JP3163767U - 作業板 - Google Patents

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延 八木
延 八木
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Abstract

【課題】 軽量でありながら耐久性に優れ、かつ、衛生的なパン生地等の成形および移動用の作業板を提供すること。【解決手段】 ステンレス板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状の底部と、底部と相似形状であって金属板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状のフタ部2とを、それらの開放面が互いに対向するように嵌合させて封止することによりその内部に空洞が形成された板状体と、板状体の内部の空洞に封入された発泡ウレタンと、を備える。【選択図】 図3

Description

この考案は、パン生地およびもち等の成形および移動用の作業板に関する。
従来、この種の作業板には、従来の調理器具であるまな板、うどんやそば打ち用ののし板等が作業板として使用されている。このような作業板は、木やプラスチック樹脂の一枚板から形成されているのが一般的である。そして、一枚板から形成されているまな板は、たわみ防止や耐久性の観点から厚みが必要とされていた。このため、特にプラスチック製のまな板では、必要な厚みを確保するためにその重量が重くなり、使いやすさに欠ける等の問題があった。このため、プラスチック製板と比較して軽量である木製板を芯材とし、その芯材の全面にプラスチック製の板材を貼り付けることにより軽量化したまな板が考案されている(特許文献1参照)。
特開平5−64616号公報
しかしながら、従来のまな板等の作業板は、その材質が木やプラスチック樹脂であるため、使用している間に作業板の表面や角がササクレたり、割れてしまうことがあった。そして、このような割れ目から異物が混入し、衛生面においても問題となる場合があった。
本考案は上記課題を解決するために、軽量でありながら耐久性に優れ、かつ、衛生的なパン生地等の成形および移動用の作業板を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、金属板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状の底部材と、前記底部材と相似形状であって金属板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状のフタ部材とを、それらの開放面が互いに対向するように嵌合させて封止することによりその内部に空洞が形成された板状体と、前記板状体の内部の空洞に封入された発泡体と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記板状体の側面に、前記底部材と前記フタ部材とを貫通して内部の空洞と連通する孔部を形成させ、前記孔部を、封止部材で封止した。
請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記金属板はステンレス板である。
請求項4に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記発泡体は発泡ウレタンである。
請求項5に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記孔部は少なくとも2個形成されている。
請求項6に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記封止部材は、ブラインドリベットである。
請求項7に記載の考案は、請求項1乃至請求項6に記載の考案において、前記板状体の厚みは7乃至13mmである。
請求項1乃至請求項7に記載の作業板によれば、作業板の外側を金属板で、内部を発泡体で構成するため、軽量で持ち運びが楽であるとともに、傷や衝撃に強く長期にわたって使用することができる。また、作業板の外皮を金属板としたことにより耐熱性にも優れ、オーブンから出したばかりの焼きたてのパン等の熱いものの移動用板として使用しても、それらの熱により作業板が変形することがない。
請求項2に記載の作業板によれば、板状体の内部に容易に発泡体を注入することができるとともに、孔部を封止部材で封止することにより作業板の内部を密閉することができるため、孔部から作業板の内部に異物が浸入するのを防止して作業板を衛生的に保つことができる。
請求項3に記載の作業板によれば、ステンレス板を使用することから、作業板の外皮の腐食による耐久性を向上させることができる。
請求項4に記載の作業板によれば、作業板をより軽量化することが可能となる。
請求項5に記載の作業板によれば、孔部が少なくとも2個形成されることから、発泡体注入時にそれらの孔部のうちの少なくとも1個が発泡体の注入口として、それ以外の孔部が板状体の内部の空気を逃がすための空気抜き口として機能することにより、板状体のステンレス板と発泡体との間に空気の隙間が形成されることを防止できる。
請求項6に記載の作業板によれば、作業板の孔部の封止部材としてブラインドリベットを使用することにより、孔部を容易に塞ぐことができるとともに、作業板の内部の密閉性をより高めて孔部から作業板の内部に異物が浸入することをより防止できる。
この考案の実施形態に係る作業板の底部1とフタ部2を示す斜視図である。 この考案の実施形態に係る作業板の底部1とフタ部2を接合させた状態を示す斜視図である。 この考案の実施形態に係る作業板の板状体内部に発泡ウレタン4を注入する様子を示す斜視図である。 この考案の実施形態に係る作業板の断面図である。 この考案の実施形態に係る作業板の孔部3を封止する様子を示す説明図で ある。 この考案の実施形態に係る作業板の孔部3を封止する様子を示す説明図で ある。
この考案に係る作業板を図面に基づいて説明する。
図1は、この考案の実施形態に係る作業板の底部1とフタ部2を示す斜視図である。図2は、この考案の実施形態に係る作業板の底部1とフタ部2を接合させた状態を示す斜視図である。
図1に示すように、この作業板は底部1とフタ部2を有する。底部1とフタ部2は、各々薄いステンレス板の4辺を、作業板の厚みが10mm程度となるように折り曲げ加工することにより、一面が開放された箱状の形状を有する。なお、作業板の厚みは、作業者の持ち易さと、板としての強度および軽量化の観点から7乃至13mm程度が好ましい。また、作業板のサイズとしては、オーブンから焼きたてのパンを取り出して移動させるときに使用することを考慮すると、パン焼き等に使用される業務用オーブン内にも挿入可能な760mm×530mm程度までの大きさのものが好ましい。
フタ部2は、底部1と嵌合可能な略相似形状であり、底部1よりやや大きい形状を有する。このため、底部1とフタ部2を、それらの開放面が互いに対向するように嵌合させて封止することにより、図2に示す板状体が形成される。すなわち、底部1とフタ部2を嵌合させた後、図2に示す矢印方向に力が加わるようにネジ止めまたは溶接して接合することにより、底部1の側面の外壁とフタ部2の側面の内壁とを密着させ、内部が空洞となる板状体を形成する。なお、作業板の外皮とも言える板状体に使用する金属としては、アルミニウム、銅、真鍮等の合金があるが、耐腐食性の観点からステンレスを用いるのが好ましい。
また、図1に示すように、底部1とフタ部2には、その箱状の形状の側面を貫通する孔部3が各々2箇所形成される。底部1とフタ部2の孔部3は、図2に示すように、底部1とフタ部2を嵌め合わせて板状体としたときに、その内部の空洞と連通するように形成される。これにより、作業板の側面に底部1とフタ部2とを貫通して内部の空洞と連通する孔部3が2箇所形成され、作業板の内部の空洞に、発泡ウレタン等の発泡体を注入することが可能となる。
図3は、この考案の実施形態に係る作業板の板状体内部に発泡ウレタン4を注入する様子を示す斜視図である。図中の矢印Aは発泡ウレタン4の注入方向を、矢印Bは注入された発泡ウレタン4により押し出される板状体内部の空気の押し出し方向を示している。また、図4は、この考案の実施形態に係る作業板の断面図である。
作業板の内部には、板状体の側面に形成された2箇所の孔部3のうちの1つから、矢印Aに示すように、圧力を用いて発泡ウレタンを注入する。板状体内部の空洞にあった空気は、注入された発泡ウレタン4に押され、矢印Bに示すように、もう一方の孔部3から作業板の外部に押し出される。なお、板状体内部の空洞に注入しているときの発泡ウレタン4はゲル状であり、孔部3から注入された直後に作業板内部に速やかに広がり、さらに、図4に示すように、その発泡作用により板状体内部の空洞全体に気密に広がる。板状体内部に気密に広がった発泡ウレタンが自然冷却により固まることにより、パン生地等をこねるときの振動吸収が良好な作業板が形成される。なお、板状体内部に充填する発泡体には、発泡ウレタン以外にも発泡ポリエチレンや発泡クロロプレン等が使用可能である。これらの発泡体は、作業板に求められる強度、耐久性、振動吸収の程度および作業上許容される重量に応じて適宜選択できる。
次に、発泡体充填後に孔部3をブラインドリベット10を用いて封止する様子を説明する。図5および図6は、この考案の実施形態に係る作業板の孔部3を封止する様子を示す説明図である。
この実施形態における孔部3を封止するための封止部材としてのブラインドリベット10は、図5および図6に示すように、ツバを有する筒状体であるアルミ製のフランジ11と、フランジ11に係止可能な球状の頭部を有する針状の鉄製シャフト12からなる。図5(a)および図6(a)に示すように、まず、このブラインドリベット10をフランジ11側から孔部3に挿入する。次に、図6(b)に示すように、作業板の外側面にフランジ11のツバを当接させた状態で、ブラインドリベット専用の止め具であるリベッター20にシャフト12の針状部分を挟持させる。しかる後、リベッター20でシャフト12の針状部分を引っ張ることにより、フランジ11がシャフト12の球状の頭部に押されて変形し、図6(c)に示すように、ブラインドリベットが孔部3に固定される。作業板の側面から突き出た形になるシャフト12の針状部分は、図5(b)および図6(c)に示すように、その突き出た部分が切断される。このようにして、発泡ウレタン充填後の作業板における孔部3の封止が完了する。
1 底部
2 フタ部
3 孔部
4 発泡ウレタン
10 ブラインドリベット
11 フランジ
12 シャフト
20 リベッター




Claims (7)

  1. 金属板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状の底部材と、前記底部材と相似形状であって金属板の4辺を折り曲げ加工することによりその一面が開放された箱状のフタ部材とを、それらの開放面が互いに対向するように嵌合させて封止することによりその内部に空洞が形成された板状体と、
    前記板状体の内部の空洞に封入された発泡体と、
    を備えたことを特徴とする作業板。
  2. 請求項1に記載の作業板において、
    前記板状体の側面に、前記底部材と前記フタ部材とを貫通して内部の空洞と連通する孔部を形成させ、
    前記孔部を、封止部材で封止した作業板。
  3. 請求項1に記載の作業板において、
    前記金属板はステンレス板である作業板。
  4. 請求項1に記載の作業板において、
    前記発泡体は発泡ウレタンである作業板。
  5. 請求項2に記載の作業板において、
    前記孔部は少なくとも2個形成されている作業板。
  6. 請求項2に記載の作業板において、
    前記封止部材は、ブラインドリベットである作業板。
  7. 請求項1乃至請求項6に記載の作業板において、
    前記板状体の厚みは7乃至13mmである作業板。
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