JP3164011U - 吸液タイプの造花 - Google Patents

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Abstract

【課題】インテリア性・実用性に優れ、しかも長期間にわたって芳香性を維持できるようスティックが改善された吸液タイプの造花を提供する。【解決手段】複数枚のペーパーを花弁として折込んで開花状態にした花部分と、この花部分の収束端から延び、芳香液を収容した容器内に挿し込まれるスティックとからなる。スティックは、葦からなる。花部分は、ソラの木や桑の木の皮など細かい繊維質を有するペーパーによって作成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、芳香液を吸上げ、揮発させることで香りの効能を維持し、またインテリア性にも優れた吸液タイプの造花に関する。
従来、芳香性を利用した造花には、芳香液を予め含浸又は滴下して蒸発させる含浸タイプや、容器内に入れた芳香液を吸上げ揮発させるようにした吸液タイプ(例えば、特許文献1)のものが知られている。
実用新案登録第3119834号公報
しかしながら、前記公報に見られるものは、芳香液の吸収が充分でなく、観賞の対象としても、その種類に限界があるものである。
解決しようとする課題は、芳香性のある造花として、長期間の効能維持や実用性・インテリア性に優れた吸液タイプの造花の提供が問題になっている。
本考案は、上述の課題に鑑みなされたもので、これらの問題点を基本的に解消し得ることを目的としている。
本考案に係る請求項1記載の吸液タイプの造花は、複数枚のペーパーを花弁として折込んで開花状態にした花部分と、この花部分の収束端から延び、芳香液を収容した容器内に挿し込まれるスティックとからなる吸液タイプの造花において、前記スティックは、葦からなることを特徴とする。
上記構成によれば、吸液タイプの造花は、葦からなるスティックを採用していることから、自立性及び芳香液の吸収に優れ、これに伴って花部分の芳香液による揮発及び色変化も有効に機能する。
本考案に係る請求項2記載の吸液タイプの造花は、前記花部分がソラの木や桑の木の皮からなど細かい繊維質を有するペーパーによって作成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、花部分が細かい繊維で作成されるため芳香液の吸収が充分で、しかもゆっくり進行することから、芳香性の揮散が長期間にわたって安定し花弁の色の変化も充分に鑑賞できるものである。
本考案に係る吸液タイプの造花では、芳香液を入れた容器と組合せられ、しかもスティックからの芳香液の吸収も高められていることから、基本的に実用性及びインテリア性に優れるものである。
また、本考案に係る吸液タイプの造花は、ソラの木や桑の木の皮が淡色系であることから、赤の芳香液の場合ではバラやチューリップなど、青の芳香液の場合ではアジサイやアサガオなど花の色の変化を選択できるという利点を有する。
本考案に係る吸液タイプの造花は、複数枚のペーパーを花弁として折込んで開花状態にした花部分と、この花部分の収束端から延び、芳香液を収容した容器内に挿し込まれるスティックとから構成され、このスティックが葦からなるものである。吸液タイプの造花として最も好適なのは、葦のスティック及びソラの木や桑の木の皮からなるペーパーで作成された花部分の場合である。
以下、本考案に係る吸液タイプの造花について、添付図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。図1は、本考案に係る吸液タイプの造花を示す概念的な斜視図、図2は、本考案に係る吸液タイプの造花5本を芳香液の入った容器に配置した状態を示す概念的な斜視図である。
実施例に見られる吸液タイプの造花1は、一輪挿しのバラを示したものであるが、本考案の目的によれば、バラ以外のチューリップなど各種の花部分2に適用可能である。
前記花部分2を構成するペーパーは、細かい繊維質を有するものであれば適用可能であるが、本実施例では、ソラの木の皮からなるものを適用し、複数枚の花弁3を折込んで花部分2を作成した。この場合、ソラの木の皮は、淡色系で繊維が非常に細かいため、桑の木の皮と同様に吸液タイプのものには好適することが知られている。
前記花部分2の収束端4の端面には、自立可能なスティック5が延びるように設けられ、例えば糸6などで縛ることで一体的に固定される。
前記スティック5は、繊維質に富み自立性が可能な葦が適用されており、芳香液に対する吸収性を向上させている。特に、特許文献1に示された木製のスティックに比べ格段の優位さが認められ、花部分2の吸収性によって芳香性が向上する。
図2では、本考案に係る吸液タイプの造花を芳香液の入った容器7に配置したものが示されている。この場合、容器7は、一輪挿しの花部分2との組合せによって好適か否かが判断される。なお、図では示していないが、通常、芳香液が見えるような透明性のあるものが利用されている。
前記芳香液は、一般的には、揮発しにくいラベンダー油、オレンジ油、ジャスミン油などの天然香料などが好適する。また、芳香液の色についても、花部分2を淡色系のソラの木の皮で構成するようにすれば、赤系統や青系統のものを適宜利用できる。
本考案の実施形態に係る吸液タイプの造花を示す概念的な斜視図である。 本考案の実施形態に係る吸液タイプの造花を芳香液の入った容器に配置した状態を示す概念的な斜視図である。
1 吸液タイプの造花
2 花部分
3 花弁
4 収束端
5 スティック
6 糸
7 容器

Claims (2)

  1. 複数枚のペーパーを花弁として折込んで開花状態にした花部分と、この花部分の収束端から延び、芳香液を収容した容器内に挿し込まれるスティックとからなる吸液タイプの造花において、
    前記スティックは、葦からなることを特徴とする吸液タイプの造花。
  2. 前記花部分は、ソラの木や桑の木の皮など細かい繊維質を有するペーパーによって作成されていることを特徴とする請求項1記載の吸液タイプの造花。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014147850A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 小林製薬株式会社 ソラの茎部を加工した揮散部材を用いて揮散させる液体芳香剤組成物

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