JP3164497U - 食品保温装置 - Google Patents

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豊太郎 園田
豊太郎 園田
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Abstract

【課題】加熱調理された食品を店頭で簡単に保温するのに適した食品保温装置を提供する。【解決手段】調理の際に水蒸気が発生する調理装置部1の上部に支持されて加熱調理された食品が載せられる食品陳列棚2を備える。食品陳列棚2は、底面21に調理装置部1から発生した水蒸気が通過する水蒸気孔23を穿孔し、調理装置部1の横方向へスライド可能とする。調理装置部1には、下部に食品陳列棚2のスライド方向に突出されて設置床面に当接される転倒防止具14を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、加熱調理された食品を保温する食品保温装置に係る技術分野に属する。
最近、食品の販売を促進するために、小型の調理装置を使用して商品が陳列されている店頭の一画で調理材料を調理して食品を提供する実演販売が行われるようになってきている。この実演販売において調理材料を加熱調理した場合には、食品を保温する必要性が生ずる。このため、加熱調理された食品を店頭で簡単に保温することのできる技術の開発が要望されている。
従来、食品を簡単に保温する技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、加熱調理された食品が載せられたパレットをスライドさせて保温庫に出入れさせるようにした食品保温装置が記載されている。
特許文献1に係る食品保温装置は、パレットを使用して保温庫に対する食品の出入れを容易にすることで、加熱調理された食品を簡単に保温することができるようにしたものである。
特開2005−349094号公報
特許文献1に係る食品保温装置では、かなりの容積をもった保温庫を備えなければならないため、設置スペースが大きくなってしまい、加熱調理された食品を店頭で簡単に保温するには不適であるというという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、加熱調理された食品を店頭で簡単に保温するのに適した食品保温装置を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る食品保温装置は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、調理の際に水蒸気が発生する調理装置部の上部に支持されて加熱調理された食品が載せられる食品陳列棚を備え、食品陳列棚は底面に調理装置部から発生した水蒸気が通過する水蒸気孔が穿孔されて調理装置部の横方向へスライド可能であることを特徴とする。
この手段では、調理の際に水蒸気が発生する調理装置部と加熱調理された食品が載せられる食品陳列棚とを一体化させ調理装置部で発生した水蒸気を食品陳列棚での食品の保温の熱源とし、食品陳列棚を調理装置部の横方向へスライド可能にして調理装置部の使用の邪魔になるのを避けることができるように一体化の不利を改善することで、設置スペースを小さくしている。
また、請求項2では、請求項1の食品保温装置において、調理装置部は下部に食品陳列棚のスライド方向に突出されて設置床面に当接される転倒防止具が設けられていることを特徴とする。
この手段では、調理装置部に転倒防止具が設けられることで、加熱調理された食品が載せられた食品陳列棚がスライドして全体の重量バランスが変化しても転倒することがなくなる。
また、請求項3では、請求項1または2の食品保温装置において、調理装置部は調理のために加熱される水が貯溜される貯水槽を備え、食品陳列棚は調理装置部の貯水槽の直上に支持されることを特徴とする。
この手段では、食品陳列棚が調理装置部の貯水槽の直上に支持されることで、調理装置部の貯水槽から上昇する水蒸気を効率的に保温に利用することができる。
本考案に係る食品保温装置は、調理の際に水蒸気が発生する調理装置部と加熱調理された食品が載せられる食品陳列棚とを一体化させ調理装置部で発生した水蒸気を食品陳列棚での食品の保温の熱源とし、食品陳列棚を調理装置部の横方向へスライド可能にして調理装置部の使用の邪魔になるのを避けることができるように一体化の不利を改善することで、設置スペースを小さくしているため、加熱調理された食品を店頭で簡単に保温するのに適する効果がある。
さらに、請求項2として、調理装置部に転倒防止具が設けられることで、加熱調理された食品が載せられた食品陳列棚がスライドして全体の重量バランスが変化しても転倒することがなくなるため、安全に使用することができるようになる効果がある。
さらに、請求項3として、食品陳列棚が調理装置部の貯水槽の直上に支持されることで、調理装置部の貯水槽から上昇する水蒸気を効率的に保温に利用することができるため、保温効率が高くなる効果がある。
本考案に係る食品保温装置を実施するための形態の斜視図である。 図1の他の動作図である。 図2の使用状態の側面図である。
以下、本考案に係る食品保温装置を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
この形態では、走行移動性を有するものが示されている。
この形態は、調理装置部1,食品陳列棚2で構成されている。
調理装置部1は、水を加熱して茹調理,蒸調理からなる加熱調理を行う小型の調理装置からなるもので、機体11の上半部に貯水槽12が設けられ、機体11の上端部に食品陳列棚2が支持されている。
調理装置部1の機体11は、フレーム材11aで直方体形に形成され、フレーム材11aの下半部に装飾板11bが張設され、フレーム材11aの上半部(貯水槽12が配置されている部分)に多数個の小孔が穿孔された遮熱板11cが張設されている。機体11の下端部には、走行移動を可能にするキャスタ13が取付けられている。機体11の下部の前方側には、転倒防止具14が取付けられている。転倒防止具14は、機体11に固定され前方側に突出されたアングル14aと、アングル14aに螺合され設置床面Eに当接される調整ネジ14bとからなる。機体11の上端部には、食品陳列棚2をスライドさせるスライド案内機構15が取付けられている。スライド案内機構15は、レール,ベアリング等で構成され貯水槽12の上端部から少し立上げられて食品陳列棚2を前方側の横方向へスライドさせることができるように配設されている。
調理装置部1の貯水槽12は、調理のために加熱される水が貯溜されるもので、下部の内部に水を加熱するヒータ16が内蔵され、開放された上端部が上蓋17で着脱開閉されるようになっている。上蓋17は、貯水槽12で発生した水蒸気Hの漏出を阻止する板形の蓋本体17aと、蓋本体17aの中央部に取付けられ手を掛けて持上げるための取手17bと、蓋本体17aに穿孔され貯水槽12で発生した水蒸気Hの一部の通過を許容する複数個の水蒸気孔17cとからなる。
食品陳列棚2は、調理装置部1の機体11の上部の前方側の大部分を覆う面積の底面21の後方側を除く3辺に側面22が立上げられた棚形に形成されている。底面21には、調理装置部1の貯水槽12で発生し上蓋17の水蒸気孔17cを通過した水蒸気Hが通過する多数個の小孔からなる水蒸気孔23が穿孔されている。底面21の後方側の辺には、手を掛けてスライドさせるための取手24が取付けられている。この食品陳列棚2は、後方側へのスライドで調理装置部1の貯水槽12の直上に位置され、前方側へのスライドで調理装置部1の貯水槽12の上端部を開放するように設定されている。
この形態を使用するには、図1に示すように、食品陳列棚2を前方側にスライドさせ調理装置部1の貯水槽12から上蓋17を取外した状態としておき、調理装置部1の貯水槽12の内部に水を注入し調理材料Bを投入することになる。
この後、図2に示すように調理装置部1の貯水槽12に上蓋17を被せて水をヒータ16で加熱することにより、調理材料Bを加熱調理する。この加熱調理では、貯水槽12における水の水位の調整や網状の上下仕切板の設置等で茹調理,蒸調理等を選択することができる。
調理装置部1の貯水槽12で加熱調理された食品Fについては、図1に示すように、食品陳列棚2を前方側にスライドさせ調理装置部1の貯水槽12から上蓋17を取外した状態とすることで、貯水槽12から取出して容易に食品陳列棚2の底面21に載せることができる。なお、食品陳列棚2が前方側にスライドされた状態で加熱調理された食品Fが載せられると、全体の重量バランスが変化することになるが、転倒防止具14によって転倒が防止される。
食品陳列棚2の底面21に載せられた食品Fは、図3に示すように、続いて行われる加熱調理で調理装置部1の貯水槽12から発生し上蓋17の水蒸気孔17cを通過した水蒸気Hが底面21に穿孔された水蒸気孔23を通過することで、水蒸気Hとの接触で保温されることになる。この保温では、調理装置部1の上蓋17の水蒸気孔17cの構造から食品Fへの水蒸気Hの接触量が制約されているため、食品Fの含水分量が過多になることがない。また、図3に示す状態では、食品陳列棚2が調理装置部1の貯水槽12の直上に位置されるため、水蒸気Hの拡散が少なく効率的な食品Fの保温を期待することができる。
この形態によると、調理の際に水蒸気Hが発生する調理装置部1と加熱調理された食品Fが載せられる食品陳列棚2とを一体化させ、調理装置部1で発生した水蒸気Hを食品陳列棚2での食品Fの保温の熱源としている。そして、食品陳列棚2を調理装置部1の横方向へスライド可能にして調理装置部1の使用の邪魔になるのを避けることができるようして、一体化の不利が改善されている。従って、設置スペースを小さくすることができ、加熱調理された食品Fを店頭で簡単に保温するのに好適である。
以上、図示した形態の外に、水蒸気Hが発生するものであれば他の構造の調理装置部1を選択することも可能である。
本考案に係る食品保温装置は、実演販売以外にパーティー会場等での小規模の調理,保温に利用することも可能である。
1 調理装置部
14 転倒防止具
2 食品陳列棚
21 底面
23 水蒸気孔
F 食品
H 水蒸気

Claims (3)

  1. 調理の際に水蒸気が発生する調理装置部の上部に支持されて加熱調理された食品が載せられる食品陳列棚を備え、食品陳列棚は底面に調理装置部から発生した水蒸気が通過する水蒸気孔が穿孔されて調理装置部の横方向へスライド可能であることを特徴とする食品保温装置。
  2. 請求項1の食品保温装置において、調理装置部は下部に食品陳列棚のスライド方向に突出されて設置床面に当接される転倒防止具が設けられていることを特徴とする食品保温装置。
  3. 請求項1または2の食品保温装置において、調理装置部は調理のために加熱される水が貯溜される貯水槽を備え、食品陳列棚は調理装置部の貯水槽の直上に支持されることを特徴とする食品保温装置。
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