JP3163729U - 衣類の開閉部における着脱機構 - Google Patents

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陽一 藤原
陽一 藤原
右子 吉澤
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Abstract

【課題】面ファスナーの周縁部の「めくれ上がり」による着用時の不快感を軽減し、使用感を向上させる衣類の開閉部における着脱機構の提供。【解決手段】面ファスナーを用いた衣類開閉部の着脱機構であって、前記面ファスナーを前記開閉部の生地面に対し縫い目が該面ファスナーの周縁部に沿ったジグザグ状になるように縫製されていることを特徴とする衣類開閉部着脱機構。【選択図】 図2

Description

本考案は、面ファスナーを用いた衣類の開閉部における着脱機構の構造に関するものである。
従来、シャツや肌着類、とりわけ介護用肌着においては、簡便に脱ぎ着できるように前開きとし、前開きとなった開閉部分の着脱手段として、着脱の操作が容易な面ファスナーが採用されているものがある(特許文献1、2)。
かかる一般的な面ファスナーは、図3に示すように、ミシンアタッチメントの構造上、面ファスナー5の縫い目6が周縁部51に沿った線状(直線状もしくは曲線状)になるように衣類に縫い付けられている。しかしながら、かかる縫製方法によると、縫い目6部分から外の周縁部が自由端となって、頻繁な洗濯や着用によって生地面からめくれ上がることがあり、そのめくれ上がった部分が肌に当たって、着用時に不快感を生じさせる原因となっていた。
特開2002−173810号 実開平6−69201号
従って、本考案は、面ファスナーの縁部の「めくれ上がり」による着用時の不快感を軽減するとともに、使用感を向上させる衣類の開閉部における着脱機構を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、面ファスナーを用いた衣類開閉部の着脱機構であって、前記面ファスナーを前記開閉部の生地面に対し縫い目が該面ファスナーの周縁部に沿ったジグザグ状になるように縫製されていることを特徴とする衣類開閉部着脱機構である。
本考案に係る衣類の開閉部における着脱機構は、面ファスナーの周縁部をジグザグ状に縫製することにより、洗濯や着用を繰り返しても、周縁部がめくれ上がることを防ぐことができ、使用感を向上させることができる。さらに、本考案に係る衣類の開閉部における着脱機構においては、面ファスナーの雄材(以下、「フック部」という)と雌材(以下、「ループ部」という)の大きさ、取り付け位置、素材、形状をそれぞれ特定することにより、さらに使用感を向上させることができる。
本考案に係る着脱機構を備えた衣類の斜視図。 図2aは、本考案に係る着脱機構の面ファスナーフック部の縫製方法を表 した図。図2bは、本考案に係る着脱機構の面ファスナーループ部の縫製方法を表 した図。 一般的な織製面ファスナーの縫製方法を表した図。
以下、本考案の衣類の開閉部における着脱機構の一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係る着脱機構を備えた衣類の斜視図である。図中、1は衣類、2は面ファスナーフック部、3は面ファスナーループ部、11は前立て、12は前立て、13は開閉部をそれぞれ示す。
図1に示すように、本考案に係る着脱機構は、衣類1の開閉部13における着脱を可能とする面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3からなる。面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3は、それぞれ、衣類1の前立て11と前立て12に縫いつけられており、開閉部13を閉めたときに互いに一致して係合する位置関係に設けられている。
図2(a)および図2(b)は、それぞれ本考案に係る着脱機構の面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3の衣類の生地面に対する縫製方法を模式的に表した図である。面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3は、前立て11、12の生地面に対し、面ファスナー周縁部21、31に沿ってそれぞれ縫い目4がジグザグ状になるように千鳥縫いで縫い付けられている。このように、縫い目4を周縁部21、31に沿ってジグザグ状にすることで面ファスナーの周縁部まで余すところなく生地面に縫い付けられるため、従来の縫製のように面ファスナーの周縁部が自由端となってめくれ上がることがない。このようなジグザグ状の縫製として、千鳥縫いのほか、かがり縫いなどの縫製方法を適宜採用することができる。
また、本実施態様では、開閉部13の外向き面側の前立て11に面ファスナーフック部2が取り付けられており、また、開閉部13の内向き面側の前立て12に面ファスナーループ部3が取り付けられている。このように、より肌への当たりが柔らかい面ファスナーループ部3を内向きに取り付けることで、面ファスナー部分が直に肌に触れたときの不快感を軽減することができる。
さらに、本実施態様のものは、面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3はともに平面視で円形であるが、面ファスナーフック部2に対し、面ファスナーループ部3がその面積においておよそ130%になるように形成されており、よって、両者は相似の関係になる。このように、面ファスナーループ部3を面ファスナーフック部2に対して大きめに形成することにより、開閉部13を閉じるときに面ファスナーループ部3と面ファスナーフック部2の位置関係がずれてしまったときにも、確実に互いを係合できるため好ましい。両ファスナーの大きさの比は特に制限はないが、面ファスナーフック部2に対し、面ファスナーループ部3がその面積において120〜260%にすることが好ましい。また、面ファスナーフック部2および面ファスナーループ部3の形状は特に制限されないが、本実施態様のように円形のものを使用した場合、面ファスナーの角が当たることによる肌への不快感を防ぐことができるため好ましい。
本考案に係る着脱機構の面ファスナーは、従来からある一般的な織製面ファスナーを利用することができるが、一般的な織製面ファスナーは材質的に硬く、肌に直接触れたときに不快感を生じさせる。したがって、より肌への当たりが柔らかい面ファスナーを使用することが好ましい。一例として、面ファスナーフック部2の素材としてフック部の先端が丸く形成された樹脂製射出成型面ファスナーを、また、面ファスナーループ部3の素材としてパイル生地のトリコット編地面ファスナーを利用することができる。
本考案に係る着脱機構は、開閉部、とくに前開きの開閉部を有する衣類に好適に利用することができる。利用可能な衣類として特にその種類は限定されないが、肌に直接触れるシャツや肌着類などの通常の衣類のほか、片手でも簡易に着脱できることから、とりわけベビー用肌着、介護用肌着においてその効果が顕著である。また、人間用の衣類にとどまらず、ペットなどの動物用の衣類にも応用が可能である。
1……衣類
2……面ファスナーフック部
3……面ファスナーループ部
4……縫い目
5……織製面ファスナー
6……縫い目
11……前立て
12……前立て
13……開閉部
21……周縁部
31……周縁部
51……周縁部

Claims (5)

  1. 面ファスナーを用いた衣類開閉部の着脱機構であって、前記面ファスナーを前記開閉部の生地面に対し縫い目が該面ファスナーの周縁部に沿ったジグザグ状になるように縫製されていることを特徴とする衣類開閉部着脱機構。
  2. 面ファスナーを前記開閉部の生地面に対し縫い付ける縫製が千鳥縫いであることを特徴とする請求項1に記載の衣類開閉部着脱機構。
  3. 前記面ファスナーのループ部がパイル生地のトリコット編地面ファスナーであり、該フック部が樹脂製射出成型面ファスナーであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の衣類開閉部着脱機構。
  4. 前記面ファスナーにおいて、そのループ部がフック部に対して面積が120〜260%の相似形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の衣類開閉部着脱機構。
  5. 前記面ファスナーのループ部が開閉部の内向き面側に取り付けられ、フック部が開閉部の外向き面側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の衣類開閉部着脱機構。


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