JP3164399U - 歩数計用防水ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量且つ安価で、歩数計の収納によって全体の寸法が大きくならず、携行の際に違和感や不快感が生じない歩数計用の防水ケースを提供する。【解決手段】透明ないし半透明の合成樹脂製袋体からなるケース本体21の開口部26近傍の対向位置する内側面に一対の係合部材22を付設し、当該係合部材22の係脱操作によって開口部26を開閉できるようにすると共に、ケース本体の隅角部211の形状を、ケース本体21の内部に収納する歩数計の隅角部の形状に対応した曲線状に形成した。【選択図】図1
Description
本考案は歩数計の収納ケースに係り、特に収納ケースを防水構造とすることによって水滴等の浸入による不具合を低減できる歩数計用防水ケースに関する。
歩行は健康増進と疾病の予防及び回復に効果があるため多くの人に人気があり、実際の歩数や消費エネルギー等を把握するために歩数計を常時携行することが行われている。このように歩行の際に絶えず身に付けておくため、衣服のポケット等に収納しておくと、衣服を洗濯するとき取り出すのを忘れてそのまま洗濯をしてしまい、歩数計を破損してしまうことがある。また、夏場には歩行者の汗が浸入して歩数計の計測結果に影響を与えるおそれもある。
このため、歩数計等の電子機器を水濡れから保護するための技術が提案されている。一例を挙げると、携帯用電話機等を収納する防水ケースの技術が次に示す特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された従来技術は、電子機器を収納するケースの本体に凹部を形成し、当該凹部内に携帯用電話機等の電子機器を収納した後、半透明で弾性ならびに伸長性を備えた膜を、ケースの蓋の開口部に張設し、本体と蓋を密着させて携帯用電話機等を水濡れから防ぐようにしたものである。
図6を用いて特許文献1に示された従来技術の概略を説明する。
図6において、携帯用電話機等を収納できる凹部8が形成された合成樹脂製の本体部2と、この本体部2の凹部8の開口部3を覆う合成樹脂製の蓋体4とからなる携帯用電話機等の収納用防水ケース1において、蓋体4は本体部2の開口部3に対向する部分が切り抜かれていて、この切り抜き部5に透明もしくは半透明で弾性ならびに伸長性を備えるとともに、耐引裂き性、耐摩耗性、音伝達性を備えたウレタン膜6が装着されて、切り抜き部5から内部への水の浸入を防止できるように構成され、蓋体4は本体部2に対しヒンジ構造10,11によって開閉自在で、本体部2と蓋体4と閉止部材12,爪部15とで、密閉状態を保持できるように構成したものである。
図6において、携帯用電話機等を収納できる凹部8が形成された合成樹脂製の本体部2と、この本体部2の凹部8の開口部3を覆う合成樹脂製の蓋体4とからなる携帯用電話機等の収納用防水ケース1において、蓋体4は本体部2の開口部3に対向する部分が切り抜かれていて、この切り抜き部5に透明もしくは半透明で弾性ならびに伸長性を備えるとともに、耐引裂き性、耐摩耗性、音伝達性を備えたウレタン膜6が装着されて、切り抜き部5から内部への水の浸入を防止できるように構成され、蓋体4は本体部2に対しヒンジ構造10,11によって開閉自在で、本体部2と蓋体4と閉止部材12,爪部15とで、密閉状態を保持できるように構成したものである。
特許文献1の開示技術においては、弾性ならびに伸長性を備えた透明または半透明の膜で電子機器が覆われるので、防水性は高いが、構造が複雑であるからコストが高くなる。
また、ヒンジ構造10,11と、密封状態を保持する閉止構造12,15は、防水部5,6の外側に設けられているので、全体の寸法が大きく且つ重くなり、携行に不便となる。このため、身体に纏う衣服等に収納し難かったり、収納にあたり多少の我慢を強いられたりする。従って、この従来技術に係る防水ケースは歩数計のような小型携帯機器には適した構造とは言い難い。
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、軽量且つ安価で、歩数計の収納によって全体の寸法が大きくならず、携行の際に違和感や不快感が生じない歩数計用の防水ケースを提供することにある。
上記課題を解決するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、透明ないし半透明の合成樹脂製袋体からなるケース本体の開口部近傍の対向位置する内側面に一対の係合部材を付設し、当該係合部材の係脱操作によって開口部を開閉できるようにすると共に、ケース本体の隅角部形状を、ケース本体の内部に収納する歩数計の隅角部の形状に対応した曲線状に形成したことを特徴とする歩数計用防水ケースである。
また、請求項2に係る考案は、ケース本体の開口部先端縁にストラップ挿通用の通孔を形成した留め具またはスライダーを取付けたことを特徴とする請求項1に記載の歩数計用防水ケースである。
本考案に係る歩数計用防水ケースは上述のように構成したので、簡単な構造でコストが安く軽量であり、ケース本体は透明ないし半透明の合成樹脂製袋体から
なるので、内部に歩数計を収納したままの状態で歩数計のデジタル表示部を視認することが可能となり、さらにケース本体の隅角部形状を、ケース本体の内部に収納する歩数計の隅角部の形状に対応した曲線状に形成してあるので全体の寸法はほぼ歩数計と同じになり、身体にコーナー部が当たったときの不快感もない。
なるので、内部に歩数計を収納したままの状態で歩数計のデジタル表示部を視認することが可能となり、さらにケース本体の隅角部形状を、ケース本体の内部に収納する歩数計の隅角部の形状に対応した曲線状に形成してあるので全体の寸法はほぼ歩数計と同じになり、身体にコーナー部が当たったときの不快感もない。
本考案に係る歩数計用防水ケースは、日常生活での水濡れ等から歩数計を保護するため、歩数計を収納する防水ケース本体を比較的安価な合成樹脂製フィルムないしシート状物で構成し、さらに全体が大きくならないように防水ケースのコーナー部を曲線状に形成したものである。
以下、図1から図5を用いて本考案に係る歩数計用防水ケースの実施例を詳述する。
図1は本考案に係る歩数計用防水ケースの第1の実施形態を示す平面図であり、図中20は完成品としての歩数計用防水ケースを示し、21は当該歩数計用防水ケース20をなすポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の汎用の透明ないし半透明の合成樹脂によって製せられたケース本体を示す。
図1は本考案に係る歩数計用防水ケースの第1の実施形態を示す平面図であり、図中20は完成品としての歩数計用防水ケースを示し、21は当該歩数計用防水ケース20をなすポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の汎用の透明ないし半透明の合成樹脂によって製せられたケース本体を示す。
歩数計用防水ケース20をなすケース本体21のケース底部27の両隅角部211は曲率半径が約5mm程度の曲線状に形成されている。
一方、ケース本体21の開口部26の近傍の対向位置する内側面には一対の係合部材22を付設し、当該係合部材22の係脱操作によって開口部26を開閉できるように構成されている。なお、一対の係合部材22としては雄雌嵌合構造ないし凹凸嵌合構造のファスナー類が好適に用いられる。
また、この第1の実施例においては、ケース本体21の開口部先端縁に、ストラップ挿通用の通孔23hを形成した留め具23を取付けてあり、通孔23hに任意のストラップを通して首等に吊り下げて携行することができるようになっている。
図2は図1に示す歩数計用防水ケース20のX−X線に沿った断面図であり、そのうち図2(a)は歩数計用防水ケース20全体の断面図であり、図2(b)はケース本体の開口部26付近の拡大断面図である。
図2(a)に示すように、歩数計用防水ケース20をなすケース本体21は前記したように透明ないし半透明の汎用合成樹脂製フィルムないしシート状物を用い、ケース底部27で折り返し、両サイドをヒートシールまたは接着等にて袋状に形成してある。
図2(b)に示すように、係合部材22は長手方向に沿って凸条22rを形成した一方の部材と、当該凸条22rが緊着し得る凹部を長手方向に沿って形成した他方の部材とからなり、手指でケース本体21の開口部近傍を挟んで押し付けることにより凸条22rが、他方の部材である凹部内に連続して嵌り込んで圧着し、ケース開口部26が密封され、内部への水滴等の浸入を防ぐことができる。
また、留め具23は、突部を突成した雄部材23rと、この雄部材23rの突部が嵌合し得る凹所を凹設した雌部材とからなり、歩数計用防水ケース20の全体を支える。
図3は本考案に係る歩数計用防水ケース20の第1の実施例の使用状態図であり、歩数計用防水ケース20の留め具23と、ファスナーなどからなる一対の係合部材22を開き、オープンとなった開口部26から歩数計30をケース本体21内に収納し、再び係合部材22と留め具23を閉じる。
なお、特に図示していないが、留め具23に穿設してある通孔23h内にストラップを挿通し、ネック部に吊り下げて携行することができる。また、図3に示すように、歩数計用防水ケース20をなすケース本体21は透明ないし半透明の合成樹脂製袋体から構成されているので、歩数計30を歩数計用防水ケース20内に収納した状態でデジタル表示部を確認することができる。
図4は歩数計用防水ケースの第2の実施形態を示す平面図であり、図4において、歩数計用防水ケース200のケース底部27の両隅角部211と、ケース開口部26の開口部両隅角部212は、ともに曲率半径が約5mm程度の曲線状に形成されている。
この実施形態の場合、ケース本体の開口部26近傍の対向位置する内側面に一対の係合部材22を付設してあり、当該一対の係合部材22の係脱操作を左右方向に移動可能なスライダー24によって行うようにしたものであり、例えば、スライダー24を一方向にスライドさせると、一対の凹凸嵌合構造等の係合部材22が係合状態となってケース本体の水密状態が維持でき、反対の方向にスライダー24を移動させると、係合部材22の係合状態が解除されて開口部26から内部の歩数計を取り出すことができる。なお、このスライダー24にも、ストラップ挿通用の通孔24hを形成してある。
図5は図4に示す歩数計用防水ケース200のY−Y線に沿った断面図であり、そのうち図5(a)は歩数計用防水ケース200全体の断面図であり、図5(b)はケース開口部26付近の拡大断面図である。
図5(b)に示すように、スライダー24は、一対の係合部材を係脱させるためのガイド部24gを備えており、一方向に、スライダー24を摺動させると、ガイド部24gによって一対の係合部材22が係合状態となり、逆の方向にスライダー24を摺動させると、係合部材22が解除される。なお、歩数計用防水ケース200のその他の要素は図2に示す歩数計用防水ケース20と同様であるので重複する説明は省略する。
以上のように、本考案に係る歩数計用防水ケースは、簡単な構造でコストが安く、且つ軽量であり、透明ないし半透明の合成樹脂製フィルムないしシート状物を用いているのでケース本体に収納したまま歩数計の表示部を確認することができ、さらに歩数計用防水ケースの隅角部を曲線状に形成したので全体の寸法はほぼ歩数計と同じになり、身体にコーナー部が当たったときの不快感もない。
20: 歩数計用防水ケース
21: ケース本体
211:底部隅角部
212:開口部隅角部
22: 係合部材
22r:凸条
23: 留め具
23r:雄部材
23h:通孔
24: スライダー
24h:通孔
24g:ガイド部
26: ケース開口部
27: ケース底部
30: 歩数計
21: ケース本体
211:底部隅角部
212:開口部隅角部
22: 係合部材
22r:凸条
23: 留め具
23r:雄部材
23h:通孔
24: スライダー
24h:通孔
24g:ガイド部
26: ケース開口部
27: ケース底部
30: 歩数計
Claims (2)
- 透明ないし半透明の合成樹脂製袋体からなるケース本体の開口部近傍の対向位置する内側面に一対の係合部材を付設し、当該係合部材の係脱操作によって開口部を開閉できるようにすると共に、ケース本体の隅角部形状を、ケース本体の内部に収納する歩数計の隅角部の形状に対応した曲線状に形成したことを特徴とする歩数計用防水ケース。
- ケース本体の開口部先端縁にストラップ挿通用の通孔を形成した留め具またはスライダーを取付けたことを特徴とする請求項1に記載の歩数計用防水ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010006198U JP3164399U (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 歩数計用防水ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010006198U JP3164399U (ja) | 2010-09-15 | 2010-09-15 | 歩数計用防水ケース |
Publications (1)
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2010
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