JP3164278B2 - モジュラー式全身用傾斜磁場コイル - Google Patents

モジュラー式全身用傾斜磁場コイル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に磁気共鳴画
像(MRI;magnetic resonance imaging)装置(syst
em)に関する。より詳しくは、通常イメージング(conve
ntionnal imaging) 用又は超高速イメージング(ultra-f
ast imaging)用いずれかに使用可能な全身用傾斜磁場コ
イル(whole-body gradient coil)を組み込んだ磁気共鳴
画像装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】全身用磁気共鳴画像装置の基本的部材に
は、傾斜磁場コイルが含まれる。これらのコイルは、通
常円筒状の枠に巻き上げられて全身用磁石の空洞内に配
置する。コイル枠の内径は、充分に小さくしてこれに載
置してある全身用RFコイルを効率的に使用できるよう
にし、また充分に大きくして枠内部にいる患者へ到達で
きるようにする。
【0003】周知のように、2次元と3次元の両方で磁
気共鳴画像を実施するには、コイル枠が3つの直交する
軸、即ちX,Y,Z軸に適した傾斜磁場コイルを有する
必要がある。X及びY傾斜磁場コイルは、夫々X軸とY
軸に対して通常長手方向に対称である。これらのコイル
は、夫々Y軸とX軸で対称的に隔離される。これは、X
傾斜磁場コイルがX軸の突出により二分されY傾斜磁場
コイルがY軸の突出で二分されるという事である。X傾
斜磁場コイルは、Y軸の突出から隔絶し等距離の間隔に
置く。これらは、X,Y,Z軸の接合部からも等間隔の
距離に配置してある。同様にY傾斜磁場コイルは、X軸
から隔絶して等間隔の距離に置かれる。X傾斜磁場コイ
ルとY傾斜磁場コイルは、単純なコイル又は多くの場合
に鞍状分散したコイルとすることができる。一方、Z傾
斜磁場コイルは、X及びY軸から隔絶して等距離に配置
してあり、Z軸に対して対称的である。Z傾斜磁場コイ
ルは、単純な一対のコイル又は分散型マクスウェル(Max
well) コイル対のどちらかとすることができる。これら
は1次傾斜磁場コイルである。
【0004】1次傾斜磁場コイルに加えて、磁気共鳴画
像磁気系内部の渦電流の発生を低減するため、1次コイ
ルと同心円上にこれの外部の円筒状の枠に巻き上げたも
う一組の2次コイルを用いることが多い。周知のよう
に、渦電流は画質を劣化させる。この2次コイルの組(s
et) は、一般に「スクリーンコイル(screen coil) 」又
は「スクリーン(screen)」と呼ばれる。
【0005】大きな体積(volume)での場の勾配の直線性
と傾斜磁場コイルの効率の両方を最適化するために、夫
々の傾斜磁場コイルの組の磁束分布の形状を最適化する
理論的技術が存在する。実際には、勾配ドライバ(gradi
ent drivre) の可能出力(capability)に起因する直線性
と効率の間の兼ね合いが必ず存在する。効率は、一般的
にエネルギー効率を表わし、これは単位電流当たりの勾
配の線数である。
【0006】従来技術のイメージングでは、直径が約5
0センチメートルで約60センチメートルまでの長さを
有する中央部体積にわたる線形傾斜磁場を指定するのが
普通である。従来技術の磁気共鳴画像で中心体積内部の
磁場勾配の直線性は、プラス又はマイナス5%の範囲内
となるように指定する。脊柱のイメージング等ある種の
磁気共鳴画像の用途では、軸方向に大きな体積が必要と
され、線形勾配が椎骨の全長にわたって要求される。こ
のような傾斜磁場コイルは、150Vで250Aを提供
できる従来の増幅器で駆動すれば一般的に充分である。
これで充分なのは、従来の走査のほとんどでスルーレー
ト(slew rate) 10mT/m/msでわずか10mT/
mの最大傾斜磁場しか要求されないことによる。
【0007】磁気共鳴画像装置の供給側と使用者は、超
高速磁気共鳴画像をますます選択するようになってきて
いる。超高速磁気共鳴画像装置では、1秒以内で完全な
磁気共鳴画像画像を取得できる。100ms以内に画像
を取得するために使用される特定の技術は、エコープラ
ナー法(EPI;Echo-Planar Imaging )と呼ばれる技
術で、ピーター・マンスフィールド(Peter Mansfield)
が最初に案出した(同氏の米国特許第4,165,479 号を参
照)。このような技術では、ピーク傾斜磁場の提供にお
いてとスルーレートの提供において傾斜磁場コイルの性
能は通常のイメージングに使用する傾斜磁場より、場合
によっては一桁近く、良くなるはずである。典型的なエ
コープラナー法勾配の性能の要求はスルーレート180
mT/m/msでピーク勾配30mT/mである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】単一の傾斜磁場コイル
をエコープラナー法と通常走査の両方に使用すると重大
な問題が発生する。特に、コイルの線形体積が大きくな
るほど、コイル効率はコイルの体積に逆相関するためコ
イル効率が低下する。更に、このようなコイルのインダ
クタンスは大きくなる傾向があり、最終的に従来の増幅
器で到達可能なスルーレートが制限される。従って、超
高速磁気共鳴画像を使用する場合、大型コイルのインダ
クタンスはコイルの超高速動作を劣化させる傾向を示
し、そのため、超高速動作では例えば特殊増幅器や特殊
スイッチ等といった価格が高い追加機材が必要となる。
【0009】効率損失を克服する一つの解決方法は、半
導体共鳴スイッチの使用である。傾斜磁場コイルを調整
した共鳴回路の一部に組み込むことにより半導体スイッ
チング装置と高電圧電源を用いて制御下にエネルギーを
節減した操作を利用することが可能である。この方法で
は必要な性能が得られるが、大体積コイルはBpkとd
Bpk/dt、夫々傾斜磁場コイルによるピーク磁場と
ピーク磁場の時間微分を増加させる。安全性の面ではB
pkレベルを制限する、即ち患者をさらすことになるd
Bpk/dtを制限することが重要である。
【0010】また、大きな線形体積を有する傾斜磁場コ
イルを使用する場合、コイルのある部分での磁場変化率
がイメージングに必要とされる以上に高くなることは不
可避である。従って、このような設計では大きな傾斜磁
場部材が所望の線形領域の外部に存在するのが特徴的で
ある。コイルの設計によっては、これらの大型部材はイ
メージング体積当たり最大傾斜磁場の使用を超過するこ
とがあり、一般に超過する。Bpk又はこれら傾斜磁場
の幾つかの部材の時間に対する微分が走査中に充分に高
い値に達する場合、診断しようとする患者の末梢神経刺
激を顕在化することがある。これは非常に望ましくない
ことであり、実際に防止すべき副作用である。
【0011】本発明の目的は、磁気共鳴画像装置におい
て同一のコイルを通常イメージングと超高速イメージン
グの両方に使用する場合の上記で列挙した欠点及びその
他の欠点を克服することである。
【0012】効率は線形体積に反比例するので傾斜磁場
コイルの効率を改善する一つの方法は体積を減らすこと
である。これは線形領域の直径、長さのどちらか、又は
両方を減らすことで実現可能である。しかし、患者がコ
イル内部に収まる必要があるので直径を減らすのは現実
的ではない。コイルの長さは短縮可能である。更に、線
形体積の長さが制限される場合、領域外側に発生するピ
ーク磁場も比例して低くなるため、これによって末梢神
経刺激を誘発すること等が低減される。しかし、この簡
単な方法による問題は、大型の線形体積を必要とするよ
うな(例えば脊椎)解剖学的イメージ(image anatomy)
の設備が排除されることである。傾斜磁場コイルは問題
とする領域が小さい場合の超高速イメージングにのみ有
用である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による上記に列挙
した問題の克服は、モジュール式に設計して高効率でし
かも利用可能な体積に適応させた(tailored usable vol
ume)傾斜磁場コイルを提供することである。モジュール
式(modular) 傾斜磁場コイルは、高効率の中央コイルと
限定的に利用可能な体積を有する。この中央コイルには
磁場プロファイル(field profile) を変更して利用可能
な体積を増加させるための補正コイルが追加される。即
ち、コイルは2つのモードで作動する。高速モードでは
コイルの中央部分だけが稼働して利用可能な増幅器出力
を効率的に使用し、また傾斜磁場の高速スイッチングを
行いつつ患者のBpkと(dBpk/dtの)急速に変
化する差動磁場への照射線量(exposure)レベルを制限す
る。通常モードの動作が必要な場合には、コイルの中央
部分と補正コイルを両方とも駆動してスルーレートの低
い通常イメージングのために包括体積を広くとることが
できる。
【0014】より特定すれば、本発明の1つの態様にお
いて、均一な静磁場を供給して該静磁場に置かれた患者
のスピンを整列させるための磁石と、共鳴周波数(Larmo
r frequencies)で信号を発生させるためのRF(radio f
requency;ラジオ波)送信器と、この患者を包むように
上記RF信号を送信して少なくとも前記静磁場に直交す
る平面において投影を有するように整列したスピンを傾
ける(tip) ためのRFコイル(radio frequency coil)装
置(apparatus) と、前記静磁場にX,Y,Z勾配をつく
り、RF信号を消失した後に上記傾けたスピンから放出
される自由誘導減衰(FID;free induction decay)
信号の位置符号づけ(encoding)を行えるようにするため
のX,Y,Z傾斜磁場コイルと、前記X,Y,Z傾斜磁
場コイルの少なくとも一つは少なくとも一組のモジュー
ル式傾斜磁場コイルの組を有することと、前記RFコイ
ル装置も前記自由誘導減衰信号を受信することと、前記
RF信号で受信した前記自由誘導減衰信号を処理して画
像データを取得するための信号処理手段と、前記画像デ
ータに応答して画像を表示するための画像表示手段と、
前記静磁場内部で実質的に直線性の勾配を有する第1の
領域を提供するように組み立て配置してあり超高速磁気
共鳴画像で使用するための前記少なくとも一組のモジュ
ール式傾斜磁場コイルの第1のモジュール式傾斜磁場コ
イルと、実質的に線形勾配を有する静磁場内部で、前記
第1の直線性領域より大きい第2の領域を提供するよう
に組み立て配置してあり通常磁気共鳴画像で使用するた
めの前記少なくとも一組のモジュール式傾斜磁場コイル
の第2のモジュール式傾斜磁場コイルとを有する磁気共
鳴画像装置が提供される。
【0015】本発明の更なる特徴は、同一の電源と直列
に前記第1と第2の前記モジュール式傾斜磁場コイルを
接続する及び/又は前記同一の枠に前記第1と第2の前
記モジュール式傾斜磁場コイルを両方とも巻き上げてあ
ることである。
【0016】本発明の更に別の特徴は、前記モジュール
式傾斜磁場コイルの外部にスクリーンコイルを用いるこ
とを含み、前記スクリーンコイルは前記傾斜磁場コイル
より大きい直径を有し、なおかつモジュール式であるこ
とである。
【0017】本発明の更なる特徴は、異る直径を有する
前記第1と第2のモジュール式傾斜磁場コイルを有す
る。通常のイメージング動作では両方のモジュール式傾
斜磁場コイルを使用し、超高速動作では第1のモジュー
ル式傾斜磁場コイルだけを使用する。両方のモジュール
式傾斜磁場コイルを使用する場合、線形勾配が得られる
体積が大きく取れる。
【0018】本発明の前述の目的並びにその他の目的及
び利点は、添付の図面を参照しつつ本発明の好適実施例
についての以下の詳細な説明の研究からより完全に理解
され明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると参照番号11で
典型的な磁気共鳴画像装置が、ブロック図の態様で示し
ている。主磁石12は、超伝導磁石が望ましいが、本発
明の範囲において磁石は、他の周知の種類のものでも良
い。この磁石12は、患者を磁場に挿入できるようにす
る空洞13を有する。超伝導磁石12は、大きく均一な
静磁場を提供する。参照番号14で示した患者は、ベッ
ド装置16を用いてこの大きな静磁場の内部に居るよう
に空洞13に挿入される。大型の静磁場は、患者内の
「スピン」を大型の静磁場と統計的に整列させる。
【0020】磁石内の符号づけ信号(encoding signal)
は、磁石12内の傾斜磁場コイル(それ自体は図示して
いない)により提供される。X,Y,Z傾斜磁場コイル
は、夫々X勾配ドライバ17、Y勾配ドライバ18、Z
勾配ドライバ19で駆動される。X,Y,Zの標記は、
磁気共鳴画像装置11を説明する上で使用する参照番号
21に図示した仮想的な互いに直交する軸を表わしてい
る。Z軸は、空洞13の穴軸と同軸上の軸である。Y軸
は、磁場の中心から延出する垂直方向の軸、X軸は、他
の軸と直交してこれらに対応する水平方向の軸である。
【0021】送信器22で発生させマルチプレクサ23
とRFコイル装置24を経由して印加するRFパルス
は、整列したスピンを傾け、例えばX,Z面、X,Y
面、又はY,Z面に投影を有するように作用する。RF
パルスを消失した後で再整列する場合のスピンは自由誘
導減衰(FID)信号を発生し、これがRFコイル装置
24で受信され、マルチプレクサ23経由で受信回路2
6へ送信される。受信回路26から受信した信号は、制
御器25を通って画像処理器27へ転送される。画像処
理器27は、表示メモリ28と協働して表示モニタ29
上に表示される画像を提供するように機能する。RFコ
イル装置24は、送信用と受信用に独立したコイルを有
することができることに注意すべきで、又は同一のコイ
ル装置24をRF信号の送受信両方に使用することもあ
り得る。
【0022】図2は本発明にかかるモジュール式傾斜磁
場コイルの組(set) 31を示す。図示したモジュール式
傾斜磁場コイルの組31は、磁石12の部分の断面図に
おける傾斜磁場コイルとして示してある。モジュール式
傾斜磁場コイルの組31は、モジュール式傾斜磁場コイ
ル32、34からなる。スクリーンコイル38、39
は、設計に従って傾斜磁場コイル32、34に結合さ
せ、特に勾配により発生する渦電流を低減させる。
【0023】一つの実施例において、モジュール式傾斜
磁場コイルの組31は、該組31の側面に延在する細長
いモジュール式傾斜磁場コイル32と、一緒に作動させ
て通常のイメージング動作で使用する中心部に配置した
もっと小さい傾斜磁場コイル34の両方を有する。モジ
ュール式傾斜磁場コイル34は、図2と図3の部分33
として図示した空洞の中心部にだけ線形勾配を提供す
る。モジュール式傾斜磁場コイル32、34は、モジュ
ール式傾斜磁場コイルの組31として一緒に作動し、比
較的大きな線形領域36を提供する。側方コイル32
は、通常の使用で中央コイル34と側方コイル32が協
働して必要とされる大きな線形勾配領域36を形成する
ので、磁石12の中心部分全体に延在する必要はない。
【0024】超高速イメージングの場合は、コイル34
だけを作動させる。コイル32は遮断しておく。コイル
34を高い出力で作動させる、即ち多くの電流を流すよ
うにすると、エコープラナー法のシーケンスで得られる
画像などの高速イメージングが、通常イメージング用に
使用される通常の電源でも可能になる。コイル34単独
で作動させエコープラナー法のシーケンス等の超高速イ
メージングのシーケンスで使用すると、コイル34を流
れる電流は通常動作の電流より大幅に多くなる。励起さ
れた領域33は、両方のモジュール式傾斜磁場コイル3
2、34を作動させた場合に得られる領域36より大幅
に小さくなる。コイル34とコイル32の組み合せのイ
ンダクタンス又はコイル32単独の場合のインダクタン
スに比べてコイル34のインダクタンスが低いため、高
速スイッチング速度が可能である。
【0025】一つの実施例において本発明の特徴は、図
示していないコイル枠の使用を有し、該コイルは通常動
作のモジュール式傾斜磁場コイルの組31で使用する半
径距離より大きな半径距離に配置される。スクリーンコ
イルは参照番号37で組として図示してあり、夫々コイ
ル32、34を有するモジュール傾斜磁場コイルの組3
1との協働で作動するコイル38、39等のモジュール
式コイルを有する。スクリーンコイル37は、周知のよ
うに渦電流と磁束磁場を制限するように作動させる。
【0026】図3は、コイル34の効率を更に改善する
ための構成を示す。図示したように関連するモジュール
式スクリーンコイルは、図2及び図3の実施例より磁石
中心からの半径方向の距離が大きい(d2 >d1 )。こ
れによって傾斜磁場コイル34とスクリーンコイル39
の間の分離が増加するが、完成したモジュール式コイル
構造の総半径は変わらない。つまり、スクリーンコイル
層の順番を変化させてコイル34の効率を最適化するこ
とができる。
【0027】図4のモジュール式傾斜磁場コイルの組の
略図は、典型的な実施例を示したものである。本図にお
いて、コイル32aと32bは外側又は側方コイル32
を構成するコイルで、枠3bの外側面に印刷又は挿入さ
れる。内側又は中心コイル34は、枠3bの内側に印刷
又は挿入した部分34a、34bで示してある。重要な
特徴は、コイル34の長さがコイル32の長さより短い
ことである。簡略化するため、スクリーンコイルの組3
7は図面で省略してある。
【0028】図5は、側方のモジュール式コイル32と
組み合せた場合の中央モジュール式コイル34で発生す
る磁束の線形領域(平坦部の上部の1/2)の長さを、
実線の態様で示してある。中央モジュール式コイル34
だけの線形領域の長さは、破線の態様で図示してある。
コイル32、34は両方とも作動した時にもっと大きな
線形領域を発生するように図示してあるが、中央コイル
34だけを作動させた場合には、もっと小さな線形領域
を発生するように図示してある。より特定すれば、図5
に示してあるように単独で作動するコイル中央34は、
約15ユニットだけが直線性の領域を発生するが(0.
1メートル=10ユニット)、コイル32、34を組み
合せると長さが約30ユニットにわたり延在する線形領
域を発生させる。
【0029】図6は、2つの動作モードの勾配強度が等
しい時の患者14空洞13内部の最大磁場の正規化プロ
ットを示す。特に、中央コイル34を単独で使用した場
合(破線)では、コイル32と34を両方使用した場合
(実線)に比べて最大磁場が減少することが図示されて
いる。
【0030】図7は、傾斜磁場コイル同士を選択的に結
合して線形勾配領域の大きさを制御するためのスイッチ
ング装置(switching arrangement) を模式的に示す。よ
り特定すれば、コイルを切り換るためのスイッチング装
置41の略図が示してある。破線で示したスイッチング
装置41の一つの位置では、コイル32、34の両方が
直列動作し、関連するスクリーンコイル39、38へ直
列に接続される。実線で示したスイッチの第2の位置で
は、コイル34とこれに関連するスクリーンコイル39
だけに通電し作動する。コイル34だけに通電すると、
モジュール式傾斜磁場コイルは超高速動作用に設定され
る。通常動作が所望の場合にはコイル32、34の両方
を使用する。
【0031】図8は、通常イメージング用に単独動作す
るようにコイル32が設計してある通常イメージング用
の傾斜磁場コイル32だけを接続する(図3に示してあ
る)、又は画像装置11の超高速動作用にコイル34だ
けを接続するためのスイッチング装置43を示す。
【0032】囲みの内部の傾斜磁場コイルとスクリーン
コイルは、発明の範囲内で並列又は直列どちらかで相互
に接続することができる。
【0033】動作において、通常イメージングでは、モ
ジュール式傾斜磁場コイルの組31は、両方の傾斜磁場
コイル32、34とこれらに関連するスクリーンコイル
38、39を有する。超高速イメージングでは、傾斜磁
場コイル34とこれに関連するスクリーンコイル39だ
けが通電される。本発明の範囲において、傾斜磁場コイ
ル32とこれのスクリーンコイル38は、通常イメージ
ング用に単独で作動させることも可能である。その場
合、コイル32、38は磁石12の空洞13の中心部分
にもっと直線性の高い磁束を発生するように延在させ
る。
【0034】図7と図8において、スクリーンコイル3
8、39は、運用する傾斜磁場コイルの巻き線と対向す
る方向に巻かれて傾斜磁場コイルを効率的に遮蔽するよ
うに示してある。また、スイッチは、模式的に図示して
ありコンピュータ制御スイッチを有する各種スイッチを
使用できることは理解されるべきである。
【0035】本発明は典型的な実施例を用いて説明して
きたが、本発明の新規の特徴及び利点の多くを保持しつ
つこの典型的な実施例に多くの変化及び変更を成し得る
ことは当業者には容易に理解されよう。例えば、断面形
状が平坦又は楕円形の円柱状コイルが図示してあるが、
他の形状を用いても良い。従って、これらの変更及び変
化のすべてが添付の請求の範囲に含まれることを意図す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な磁気共鳴画像装置のブロック図であ
る。
【図2】一組のモジュール式傾斜磁場コイルとこれに結
合する一組のモジュール式スクリーンコイルの略断面図
である。
【図3】一組のモジュール式傾斜磁場コイルとこれに結
合する一組のモジュール式スクリーンコイルの別の実施
例の略断面図である。
【図4】1次モジュール傾斜磁場コイルの略斜視図であ
る。
【図5】モジュール式交差傾斜磁場コイルを使用して中
央又は第1のモジュール式傾斜磁場コイルを作動させた
場合とすべてのコイルを作動させた場合に得られた直線
性領域のグラフ図である。
【図6】第1のモジュール式傾斜磁場コイルで発生する
ピーク磁場と全コイル即ちモジュール式交差傾斜磁場コ
イルの組で発生するピーク磁場に対する磁場の比率のグ
ラフ図である。
【図7】モジュール式傾斜磁場コイルスクリーンコイル
を互いにまた夫々のスクリーンコイルと直列に接続して
モジュール式傾斜磁場コイルの組を作動させる、又は、
第1のモジュール式傾斜磁場コイル単独とこれのスクリ
ーンコイルと直列に接続して作動させるためのスイッチ
ング装置の略図である。
【図8】第1のモジュール式傾斜磁場コイル単独でこれ
のスクリーンコイルと直列に接続して作動させるか、又
は第2のモジュール式傾斜磁場コイル単独でこれのスク
リーンコイルと直列に接続して作動させるために使用す
るスイッチング装置の略図である。
【符号の説明】
11 磁気共鳴画像装置 12 磁石
(主磁石) 13 内部空間(空洞) 14 被検者
(患者) 22 送信器 24 RFコ
イル装置 31 モジュール式傾斜磁場コイルの組 32 モジュ
ール式傾斜磁場コイル 33 領域 34 モジュ
ール式傾斜磁場コイル 36 領域(線形勾配領域) 37 スクリ
ーンコイルの組 38 スクリーンコイル 39 スクリ
ーンコイル 41 スイッチング装置 43 スイッ
チング装置
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Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きく均一な静磁場を供給して内部空間
    に位置している被検者のスピンを整列させるための磁石
    と、 RF信号を共鳴周波数で発生させるためのRF送信器
    (22)と、前記 RF信号を送信して前記静磁場に直交する平面に少
    なくとも投影を有するように上記整列したスピンを傾け
    るためのRFコイル(37)と、 前記静磁場を変化させて、上記傾けたスピンから放出さ
    れる自由誘導減衰(FID)信号の符号づけを行うため
    の少なくとも一つのモジュール式傾斜磁場コイルの組
    (31)と、 このモジュール式傾斜磁場コイルの組(31)が、複数の
    モジュール式傾斜磁場コイルとを有する磁気共鳴画像
    (MRI)装置において、 第1のモジュール式傾斜磁場コイルが、超高速磁気共鳴
    画像で使用するために線形勾配を有する前記静磁場内部
    の第1の領域(33)を提供するように製作配置されるこ
    とと、 第2のモジュール式傾斜磁場コイルが、通常磁気共鳴画
    像で使用するために線形勾配を有する前記静磁場内部の
    第2の領域(36)を提供するように製作配置されること
    と、前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル(34a,34b)
    が、中央部に配置され、前記第2のモジュール式傾斜磁
    場コイル(32a,32b)が、前記第1のモジュール式傾斜
    磁場コイル(34a,34b)の側方に製作配置されること
    と、 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル(34a,34b)
    が、前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32
    b)より短く製作配置されることと、 前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32b)
    が、前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル(34a,34
    b)との組み合せにおいて作動して通常イメージングで
    使用する前記第1の領域(33)より大きな第2の領域
    (36)が得られ、高速モードでは、コイルの中央部分だ
    けが稼動して利用可能な増幅器出力を効率的に使用し、
    また傾斜地場の高速スイッチングを行ないつつ患者のBp
    kと急速に変化する差動磁場への照射線量レベルを制限
    し、通常モードでは、コイルの中央部分 と補正コイルを
    両方とも駆動してスルーレートの低い通常イメージング
    のために包括体積を広くとることができるように製作配
    置される ことを特徴とする磁気共鳴画像(MRI)装
    置。
  2. 【請求項2】 前記モジュール式傾斜磁場コイルの組
    (31)が、少なくとも一つのコイル枠に取りつけられ、
    前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル(34a,34b)
    が、前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32
    b)の内側に配置される請求項記載の磁気共鳴画像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル
    (34a,34b)が印刷コイルである請求項記載の磁気共
    鳴画像装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル
    (32a,32b)が印刷コイルである請求項記載の磁気共
    鳴画像装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル
    (32a,32b)が印刷コイルである請求項記載の磁気共
    鳴画像装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル
    (34a,34b)が、前記枠の内側に取り付けられ、前記第
    2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32b)が、前記
    枠の外側に取り付けられる請求項記載の磁気共鳴画像
    装置。
  7. 【請求項7】 磁気共鳴画像装置で静磁場を変化させる
    ためのモジュール式傾斜磁場コイルを有する傾斜磁場コ
    イル装置であって、 一組のモジュール式傾斜磁場コイルと、 超高速磁気共鳴画像で使用するための線形勾配を有する
    上記静磁場内の第1の領域(33)を得るように製作配置
    した前記モジュール式傾斜磁場コイルの組(31)の第1
    のコイル(34a,34b)と、 上記第1の線形領域より更に側方に延出する線形勾配を
    有する前記静磁場内部の第2の領域(36)を得るように
    製作配置した前記モジュール式傾斜磁場コイルの組(3
    1)の第2のコイル(32a,32b)と、前記モジュール式傾斜磁場コイルの組(31)の第1のコ
    イル(34a,34b)が、前記モジュール式傾斜磁場コイル
    の組(31)の第2のコイル(32a,32b)より短く製作配
    置され、前記第2のコイル(32a,32b)が、前記第1の
    コイル(34a,34b)と協働で動作して通常イメージング
    に使用するための線形勾配を有する前記 第1の領域(3
    3)より広い前記第2の領域(36)が得られ、高速モー
    ドでは、コイルの中央部分だけが稼動して利用可能な増
    幅器出力を効率的に使用し、また傾斜地場の高速スイッ
    チングを行ないつつ患者のBpkと急速に変化する差動磁
    場への照射線量レベルを制限し、通常モードでは、コイ
    ルの中央部分と補正コイルを両方とも駆動してスルーレ
    ートの低い通常イメージングのために包括体積を広くと
    ることができるように製作配置してある ことを特徴とす
    る傾斜磁場コイル装置。
  8. 【請求項8】 前記第1と第2のモジュール式傾斜磁場
    コイルが、少なくとも一つのコイル枠に取り付けられ、
    前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル(34a,34b)
    が、前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32
    b)の内側に配置される請求項記載の傾斜磁場コイル
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイル
    (34a,34b)が印刷コイルである請求項記載の傾斜磁
    場コイル装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のモジュール式傾斜磁場コイ
    (32a,32b)が印刷コイルである請求項記載の傾斜
    磁場コイル装置。
  11. 【請求項11】 前記第2のモジュール式傾斜磁場コイ
    (32a,32b)が印刷コイルである請求項記載の傾斜
    磁場コイル装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイ
    (34a,34b)が、中央部に配置され、前記第2のモジ
    ュール式傾斜磁場コイル(32a,32b)が、前記第1のモ
    ジュール式傾斜磁場コイルの側方に製作配置される請求
    記載の傾斜磁場コイル装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のモジュール式傾斜磁場コイ
    (34a,34b)が、前記枠の内側に取り付けられ、前記
    第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32b)が、前
    記枠の外側に取り付けられる請求項記載の傾斜磁場コ
    イル装置。
  14. 【請求項14】 前記第1と第2のモジュール式傾斜磁
    場コイルを選択的に結合して、前記第1のモジュール式
    傾斜磁場コイル(34a,34b)が独立して通電されるか、
    又は両方のモジュール式傾斜磁場コイルが結合的に通電
    されるようにするためのスイッチング手段(43)を有す
    る請求項記載の傾斜磁場コイル装置。
  15. 【請求項15】 前記スイッチング手段(43)が結合的
    に通電される場合に、前記第1と第2のモジュール式傾
    斜磁場コイルを直列に接続する請求項14記載の傾斜磁
    場コイル装置。
  16. 【請求項16】 前記第一のモジュール式傾斜磁場コイ
    (34a,34b)に結合するスクリーンコイル(38,39)
    が、前記第2のモジュール式傾斜磁場コイル(32a,32
    b)に結合する前記スクリーンコイル(38,39)の外側
    に配置される請求項記載の傾斜磁場コイル装置。
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