JP3164913U - コンテナ用ロック装置 - Google Patents

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真也 津田
真也 津田
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北海道セイカン工業株式会社
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Abstract

【課題】農産物等の収容物を移載するためにコンテナを横向きに傾転させた場合にも前面パネルのロックが解除される事態を確実に防止することで安全性を確保し、またコンテナの破損も防止できるコンテナ用ロック装置を提供する。【解決手段】メッシュコンテナを構成する左、右の側面パネル7にはロック装置11を構成する係止部12が、前面パネル5側に突出するように設けてある。前面パネル5には係止部12に係脱する係合材15が横方向にスライド可能に設けてあり、係合材15には押動操作材16が突設してある。押動操作材16は前面パネル5に対して起伏可能であり、前面パネル5に固着した磁性固定部17に磁着させることにより固定可能になっている。【選択図】図5

Description

本考案は、野菜、豆類等の農産物を収納して保管し或いは搬送するコンテナの使用上の安全性を高めるコンテナ用ロック装置に関する。
近年、棒鋼を縦横に結合して形成したメッシュ状の5枚のパネルによって箱型に構成し、側面パネル同士を係脱可能に連結して底面パネル上に折畳めるようにした折畳み型のメッシュコンテナが、通気性、運搬性、非使用時の格納性に優れていることから多く使用されている。そして、折畳み型メッシュコンテナは、収納物の出し入れのために前面パネルが側面パネルに閂式のロック手段によって係合する構成にして開閉可能にしてある。
特に見出せず。
従来のコンテナは、前面パネルを側面パネルに閂式ロック手段を用いて係合しているが、収穫した農産物等の収納物を例えば施設内の貯蔵庫に移載するために回転フォークリフトでコンテナを横方向に傾転させながら斜め下向きに反転させた場合、閂が自重によってスライドして側面パネルとの係合が外れ、ロックが解除した状態になる。
このため、前面パネルが運搬中に不用意に開く、或いはロック解除状態に気付かずに農産物を収容して前面パネルが破損するという事態が生じている。そこで、閂を紐で側面パネルに緊締する対処法が採られているが、紐の緩みや、緊締忘れによって前面パネルが開いてしまうという事態も起きており、完全な安全対処法にはならないという問題がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、農産物等の収容物を移載するためにコンテナを横向きに傾転させた場合にもロックが解除される事態を確実に防止することで安全性を確保し、またコンテナの破損も防止できるコンテナ用ロック装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために構成した本考案の手段は、コンテナを構成する左、右の側面パネルに設けられ、前面パネル側に突出する係止部と、記前面パネルに横方向にスライドして該係止部に係脱する係合材を設け、該係合材に押動操作材を設けてなるロック機構部とから構成し、前記押動操作材は前記前面パネルに設けた磁性固定部に磁着させることにより固定可能にしたことにある。
そして、前記押動操作材は、前記前面パネルに対して起伏可能に回動する構成にするとよい。
また、少なくとも前記前面パネル及び左、右側面パネルは、棒鋼を縦横に結合してメッシュ状に形成したものにするとよい。
更に、前記コンテナは、前、後面パネル及び側面パネルが底面パネル側に折畳み可能にするとよい。
本考案は、上述の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)前面パネル側に突出する係止部をコンテナの側面パネルに設け、横方向にスライドして係止部に係脱する係合材を前面パネルに設け、係合材に設けた押動操作材は前面パネルに設けた磁性固定部に磁着させて固定する構成にしたから、コンテナを傾転させながら下向きの状態にしても係合材が係止部から離脱して前面パネルが不用意に開く事態を確実に防止できるので、作業上の安全性を確保し、またコンテナの破損を防止できる。
(2)押動操作材は前面パネルに対して起伏可能に回動する構成にしたから、手で掴んで操作する操作性に優れているし、磁性固定部に確実に磁着することができる。
(3)少なくとも前面パネル及び左、右側面パネルは、棒鋼を縦横に結合してメッシュ状に形成したものにすることにより、コンテナ内の通気性を確保し、全体の軽量化を図ることができるし、ロック装置に掛る負荷を小さくできる。
(4)コンテナは、前、後面パネル及び側面パネルが底面パネル側に折畳み可能な構成にした場合に、ロック装置を用いることで前面パネルと側面パネルの係脱を容易に行うことができ、折畳み作業も能率的に行うことができる。
メッシュコンテナの正面図である。 メッシュコンテナの部分拡大図である。 ロック装置の解除状態を示す説明図である。 ロック装置のロック操作途中を示す説明図である。 ロック装置がロックした状態の説明図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。図において、1は折畳み型のメッシュコンテナを示し、該メッシュコンテナ1はフォークリフトのフォークが挿脱可能な架台2と、該架台2上に固着したコンテナ本体3とから構成してある。コンテナ本体3は架台2上に設けた四角形の底面パネル4、該底面パネル4の4辺に起立する前面パネル5、後面パネル6(但し、図示せず)、左、右の側面パネル7、7からなり、これらパネル4乃至7はコイル状の連結材8によって底面パネル3に回動可能に連結してある。また、後面パネル6と左、右の側面パネル7、7は側縁が係脱可能に連結してあり、底面パネル4上に折畳み可能になっている。ここで、上記各パネル4乃至7は棒鋼を縦横に結合してメッシュ状に形成することにより、コンテナ1の軽量化と通気性が図られている。
また、前面パネル5は横幅方向両端5A、5Aを左、右側面パネル7、7の側縁側7A、7Aに後述するロック手段11で係脱可能に連結することにより、前面パネル5は収容物の出し入れを容易にするために開閉可能に、かつ底面パネル4上に折畳み可能になっている。
11、11、・・・は前面パネル5を左、右側面パネル7、7に複数個所で係脱可能に係止するロック装置を示す。12は該各ロック装置11を構成する係止部で、該係止部12は棒鋼を略U字状に屈曲形成したものからなり、左、右側面パネル7、7の外縁側に前方に向けて突設してある。なお、係止部12は側面パネル7を構成する棒鋼を略U字状に屈曲形成することにより、側面パネル7と一体の構成にしてもよい。
13は前面パネル5に設けたロック機構部を示す。14は該ロック機構部13を構成し、前面パネル5に溶接により固着した支持材で、該支持材14は棒鋼を略冂状に屈曲形成し、縦棒14A、14Aの上端側は外側に突出する略半円状の膨出部14Bに形成してある(図3乃至図5参照)。15は前面パネル5と該膨出部14Bとの間に横方向に摺動可能に挿装した棒鋼からなる係合材で、該係合材15は先端側15Aが前記係止部12に挿脱することにより、前面パネル5に係止部12が係脱し、前面パネル5と側面パネル7が接離可能に連結するようになっている。
16は前記係合材15に固着した押動操作材である。該押動操作材16は棒鋼からなる把持部16Aの両端をL字状に屈曲して一対の接続部16B、16Bを形成した略凵字状をなしている。そして、押動操作材16は接続部16Bを係合材15と十字状に交差した状態で固着してあり、その先端側16Cは係合材15の他側に突出することで、倒伏状態では前面パネル5に係止して横方向に変位不能になっている。また、接続部16B、16Bは下端側を前面パネル5側に略L字状に屈曲形成してあり、開閉操作の時に把持部16Aを手で掴み易くしてある。かくして、ロック装置11は、係止部12とロック機構部13とから構成してあり、ロック機構部13は支持材14、係合材15及び押動操作材16から構成してある。
更に、17は前記押動操作材16を磁着させて固定するための磁性固定部を示す。該磁性固定部17は前面パネル5に固着した非磁性材からなる取付板17Aと、該取付板17Aに固着した永久磁石からなる磁石板17Bとから構成してあり、磁石板17Bに磁着した押動操作材16は固定された状態になる。
本実施の形態は上述の構成からなるもので、以下にその作動について説明する。図3はロック装置11を解除した状態を示し、係合材15は矢示イ方向に変位して係止部12から離間した状態にある。これにより、前面パネル5は側面パネル7から離間可能、即ち開放可能な状態になっている。図4はロック装置11が前面パネル5を側面パネル7に係合する状態を示し、図3に示す状態の押動操作材16は把持部16Aを持って矢示ロ方向に引き上げた後、矢示ハ方向に押動することにより、係合材15の先端側15Aが係合部12に侵入する。しかる後、押動操作材16は、把持部16Aを持って矢示ニ方向に回転して倒伏させることにより磁石板17Bに磁着させる。
かくして、収容物を移載するためにメッシュコンテナ1を横方向に傾転させて下向きの状態にしても、押動操作材16は磁石板17Aにより前面パネル5側に固定されているから、前面パネル5から起き上がって係合材15が横方向に変位することがなく、前面パネル5が開放するのを確実に防止できる。
なお、本実施の形態はメッシュコンテナを例に挙げたが、本考案は前面パネルが開閉するタイプの他のコンテナにも用いることができるものである。
1 メッシュコンテナ
4 底面パネル
5 前面パネル
6 後面パネル
7 側面パネル
11 ロック装置
12 係止部
13 ロック機構部
14 支持材
15 係合材
16 押動操作材
17 磁性固定部

Claims (4)

  1. コンテナを構成する左、右の側面パネルに設けられ、前面パネル側に突出する係止部と、記前面パネルに横方向にスライドして該係止部に係脱する係合材を設け、該係合材に押動操作材を設けてなるロック機構部とから構成し、前記押動操作材は前記前面パネルに設けた磁性固定部に磁着させることにより固定可能にしてあることを特徴とするコンテナ用ロック装置。
  2. 前記押動操作材は、前記前面パネルに対して起伏可能に回動する構成にしてあることを特徴とする請求項1記載のコンテナ用ロック装置。
  3. 少なくとも前記前面パネル及び左、右側面パネルは、棒鋼を縦横に結合してメッシュ状に形成したものであることを特徴とする請求項1記載のコンテナ用ロック装置。
  4. 前記コンテナは、前、後面パネル及び側面パネルが底面パネル側に折畳み可能に構成してある請求項1記載のコンテナ用ロック装置。
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