JP3163244U - ステッキ類の立て掛け用固定具 - Google Patents

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田口 信一朗
信一朗 田口
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【課題】ステッキ類を随所に立て掛けることができ、所有者の持ち物であることが容易に認識できる立て掛け用固定具を提供すること。【解決手段】連繋片を介して二つ折り状に開閉する表面板と裏面板で構成し、表面板は外面に名札欄を、内面に粘着剤層を設けるとともに端部に鉤片を突設する。裏面板の内面にはマグネット板を埋設し且つ片側に掛止片を形成し両側端部に表面板との抱着片を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、壁面などに立て掛けたステッキ類をその状態で保持する立て掛け用固定具に関する。
ステッキ・傘などを柱や壁面に沿って固定する場合、通常はそのままやゝ斜めにして立て掛けることが多く、このためバランスを崩すと立て掛けたものが転倒し、やむなく屈んで拾うといったことは誰もが経験するところである。特にステッキは高齢者や足に疾患を持つ者が頻繁に使う必需品であり、転倒したものを拾う作業自体高齢者等にとって面倒であるばかりか息切れがしたり身体的苦痛を伴うことが少なくない。そこでステッキなどを立て掛ける際の補助具といったものが従来にも提案されていてそれらの転倒を未然に防止する工夫がなされている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2006−175188号公報 特開2005−270361号公報 特開2000−325119号公報
杖に着脱自在の取り付け輪部と金属製の挟み具を連結部材で連結し、挟み具を杖に固定するための磁石を組み合わせることを特徴とする特許文献1の技術は、杖の転倒と置き忘れを防止できるというものであるが、挟み具を衣服やバッグなどに固定することを条件とするため杖を柱や壁面に直接立て掛けておき、その場を離れるといった状況での転倒防止には妥当しないという問題がある。
しかして杖の握りの一側面に設けた2個の滑り止め突起部により壁面等の平坦面や電柱などの円柱状のものに立て掛けても滑って倒れないことを特徴とした特許文献2のものは2個の突起部が当接面にバランス良く当接しないと安定性に欠けて傾いてしまい遂には転倒する恐れもある。また握りに突起部を形成するための特別の加工を要し、このため従来の握りをそのまゝの形では利用できない不具合がある。
また杖の起立状態を確保するために杖の下端に転倒防止具を設ける構造とした特許文献3の技術は、写真機における三脚のようなもので末広がり状となる傾斜状の支えで形成されていて通常はこの支えを上方へ移動若しくは引き込むことで目立たなくすることもできるとしているが、これは杖を壁面等に立て掛けるものではなく、構造上傘に実施することはできず、加工手数もかゝるといった問題点がある。
本考案は上記した従来技術に鑑みてなされたもので、随所においてステッキ等を立て掛けることができ、立て掛けたものがその状態を維持でき且つ自己のものであることが容易に認識できる名札を兼用できる固定具を提供しようとするものである。
すなわち本考案は、中間の連繋片を介して二つ折り状に開閉する合成樹脂製の表面板と裏面板で構成し、表面板は外面に名札欄を、内面に粘着剤層を設けるとともに端部に鉤片を突設してなり、前記裏面板の内面にはマグネット板を埋設し且つ片側に掛止片を形成し両側端部に表面板との抱着片を設け、しかして開閉いずれの場合でもマグネット板により裏面板が金属面に吸着するものであることを特徴とする。
表面板の鉤片は壁などの釘状突出部や金網に掛止できるためステッキの握りに取り付けた紐を裏面板の掛止片に挿通するとステッキを金網などに立て掛けることができ、また裏面板に埋設したマグネット板は金属表面と吸着するため表裏面板を開いた状態でも閉じた状態でも金属製のロッカー・扉・家具などにステッキを立て掛け固定できる。またマグネットの吸引力が効かない木やガラス製の物の表面には表面板の内面にある粘着剤層で固定することができるためステッキは随時随所で立て掛け固定されて容易には転倒しない。そのため屈んで拾うといった手間がかゝらず、無理な姿勢をとる必要がないため高齢者や障害者の不便が解消される。また表面板の名札欄に氏名等を書き込んでおけば自己の所有物であることが一目で認識できる。
閉じた状態の表面板と裏面板は粘着剤層を介して密接するが、裏面板の両側端部にある抱着片が表裏面板の結合を確かなものにするため手で開かない限り簡単には両者が開くことはなく、それゆえ表裏面板の内部に個人の情報を書き込んでも外部から視認されることはなく安全が確保されるが、いざというときには表裏面板を開くことが出来るので内部に書かれた情報を確認することで所有者に不測の事態が発生したときなどに遅滞なく家族等への連絡ができるといったメリットがある。
粘着剤層は汚れても洗えば繰り返し使用ができるため長期使用が可能であり、マグネット板を除き全体が合成樹脂の一体成型で製作できるため本案は安価に提供できる。
表・裏面板を開いた状態を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 本考案の内面を示す開いた状態の斜視図である。 ステッキの握りに本案具を取り付けた説明図である。 金網にステッキを立て掛けた説明図である。 金属面にステッキを立て掛けた説明図である。 非金属物にステッキを立て掛けた説明図である。
図面を参照して本考案の実施形態につき説明すると、図1〜図2は合成樹脂製の表面板1と裏面板2からなる全体図を示したもので、両者は中間の連繋片3を介して一体的に構成されている。連繋片3はいわば蝶番の働きをするもので、薄い肉厚であるが繰り返しの折り曲げに十分耐えられる強靱性を有し、表面板1と裏面板2はこの連繋片3を支点に自由に開閉ができる。
表面板1の外面は名札欄4となるもので名札紙4aが接着され、自己の所有物であることを示す氏名・略称などを書き込むのに都合がよい。内面には粘着剤層5が設けられていてこの面により木材などへ表面板1を固定できる。また表面板1の端部には鉤片6が突設され、引っ掛け用としての役割を持たせることができる。
裏面板2の内面は凹陥状に形成されていて素材の厚みは薄く、そして内面長手方向に沿い複数本のリブ7を備え、中央にマグネット板8が埋設状に配され、この部分の平坦面2aに前記粘着剤層5が密着して表・裏面板1・2を閉じたときに両者の縁部が密接する。なおマグネット板8の該当個所である裏面板2の内外面には夫々複数個の透孔hを形成してある。9は裏面板2の片側に形成した紐通し孔9aを有する掛止片であり、10は裏面板2の両側端部に形成した抱着片であって、裏面板2を閉じたときに表面板1の両側に掛止して両板の密着状態を保持する。
図3はステッキ11に本案具を取り付けた例を示し、この場合握り12に取り付けた紐13を、裏面板2の掛止片9の紐通し孔9aに結びつけるだけで良く、表面板1の名札欄4が目視される状態におかれるため自己の所有物であることが直ちに分かるとともに第三者にも知らしめることができる。そしてこのように吊り下がり状となったことで図4〜図6のように随所にステッキ11を立て掛けることができる。
すなわち図4は金網14の面にステッキ11を立て掛けた例を示している。表面板1の端部にある鉤片6を金網14の網目に通すことができるためステッキ11は金網14に沿って固定される。その他鉤片6は壁面に打ち付けられた釘、家具類の取っ手、横棒など様々な個所に引っ掛けできるためステッキ11の立て掛けに手間がかゝらない。
図5は金属璧15にステッキ11を立て掛けた例を示す。裏面板2にはマグネット板8が埋設されているが裏面板2の薄い素材を通し(透孔hもあり)てマグネットの磁力は十分に発揮されるため金属壁15の面に裏面板2が吸着され、したがってステッキ11を金属壁15に難なく立て掛け固定することができる。図では金属壁15の垂直面に閉じた状態の裏面板2をマグネットの吸引力で固定しているが、裏面板2を開いた状態でも内面側からマグネットの吸引力は作用するため例えば机などの金属水平面に開いた裏面板2の内面を押し当てても良い。
図6はマグネットの吸引力が作用しない木製台16の面に沿ってステッキ11を立て掛けた例を示している。この場合は表・裏面板1・2を開いて表面板1の内面にある粘着剤層5を木製台16の上面に密着させ粘着力によって不動状としステッキ11を固定するものであり、木製に限らずプラスチックの家具・扉などの壁面に立て掛けるのに都合がよい。
前記したように表面板1の外面には名札欄4があり、所有者の住所などを書き込むのに便利であるが、裏面板2の外面にも情報を書き込んだり本人の写真を貼り付けること、また内面側にも必要事項を記入することができるのでいざという時の本人確認が遅滞なく行われて不測の事態にも十分対処できる。
実施形態ではステッキ11につき述べたが、傘などのシャフトを有する棒状部材に本案具が利用出来ること勿論であり、また取り付け部位は握り12だけでなくシャフトの任意個所であってもよく、その他本考案の目的効果を奏する限り図示の形体以外のものも本考案の実施の範疇に属する。
1 表面板
2 裏面板
3 連繋片
4 名札欄
5 粘着剤層
6 鉤片
8 マグネット板
9 掛止片
10 抱着片

Claims (1)

  1. 中間の連繋片を介して二つ折り状に開閉する合成樹脂製の表面板と裏面板で構成し、表面板は外面に名札欄を、内面に粘着剤層を設けるとともに端部に鉤片を突設してなり、前記裏面板の内面にはマグネット板を埋設し且つ片側に掛止片を形成し両側端部に表面板との抱着片を設け、しかして開閉いずれの場合でもマグネット板により裏面板が金属平坦面に吸着するものであることを特徴とするステッキ類の立て掛け用固定具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021001956A1 (ja) * 2019-07-03 2021-01-07 株式会社清和産業 保持具

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