JP3164010U - 吸液タイプの造花 - Google Patents

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Abstract

【課題】インテリア性・実用性に優れ、しかも芳香性を長期間にわたって維持できるようにした吸液タイプの造花を提供する。【解決手段】吸液タイプの造花1は、例えば、ソラの木や桑の木の皮などの繊維質ペーパーを材料にして大輪状態の花部分2が作成され、その収束端には、環状の鍔部分4及び短柱状の根元部分5が一体的に形成される。これらの鍔部分4及び根元部分5は、容器の開口端に接するように配置され、根元部分5の端面には、芳香液内に先行して挿入される浸透可能な綿糸状の紐部材6が接続されている。根元部分5は、芳香液の吸収による膨張を見越して容器の開口よりも小さめに設定されている。【選択図】図1

Description

本考案は、芳香液を吸上げ、揮発させることで香りの効能を維持し、またインテリア性にも優れた吸液タイプの造花に関する。
従来、芳香性を利用した造花には、芳香液を予め含浸又は滴下して蒸発させる含浸タイプや、容器内に入れた芳香液を吸上げ揮発させるようにした吸液タイプ(例えば、特許文献1、特許文献2)のものが知られている。
特開平5−132807号公報 実用新案登録第3134691号公報
しかしながら、これらの公報に見られるものは、容器内に造花を挿し込むだけで、造花側から見れば、揮発防止や吸収に伴う膨張性などについて何ら配慮されていないものである。
解決しようとする課題は、芳香性のある造花として、長期間の効能維持や実用性・インテリア性に優れた吸液タイプの造花の提供が問題になっている。
本考案は、上述の課題に鑑みなされたもので、これらの問題点を基本的に解消し得ることを目的としている。
本考案に係る請求項1記載の吸液タイプの造花は、複数枚のペーパーを花弁として折込み、これに伴って大輪状態にある花部分が構成され、この花部分の収束端が芳香液を入れた容器の開口部分に接して配置される吸液タイプの造花であって、前記収束端には、前記容器の開口を塞ぐ環状の鍔部分及び短柱状の根元部分が一体的に形成され、この根元部分の端面側には、前記容器内に先行する浸透性のある綿糸状の紐部材が接続されるようにしたことを特徴とする。
上記構成によれば、吸液タイプの造花は、容器の開口端上に花部分が配置される構成であるため、芳香性とともに花部分のインテリアとしての存在価値が高められている。
また、吸液タイプの造花は、鍔部分及び根元部分の形成によって開口からの揮発性が防止されていることから、花部分では、芳香液の吸収による色変化も長期間にわたって維持できるものである。
本考案に係る請求項2記載の吸液タイプの造花は、前記根元部分が容器の開口に対して、芳香液の浸透による膨張を見越した小さめに形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、根元部分が芳香液を吸収して膨張しても容器の開口に対して締めるようなことがなく、むしろ花部分の自立性を確保するものである。
本考案に係る請求項3記載の吸液タイプの造花は、前記ペーパーがソラの木や桑の木の皮からなる繊維が細かい淡色系のペーパーを使用していることを特徴とする。
上記構成によれば、細かい繊維であるため芳香液の吸収が充分で、しかもゆっくり進行することから、香りの揮散が長期間にわたって安定することで花弁の色の変化も充分に鑑賞できるものである。
本考案に係る吸液タイプの造花では、芳香液を入れた容器と組合せられ、しかも揮発性の防止及び自立性も高められていることから、基本的に実用性及びインテリア性に優れるものである。
また、本考案に係る吸液タイプの造花は、淡色系のペーパーから作成すれば、赤の芳香液の場合ではバラやチューリップなど、青の芳香液の場合ではアジサイやアサガオなど花の色の変化を選択できるという利点を有する。
本考案に係る吸液タイプの造花は、花部分の収束端には、鍔部分及び根元部分が一体的に形成され、根元部分には、綿糸状の紐部材が接続されるようになっている。最も好適な場合は、吸液タイプの造花として、前記根元部分が容器の開口に対し、芳香液の浸透による膨張を見越した小さめに形成され、繊維が細かいソラの木や桑の木の皮からなる淡色系のペーパーが使用される場合である。
以下、本考案に係る吸液タイプの造花について、添付図面に基づいて実施形態を詳細に説明する。図1は、本考案に係る吸液タイプの造花を示す概念的な斜視図、図2は、本考案に係る吸液タイプの造花を芳香液の入った容器に配置した状態を示す斜視図である。
実施例に示す吸液タイプの造花1は、カールローズを示したものであるが、バラ以外のチューリップなど各種のものに適用可能である。
花部分2を構成するペーパーは、繊維質に富むものであれば適用可能であるが、本実施例では、ソラの木皮からなるものを適用し、複数枚の花弁3を折込んで大輪状態の花部分2を作成した。この場合、ソラの木皮や桑の木皮などは、淡色系で繊維が非常に細かいため吸液タイプのものでは好適することが知られている。
前記花部分2の収束端は、図1及び図2で示されるように、環状の鍔部分4及び短柱状の根元部分5が一体的に形成され、根元部分5の端面には、綿糸状の紐部材6が接続されている。この紐部材6は、容器7内の芳香液に対して浸透性を有し、根元部分5に先行して挿入される。
前記鍔部分4及び根元部分5は、前記容器7の開口端部分に接するように配置されることで、花部分2の自立性を確保している。
なお、根元部分5は、容器7の開口内では、この開口よりも予め小さめに形成されている。これは、容器7内に入れた芳香液の吸収に伴う膨張を見越して設定されたものであり、この結果、容器7の開口に対してきつく締まりすぎない機能を有する。
前記容器7は、大輪状態の花部分2との組合せによって好適か否かが判断される。通常、図では示されていないが、芳香液が見えるような透明性のあるものが利用されている。
前記芳香液は、一般的には、揮発しにくいラベンダー油、オレンジ油、ジャスミン油などの天然香料などが好適する。また、芳香液の色についても、赤系統や青系統のものを適宜利用できる。
本考案の実施形態に係る吸液タイプの造花を示す概念的な斜視図である。 本考案の実施形態に係る吸液タイプの造花を芳香液の入った容器に配置した状態を示す概念的な斜視図である。
1 吸液タイプの造花
2 花部分
3 花弁
4 鍔部分
5 根元部分
6 紐部材
7 容器

Claims (3)

  1. 複数枚のペーパーを花弁として折込み、これに伴って大輪状態にある花部分が構成され、この花部分の収束端が芳香液を入れた容器の開口部分に接して配置される吸液タイプの造花であって、
    前記収束端には、前記容器の開口を塞ぐ環状の鍔部分及び短柱状の根元部分が一体的に形成され、しかもこの根元部分の端面側には、前記容器内に先行する浸透性のある綿糸状の紐部材が接続されるようにしたことを特徴とする吸液タイプの造花。
  2. 前記根元部分は、容器の開口に対して、芳香液の浸透による膨張を見越した小さめに形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸液タイプの造花。
  3. 前記ペーパーは、ソラの木や桑の木の皮など繊維が細かい淡色系のペーパーが使用されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の吸液タイプの造花。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147850A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 小林製薬株式会社 ソラの茎部を加工した揮散部材を用いて揮散させる液体芳香剤組成物

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