JP3165113U - 手動回転工具 - Google Patents

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広和 土居
広和 土居
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Abstract

【課題】より緻密な作業が可能な手動回転工具を提供する。【解決手段】手動回転工具は、固定手段を有する土台4と、土台に取り付けられる基部2と、基部の裏側に回動可能に取り付けられる回転盤と、回転盤の回動を受けて、第一歯車21、第二歯車22と、これらより歯数が少ない第三歯車23を介して出力軸に動力が伝達し、出力軸13に工具取付部5を取り付けるものであって、回転盤の上端32は、少なくとも基部の上端31よりも低い位置にある。【選択図】図2

Description

本考案は、ドリルチャックやコレットチャックを有し、ドリルやドライバー、その他の工具を手動で回転させる手動工具に関する。
従来、ガンタイプの電動ドリル等、工具を回動させて使用する場合には、電動により行われることが多い。この場合においては、電動でモータを回転させ、そのモータの回転によりドリル等の工具を回転させていた。
従来の電動ドリル等の電動工具は、使用者が自らの力で回転させる必要がなく、簡単に使用することができた。
しかし、ガンタイプの電動ドリルは、一度トリガーを引くとすぐに工具が数回、回動するため、その回動回数を決めて作業するような緻密な作業には適しておらず、電動の工具を使うことができなかった。
本考案の手動回転工具は、固定手段を有する土台と、土台に取り付けられる基部と、基部の裏側に回動可能に取り付けられる回転盤と、回転盤の回動を受けて、前記回転盤と同一方向に回動する第一歯車と、この第一歯車と噛み合い、第一歯車と逆方向に回動する第二歯車と、この第二歯車と噛み合い、第二歯車と逆方向に回動し、第二歯車より歯数の異なる第三歯車と、この第三歯車の回動を受けて前記第三歯車と同一方向に回動し、この回動を基部の表側に伝える出力軸と、基部の表側に、出力軸の回転動力を受ける工具取付部とからなるものであって、回転盤の上端は基部の上端と同じ高さ、又は、基部の上端よりも低い位置にあることを特徴とするものである。
また、基部、土台、回転盤は、アルミニウム合金からなることが好ましい。
また、第一歯車と第二歯車は、基部側の端部が基部に回動可能に取り付けられた第一支持軸と第二支持軸に軸着され、回転盤内で回動自在に配置され、第三歯車は、基部に回動自在に取り付けられている出力軸に軸着され、回転盤内で回動自在に配置されていることが好ましい。
また、第一歯車と第二歯車と第三歯車は、はすば歯車であることが好ましい。
請求項1に記載の考案による手動回転工具の工具取付部にドリルやドライバー、その他の工具を取り付けると、電動の工具の場合とは異なり、手動で回転させ、より緻密な作業をすることが可能になる。また、第三歯車の歯数を第一、第二歯車より少なくすれば回転盤の回転数よりも出力軸の回転数が多いので、手動でも楽に作業をすることができる。第三歯車の歯数を第一、第二歯車よりも多くすれば減速も可能になる。そして、歯数を2分の1、2倍等の一定比率とすれば、使用者にとって回転盤の回転数から工具の回転数を計算することができるので、より緻密な作業が可能になる。
また、回転盤の上端が基部の上端よりも低い位置にあることから、適度なバランスを保つことができる。回転盤の上端が基部の上端よりも高い位置にあると、回転盤を回したときにバランスを崩すことがあるが、本考案によればこの状態を解消することができる。
請求項2に記載の考案によれば、手動回転工具が強度を保ちつつ、軽いものとすることができる。軽いものであるため、回転盤を回したときにバランスを崩すことが多かったが、回転盤の上端が基部の上端よりも低い位置にあることから、適度にバランスを保つことができる。
また、軽いものなので使用者が携帯し、作業場所を変更することもでき、土台の固定が不安定な場合であってもバランスを保ちつつ、使用することが可能になる。
請求項3に記載の考案によれば、回転盤内に歯車群が取り付けられているので、歯車の取付や取り外し、メンテナンスを容易に行うことができる。
また、歯数が異なる歯車に交換するなど、使用者が使用しやすいものに変更することが容易となる。
請求項4に記載の考案によれば、はすば歯車を使用することにより、より強度が強い歯車群とすることができる。
本考案の手動回転工具の一例を示す全体斜視図である。 本考案の手動回転工具の一例を示す側面図であり、回転盤の内側の歯車群を点線で表したものである。 本考案の手動回転工具の回転盤の一例を示す斜視図である。 手動回転工具の別の実施例を示す全体斜視図である。
本考案の実施の一例を図面に沿って説明する。
図1に示すように、第一実施例に係る手動回転工具1は、基部2、回転盤3、土台4、工具取付部5とからなる。
図1、2に示すように、基部2は土台4に直立する直方体状のものであり、裏側の面(図1の右奥側、図2の右側)に回転盤3、表側の面(図1の左手前側、図2の左側)に工具取付部5が配置されている。
回転盤3は、基部2の裏側において、回動可能に取り付けられている円盤状のものである。図2に示すように、回転盤3の直径は基部2の長手方向の長さの3分の2程度であり、回転盤3の中心部分で第一支持軸11により基部2に軸着されている。
図2に示すように、回転盤3の上端32は、基部2の上端31よりも低い位置にある。これは、両者が同じ高さであってもよいが、回転盤3の上端32の位置を基部2の上端31よりも高くしてはならない。
回転盤3には、その裏面にハンドル41が取り付けられており、このハンドル41を使用者が把持することにより、回転盤3を回動させることができるが、この場合において、回転盤3の上端32が基部2の上端31よりも高い位置にあると、バランスを崩してしまうことが多かった。しかし、本実施例のように回転盤3の上端32を前記の位置にすることで、バランスを崩さずに、作業することが可能になる。
本実施例の手動回転工具1の基部2、回転盤3、土台4は、ジュラルミンにより形成することができるので、一定の強度を有するが、その重量は軽い。そのため、使用者は手動回転工具1を自由に持ち運ぶことができる。本実施例ではジュラルミンを使用しているが、他のアルミ合金であってもよい。
通常は土台4により設置台に固定して使用するが、自由に持ち運ぶことができるので、不十分な固定状況や固定が完全でない状況で使用する場合もある。この場合にも、回転盤3の上端32を前記の位置にすることにより、バランスを保つことができる。
手動回転工具1自体が軽いために、バランスを保つ必要性が一層高くなるので、基部2の上端31と回転盤3の上端32の位置関係は極めて重要である。
図3に示すように、回転盤3の内方には、第一歯車21、第二歯車22、第三歯車23が配置されている。
第一歯車21は、前記第一支持軸11に軸着されている。この第一支持軸11は、基部2側の端部が基部2に回動可能に取り付けられ、回転盤3側の端部が回転盤3に取り付けられている。第一歯車21は、回転盤3を使用者が回転させたときに、回転盤3に取り付けられた第一の支持軸11の回転動力を受けて回動する。
第二歯車22は、第二支持軸12に軸着されている。
第二支持軸12は、基部2側の端部が基部2に回動可能に取り付けられ、回転盤3側の端部が回転盤3に取り付けられている。
第二歯車22は第一歯車21と係合しており、第二歯車22と第二支持軸12は、第一歯車21の回転を受けて回動する。
第三歯車23は、出力軸13により軸着されている。
出力軸13は、基部2に回動可能に取り付けられている。出力軸13の長さは、第一支持軸11、第二支持軸12よりも長く、基部2に取り付けたときに、基部2の内部を貫通してその表側にまで達する。
第三歯車23は、第二歯車22と係合しているので、第三歯車23と出力軸13は、第二歯車22の回転を受けて回動する。
基部2の内部を貫通して表側に達した出力軸13に工具取付部5を取り付ける。ここでは、この工具取付部5を、ドリルを保持するためのドリルチャックとした場合を例示するが、コレットチャックやその他の工具を保持するものであってもよい。
この工具取付部5がドリルチャックの場合には、この工具取付部5に所定のドリルを取り付けて、使用する。
第一歯車21は第一支持軸11に取り付けられているので、使用者が回転盤3を一回転させると、第一歯車21も同じように一回転する。
第一歯車21、第二歯車22は同じ歯数の歯車である。よって、第一歯車21と第二歯車22とは、回転数が同じとなる。一方、第三歯車23の歯数は第一歯車21、第二歯車22の歯数に対して2分の1となっている。よって、回転数が2倍となる。
したがって、使用者が回転盤3を一回転させると、第三歯車23が軸着されている出力軸13は二回転することとなる。
また、使用者が回転盤3を回転させた回転方向と、出力軸13の回転方向は同一となる。すなわち、第一歯車21は第一支持軸11により回転盤3に取り付けられているので、回転盤3を回転させると第一歯車21が回転盤3と同一方向に回転する。第二歯車22は第一歯車21と係合しているので、第一歯車21と逆方向に回転する。そして、第三歯車23は第二歯車22と係合しているので、第二歯車22と逆方向に回転し、この第三歯車が軸着されている出力軸13は、第三歯車23と同一方向に回転する。
よって、かかる構造により、回転盤3の回転方向と出力軸13の回転方向が同じになる。
本実施例に係る手動回転工具1によると、使用者がハンドル41を把持して回転盤3を回転させると、出力軸13を通して工具取付部5に取り付けられた工具であるドリルが回転する。このドリルの回転方向は回転盤3の回転方向と同一であり、回転盤3の回転の2倍の回転をするので、使用者は手動で緻密な部分の作業が可能になる。
このように、歯数による増速の比率を2倍等の簡易な倍数とすることで、使用者が回転盤3の回転数から工具の回転数を容易に計算することができる。これによっても使用者は緻密な部分の作業が可能になる。
また、本実施例においては、第三歯車23の歯数を、第一歯車21、第二歯車22の歯数に対して2分の1として、回転数を2倍にしているが、必ずしもこれのみに限定されない。歯数を3分の1にする等、適宜変更が可能である。
一方、第三歯車23の歯数を第一歯車21、第二歯車22の歯数に対して2倍、3倍としてもよい。この場合は減速となる。
また、本実施例においては、第一歯車21、第二歯車22、第三歯車23を平歯車としているが、はすば歯車を使用することもできる。これにより、より強度を有する歯車形態とすることができる。
図1に示すように、土台4の平板状の台座51には、固定するためのボルトを通すためのボルト孔52、52が形成され、ボルト孔による固定手段となっている。ボルト孔52、52は、台座51の表側と裏側の縁から前記ボルトが通る幅を保ちつつ、基部2の方向へ向けて切込むことによって形成されている。
使用時には、手動回転工具1を置く設置台にもボルト孔を開け(図示しない)、手動回転工具1を配置し、その台座51のボルト孔52、52と前記設置台のボルト孔にボルトを通して固定する。
また、固定部55を用いた固定手段による土台4の実施例を図4に示す。
この土台4は、略逆コの字状の台座53と、台座底部54に螺合せしめられた固定ネジ56と、その上端に取り付けられる固定部55とからなる。
台座53の底部54を開口し、底部54の下側から固定ネジ56を通して、底部54の上側まで通したうえで固定部55を固定ネジ56の先端に取り付ける。
略逆コの字状の台座53を用いた土台4を使用するには、台座上部57、台座底部54間の溝内であって、台座上部57と固定部55との間に、手動回転工具1を配置する設置台を位置させる。そして、固定ネジ56を回して固定部55を上方へ押し上げ、設置台を台座上部57と固定部55によって狭持することにより固定する。
手動回転工具1の用途として、ドリルやドライバーを用いたネジ締めの他に、タップ加工後に再度タップを通して仕上げるタップさらえやタップ立て、リーマ加工、リーマさらえ、面取り加工、コイル巻き、バリ取り、磨き加工等にも用いることが可能である。
1…手動回転工具、2…基部、3…回転盤、4…土台、11…第一支持軸、12…第二支持軸、13…出力軸、21…第一歯車、22…第二歯車、23…第三歯車、31…上端、32…上端、41…ハンドル

Claims (4)

  1. 固定手段を有する土台と、
    土台に取り付けられる基部と、
    基部の裏側に回動可能に取り付けられる回転盤と、
    回転盤の回動を受けて、前記回転盤と同一方向に回動する第一歯車と、
    この第一歯車と噛み合い、第一歯車と逆方向に回動する第二歯車と、
    この第二歯車と噛み合い、第二歯車と逆方向に回動し、第二歯車より歯数の異なる第三歯車と、
    この第三歯車の回動を受けて前記第三歯車と同一方向に回動し、この回動を基部の表側に伝える出力軸と、
    基部の表側に、出力軸の回転動力を受ける工具取付部とからなるものであって、
    回転盤の上端は基部の上端と同じ高さ、又は、基部の上端よりも低い位置にあることを特徴とする手動回転工具。
  2. 基部、土台、回転盤は、アルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1に記載の手動回転工具。
  3. 第一歯車と第二歯車は、基部側の端部が基部に回動可能に取り付けられた第一支持軸と第二支持軸に軸着され、回転盤内で回動自在に配置され、
    第三歯車は、基部に回動自在に取り付けられている出力軸に軸着され、回転盤内で回動自在に配置されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の手動回転工具。
  4. 第一歯車と第二歯車と第三歯車は、はすば歯車であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の手動回転工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103212734A (zh) * 2013-04-27 2013-07-24 华东理工大学 手动多用途钻孔装置
CN108608034A (zh) * 2018-04-04 2018-10-02 常州信息职业技术学院 钻设装置

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CN103212734A (zh) * 2013-04-27 2013-07-24 华东理工大学 手动多用途钻孔装置
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