JP3163657B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3163657B2 JP18625391A JP18625391A JP3163657B2 JP 3163657 B2 JP3163657 B2 JP 3163657B2 JP 18625391 A JP18625391 A JP 18625391A JP 18625391 A JP18625391 A JP 18625391A JP 3163657 B2 JP3163657 B2 JP 3163657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電源を整流平滑し
た直流電圧を高周波に変換して負荷に供給するインバー
タ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のインバータ装置(特願平
2−327322号)の回路図である。以下、その回路
構成について説明する。全波整流器DBの交流入力端子
には、インダクタL3とコンデンサC5よりなるフィル
ター回路を介して交流電源Vsが接続されている。全波
整流器DBの直流出力端子には、インダクタL2,L1
とダイオードD1を介して平滑コンデンサC1が接続さ
れている。平滑コンデンサC1には、トランジスタQ
1,Q2の直列回路が接続されている。各トランジスタ
Q1,Q2には、それぞれダイオードD1,D2が逆並
列接続されている。トランジスタQ2の両端には、イン
ダクタL1とコンデンサC3を介して放電灯Laのフィ
ラメントの電源側端子が接続されている。放電灯Laの
フィラメントの非電源側端子間には、コンデンサC2が
並列接続されている。全波整流器DBの直流出力端子に
は、インダクタL2,インダクタL1及びトランジスタ
Q2の直列回路が接続されている。
【0003】以下、上記回路の動作について説明する。
まず、インバータの動作について説明する。インバータ
は、トランジスタQ1,Q2とダイオードD1,D2、
インダクタL1、コンデンサC2,C3及び放電灯La
で構成されている。トランジスタQ1,Q2が高速度で
交互にオン・オフし、平滑コンデンサC1の直流電圧を
高周波に変換して、放電灯Laを高周波点灯させる。コ
ンデンサC2は放電灯Laのフィラメントの予熱電流通
電経路を構成しており、また、インダクタL1との共振
用コンデンサも兼ねている。コンデンサC3は直流成分
カット用の結合コンデンサである。
【0004】本回路の特徴は、インバータの振動要素で
あるインダクタL1とスイッチング用のトランジスタQ
2の直列回路を、インダクタL2を介して全波整流器D
Bの直流出力端子に接続したことである。このため、ト
ランジスタQ2がオンすると、整流器DB、インダクタ
L2,L1、トランジスタQ2の経路で入力電流が流れ
る。この動作は交流電源Vsの商用周期の全区間にわた
って繰り返されるので、入力電流が常に流れることにな
る。したがって、入力力率が高くなる。また、適当なフ
ィルター回路を入力側に付加し、高周波成分を除去した
入力電流波形は、高調波成分の少ない正弦波に近い波形
とすることができる。また、本回路において、インバー
タの振動要素であるインダクタL1は、入力力率改善回
路とインバータの両方から共用されている。したがっ
て、インダクタL1にはDC−DC変換、DC−AC変
換という2つの変換過程を通らず、整流器DBからの電
流の一部が直接的に流れるので、回路の総合効率が高く
なり、比較的小型で小容量のインバータ装置には適した
回路方式であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
例においては、或る条件の下で、入力電流に不連続点が
生じることが分かった。図12は交流電源Vsと整流器
DBの間に適当なフィルター回路を挿入した場合につい
て、各部の波形を示している。この波形図に示すよう
に、入力電流Iinは、入力電圧Vinが0Vのときに
0とならず、この点で不連続となる。このように、入力
電流Iinが不連続になると、入力電流の高調波成分が
大きくなるという問題がある。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、インバータの振動
要素及びスイッチング素子を介して交流電源から入力電
流を通電して入力力率を改善する回路を設けたインバー
タ装置において、制御される条件に関係なく、入力電流
の不連続を無くすと共に、入力電流の高調波成分を低減
させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、交流電源
Vsを全波整流する全波整流器DBと、全波整流器DB
の直流出力端子にダイオードD3を介して接続される平
滑コンデンサC1と、平滑コンデンサC1の両端に直列
的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2の
トランジスタQ1,Q2と、第1及び第2のトランジス
タQ1,Q2の逆並列ダイオードD1,D2と、全波整
流器DBの直流出力端子とダイオードD3の接続点に一
端を接続されたインダクタL2と、第1及び第2のトラ
ンジスタQ1,Q2の接続点と前記インダクタL2の他
端との間に接続された第1のインバータ要素(インダク
タL1)と、全波整流器DBの直流出力端子と平滑コン
デンサC1の接続点と前記インダクタL2の他端との間
に接続された第2のインバータ要素(負荷Fとコンデン
サC2,C3)とを備えるインバータ装置において、前
記インバータ要素に含まれるインダクタL1に前記全波
整流器DBの整流出力電圧に重畳する方向に発生する電
圧を抑制する手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】以下、本発明の作用を図1に基づいて説明す
る。図1の回路は、図11に示した従来例の回路と実質
的には同じであり、交流電源Vsと全波整流器DBの間
に、コンデンサC5,C6とトランスL3よりなるフィ
ルター回路を挿入した点と、負荷Fを放電灯Laに限定
していない点が異なるのみである。図に示すように、平
滑コンデンサC1の電圧をV1、トランジスタQ2のコ
レクタ・エミッタ間電圧をV2、インバータ要素に含ま
れるインダクタL1の電圧をV3とする。また、交流電
源Vsからの入力電圧をVin、入力電流をIinと
し、全波整流器DBの出力電流をIdとする。
【0009】本発明者の研究によれば、入力電流に不連
続を生じる原因はインバータ要素に含まれるインダクタ
L1に発生する電圧が電源電圧に重畳するためである。
トランジスタQ2がオンのとき、整流器DBから、イン
ダクタL2,L1、トランジスタQ2を経て、整流器D
Bに戻る経路で電流が流れるが、トランジスタQ2のオ
ン期間の終わりに、インダクタL1には図2に示すよう
な電圧V3が正の方向に発生する。この正の方向の電圧
V3が電源電圧に重畳されて、入力電流が多く流れる。
このため、入力電圧Vinの極性反転時に入力電流Ii
nが不連続となるものである。したがって、インバータ
要素に含まれるインダクタL1の電圧V3を抑制する手
段を設ければ、入力電流の不連続の問題は解決できる。
【0010】以上は、交流電源Vsからの入力電流につ
いての説明であり、インバータとしては、トランジスタ
Q1がオンのとき、コンデンサC1から、トランジスタ
Q1、インダクタL1、コンデンサC3、負荷Fとコン
デンサC2を経てコンデンサC1に戻る経路で電流が流
れ、また、トランジスタQ2がオンのときには、コンデ
ンサC3から、インダクタL1、トランジスタQ2、負
荷FとコンデンサC2を経てコンデンサC3に戻る経路
で電流が流れる。そして、トランジスタQ1とQ2が交
互にオン・オフすることにより、負荷Fに高周波電流が
供給されるものである。
【0011】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例の回路図であ
る。本実施例では、インダクタL1の電圧V3を抑制す
る手段として、トランジスタQ1,Q2のスイッチング
周波数を変える周波数制御回路Kfを設けたものであ
る。トランジスタQ1,Q2のスイッチング周波数を変
えることにより、共振系の共振状態を制御し、インダク
タL1の電圧V3を抑えることが可能である。実際に
は、共振系の固有共振周波数よりもスイッチング周波数
を遠ざければ、共振作用が弱まるので、インダクタL1
の電圧V3も抑えられる。例えば、スイッチング周波数
を共振系の固有共振周波数よりもかなり高く設定すれ
ば、インダクタL1の電圧V3は小さくできる。
【0012】図4は本実施例の周波数制御後の動作を示
す波形図である。図2に示した周波数制御前の波形図で
は、インダクタL1の電圧V3がトランジスタQ2のオ
ン期間の終わりにおいて正の向きに上昇しているが、図
4に示した周波数制御後の波形図では、インダクタL1
の電圧V3がトランジスタQ2のオン期間の終わりにお
いても負の向きとなっている。したがって、インダクタ
L1の正の向きの電圧V3がトランジスタQ2のオン時
に電源電圧に重畳されることはなく、入力電流の不連続
は無くなる。このときの各部の波形は、図5に示すよう
になり、入力電流Iinは入力電圧Vinと略相似形の
正弦波となり、入力電流の高調波成分を少なくすること
ができるものである。なお、本実施例において、ダイオ
ードD3は省略しても構わない。
【0013】図6は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。本実施例では、インダクタL1の電圧を抑制する手
段として、インダクタL1に直列に、他のインダクタL
4とスイッチ手段SWの並列回路を接続したものであ
る。スイッチ手段SWがオンしているときには、インダ
クタL4に流れるべき電流は全てスイッチ手段SWにバ
イパスされるので、インダクタL4は接続されていない
のと同じとなる。また、スイッチ手段SWがオフしてい
るときは、インダクタL4がインダクタL1に直列的に
接続されていることになり、インバータ要素に含まれる
インダクタンス成分が増大することになる。インバータ
要素のインダクタンス値が変わると、インバータの発振
状態も変化する。これを利用して、インバータ要素のイ
ンダクタンス成分に発生する電圧を抑制し、入力電流の
不連続の原因を除去するものである。具体的には、トラ
ンジスタQ2がオンしたときに、スイッチ手段SWがオ
フして、インバータ要素のインダクタンス成分をインダ
クタL1とL3の直列構成とする。逆に、トランジスタ
Q1がオンしたときには、スイッチ手段SWをオンし
て、インバータ要素のインダクタンス成分をインダクタ
L1のみとする。このようにすれば、インバータ要素の
インダクタンス成分の電源電圧に重畳する方向の電圧は
小さくなり、したがって、入力電流の不連続は無くな
る。これにより、高入力力率で、入力電流の高調波成分
が少ないインバータ装置が実現できるものである。
【0014】また、スイッチ手段SWの他の制御方法と
して、例えば、入力電圧の低電圧期間にスイッチ手段S
Wをオフして、インバータ要素のインダクタンス成分を
大きくする方法も採用できる。このようにすれば、上記
と同様にインダクタンス成分に生じる電圧は小さくな
り、したがって、入力電流の不連続は無くなる。さら
に、インバータ要素のインダクタを可飽和リアクトルの
ような可変インダクタンス素子で構成することも可能で
ある。
【0015】さらに、インダクタL1の電圧を抑制する
他の方法として、例えば、図1において、インダクタL
1のインダクタンス値を他のインダクタL2のインダク
タンス値よりも大きく設定しておく方法も採用できる。
この方法では、インダクタL1のインダクタンス値を元
々大きく設定しておき、インバータの発振状態が弱くな
るように設計しておくものである。このようにすれば、
インバータ要素のインダクタンス成分に生じる電圧は小
さくなり、入力電流が不連続となることは無くなる。
【0016】図7は本発明の第3の実施例の回路図であ
る。本回路は、図3の回路と比較すると、インダクタL
1とコンデンサC2,C3及び負荷Fよりなるインバー
タ負荷を下側のトランジスタQ2に代えて上側のトラン
ジスタQ1の両端に接続した構成となっている。この回
路でも、インダクタL1の電圧を抑制する手段として、
トランジスタQ1,Q2のスイッチング周波数を変える
周波数制御回路Kfを設けている。トランジスタQ1,
Q2のスイッチング周波数を変えることにより、共振系
の共振状態を制御し、インダクタL1の電圧を抑えるこ
とが可能である。これにより、入力電流の不連続が無く
なり、入力電流の高調波成分が少なくなる。
【0017】図8は本発明の第4の実施例の回路図であ
る。本回路は、図7の回路と比較すると、コンデンサC
2,C3と負荷Fよりなる回路と、インダクタL1の配
置を入れ換えた構成となっている。また、インダクタL
1の電圧V3を抑制する手段としては、周波数制御回路
Kfを設ける代わりに、インダクタL1のインダクタン
ス値をインダクタL2のインダクタンス値よりも大きく
設定している。この回路構成では、トランジスタQ2が
オンしたときに、全波整流器DBから、インダクタL
2、コンデンサC3、負荷FとコンデンサC2、トラン
ジスタQ2を経て、全波整流器DBに戻る経路で入力電
流が流れる。入力電流の流れ始めは、トランジスタQ1
のオン期間の終わり付近であり、インダクタL1には、
図中の矢印で示した向きに電圧V3が発生し、これが電
源電圧に重畳して流れ出す。トランジスタQ1がオフし
た後、インバータの電流回生期間中に、全波整流器DB
から、インダクタL2,L1、コンデンサC1を経て、
全波整流器DBに戻る経路で残留エネルギーによる回生
電流が流れる。次に、トランジスタQ2がオンして、全
波整流器DBから、インダクタL2、コンデンサC3、
負荷FとコンデンサC2、トランジスタQ2を介して、
全波整流器DBに戻る経路で入力電流が流れる。以上の
過程において、トランジスタQ1のオン期間の終わり付
近で、インダクタL1の電圧V3が電源電圧に重畳して
流れる部分が入力電流の不連続の原因となる。そこで、
本実施例では、上述のように、インダクタL1のインダ
クタンス値をインダクタL2のインダクタンス値よりも
大きく設定し、インバータの発振状態を弱くすることに
より、インダクタL1に生じる電圧V3を抑制し、入力
電流の不連続を防止しているものである。
【0018】図9は本発明の第5の実施例の回路図であ
る。本回路は、図3の回路と比較すると、コンデンサC
3とインダクタL1の配置を入れ換えた構成となってい
るが、その動作については、図3の回路と殆ど同様であ
る。なお、インダクタL1の電圧を抑制する手段として
は、トランジスタQ1,Q2のスイッチング周波数を変
える周波数制御回路Kfを設けており、トランジスタQ
1,Q2のスイッチング周波数を共振周波数から遠ざけ
ることにより、インダクタL1の電圧を抑えて、これに
より、入力電流の不連続を無くし、入力電流の高調波成
分を低減している。
【0019】図10は本発明の第6の実施例の回路図で
ある。本回路は、図6の回路と比較すると、インダクタ
L4とスイッチ手段SWの並列回路をインダクタL1に
直列接続した回路と、負荷FとコンデンサC2の並列回
路の接続箇所を入れ換えた構成となっているが、その動
作については、図6の回路と殆ど同様である。
【0020】なお、本発明では、負荷Fを特に限定して
いないが、例えば、放電灯を負荷とした場合には、高入
力力率で、入力電流の高調波成分の少ない高周波点灯装
置を実現できる。他に、白熱電球の制御や電動機の制
御、電源装置等、広範囲にわたる応用が可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明では、交流電源を全波整流し、ダ
イオードを介して平滑コンデンサに得られた直流電圧
を、逆並列ダイオードを備える第1及び第2のスイッチ
ング素子の直列回路でスイッチングし、第1及び第2の
スイッチング素子の接続点から第1のインバータ要素を
介して、全波整流器の直流出力端子とダイオードの接続
点にインダクタを接続すると共に、平滑コンデンサと前
記ダイオード又は前記全波整流器の直流出力端子の接続
点に第2のインバータ要素を接続したインバータ装置に
おいて、前記インバータ要素に含まれるインダクタに前
記全波整流器の整流出力電圧に重畳する方向に発生する
電圧を抑制する手段を設けたものであるから、入力電流
の不連続を無くして、入力電流の高調波成分を少なくす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の動作を示す波形図である。
【図3】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図4】本発明の第1の実施例の要部の動作を示す波形
図である。
【図5】本発明の第1の実施例の入力波形改善の様子を
示す波形図である。
【図6】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図7】本発明の第3の実施例の回路図である。
【図8】本発明の第4の実施例の回路図である。
【図9】本発明の第5の実施例の回路図である。
【図10】本発明の第6の実施例の回路図である。
【図11】従来例の回路図である。
【図12】従来例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
D1,D2,D3 ダイオード C1,C2,C3 コンデンサ C5,C6 コンデンサ Q1,Q2 トランジスタ L1,L2 インダクタ L3 トランス Vs 交流電源 DB 全波整流器 F 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 7/5387 H05B 41/24

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を全波整流する全波整流器
    と、全波整流器の直流出力端子にダイオードを介して接
    続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端に直
    列的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2
    のスイッチング素子と、第1及び第2のスイッチング素
    子の逆並列ダイオードと、全波整流器の直流出力端子と
    ダイオードの接続点に一端を接続されたインダクタと、
    第1及び第2のスイッチング素子の接続点と前記インダ
    クタの他端との間に接続された第1のインバータ要素
    と、全波整流器の直流出力端子と平滑コンデンサの接続
    点と前記インダクタの他端との間に接続された第2のイ
    ンバータ要素とを備えるインバータ装置において、前記
    インバータ要素に含まれるインダクタに前記全波整流器
    の整流出力電圧に重畳する方向に発生する電圧を抑制す
    る手段を設けたことを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を全波整流する全波整流器
    と、全波整流器の直流出力端子にダイオードを介して接
    続される平滑コンデンサと、平滑コンデンサの両端に直
    列的に接続されて交互にオン・オフされる第1及び第2
    のスイッチング素子と、第1及び第2のスイッチング素
    子の逆並列ダイオードと、全波整流器の直流出力端子と
    ダイオードの接続点に一端を接続されたインダクタと、
    第1及び第2のスイッチング素子の接続点と前記インダ
    クタの他端との間に接続された第1のインバータ要素
    と、前記ダイオードと平滑コンデンサの接続点と前記イ
    ンダクタの他端との間に接続された第2のインバータ要
    素とを備えるインバータ装置において、前記インバータ
    要素に含まれるインダクタに前記全波整流器の整流出力
    電圧に重畳する方向に発生する電圧を抑制する手段を設
    けたことを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 第1のインバータ要素は共振用のイン
    ダクタよりなり、第2のインバータ要素は負荷と共振用
    のコンデンサの並列回路に直流成分カット用のコンデン
    サを直列接続して構成されることを特徴とする請求項1
    記載のインバータ装置。
  4. 【請求項4】 第1のインバータ要素は負荷と共振用
    のコンデンサの並列回路に直流成分カット用のコンデン
    サを直列接続して構成され、第2のインバータ要素は共
    振用のインダクタよりなることを特徴とする請求項2記
    載のインバータ装置。
  5. 【請求項5】 第1のインバータ要素は共振用のイン
    ダクタよりなり、第2のインバータ要素は負荷と共振用
    のコンデンサの並列回路に直流成分カット用のコンデン
    サを直列接続して構成されることを特徴とする請求項2
    記載のインバータ装置。
  6. 【請求項6】 第1のインバータ要素は直流成分カッ
    ト用のコンデンサよりなり、第2のインバータ要素は負
    荷と共振用のコンデンサの並列回路に共振用のインダク
    タを直列接続して構成されることを特徴とする請求項1
    記載のインバータ装置。
  7. 【請求項7】 第1のインバータ要素は負荷と共振用
    のコンデンサの並列回路よりなり、第2のインバータ要
    素は共振用のインダクタに直流成分カット用のコンデン
    サを直列接続して構成されることを特徴とする請求項1
    記載のインバータ装置。
  8. 【請求項8】 インバータ要素に含まれるインダクタ
    の電圧を抑制する手段は、第1及び第2のスイッチング
    素子の動作周波数を変化させる手段であることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれかに記載のインバータ装
    置。
  9. 【請求項9】 インバータ要素に含まれるインダクタ
    の電圧を抑制する手段は、当該インダクタと直列に、他
    のインダクタと双方向性スイッチ手段の並列回路を接続
    して構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載のインバータ装置。
  10. 【請求項10】 インバータ要素に含まれるインダクタ
    のインダクタンス値は、前記全波整流器の直流出力端子
    とダイオードの接続点に一端を接続されたインダクタの
    インダクタンス値よりも小さく設定されていることを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のインバータ
    装置。
  11. 【請求項11】 前記全波整流器と平滑コンデンサの間
    のダイオードを省略したことを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかに記載のインバータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7310629B2 (ja) 2020-01-31 2023-07-19 富士通株式会社 リセット制御回路およびリセット制御回路によるリセット方法

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