脱スルホン酸処理に用いるその
中性塩としては、例えば、酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム、酢酸アンモニウムなどが挙げられる。なかでも、酢
酸ナトリウムが好ましく用いられる。スルホン酸より酸
性度の弱い酸の中性塩を用いる場合、その量は、反応に
使用した10−カンファースルホニルハライドに対して
0.01モル倍以上であればよく、特に0.05〜0.15モ
ル倍の範囲で用いるのが好ましい。中性塩をあまり多く
用いることは、N−(10−カンファースルホニルオキ
シ)スクシンイミド中に金属塩などが残存することにな
るので、勧められない。
【0019】脱スルホン酸処理は、上記のような酸性度
の弱い酸の中性塩を含有する水溶液による洗浄のあと、
さらに薄い酸水溶液、例えば0.1〜1重量%程度の濃度
の酢酸水溶液やシュウ酸水溶液による洗浄、さらには水
洗などを伴ってもよい。これによって、共存する金属含
量を低減させることができる。
【0020】このようにして脱スルホン酸処理が施され
たN−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシン
イミドを含む溶液からは、例えば晶析などによって、目
的物であるN−(10−カンファースルホニルオキシ)
スクシンイミドを取り出すことができる。ここで用いる
晶析溶媒としては、例えば、四塩化炭素やクロロホルム
の如きハロゲン化炭化水素類単独又はそれを主体とする
混合溶媒、n−ヘプタンやシクロヘキサンの如き脂肪族
若しくは脂環式炭化水素と、ベンゼン、トルエン、キシ
レンの如き芳香族炭化水素との混合溶媒などが挙げられ
る。 晶析温度は、40℃以下、さらには25℃以下が
好ましい。
【0021】かくして得られるN−(10−カンファー
スルホニルオキシ)スクシンイミドは、式(I)から明
らかなように不斉炭素を有し、光学活性体又はラセミ体
であることができる。この化合物は、レジスト用の酸発
生剤、とりわけ、酸の作用により開裂しうる保護基を有
するアルカリ可溶性樹脂と組み合わせて用いられる酸発
生剤として有用であり、この化合物を酸発生剤として含
むレジストは、遅延効果や膜張り現象が有効に抑制され
る。また、このレジストに塩基性化合物を配合した場合
でも、その塩基性化合物による効果を損なうことがな
い。
【0022】
【実施例】次に実施例を挙げて、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら
限定されるものではない。例中、含有量ないし使用量を
表す%及び部は、特にことわらないかぎり重量基準であ
る。
【0023】実施例1 (1) N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシ
ンイミドの製造 2リットルの四つ口フラスコに、N−ヒドロキシスクシ
ンイミド46.23g、(+)−10−カンファースルホニ
ルクロリド93.45g及びアセトン698.39gを仕込
み、25℃で30分攪拌したあと、トリエチルアミン3
8.41gを30分かけて滴下した。さらに同温度で3時
間攪拌したあと濾過し、濾過物をアセトン186.90g
で洗浄し、次にこの濾液及び洗液を合わせて、そこへ酢
酸エチル177.06g及びトルエン708.23gを加え
た。この溶液を、559.06gの蒸留水に酢酸ナトリウ
ム3.06gを溶かした水溶液で洗浄したあと、有機層を
さらに蒸留水588.71gで洗浄した。次に、0.5%シ
ュウ酸水溶液588.71gで洗浄し、さらに蒸留水58
8.71gでの洗浄を4回行った。この有機層を濃縮して
得られたオイル状物133.72gにトルエン334.30
gを加え、50℃に昇温して均一溶液としたあと、攪拌
下に、トルエン133.72gとn−ヘプタン200.58
gの混合溶液を滴下した。滴下終了後、3時間かけて2
5℃まで冷却し、さらに5℃まで冷却してから1.5時間
攪拌した。析出物を濾過し、45℃で一晩乾燥して、1
02.40gのN−(10−カンファースルホニルオキ
シ)スクシンイミドを得た。
【0024】(2) レジストの調製及び評価 特開平 5-181279 号公報に記載の方法により得られ、ポ
リ(p−ビニルフェノール)中の水酸基のうち30モル
%がtert−ブトキシカルボニルメチルエーテル化された
ポリマー13.5部、上記(1) で得たN−(10−カンフ
ァースルホニルオキシ)スクシンイミド1.0部、電子供
与体として2−ヒドロキシカルバゾール0.27部、及び
塩基性化合物であるN−メチル−2−ピロリドン0.08
部を、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート52部及び乳酸エチル13部の混合液に溶解し、孔
径0.2μm のフッ素樹脂製フィルターで濾過して、レジ
スト液を調製した。
【0025】常法により洗浄したシリコンウェハーに、
スピンコーターを用いて、上記レジスト液を乾燥後の膜
厚が0.7μm となるように塗布した。次いでこのシリコ
ンウェハーを、ホットプレート上にて100℃で90秒
間プリベークした。プリベーク後の塗膜を、パターンを
有するクロムマスクを介して248nmの露光波長を有す
る KrFエキシマーレーザーステッパー〔(株)ニコン製
の "NSR-1755 EX8A"、NA=0.45 〕で露光した。露光後の
ウェハーを、ホットプレート上にて100℃で90秒間
の加熱処理(PEB)に付した。これをテトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイドの2.38%水溶液で現像
して、ポジ型パターンを得た。得られたポジ型パターン
につき、以下のようにして評価し、結果を表1に示し
た。
【0026】感度: 0.3μm ラインアンドスペースの
断面を走査型電子顕微鏡で観察し、ベストフォーカスに
おけるラインアンドスペースが1:1になる露光量から
感度(実効感度)を求めた。
【0027】解像度: 実効感度の露光量において膜減
りなく分離する最小のラインアンドスペースの幅を解像
度とした。
【0028】プロファイル: 実効感度の露光量におけ
る0.3μm ラインアンドスペースの断面形状を走査型電
子顕微鏡で観察した。
【0029】また、露光後15分放置してからPEBを
行ったものについても、上の各項目を評価して、遅延効
果を調べた。
【0030】比較例1 (1) N−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシ
ンイミドの製造 酢酸ナトリウム水溶液での洗浄及びそれに引き続く蒸留
水588.71gでの洗浄を行わなかった以外は、実施例
1の(1) と同様の操作を行って、101.20gのN−
(10−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミド
を得た。
【0031】(2) レジストの調製及び評価 実施例1の(1) で得られたN−(10−カンファースル
ホニルオキシ)スクシンイミドに代えて、上記比較例1
の(1) で得られたN−(10−カンファースルホニルオ
キシ)スクシンイミドを同量用いた以外は、実施例1の
(2) と同様の操作で、レジスト液の調製及びシリコンウ
ェハーへの塗布を行い、同様の方法で評価した。結果を
併せて表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】(表1の脚注)* プロファイルの(a)及び(b)は、それぞれ図1の
(a)及び(b)の形状であったことを表す。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、スルホン酸の残存しな
いN−(10−カンファースルホニルオキシ)スクシン
イミドを安定的に製造できる。したがって、本発明によ
り得られるN−(10−カンファースルホニルオキシ)
スクシンイミドは、酸の作用により開裂しうる保護基を
有するアルカリ可溶性樹脂を含むレジストの酸発生剤と
して用いた場合に、遅延効果及び膜張り現象を有効に抑
制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で得られたレジストパターン
(プロファイル)の概略斜視図である。
【符号の説明】
(a) 実施例1で観察されたプロファイル。 (b) 比較例1で観察されたプロファイル。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N−ヒドロキシスクシンイミドと10−カ
    ンファースルホニルハライドを反応させ、次に反応生成
    物を脱スルホン酸処理に付すことを特徴とするN−(1
    0−カンファースルホニルオキシ)スクシンイミドの製
    造方法。
  2. 【請求項2】脱スルホン酸処理が、反応生成物を含有す
    る疎水性の有機溶媒溶液を、スルホン酸より酸性度の弱
    い酸の中性塩を含有する水溶液で洗浄する工程を包含す
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】スルホン酸より酸性度の弱い酸の中性塩が
    酢酸塩である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】酢酸塩が酢酸ナトリウムである請求項3記
    載の方法。
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