JP3164921B2 - 飲料用フィルタの位置合せ用型板及びフィルタ製造装置 - Google Patents
飲料用フィルタの位置合せ用型板及びフィルタ製造装置Info
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- JP3164921B2 JP3164921B2 JP31341492A JP31341492A JP3164921B2 JP 3164921 B2 JP3164921 B2 JP 3164921B2 JP 31341492 A JP31341492 A JP 31341492A JP 31341492 A JP31341492 A JP 31341492A JP 3164921 B2 JP3164921 B2 JP 3164921B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コーヒーフィルタや
紅茶フィルタなどの飲料用フィルタにおけるフィルタバ
ックと支持フレームを接着位置に位置合せする型板と、
その型板を用いたフィルタ製造装置に関するものであ
る。
紅茶フィルタなどの飲料用フィルタにおけるフィルタバ
ックと支持フレームを接着位置に位置合せする型板と、
その型板を用いたフィルタ製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コーヒーフィルタや紅茶フィルタとし
て、図9に示すように、三角形状に拡げられる支持フレ
ーム2にフィルタバック3を取付け、そのフィルタバッ
ク3にコーヒー等を充填して使用するものがある。
て、図9に示すように、三角形状に拡げられる支持フレ
ーム2にフィルタバック3を取付け、そのフィルタバッ
ク3にコーヒー等を充填して使用するものがある。
【0003】このフィルタ1は、図8に示すように折り
畳んだ支持フレーム2の隣接する開口縁4、4に、フィ
ルタバック3の開口縁5、5を接着し、支持フレーム2
を拡げたときフィルタバック3の開口部が三角形状に開
かれるように取付けられる。
畳んだ支持フレーム2の隣接する開口縁4、4に、フィ
ルタバック3の開口縁5、5を接着し、支持フレーム2
を拡げたときフィルタバック3の開口部が三角形状に開
かれるように取付けられる。
【0004】従来、上記のようなフィルタ1の製造は、
作業者が手作業で支持フレーム2の中にフィルタバッグ
3を入れ、目視により支持フレーム2の開口縁4とフィ
ルタバック3の開口縁5が沿うように位置合せし、フィ
ルタバック3の開口縁5の間に熱融着を防ぐスペーサを
挿入した後、支持フレーム2の開口縁4を加熱し、フィ
ルタバック3を接着するようにしている。
作業者が手作業で支持フレーム2の中にフィルタバッグ
3を入れ、目視により支持フレーム2の開口縁4とフィ
ルタバック3の開口縁5が沿うように位置合せし、フィ
ルタバック3の開口縁5の間に熱融着を防ぐスペーサを
挿入した後、支持フレーム2の開口縁4を加熱し、フィ
ルタバック3を接着するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に手作業によってフィルタバック3と支持フレーム2の
位置合せと接着を行なう方法では、作業に手間がかか
り、作業能率が悪いという問題がある。
に手作業によってフィルタバック3と支持フレーム2の
位置合せと接着を行なう方法では、作業に手間がかか
り、作業能率が悪いという問題がある。
【0006】また、作業者が目視でフィルタバックと支
持フレームの開口縁同士を位置合せる方法では、正確な
位置合せができず、製品の品質が悪い問題もある。特
に、フィルタバック3を良好に開かせるためには、図9
に示すようにフィルタバック3の開口縁5の端部6が支
持フレーム2から離れるように接着する必要があるが、
作業者による目視では、上記端部6を離した状態での開
口縁4、5同士の位置合せが極めて難しい。
持フレームの開口縁同士を位置合せる方法では、正確な
位置合せができず、製品の品質が悪い問題もある。特
に、フィルタバック3を良好に開かせるためには、図9
に示すようにフィルタバック3の開口縁5の端部6が支
持フレーム2から離れるように接着する必要があるが、
作業者による目視では、上記端部6を離した状態での開
口縁4、5同士の位置合せが極めて難しい。
【0007】この発明は、上記の問題を解決するために
なされたもので、その第1の目的は、フィルタバックと
支持フレームを簡単な操作で正確に位置合せすることが
できる位置合せ用型板を提供することである。
なされたもので、その第1の目的は、フィルタバックと
支持フレームを簡単な操作で正確に位置合せすることが
できる位置合せ用型板を提供することである。
【0008】また、この発明の第2の目的は、上記型板
を用いて連続して効率よくフィルタを製造することがで
きる装置を提供することにある。
を用いて連続して効率よくフィルタを製造することがで
きる装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の位置合せ用型板は、フィルタバッグと熱
融着しない板材から成り、その板材の全体形状を、フィ
ルタバッグが固定される支持フレームの内部に嵌まり込
むように形成すると共に、上記板材に、基準辺とフィル
タバッグの内部に嵌合する嵌合部分とを設け、その板材
の嵌合部分又は非嵌合部分に、フィルタバッグと接触し
てフィルタバッグの開口縁と上記基準辺をその両者の端
部が当接した状態で一致させる位置決め部を設け、上記
基準辺の長さを、支持フレームらにおけるフィルタバッ
グの接着開口縁の長さよりも小さく形成したものであ
る。
め、この発明の位置合せ用型板は、フィルタバッグと熱
融着しない板材から成り、その板材の全体形状を、フィ
ルタバッグが固定される支持フレームの内部に嵌まり込
むように形成すると共に、上記板材に、基準辺とフィル
タバッグの内部に嵌合する嵌合部分とを設け、その板材
の嵌合部分又は非嵌合部分に、フィルタバッグと接触し
てフィルタバッグの開口縁と上記基準辺をその両者の端
部が当接した状態で一致させる位置決め部を設け、上記
基準辺の長さを、支持フレームらにおけるフィルタバッ
グの接着開口縁の長さよりも小さく形成したものであ
る。
【0010】また、この発明のフィルタ製造装置は、上
記の位置合せ用型板の基準辺を、循環回動する搬送路に
取付け、その搬送路の途中に、上記位置合せ用型板とそ
の型板に嵌め込んだ支持フレームを搬送方向に位置ずれ
させる手段と、その位置ずれした支持フレームの接着開
口縁を外部から加熱する加熱手段とを設けた構造とした
のである。
記の位置合せ用型板の基準辺を、循環回動する搬送路に
取付け、その搬送路の途中に、上記位置合せ用型板とそ
の型板に嵌め込んだ支持フレームを搬送方向に位置ずれ
させる手段と、その位置ずれした支持フレームの接着開
口縁を外部から加熱する加熱手段とを設けた構造とした
のである。
【0011】
【作用】上記の位置合せ用型板においては、フィルタバ
ッグの内部に型板を嵌合させると、位置決め部によりフ
ィルタバックの開口縁と型板の基準辺が沿うように位置
決めされる。次に、この型板とフィルタバッグを折り畳
んだ支持フレームに挿入し、基準辺と支持フレームの接
着開口縁を揃えた後、基準辺の一端が支持フレームの開
口縁の端部に当接するまで型板をずらせる。これによ
り、フィルタバッグの開口縁と支持フレームの開口縁を
フィルタバッグの端部が支持フレームから離れた状態で
沿わせることができる。
ッグの内部に型板を嵌合させると、位置決め部によりフ
ィルタバックの開口縁と型板の基準辺が沿うように位置
決めされる。次に、この型板とフィルタバッグを折り畳
んだ支持フレームに挿入し、基準辺と支持フレームの接
着開口縁を揃えた後、基準辺の一端が支持フレームの開
口縁の端部に当接するまで型板をずらせる。これによ
り、フィルタバッグの開口縁と支持フレームの開口縁を
フィルタバッグの端部が支持フレームから離れた状態で
沿わせることができる。
【0012】一方、この発明のフィルタ製造装置におい
ては、搬送路に取付けた型板に、フィルタバッグと支持
フレームを順に被せると、型板の基準辺でフィルタバッ
グと支持フレームの開口縁同士の高さが一致する。この
状態から、搬送中の支持フレームと型板が位置ずれする
と、フィルタバッグと支持フレームの開口部の端部が離
れるため、その支持フレームの開口縁を加熱してフィル
タバッグを接着する。
ては、搬送路に取付けた型板に、フィルタバッグと支持
フレームを順に被せると、型板の基準辺でフィルタバッ
グと支持フレームの開口縁同士の高さが一致する。この
状態から、搬送中の支持フレームと型板が位置ずれする
と、フィルタバッグと支持フレームの開口部の端部が離
れるため、その支持フレームの開口縁を加熱してフィル
タバッグを接着する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1乃至図3は、実施例の位置合せ用型板
を示している。この型板10は、折り畳んだフィルタバ
ッグ3や支持フレーム2に簡単に挿入できるように厚み
の薄い板材11で形成され、フィルタバッグ3と熱融着
しない材料、例えば金属板や厚紙、合成樹脂板等で形成
されている。
て説明する。図1乃至図3は、実施例の位置合せ用型板
を示している。この型板10は、折り畳んだフィルタバ
ッグ3や支持フレーム2に簡単に挿入できるように厚み
の薄い板材11で形成され、フィルタバッグ3と熱融着
しない材料、例えば金属板や厚紙、合成樹脂板等で形成
されている。
【0014】上記型板10は、下辺に直線状の基準辺1
2が設けられ、その基準辺12を含んだ右側部分が、フ
ィルタバッグ3の内部に嵌まり込む嵌合部分13となっ
ている。この嵌合部分13は、折り畳んだフィルタバッ
グ3の内部をほぼ埋める大きさで形成され、その上辺
は、フィルタバッグ3の内側縁の形状に対応して傾斜す
る2つの傾斜辺14、15で形成されている。また、上
記傾斜辺15と、フィルタバッグから露出する非嵌合部
分16の境界部には、フィルタバッグ3の傾きを止める
段部17が設けられている。
2が設けられ、その基準辺12を含んだ右側部分が、フ
ィルタバッグ3の内部に嵌まり込む嵌合部分13となっ
ている。この嵌合部分13は、折り畳んだフィルタバッ
グ3の内部をほぼ埋める大きさで形成され、その上辺
は、フィルタバッグ3の内側縁の形状に対応して傾斜す
る2つの傾斜辺14、15で形成されている。また、上
記傾斜辺15と、フィルタバッグから露出する非嵌合部
分16の境界部には、フィルタバッグ3の傾きを止める
段部17が設けられている。
【0015】上記の型板10では、図2に示すように、
嵌合部分13をフィルタバッグ3内部に挿入すると、傾
斜辺14の端部18と段部17がフィルタバッグ3に接
触し、フィルタバッグ3の開口縁5と基準辺12とをそ
の両者の端部が接触した状態で一致させるようになって
いる。この場合、上記傾斜辺14の端部と段部18が、
フィルタバッグ3と基準辺12を位置合せする位置決め
部となる。
嵌合部分13をフィルタバッグ3内部に挿入すると、傾
斜辺14の端部18と段部17がフィルタバッグ3に接
触し、フィルタバッグ3の開口縁5と基準辺12とをそ
の両者の端部が接触した状態で一致させるようになって
いる。この場合、上記傾斜辺14の端部と段部18が、
フィルタバッグ3と基準辺12を位置合せする位置決め
部となる。
【0016】また、上記型板10の全体形状は、図3に
示すように、折り畳んだ支持フレーム2の内部に嵌まり
込む大きさで形成されており、その型板10の基準辺1
2の長さは、支持フレーム2におけるフィルタバッグの
接着開口縁4の長さよりも若干小さく形成されている。
この基準辺12と接着開口縁4の長さの差は、図9のよ
うにフィルタバッグ3の開口縁5を十分に拡げさせる上
で、支持フレーム2と離反させる開口縁5の端部6を形
成するために必要な距離以上で設定されている。
示すように、折り畳んだ支持フレーム2の内部に嵌まり
込む大きさで形成されており、その型板10の基準辺1
2の長さは、支持フレーム2におけるフィルタバッグの
接着開口縁4の長さよりも若干小さく形成されている。
この基準辺12と接着開口縁4の長さの差は、図9のよ
うにフィルタバッグ3の開口縁5を十分に拡げさせる上
で、支持フレーム2と離反させる開口縁5の端部6を形
成するために必要な距離以上で設定されている。
【0017】この実施例の型板10を用いて図8に示す
ようなフィルタ1を形成するには、先ず、型板10の嵌
合部分13をフィルタバッグ3の内部に挿入し、傾斜辺
14の端部18と段部17をフィルタバッグ3に接触さ
せる。これにより、フィルタバッグ3の開口縁5と基準
辺12が一致した状態で位置合わされる。
ようなフィルタ1を形成するには、先ず、型板10の嵌
合部分13をフィルタバッグ3の内部に挿入し、傾斜辺
14の端部18と段部17をフィルタバッグ3に接触さ
せる。これにより、フィルタバッグ3の開口縁5と基準
辺12が一致した状態で位置合わされる。
【0018】次に、この型板10とフィルタバッグ3を
折り畳んだ支持フレーム2の内部に挿入し、作業テーブ
ルの上面等で型板10の基準辺12と支持フレーム2の
開口縁4を両者が一致するように揃える。ついで、型板
10を、図3に示すように、基準辺12の左側端部が支
持フレーム2の内壁に当接するまでずらせると、フィル
タバッグ3の開口縁5が支持フレーム2の開口縁4に正
確に一致し、かつ開口縁5の端部6が支持フレーム2か
ら若干離れた状態で位置合せされる。
折り畳んだ支持フレーム2の内部に挿入し、作業テーブ
ルの上面等で型板10の基準辺12と支持フレーム2の
開口縁4を両者が一致するように揃える。ついで、型板
10を、図3に示すように、基準辺12の左側端部が支
持フレーム2の内壁に当接するまでずらせると、フィル
タバッグ3の開口縁5が支持フレーム2の開口縁4に正
確に一致し、かつ開口縁5の端部6が支持フレーム2か
ら若干離れた状態で位置合せされる。
【0019】このため、次に支持フレーム2の両側面を
加熱して開口縁4、5同士を接着することにより、フィ
ルタバッグ3が最適な位置で支持フレーム2に固定さ
れ、品質の良いフィルタ1を得ることができる。
加熱して開口縁4、5同士を接着することにより、フィ
ルタバッグ3が最適な位置で支持フレーム2に固定さ
れ、品質の良いフィルタ1を得ることができる。
【0020】なお、上記の位置合せ作業において、フィ
ルタバッグ3の端部6側のヒートシール部に、図3に示
すように支持フレーム2の内壁に沿うような傾斜面7を
設けると、型板10を支持フレーム2に挿入する場合フ
ィルタバッグ3と支持フレーム2の引掛りがなくなり、
正確に位置合せできる利点がある。
ルタバッグ3の端部6側のヒートシール部に、図3に示
すように支持フレーム2の内壁に沿うような傾斜面7を
設けると、型板10を支持フレーム2に挿入する場合フ
ィルタバッグ3と支持フレーム2の引掛りがなくなり、
正確に位置合せできる利点がある。
【0021】一方、図4乃至図7は、実施例のフィルタ
製造装置を示している。この製造装置は、基台20の上
に、モータ21に連結する駆動用のスプロケット22
と、従動側のスプロケット23とを水平に配置し、その
両スプロケット22、23の間に無端状の搬送チェーン
24を循環可能にかけ渡し、その搬送チェーン24に、
所定の間隔をあけて多数の位置合せ用型板10を取付け
ている。
製造装置を示している。この製造装置は、基台20の上
に、モータ21に連結する駆動用のスプロケット22
と、従動側のスプロケット23とを水平に配置し、その
両スプロケット22、23の間に無端状の搬送チェーン
24を循環可能にかけ渡し、その搬送チェーン24に、
所定の間隔をあけて多数の位置合せ用型板10を取付け
ている。
【0022】この型板10は、ステンレス鋼等の金属板
を用いて図1に示す形状と同形状で形成され、その基準
辺12から直角方向に折れ曲がる屈曲部19を設け、そ
の屈曲部19をビス等により搬送チェーン24に固定し
て取付けられている。
を用いて図1に示す形状と同形状で形成され、その基準
辺12から直角方向に折れ曲がる屈曲部19を設け、そ
の屈曲部19をビス等により搬送チェーン24に固定し
て取付けられている。
【0023】また、基台20の上面の端部には、搬送チ
ェーン24の型板10に向かって両側から回動する一対
の押圧レバー25、25が取付けられている。この両押
圧レバー25、25は、バネ等によって常に型板10に
向かう方向の付勢力が付与されており、型板10に支持
フレーム2を被せた状態で搬送すると、押圧レバー2
5、25が支持フレーム2を押圧し、支持フレーム2と
型板10の間で位置ずれを生じさせるようになってい
る。
ェーン24の型板10に向かって両側から回動する一対
の押圧レバー25、25が取付けられている。この両押
圧レバー25、25は、バネ等によって常に型板10に
向かう方向の付勢力が付与されており、型板10に支持
フレーム2を被せた状態で搬送すると、押圧レバー2
5、25が支持フレーム2を押圧し、支持フレーム2と
型板10の間で位置ずれを生じさせるようになってい
る。
【0024】さらに、上記押圧レバー25、25の下方
には、型板10に両側から接近離反する一対の加熱板2
6、26が設けられている。この加熱板26、26は、
それぞれガイド軸27を介してシリンダ28に取付けら
れており、シリンダ28が作動すると、型板10に被せ
た支持フレーム2の開口縁4に向かって圧着し、支持フ
レーム2とフィルタバッグ3を接着する。
には、型板10に両側から接近離反する一対の加熱板2
6、26が設けられている。この加熱板26、26は、
それぞれガイド軸27を介してシリンダ28に取付けら
れており、シリンダ28が作動すると、型板10に被せ
た支持フレーム2の開口縁4に向かって圧着し、支持フ
レーム2とフィルタバッグ3を接着する。
【0025】一方、搬送チェーン24の側部には、加熱
板26、26に対して1つの型板10が支持フレーム3
の最適な接着位置に来たときにその型板10を検出する
検出器29が取付けられており、この検出器31の信号
が、加熱板26、26のシリンダ28と搬送チェーン2
4のモータ21に送られ、型板10が検出位置にくる
と、搬送チェーン24の動きを止めると同時に、加熱板
26、26を型板10に向かって接着させるように設定
されている。また、加熱板26、26のシリンダ28
は、搬送チェーン24のモータ21に接続され、加熱板
26、26による接着が終了し、加熱板26、26が型
板10から離れると、搬送チェーン24を再起動させる
ように制御されている。
板26、26に対して1つの型板10が支持フレーム3
の最適な接着位置に来たときにその型板10を検出する
検出器29が取付けられており、この検出器31の信号
が、加熱板26、26のシリンダ28と搬送チェーン2
4のモータ21に送られ、型板10が検出位置にくる
と、搬送チェーン24の動きを止めると同時に、加熱板
26、26を型板10に向かって接着させるように設定
されている。また、加熱板26、26のシリンダ28
は、搬送チェーン24のモータ21に接続され、加熱板
26、26による接着が終了し、加熱板26、26が型
板10から離れると、搬送チェーン24を再起動させる
ように制御されている。
【0026】上記のような構造で成るフィルタ製造装置
を用いてフィルタ1を製造するには、図4において従動
側のスプロケット24に近い型板10にフィルタバッグ
3を挿入し、次にその上に支持フレーム2を挿入する。
この挿入により、フィルタバッグ3の開口縁5と支持フ
レーム2の開口縁4が、型板10下端の基準辺12と高
さが揃うので、開口縁4、5同士が一致するように位置
合される。
を用いてフィルタ1を製造するには、図4において従動
側のスプロケット24に近い型板10にフィルタバッグ
3を挿入し、次にその上に支持フレーム2を挿入する。
この挿入により、フィルタバッグ3の開口縁5と支持フ
レーム2の開口縁4が、型板10下端の基準辺12と高
さが揃うので、開口縁4、5同士が一致するように位置
合される。
【0027】この支持フレーム2とフィルタバッグ3を
被せた型板10が、搬送チェーン24により押圧レバー
25、25の位置まで送られると、押圧レバー25、2
5が外側の支持フレーム2を押圧してブレーキをかけ、
支持フレーム2と型板10の位置がずれ、支持フレーム
2の開口縁4とフィルタバッグ3の開口縁5の間にすき
間32があく。
被せた型板10が、搬送チェーン24により押圧レバー
25、25の位置まで送られると、押圧レバー25、2
5が外側の支持フレーム2を押圧してブレーキをかけ、
支持フレーム2と型板10の位置がずれ、支持フレーム
2の開口縁4とフィルタバッグ3の開口縁5の間にすき
間32があく。
【0028】このように支持フレーム2と型板10が位
置ずれすると、検出器29の信号により型板10を停止
させ、加熱板26、26が支持フレーム2の両側面を圧
接し、支持フレーム2とフィルタバッグ3を接着する。
この接着では、フィルタバッグ3の開口縁5と支持フレ
ーム2の間にすき間32があるので、フィルタバッグ3
の開口縁5の端部が支持フレーム2に接着せず、フィル
タバッグ3は良好に拡げられる状態で固定される。
置ずれすると、検出器29の信号により型板10を停止
させ、加熱板26、26が支持フレーム2の両側面を圧
接し、支持フレーム2とフィルタバッグ3を接着する。
この接着では、フィルタバッグ3の開口縁5と支持フレ
ーム2の間にすき間32があるので、フィルタバッグ3
の開口縁5の端部が支持フレーム2に接着せず、フィル
タバッグ3は良好に拡げられる状態で固定される。
【0029】上記の接着が終了すると、加熱板26、2
6が離れ、搬送チェーン24が再起動し、搬送チェーン
24の型板10が下側に入り込む位置でフィルタ1が型
板10から抜け落ちる。上記のような作業を繰り返すこ
とによりフィルタ1を連続して形成することができ、効
率の良い製造を行なうことができる。
6が離れ、搬送チェーン24が再起動し、搬送チェーン
24の型板10が下側に入り込む位置でフィルタ1が型
板10から抜け落ちる。上記のような作業を繰り返すこ
とによりフィルタ1を連続して形成することができ、効
率の良い製造を行なうことができる。
【0030】なお、上記の実施例では、正面形状が三角
形状のフィルタバッグ3を支持フレーム2に接着するフ
ィルタについて説明したが、型板10の形状を変えれば
四角形状やその他の形状をしたフィルタバッグのものに
も同様に適用することができる。
形状のフィルタバッグ3を支持フレーム2に接着するフ
ィルタについて説明したが、型板10の形状を変えれば
四角形状やその他の形状をしたフィルタバッグのものに
も同様に適用することができる。
【0031】また、フィルタ製造装置の型板10を搬送
する搬送チェーンは、ベルトコンベヤ等の他の搬送手段
を用いることもできる。
する搬送チェーンは、ベルトコンベヤ等の他の搬送手段
を用いることもできる。
【0032】
【効果】以上のように、この発明の型板は、フィルタバ
ッグと支持フレームに挿入することで、フィルタバック
の開口縁と支持フレームの開口縁を正しい接着位置に位
置合せできるので、簡単な操作で正確な接着作業を可能
とし、作業能率を大幅に向上させることができる。
ッグと支持フレームに挿入することで、フィルタバック
の開口縁と支持フレームの開口縁を正しい接着位置に位
置合せできるので、簡単な操作で正確な接着作業を可能
とし、作業能率を大幅に向上させることができる。
【0033】また、この発明のフィルタ製造装置では、
フィルタの位置合せと接着を連続して行なうことができ
るので、フィルタを低コストで効率よく製造できる効果
がある。
フィルタの位置合せと接着を連続して行なうことができ
るので、フィルタを低コストで効率よく製造できる効果
がある。
【図1】実施例の型板を示す斜視図
【図2】同上の型板にフィルタバッグを挿入した図
【図3】同上の型板に支持フレームを挿入した断面図
【図4】実施例のフィルタ製造装置を一部を切欠いて示
す正面図
す正面図
【図5】同上の側面図
【図6】同上の平面図
【図7】同上の要部を拡大して示す断面図
【図8】フィルタを示す断面図
【図9】同上のフィルタの使用状態を示す斜視図
1 フィルタ 2 支持フレーム 3 フィルタバッグ 4、5 開口縁 10 型板 12 基準辺 13 嵌合部分 16 非嵌合部分 24 搬送チェーン 25 押圧レバー 26 加熱板 29 検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 フィルタバッグと熱融着しない板材から
成り、その板材の全体形状を、フィルタバッグが固定さ
れる支持フレームの内部に嵌まり込むように形成すると
共に、上記板材に、基準辺とフィルタバッグの内部に嵌
合する嵌合部分とを設け、その板材の嵌合部分又は非嵌
合部分に、フィルタバッグと接触してフィルタバッグの
開口縁と上記基準辺をその両者の端部が当接した状態で
一致させる位置決め部を設け、上記基準辺の長さを、支
持フレームにおけるフィルタバッグの接着開口縁の長さ
よりも小さく形成した飲料用フィルタの位置合せ用型
板。 - 【請求項2】請求項1に記載の位置合せ用型板の基準辺
を、循環回動する搬送路に取付け、その搬送路の途中
に、上記位置合せ用型板とその型板に嵌め込んだ支持フ
レームを搬送方向に位置ずれさせる手段と、その位置ず
れした支持フレームの接着開口縁を外部から加熱する加
熱手段とを設けたフィルタ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31341492A JP3164921B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 飲料用フィルタの位置合せ用型板及びフィルタ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31341492A JP3164921B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 飲料用フィルタの位置合せ用型板及びフィルタ製造装置 |
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JPH06154092A JPH06154092A (ja) | 1994-06-03 |
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1992
- 1992-11-24 JP JP31341492A patent/JP3164921B2/ja not_active Expired - Fee Related
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