JP3166208U - 蒲鉾使用ファーストフード食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】和食の食材である蒲鉾を使用した和風味で和風食感の蒲鉾使用ファーストフード食品を提供する。【解決手段】蒲鉾使用ファーストフード食品10の第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14は蒲鉾で形成されている。第1蒲鉾体12の内側面には第1シャリ体収容部16が形成され、第2蒲鉾体14の内側面には第2シャリ体収容部が形成されている。第1シャリ体収容部16には酢飯を握った第1シャリ体20が収容され、第2シャリ体収容部には酢飯を握った第2シャリ体22が収容されている。第1シャリ体20と第2シャリ体22とでマグロの刺身片24を挟んでいる。【選択図】図1

Description

本考案は、蒲鉾でシャリと寿司ネタ等の具材を挟んで手軽に食べることができる蒲鉾使用ファーストフード食品に関する。
手軽に食べることができて食事にもなるファーストフードとしては食パンで野菜やハム等の適宜具材を挟んだサンドイッチやパンでできたバンズでハンバーグ等を挟んだハンバーガー等が知られている(特許文献1)。
これらサンドイッチやハンバーガーは食パンやバンズで適宜具材を挟んでいるので洋風味で洋風食感である。
しかし、従来、和風味で和風食感を手軽に食べることができて食事にもなるファーストフードとしては海苔巻きや稲荷寿司が思い浮かぶぐらいであり、和風味で和風食感の新感覚のファーストフードが待ち望まれている。
特開2008−283935公報
本考案は、上記事実に鑑みなされたものであり、和食の食材である蒲鉾を使用した和風味で和風食感の蒲鉾使用ファーストフード食品を提供するものである。
請求項1の考案は、蒲鉾で形成された第1蒲鉾体と、この第1蒲鉾体の内側面に設けられた第1シャリ体と、前記第1蒲鉾体と対向して配設されると共に蒲鉾で形成された第2蒲鉾体と、この第2蒲鉾体の内側面に設けられた第2シャリ体と、前記第1シャリ体と前記第2シャリ体との間に配設されると共に前記第1シャリ体と前記第2シャリ体とで挟まれた具材と、から成ることを特徴としている。
請求項2の考案は、蒲鉾を円板状にして形成された第1蒲鉾体と、この第1蒲鉾体の内側面に窪むようにして設けられた第1シャリ体収容部と、この第1シャリ体収容部に収容された第1シャリ体と、前記第1蒲鉾体と対向して配設されると共に蒲鉾を円板状にして形成された第2蒲鉾体と、この第2蒲鉾体の内側面に窪むようにして設けられた第2シャリ体収容部と、この第2シャリ体収容部に収容された第2シャリ体と、前記第1シャリ体と前記第2シャリ体との間に配設されると共に前記第1シャリ体と前記第2シャリ体とで挟まれた具材と、から成ることを特徴としている。
請求項3の考案は、前記第1シャリ体及び第2シャリ体を酢飯で形成すると共に前記具材を寿司ネタで形成したことを特徴としている。
本考案の蒲鉾使用ファーストフード食品は、蒲鉾でシャリ体と具材を挟んでいるので和風味と和風食感を消費者に提供することができるという優れた効果を有する。
本考案の蒲鉾使用ファーストフード食品は、蒲鉾でシャリ体と具材を挟んでいるので片手でも持ち易くサンドイッチやハンバーガー等のように手軽に食べることができるという優れた効果を有する。
本考案の蒲鉾使用ファーストフード食品は、蒲鉾でシャリ体と具材を挟んでいるのでおやつとして食べることは勿論、食事としても食べることができるという優れた効果を有する。
実施例の蒲鉾使用ファーストフード食品の断面図である。 実施例の蒲鉾使用ファーストフード食品の側面図である。
考案を実施するために最良の形態の例として以下のような実施例を示す。
図1及び図2には本考案に係る蒲鉾使用ファーストフード食品の一実施例が示されている。
この蒲鉾使用ファーストフード食品10の第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14は蒲鉾を平面視円形状にして形成されている。
図1に示されるように、第1蒲鉾体12の内側面には第1シャリ体収容部16が窪むようにして形成されている。また、前記第2蒲鉾体14の内側面には第2シャリ体収容部18が窪むようにして形成されている。
前記第1シャリ体収容部16には酢飯を握って握り寿司のシャリの固さに形成された第1シャリ体20が収容されている。また、前記第2シャリ体収容部18には酢飯を握って握り寿司のシャリの固さに形成された第2シャリ体22が配設されている。前記第1シャリ体20の表面20Aと第2シャリ体22の表面22Aは扁平状態なっている。
前記第1シャリ体20と前記第2シャリ体22との間には前記第1シャリ体20と前記第2シャリ体22に挟まれて具材としての寿司ネタのマグロの刺身片24が配設されている。
なお、前記第1シャリ体20の表面20Aと第2シャリ体22の表面22Aは扁平状態であるため前記刺身片24を挟み易くなっている。
次に、実施例の蒲鉾使用ファーストフード食品10の作用について説明する。
蒲鉾使用ファーストフード食品10は第1蒲鉾体12、第2蒲鉾体14、第1シャリ体20、第2シャリ体22、刺身片24で構成されているので、蒲鉾使用ファーストフード食品10を食べると蒲鉾とマグロの握り寿司を同時に食べている味と食感を味わうことができるので和風味と和風食感を楽しむことができる。
前記蒲鉾使用ファーストフード食品10は、第1シャリ体20、第2シャリ体22、刺身片24を第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14とで挟んだ食品であるので片手でも持ち易く片手で気軽に持って食べることができる。
前記蒲鉾使用ファーストフード食品10は、第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14とで第1シャリ体20、第2シャリ体22、刺身片24を挟んだ食品であるのでボリュームがあり栄養素としても蛋白質と炭水化物を同時に摂取できるので、おやつとしてだけではなく食事としても利用することができる。
なお、実施例では具材として寿司ネタとして用いるマグロの刺身片24を記載したが、具材は寿司ネタとして用いるマグロの刺身片24に限定されるものでなく、他の魚介類や肉、野菜等をカットしたものでもよいことは勿論である。
また、実施例では蒲鉾使用ファーストフード食品10の具材としてマグロの刺身片24を挟むようにしたが、挟まれる具材は単一種類の具材に限定されるものでなく複数種類の具材を重ねたり並べたりして挟むようにしてもよいことは勿論である。
なお、実施例では第1シャリ体20、第2シャリ体22として酢飯を使用したが、酢を加えていない飯を使用してもよいことは勿論である。
また、実施例では第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14の平面視形状を円形状にしたが、第1蒲鉾体12と第2蒲鉾体14の平面視形状は平面視円形状に限定されないことは勿論である。
本考案の蒲鉾使用ファーストフード食品は、具材は寿司ネタだけでなく肉、野菜等を利用して食する目的でも使用することもできる。
10 蒲鉾使用ファーストフード食品
12 第1蒲鉾体
14 第2蒲鉾体
16 第1シャリ体収容部
18 第2シャリ体収容部
20 第1シャリ体
22 第2シャリ体
24 刺身片

Claims (3)

  1. 蒲鉾で形成された第1蒲鉾体と、この第1蒲鉾体の内側面に設けられた第1シャリ体と、前記第1蒲鉾体と対向して配設されると共に蒲鉾で形成された第2蒲鉾体と、この第2蒲鉾体の内側面に設けられた第2シャリ体と、前記第1シャリ体と前記第2シャリ体との間に配設されると共に前記第1シャリ体と前記第2シャリ体とで挟まれた具材と、から成ることを特徴とする蒲鉾使用ファーストフード食品。
  2. 蒲鉾を円板状にして形成された第1蒲鉾体と、この第1蒲鉾体の内側面に窪むようにして設けられた第1シャリ体収容部と、この第1シャリ体収容部に収容された第1シャリ体と、前記第1蒲鉾体と対向して配設されると共に蒲鉾を円板状にして形成された第2蒲鉾体と、この第2蒲鉾体の内側面に窪むようにして設けられた第2シャリ体収容部と、この第2シャリ体収容部に収容された第2シャリ体と、前記第1シャリ体と前記第2シャリ体との間に配設されると共に前記第1シャリ体と前記第2シャリ体とで挟まれた具材と、から成ることを特徴とする蒲鉾使用ファーストフード食品。
  3. 前記第1シャリ体及び第2シャリ体を酢飯で形成すると共に前記具材を寿司ネタで形成したことを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の蒲鉾使用ファーストフード食品。
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