JP3166456U - リバティケ−ス - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンボールシートを加工して物資の輸送用具や保管用具等に供されているダンボール箱を物資の大小により追加折り込み線を利用して容積を小さくしたり容積を増加させて伸縮自在に活用できるリバティケースを提供する。【解決手段】資材の移動や保管の為に使用されるダンボール箱の本体内側に施された基本折込線5と、容積を縮小する時に使用するダンボール箱の本体内側に施された別異折込線6と、利用する別異折込線までの切り込み口4と、容積を拡大する時にダンボール箱の開閉口7である「蓋」の部分に施された別異折込線と、ダンボール箱の容積を拡大しダンボール箱開閉口部分7が全面封鎖出来ない時開閉口部分の隙間より大きなダンボール板紙とで成した事を特徴としてリバティケースを構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、素材としてのダンボールシートを加工して物資の輸送用具や保管用具等に供されているダンボ−ル箱が物資の大小により追加折り込み線を利用して容積を小さくしたり容積を増加させる時はダンボール板紙を上下の開口部に利用して伸縮自在に活用できるリバティケ−スに関する。
ダンボ−ル箱は、一般的にユ−ザ−の利用範囲に合わせた寸法か、それとも少量利用者の為幾つかのタイプを用意して市販される。ところが、どの様な場合でも手持ちのダンボ−ル箱にとって「帯に短く襷に長し」のケ−スやダンボ−ル箱を特注する場合でも多様なタイプを発注し多くの在庫を持たざるを得ない。また、少量利用者の場合は、市販タイプの中から常に大きめのダンボ−ル箱を購入する不経済な購買形態を採らざるを得ずフリ−ケ−スの様な自在なケ−スが待たれる状況です。
ダンボ−ル箱を物資の輸送用具や保管用具に供される時特注物は物資に合わせてタテ・ヨコ・タカサを規定し作成される。また、少量利用者の為幾つかのタイプを用意して市販される場合は、汎用性を考慮して幾つかのパタ−ンを基軸に作成される。しかし、想定された物資と異なる物資を輸送或いは保管する為にダンボ−ル箱を調達する場合、大は小を兼ねる式で物資より大き目の物を調達せざるを得ない。また、物資の種類が多い業者の場合は、多種類の在庫を持たざるを得ない。いずれにしても、仕方がないとして不経済を承知で対応している状況である。
本考案は、リバティケ−ス本体を構成する平面展開された前後面部及び左右側面部と、更に該前後面部及び左右側面部の夫々の中程までに切込まれた上下の区分切込溝と、該夫々上下の区分切込溝の線上であって、而も前記前後面部分で左右側面部に亘って形成された基本折込線と、該基本折込線に平行して上下に位置する複数の別異折込線とで成した事を特徴としたリバティケ−ス。
本考案は、物資の少々の大きさの変化に対応してダンボ−ル箱を換える事が、且つ、ダンボ−ル箱の容積の拡大・縮小もある程度余裕を持って対応でき、ひいては大量・多種類の物資取扱業者でも多くのダンボ−ル箱の在庫を持つ事無く経済的に業務を処理する事が可能となる。
リバティケ−スの裁断図 リバティケ−スの組み立てられた状態図 リバティケ−ス容積増加の組み立てられた状態図
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本考案一実施例リバティケ−スのダンボールシートを裁断した図 1を示し
、裁断されたシ−トの のりしろ 2 を反対側の 3 に貼付し、または、金具で固定し基本折込線5 の所を内側へ折り込む事によりリバティケ−ス本体が出来上がる。
裁断されたダンボールシートに切り込み口 4 が上下に6か所ある。そして、下部の開閉口 7に当たる基本折込線 5 を基点に内側に折り込み粘着テ−プで固定する事により箱としての本体が出来上がる。その中に物資を入れ上部の開閉口 7に当たる基本折込線 5 を基点に内側に折込粘着テ−プで固定する事により物資の移動・保管を容易にする。
これまでのダンボ−ル箱では、物資を移動・保管する時等には取扱物資に合わせて特注する以外は物資より大き目のダンボ−ル箱を用意せねばならなかったが、リバティケ−スを利用する事により即ダンボ−ル箱を変える事無く物資の変化に対応してダンボ−ル箱の容積の拡大・縮小もある程度余裕を持って対応が出来、ひいては大量・多品種の物資取扱業者でも多くのダンボ−ル箱の在庫を持つ事なく経済的に対応が可能となる。
ダンボールシートから加工する際、図 1の上下の基本折込線5 の上下に数本別異折込線 6 を施す。尚、ここで言う別異折込線 6 とは、ケ−スの大きさにより概念的に大きいケ−スの場合は基本折込線 5との間隔を広く、更に、小さいケ−スの場合は狭くする為の折込線を称する。
物資がケ−スの大きさに対して少量の場合は、基本折込線 5 のリバティケ−ス本体内側に施された別異折込線6 の適宜の所まで切込口止 4a を切り込んで使用する。その場合上下の開閉口 7の部分が、必要以上に大きくなる事が考えられるので不必要な部分は切り除くか或いはケ−スの補強として使用するか適宜処理する。
物資がケ−スの大きさに対して大量の場合は、ケ−スの開閉口 7に施された別異折込線 6 を利用してケ−スの容積を増加させて利用する。その時開閉口 7に施された別異折込線 6を利用したサイドは開閉口 7で開口部分が完全に封鎖出来なくなる。その様な時は、開口部分より大きな別途ダンボ−ル板紙 9 を物資の入れた上に置きその上から開閉口 7の蓋を為し粘着テ−プで物資の上に置いたダンボ−ル板紙 9 を含めて固定する。
1.リバティケ−スの本体
2.のりしろ
3.のりしろの受け皿
4.切り込み口
4a.切り込み口止
5.基本折込線
6.別異折込線
7.開閉口
8.リバティケ−スの組み立てられた状態図
9.ダンボール板紙




















Claims (1)

  1. リバティケ−ス本体を構成する平面展開された前後面部及び左右側面部と、更に該前後面部及び左右側面部の夫々の中程までに切込まれた上下の区分切込溝と、該夫々上下の区分切込溝の線上であって、而も前記前後面部分で左右側面部に亘って形成された基本折込線と、該基本折込線に平行して上下に位置する複数の別異折込線とで成した事を特徴としたリバティケ−ス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020791A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 東罐興業株式会社 プラスチック製中空体シートを用いた箱体及びその製造方法
JP2021024579A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 王子ホールディングス株式会社 包装体および包装材

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