JP3165649U - コイン箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】スロツトマシンやパチスロ等に使用するコイン箱であって、少ないコイン数で箱を満杯にすると共に、コイン箱中央部が盛り上がったボリューム感のあるコイン貯留状態を容易に作り出し、コインを貯留したコイン箱を積載する時に、盛り上がったコインが次段の積載の邪魔とならず安定して積載が出来しかも貯留コイン計数時には箱内に残留した少数コインが取出し安いコイン箱を提供すること。【解決手段】底板部分を底板の長手方向又は短手方向の少なくとも一つの方向の断面におけるコイン受け面の形状を略波形形状となすと共に該断面中央部を断面両端に対し上方に膨らませた上、底板断面におけるコイン受け面の裏面形状は表面に対し一定肉厚を保った上で平行に形成した上げ底部を有するコイン箱と、コイン箱内面に設け貯留済コイン箱の接地面を受ける内枠から構成する。【選択図】図5
Description
本考案はスロツトマシーン、パチスロ等に使用するコイン箱に関するものである。
例えばパチンコ店、パチスロ専門店では遊戯コインを収容するためのコイン箱が使用される。一般的なコイン箱は天面が長方形形状の開口となっている逆台形状の箱部と箱部開口の長手方向の両端に設けられている一対の取っ手とを備えており箱部が満杯付近になると遊戯者は新しい箱を箱、又はコインの上に直接積重ねて使用している。貯留コイン数を多く見せるようにして遊技者には他の遊戯者に対しての優越感をもたらし、他の遊技者には貯留コインが多く見えることで興趣を起こさせる等の目的で、底板を上げ底にして、コイン箱の内容積が小さくても、貯留外見コインが多く見えるコイン箱が提案されている。
しかし、上記従来のコイン箱1においては底面が平らな形状であるためコインが相当量に達しない限りコインが隆起した形状とならずボリューム感が生まれない、ボリューム感が出るほどのコイン量となるまでコインを積み上げると次の空箱を積載した場合空箱とコインが干渉し、箱の安定性を欠くために図3、図4のA
面を超えてコインを収容することが出来ないという欠点があった。又、箱を積載する場合安定して積載を可能にする手段として図1、図2、図4のようにコイ
ン箱1の1b面で受ける複数のリブ1aが設けられている。このようにリブを積載安定手段として設けることは外観の美的感覚を損なうばかりでなく、貯留された多数のコインの重量が集中してリブ回りに掛かるため、応力分散のためリブ数を増やす、箱の強度を上げるために箱の肉厚を大きく取る必要がある、等の欠点があった。
面を超えてコインを収容することが出来ないという欠点があった。又、箱を積載する場合安定して積載を可能にする手段として図1、図2、図4のようにコイ
ン箱1の1b面で受ける複数のリブ1aが設けられている。このようにリブを積載安定手段として設けることは外観の美的感覚を損なうばかりでなく、貯留された多数のコインの重量が集中してリブ回りに掛かるため、応力分散のためリブ数を増やす、箱の強度を上げるために箱の肉厚を大きく取る必要がある、等の欠点があった。
一方、コインを箱から取り出す場合には最下段のコイン5はその平坦面が平らな底面に沿って置かれた状態図2、図4となっているため、計数機にかける場合に
最後の少数枚が箱内に残ってしまい手で取り出す場合があり、その場合つかみ取り難いなどの問題があった。
最後の少数枚が箱内に残ってしまい手で取り出す場合があり、その場合つかみ取り難いなどの問題があった。
解決しようとする問題点は、コイン箱において貯留コイン中央部がボリューム感ある盛り上がった形状には少ないコイン数では積めない。
中央部をコイン箱上面から上に盛り上げて積んだ場合、盛り上げたコインと次の新しい箱が干渉し、次の箱積載の安定性を欠く、計数時数枚程度の残留コインが取り出しにくい。
コインの入った箱の上に新しい箱を積載するためのリブは空箱の保管、輸送時にはデメリットとなる、等の点である。
上記目的を達成するために、本考案はコイン箱の底を上げ底状態とし請求項1に記載したように底板の長手方向又は短手方向の少なくとも一つの方向での断面におけるコインを受ける面の形状を略波形形状となすと共に該断面中央部が断面両端に対し上方に膨らませるることにより貯留コインが自然に又は容易に中央部が盛り上がったボリュームある見栄えのする姿になし得るものである。又、波形底板形状は計数後の少数残留コインの取り出しをも容易にしている。
又、本考案は請求項2に記載の如く底板形状はその断面形状におけるコイン受け面の裏面形状を表面に対し一定肉厚を保った上で平行に形成することにより二段目以降の箱を積載時に前段での貯留コインの盛り上がりを逃げることが出来て、箱積載時の安定性が確保されるものである。
さらに、本考案は請求項3に記載の如くコイン箱内周面に、底部が前記コイン箱の波形底板形状と一致する内枠を設け、内枠上面で次段積載コイン箱の接地部を受けることにより二段目以降の箱積載を安定的に可能ならしめるものである。
本考案によると貯留コインは少ないコイン量で容易に中央部が盛り上がった姿となるために遊技場における大当たりの確率を遊戯客に対して高く見せる効果がある。しかもコインを貯留した箱を積載する場合に傾いたり倒れたりすることがなく安全である。又コイン計数時に箱内に残留した少数のコイン取り出し時には箱自体を裏返さなくても指先で容易に取り出すことができる。一方、箱を輸送、保管する場合には内枠を取り外して積載することにより積載体積を減らすことができ経済的でもある。
図5は本考案の構成を示す分解斜視図であってコイン箱2、内枠3、取っ手カバー4から構成されている。
コイン箱2は上げ底状態に形成され、該コイン箱の底板はその断面形状が請求項1に記載したように底板の長手方向又は短手方向の少なくとも一つの方向での断面におけるコインを受ける面の形状が略波形形状をなすと共に該断面中央部が断面両端に対し上方に膨らませることにより貯留コインが自然に又は容易に中央部が盛り上がったボリュームある見栄えのする姿となし得るものである。
内枠3は図5に示す通り、上面部の内輪郭3dが箱接地部の外輪郭2dより小となす
よう形成しあるため上面部3cは箱の接地部2eを支持することが出来るものである。
よう形成しあるため上面部3cは箱の接地部2eを支持することが出来るものである。
内枠3は図5及び図6のC−C断面に示す通りその波形底面3aがコイン箱2の
波形底板2aに向かい合った状態で内枠3の係止爪3bがコイン箱2の係止部2eに係止している。
波形底板2aに向かい合った状態で内枠3の係止爪3bがコイン箱2の係止部2eに係止している。
図6に示す通り、コイン箱2の底板2aは、表面2bと裏面2cとを一定の肉厚Tに
保ち平行となるように形成されている。
保ち平行となるように形成されている。
図8、図9は本考案によるコイン箱がコインの集合体6を含むコイン5を貯留し
積載された状態の斜視図、及び短手方向の断面図である。
積載された状態の斜視図、及び短手方向の断面図である。
コイン箱2における底板形状は前述、及び図9に示す如くコイン受け面の断面形状が
略波形形状をなすと共に該断面中央部が断面両端に対し上方に膨らませることにより貯留コインが自然に又は容易に中央部が盛り上がったボリュームのある状態を作ることが出来る。
略波形形状をなすと共に該断面中央部が断面両端に対し上方に膨らませることにより貯留コインが自然に又は容易に中央部が盛り上がったボリュームのある状態を作ることが出来る。
一方、コイン箱2の底板2aの断面に於ける、表面であるコインを受ける面2bの裏面形状2cは図6、図7、図9に示す如く表面2bに対し一定肉厚を保
った上で平行に形成することにより二段目以降の箱を積載時に前段での貯留コインの盛り上がりを逃げることが出来て、箱積載時の傾きや転倒を防ぎ、姿勢の安定に繋がるものである。
った上で平行に形成することにより二段目以降の箱を積載時に前段での貯留コインの盛り上がりを逃げることが出来て、箱積載時の傾きや転倒を防ぎ、姿勢の安定に繋がるものである。
更に、内枠2の上面部3cがコイン箱2の接地部2eを受けること、及び図6のC−C断面と図5が示す如く内枠3の波形面3bとコイン箱2の底板上面2aが
対向合致していることにより箱積載時の傾きや転倒を防ぎ姿勢の安定性が計れるばかりではなくコイン積載重量を分散して互いに受けるため構造力学的にも良いものとなっている。
対向合致していることにより箱積載時の傾きや転倒を防ぎ姿勢の安定性が計れるばかりではなくコイン積載重量を分散して互いに受けるため構造力学的にも良いものとなっている。
コイン箱2の底板2aを波形に形成することにより、コイン5は図10に示すように
波形の斜面に沿うような状態、或いは波形の2つの斜面を跨ぐ状態で初期貯留状態が完成するため、底が平坦な従来のコイン箱のようにコイン計数時に箱内に残った少数コインが指先で掴み取り難い等の問題も解消する。
波形の斜面に沿うような状態、或いは波形の2つの斜面を跨ぐ状態で初期貯留状態が完成するため、底が平坦な従来のコイン箱のようにコイン計数時に箱内に残った少数コインが指先で掴み取り難い等の問題も解消する。
図11及び図12は本考案のコイン箱2を内枠3無しの状態で積重ねた状態を示
している。本状態ではコイン箱の接地側寸法形状を内枠3と同様に取ることで、図12の如くコイン箱の接地側が内枠嵌合部に嵌合して積載高さを軽減している。こ
のように使用することにより箱の輸送や保管時には全体の積載体積を少なくすることができ経済効果が期待できる。
している。本状態ではコイン箱の接地側寸法形状を内枠3と同様に取ることで、図12の如くコイン箱の接地側が内枠嵌合部に嵌合して積載高さを軽減している。こ
のように使用することにより箱の輸送や保管時には全体の積載体積を少なくすることができ経済効果が期待できる。
1 従来のコイン箱
2 本考案によるコイン箱
3 本考案によるコイン箱に使用する内枠
4 取っ手カバー
5 コイン
6 コインの集合体
1a リブ
1b コイン箱のリブ受け面
2a 本考案コイン箱の波形底板
2b 本考案コイン箱の底板表面
2c 本考案コイン箱の底板裏面
2d 本考案コイン箱の接地部の外輪郭
2e 本考案コイン箱の係止部
2f 本考案コイン箱の接地部
3a 内枠の係止爪
3b 内枠の波形底面
3c 内枠の上面
3d 内枠上面部の内輪郭
2 本考案によるコイン箱
3 本考案によるコイン箱に使用する内枠
4 取っ手カバー
5 コイン
6 コインの集合体
1a リブ
1b コイン箱のリブ受け面
2a 本考案コイン箱の波形底板
2b 本考案コイン箱の底板表面
2c 本考案コイン箱の底板裏面
2d 本考案コイン箱の接地部の外輪郭
2e 本考案コイン箱の係止部
2f 本考案コイン箱の接地部
3a 内枠の係止爪
3b 内枠の波形底面
3c 内枠の上面
3d 内枠上面部の内輪郭
Claims (3)
- スロットマシン、パチスロ等に使用され底板の周囲が勾配をもって立ち上げられて外周側壁が形成されてなるコイン箱において、該底板の長手方向又は短手方向の少なくとも一つの方向での断面におけるコインを受ける面の形状が略波形形状をなすと共に、該底板断面中央部が断面両端に対しコイン箱のコイン入り口方向に膨らんでいることを特徴とするコイン箱。
- 前記底板形状は断面におけるコインを受け面の裏面形状が表面に対し一定肉厚を保った上で平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコイン箱。
- コイン箱内周面に装着され、上面部の内輪郭を箱接地部の外輪郭より小となすよう形成し、底部は前記コイン箱の底板の断面形状上面と対面合致する内枠を設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコイン箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007542U JP3165649U (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | コイン箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007542U JP3165649U (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | コイン箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3165649U true JP3165649U (ja) | 2011-01-27 |
Family
ID=54876897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010007542U Expired - Fee Related JP3165649U (ja) | 2010-11-16 | 2010-11-16 | コイン箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165649U (ja) |
-
2010
- 2010-11-16 JP JP2010007542U patent/JP3165649U/ja not_active Expired - Fee Related
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