JP3162410U - 太陽電池パネル支持構造体 - Google Patents

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【課題】簡単な構造により設置、移設、撤去が容易で、かつ、日常のメンテナンス作業を容易にするために太陽電池パネルが着脱自在な太陽電池パネル支持構造体を提供する。【解決手段】太陽電池パネル支持構造体は、太陽電池パネルの一端の外枠を支持するために、所定の傾斜角で傾斜するパネル支持部を太陽電池パネルとの対向面に備える第1の支持部材と、太陽電池パネルの他端の外枠を支持するために、パネル受け部を太陽電池パネルとの対向面に備える第2の支持部材と、太陽電池パネルが支持されるときに太陽電池パネルと第1の支持部材と第2の支持部材に囲まれた空間の側面を遮蔽するように配設される一対の側板とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、太陽電池パネルを取り付ける太陽電池パネル支持構造体に関する。
太陽電池パネルを地上に設置する場合や、建物の屋上、陸屋根などの上に設置する場合、太陽光発電モジュールの発電効率を上げるため、太陽に向かって所定の傾斜を設ける必要がある。通常、所定の傾斜は、太陽電池パネルを取り付ける架台を設置することにより実現されるが、架台は鉄やアルミニウム等のレールを組み合わせて設けられる。また、架台は、風等の風圧荷重で飛ばされたり転倒させられたりしないように架台取り付けのためのコンクリート基礎工事が必要とされる。
このように、従来、太陽電池パネルの設置にあたっては、架台用に別途基礎を設けることが一般的である。確かに、上記別途基礎工事を行えば、架台はしっかりと固定され、強風にも耐えられる。
特開平11−177114号公報 特開2006−210613号公報
しかしながら、従来の架台には以下の問題があった。
第1の問題は、上述の基礎工事について、基礎の製作に部材を必要としまた工事期間も長くコストもかかることである。すなわち、地上基礎の場合の基礎は、地耐力を調査した上で、地震にも耐えられるようにコンクリートフーチング又はベタ基礎とし、十分な鉄筋を使用し強度を持たせることが必要である。また、屋上設置の場合は、コンクリート埋め込みL形アンカボルト又はケミカルアンカで架台を固定することが好ましいとされる。
第2の問題は、上述の基礎工事を行い、架台を固定すると、該架台の移動や撤去が困難であり、また太陽電池パネルの着脱が容易ではなく、メンテナンスを容易に行うことができないという問題があった。現在、太陽光発電システムについてはメンテナンスの必要性が十分に認知されておらず、また法的な義務付けもないことから、定期的な保守点検の実施がなされていないのが実情である。しかし、産業技術総合研究所によると、住宅用太陽電池システムを設置してから10年以内に太陽電池パネルの交換をした比率が13%に上ることを明らかにしている(「住宅用PVシステムの保守の実態−PVはメンテナンス・フリーなのか?−」/「第5回太陽光発電研究センター成果報告会」ポスターセッション、2009年6月22日〜23日、日本科学未来館)。
保守については、太陽電池パネルの傾斜角が10°以下では降雨による自浄効果が十分に得られないことがあり、太陽電池パネルのガラス面の下部や外枠周辺に汚れが残ることから清掃が必要であるとの指摘があった。また、鳥ふんが太陽電池パネルに付着した場合、鳥ふんには油分があるため、付着乾燥すると雨等では容易に溶けず、受光障害となり、この場合も清掃が必要である。さらに、鳥ふんと同様、積雪地帯における太陽電池パネル上の積雪も受光障害となり、積雪の除去は不可欠である。
以上の観点から、今後、太陽電池パネルの保守(メンテナンス)は不可避であるため、架台はメンテナンス作業の行いやすい構造であることが望まれる。
これらの問題を解決するため、特開2003−69062号公報や特開2003−221906号公報は、太陽電池パネルを支持するホルダ部と、太陽電池パネルの周縁部の少なくとも一部に直接または間接に接触して、太陽電池パネルをホルダ部に押さえ付ける押さえ部材と、自重または自重との加算荷重により太陽電池パネルがパネル場所から動かないように安定させる基礎部とを、備える太陽電池パネル用架台を提案している。これにより、架台用に別途基礎を設けず、風荷重に耐え、かつ、容易に移設可能としている。しかし、これら架台1台の総重量は180〜240kgと重く、建物の屋上等に持ち上げるためにはクレーン等で吊り上げる必要があり、設置、移設、撤去は容易とはいえない。
上記問題点に鑑み、本考案は、クレーン等で吊り上げる等の施工を不要とし、簡単な構造により、設置、移設、撤去が容易な太陽電池パネル支持構造体を提供することを目的とする。また、本考案は、日常のメンテナンス作業を容易にするために太陽電池パネルが着脱自在な太陽電池パネル支持構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成させるために、本考案の太陽電池パネル支持構造体は、太陽電池パネルを所定の傾斜角で支持する太陽電池パネル支持構造体であって、太陽電池パネルの一端の外枠を支持するために、所定の傾斜角で傾斜するパネル支持部を太陽電池パネルとの対向面に備える第1の支持部材と、太陽電池パネルの他端の外枠を支持するために、パネル受け部を太陽電池パネルとの対向面に備える第2の支持部材と、太陽電池パネルが支持されるときに太陽電池パネルと第1の支持部材と第2の支持部材に囲まれた空間の側面を遮蔽するように配設される一対の側板とを備え、太陽電池パネルが着脱自在であることを特徴とする。
さらに、本考案の太陽電池パネル支持構造体は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材が前記太陽電池パネルを支持するときに、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材を張力によって係止するワイヤとターンバックルを備えることを特徴とする。
パネル支持部は、第1の支持部材の上面の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって略L字断面で切欠されて形成され、パネル受け部は、前記第2の支持部材の上面の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって略L字断面で切欠されて形成されることを特徴とする。また、パネル支持部は、第1の支持部材の上面の太陽電池パネルとの対向面にわたって1又は複数の凹み部として形成され、パネル受け部は、第2の支持部材の上面の太陽電池パネルとの対向面にわたって凹み部として形成されうる。凹み部は、略コの字断面又は略半円断面で形成されてよい。
なお、第1の支持部材及び第2の支持部材は、コンクリートからなることが好ましい。また、第1の支持部材及び第2の支持部材は、底面に高摩擦緩衝材を備えうる。
本考案の太陽電池パネル支持構造体によれば、太陽電池パネルが着脱自在であるため、日常の保守が容易となる。
本考案の太陽電池パネル支持構造体によれば、汎用コンクリートブロックと側版により太陽電池パネルを固定支持できるため、材料費用及び設置費用が大幅に安価とすることができる。
また、本考案の太陽電池パネル支持構造体によれば、構造が簡単であるため、設置、移設または撤去が容易となる。ひいては、設計期間の短縮を図ることが可能になる。
さらに、本考案の太陽電池パネル支持構造体によれば、太陽電池パネルの長手方向の長さや傾斜角に基づいて支持部材間の距離を調整することで、種々の長さ及び/又は幅の太陽電池パネルの設置に対応することができる。
またさらに、本考案の太陽電池パネル支持構造体によれば、第1の支持部材と第2の支持部材に配設される側板が、該太陽電池パネル支持構造体の側面に対する風防板として機能するとともに、太陽電池パネルを側部から締付け固定する機能を有するので、太陽電池パネル支持構造体の強度ならびに安定性を高める。また、第1の支持部材と第2の支持部材との間にワイヤとターンバックルを配設し、ターンバックルによりワイヤの張力を調節することで太陽電池パネルが風により太陽電池パネル支持構造体から外れることを防止することができる。
本考案に係る太陽電池パネル支持構造体の一例を示す概念図で、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。 図1に係る太陽電池パネル支持構造体について、(a)は模式的に示す側面図であり、(b)は、第1の支持部材と第2の支持部材との間にワイヤ及びターンバックルを備える構造を示す図である。 図2の太陽電池パネル支持構造体に係る第1の支持部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第1の支持部材の側面の構造を示す側面図、(c)は第1の支持部材に側板を取り付けた状態を示す側面図である。 図2の太陽電池パネル支持構造体に係る第2の支持部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第2の支持部材の側面の構造を示す側面図、(c)は第2の支持部材に側板を取り付けた状態を示す側面図である。 本考案に係る、別の実施形態の太陽電池パネル支持構造体を示す図であり、(a)は太陽電池パネル支持構造体の全体を示す側面図、(b)は第1の支持部材の側面の構造を示す側面図、(c)は複数の凹み部を有する第1の支持部材の側面を示す側面図、(d)は第2の支持部材の側面の構造を示す側面図である。 図5に係る第1の支持部材および第2の支持部材の変形形態を示す側面図で、(a)は第1の支持部材の側面の構造、(b)は第2の支持部材の側面の構造をそれぞれ示す図である。 本考案に係る、複数の太陽電池パネルを並置した太陽電池パネル支持構造体を示す図であり、(a)は模式的な概念図、(b)は(a)の平面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。各図において、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。また、図面は、本考案を理解するために誇張して表現している場合もあり、必ずしも縮尺どおり精緻に表したものではないことに留意されたい。なお、本考案は下記に示される実施の形態に限られるものではない。
実施例1を図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、太陽電池パネル2の受光面の傾斜が下った方を前方として説明する。
図1は、本考案に係る太陽電池パネル支持構造体1を示す概念図である。通常、太陽電池パネル2は長方形の形状であり、太陽電池パネル2の長手方向が上下になるように架台に取り付ける場合を縦置きと呼び、長手方向が左右に取り付ける場合を横置きと呼ぶ。図1のとおり、実施例1では太陽電池パネル2は縦置きに設置されている。しかし、本考案において、太陽電池パネル2は縦置きに限定するものではなく、例示的に示していることに留意されたい。したがって、横置きに設置されてもよい。
図1(a)によると、太陽電池パネル2は、該外枠の四方の隅がそれぞれ第1の支持部材3及び第2の支持部材4に支持され、所定の傾斜角をもって支持されている。また、太陽電池パネル2と、第1の支持部材3と第2の支持部材4に囲まれた空間の側面を遮蔽するように、側板5が配設されている。なお、図1(b)に示されるとおり、太陽電池パネル支持構造体1の他方の側面にも側板5が配設される(図1(a)には示されない)。
図1(b)によると、太陽電池パネル2は、第1の支持部材3と第2の支持部材4のそれぞれのパネル支持部に据え置く状態で支持される。そして、配設される一対の側板5は、矢印の方向にそれぞれ第1の支持部材3と第2の支持部材4と太陽電池パネル2の外枠とを挟持固定する。
太陽電池パネル支持構造体1は、第1の支持部材3及び第2の支持部材4の自重により荷重を得る。第1の支持部材3及び第2の支持部材4は、軽量コンクリート等のコンクリートブロックが好ましいが、これに限定されない。
図2を参照する。図2(a)は、本考案に係る太陽電池支持構造体1を示す図1の側面図であり、図2(b)は、第1の支持部材3と第2の支持部材4との間にワイヤ6a、6bと該ワイヤ6a、6b間に介在させるタンーンバックル7を備える構造を示す図である。
図2(a)において、太陽電池パネル2の外枠の一方は、後述するとおり、第1の支持部材3の上面前部に形成されるパネル支持部3aに支持され、太陽電池パネル2の外枠の他方は、第2の支持部材4のパネル受け部4aに支持される。また、前述したとおり、太陽電池パネル2と、第1の支持部材3と第2の支持部材4に囲まれた空間の側面を遮蔽するように、側板5が第1の支持部材3と第2の支持部材4とに固定される。図2(a)において、本考案に係る太陽電池支持構造体1の片側の側面を示しているが、反対側にも側板5が配設されている。図1(b)で述べたとおり、配設された一対の側板5は、第1の支持部材3と第2の支持部材4と太陽電池パネル2の外枠とを挟持固定する。
図2(b)を参照する。図2(b)によると、ワイヤ6a、6bの一端が第1の支持部材3又は第2の支持部材4の一部の箇所に係止し、他端がターンバックル7に連結している。この構造により、太陽電池パネル2を第1の支持部材3と第2の支持部材4とに支持したときに、ターンバックル7によりワイヤ6a、6bの張力が調整されて太陽電池パネル支持構造体1の安定性を向上させることができる。後述するとおり、図7に示す複数の太陽電池パネル12a、12b、12c、12dを並置するような場合に、図2(b)の構造は好適である。なお、ここではターンバックル7を使用しているが、ワイヤ6a、6bの張力を調整可能な部材であればよい。
図3を参照する。図3は、太陽電池パネル支持構造体1に係る第1の支持部材3を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第1の支持部材3の側面の構造を示す側面図、(c)は第1の支持部材3に側板5を取り付けた状態を示す側面図である。
図3(a)は、第1の支持部材3を模式的に示す斜視図である。太陽電池パネル2の外枠の一方は、第1の支持部材3の上面前部に形成されるパネル支持部3aに支持される。
図3(b)によると、第1の支持部材3の上面前部には、太陽電池パネル2の外枠の一方を支持するためのパネル支持部3aが設けられている。パネル支持部3aは、第1の支持部材3の上面前部にわたって、略L字断面で切欠されて形成されている。また、パネル支持部3aで太陽電池パネル2の外枠の一方を支持すると、太陽電池パネル2の外枠の他方が、後述する第2の支持部材4のパネル受け部4aに支持されるように、所定の傾斜角で傾斜している。第1の実施例においては略7°の傾斜角で実施されている。しかし、傾斜角は任意で所定の角度に定めることができる。なお、パネル支持部3aに第1の支持部材3の上面前部を切削して形成されているが、第1の支持部材3の上面の全体が傾斜されるように形成されてもよい。
また、第1の支持部材3の側部には、孔3bが穿たれている。孔3bは、後述する締付部材8に対応する、例えばボルト螺合孔が好ましいがこれに限定されない。
図3(c)を参照する。前述したとおり、第1の支持部材3に側板5が配設されるが、このとき、孔3bに相応する側板5の穴を介して締付部材8により側板5を第1の支持部材3に固定する。なお、側板5は、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル、鉄、ステンレス等が好ましいが、防風用に好適であり、かつ太陽電池パネル支持構造体1の安定性を高める材質であればよい。締付部材8は、太陽電池パネル2を着脱自在にし、かつ、しっかり固定するため、ボルト等が好ましいがこれに限定されない。
図4を参照する。図4は、図2の太陽電池パネル支持構造体1に係る第2の支持部材4を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第2の支持部材4の側面の構造を示す側面図、(c)は第2の支持部材4に側板5を取り付けた状態を示す側面図である。
図4(a)は、第2の支持部材4を模式的に示す斜視図である。前述したとおり、太陽電池パネル2の外枠の一方が第1の支持部材3の上面前部に形成されるパネル支持部3aに支持されると、太陽電池パネル2の外枠の他方は、第2の支持部材4の上面背部に形成されるパネル受け部4aに支持される。
図4(b)を参照すると、第2の支持部材4の上面背部には、太陽電池パネル2の外枠の他方を支持するためのパネル受け部4aが設けられている。パネル受け部4aは、第2の支持部材4の上面背部にわたって、略L字断面で切欠されて形成されている。また、第1の支持部材3の孔3bと同様に、第2の支持部材4の側部には孔4bが穿たれている。
図4(c)を参照する。第1の支持部材3の場合と同様に、第2の支持部材4の孔4bに相応する側板5の穴を介して締付部材8により側板5を第2の支持部材4に固定する。
なお、太陽電池パネル支持構造体1の安定性を高めるために、第1の支持部材3及び第2の支持部材4は、底面にゴムや低硬度エラストマ等の高摩擦緩衝材を装着してもよい。また、図には示していないが、第1の支持部材3及び第2の支持部材4のそれぞれの上面に金具を配設し、太陽電池パネル2の外枠を締め付け固定することにより、太陽電池パネル支持構造体1の安定性を高めることができる。
実施例2は、実施例1とは別の実施形態であり、図5を参照して説明する。図5は、本考案に係る、別の実施形態の太陽電池パネル支持構造体21を示す図であり、(a)は太陽電池パネル支持構造体21の全体を示す側面図、(b)は第1の支持部材23の側面の構造を示す側面図、(c)は複数の凹み部24aを有する第1の支持部材23の側面を示す側面図、(d)は第2の支持部材24の側面の構造を示す側面図である。
図5(a)によると、本考案に係る、実施例2の太陽電池パネル支持構造体21は、所定の傾斜角で太陽電池パネル22を収容する凹み部23aを形成する第1の支持部材23と、太陽電池パネル22の他端の外枠を収容する凹み部24aを形成する第2の支持部材24と、太陽電池パネル22が支持されるときに、太陽電池パネル22と、第1の支持部材23と第2の支持部材24に囲まれた空間の側面を遮蔽するように配設される側板25と、を備える。
図5(b)に示すように、第1の支持部材23の前面には、太陽電池パネル22の外枠の一方を支持するためのパネル支持部23aが設けられている。パネル支持部23aは、第1の支持部材23の前面にわたって、略コの字断面で切欠された凹み部として形成されている。また、パネル支持部23aで太陽電池パネル22の外枠の一方を支持すると、太陽電池パネル22の外枠の他方が、後述する第2の支持部材24のパネル受け部24aに支持されるように、所定の傾斜角で傾斜している。第2の実施例において略7°の傾斜角で実施されている。しかし、傾斜角は任意で所定の角度に定めることができる。なお、図5(c)に示すように、凹み部は、1つに限らず、複数形成されてもよい。すなわち、傾斜角の異なるパネル支持部230a、231a、232aを複数に有することにより、傾斜角を変更することができる。
図5(d)を参照すると、第2の支持部材24の背面には、太陽電池パネル22の外枠の他方を支持するためのパネル受け部24aが設けられている。パネル受け部24aは、第2の支持部材24の背面にわたって、略コの字断面で切欠された凹み部として形成されている。また、第1の支持部材23の孔23bと同様に、第2の支持部材24の側部には孔24bが穿たれている。
次に、図6を参照して、実施例2の他の構成例を説明する。
図6は、図5に係る第1の支持部材33および第2の支持部材34の変形形態を示す側面図で、(a)は第1の支持部材33の側面の構造、(b)は第2の支持部材34の側面の構造をそれぞれ示す図である。
図6(b)によると、第1の支持部材33の前面には、太陽電池パネル32の外枠の一方を支持するためのパネル支持部33aが設けられている。パネル支持部33aは、第1の支持部材33の前面にわたって、略半円断面で切欠された凹み部として形成されている。また、パネル支持部33aで太陽電池パネル32の外枠の一方を支持すると、太陽電池パネル32の外枠の他方が、後述する第2の支持部材34のパネル受け部34aに支持されるように、所定の傾斜角で傾斜している。この変形形態に係る第1の支持部材33においては、傾斜角を変更することができる。
図6(c)を参照すると、第2の支持部材34の背面には、太陽電池パネル32の外枠の他方を支持するためのパネル受け部34aが設けられている。パネル受け部34aは、第2の支持部材34の背面にわたって、略半円断面で切欠された凹み部として形成されている。また、第1の支持部材33の孔33bと同様に、第2の支持部材34の側部には孔34bが穿たれている。この変形形態に係る第2の支持部材34においては、第1の支持部材33の傾斜角の変更に対応することができる。
最後に実施例3を図7を用いて説明する。
図7は、本考案に係る、複数の太陽電池パネル12を並置した太陽電池パネル支持構造体100を示す図であり、(a)は模式的な概念図、(b)は(a)の平面図である。
図7(a)に示す太陽電池パネル支持構造体100は、基本的に図1に示す太陽電池パネル支持構造体1を4基並置したものであるが、並置の数は4基に限定されず、太陽電池パネル支持構造体100を設置する場所の広さに対応して決定してよい。
図7(b)において、側板15a、15bは黒く塗りつぶされているが、説明の便宜のためである。図7(b)によると、太陽電池パネル支持構造体100は一対の側板15a、15bを備えるが、側板15を4枚の太陽電池パネル12a、12b、12c、12dの各パネル間に配設してもよい。すなわち、側板15の配設する数を増設すれば、太陽電池パネル支持構造体100の安定度は高まる。
以上、本考案に係る太陽電池パネル支持構造体における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本考案の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本考案の太陽電池パネル支持構造体は、1または複数枚の太陽電池パネルを設置固定するための部材として利用することができる。太陽電池パネルの種類は問わず、広く適用できる汎用性を有する。
1、21、31 太陽電池パネル支持構造体
2、12、22、32 太陽電池パネル
3、13、23、33 第1の支持部材
4、14、24、34 第2の支持部材
3a、23a、33a パネル支持部
4a、24a、34a パネル受け部
5、15 側板
6a、6b ワイヤ
7 ターンバックル

Claims (7)

  1. 太陽電池パネルを所定の傾斜角で支持する太陽電池パネル支持構造体であって、
    前記太陽電池パネルの一端の外枠を支持するために、前記所定の傾斜角で傾斜するパネル支持部を前記太陽電池パネルとの対向面に備える第1の支持部材と、
    前記太陽電池パネルの他端の外枠を支持するために、パネル受け部を前記太陽電池パネルとの対向面に備える第2の支持部材と、
    前記太陽電池パネルが支持されるときに前記太陽電池パネルと前記第1の支持部材と前記第2の支持部材に囲まれた空間の側面を遮蔽するように配設される一対の側板と、
    を備え、前記太陽電池パネルが着脱自在であることを特徴とする太陽電池パネル支持構造体。
  2. さらに、前記太陽電池パネルが支持されるときに、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とを張力によって係止するワイヤと、該ワイヤの張力を調整するターンバックルとを備えることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル支持構造体。
  3. 前記パネル支持部は、前記第1の支持部材の上面の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって略L字断面で切欠されて形成され、
    前記パネル受け部は、前記第2の支持部材の上面の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって略L字断面で切欠されて形成される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池パネル支持構造体。
  4. 前記パネル支持部は、前記第1の支持部材の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって1又は複数の凹み部として形成され、
    前記パネル受け部は、前記第2の支持部材の上面の前記太陽電池パネルとの対向面にわたって凹み部として形成される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池パネル支持構造体。
  5. 前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材の前記凹み部は、略コの字断面又は略半円断面で形成されることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池パネル支持構造体。
  6. 前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材は、コンクリートからなることを特徴とする請求項1ないし5に記載の太陽電池パネル支持構造体。
  7. 前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材は、底面に高摩擦緩衝材を備えることを特徴とする請求項1ないし6に記載の太陽電池パネル支持構造体。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012134408A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Nihon Form Service Co Ltd 太陽光発電モジュール用架台
JP2013147804A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Asahi Kasei Homes Co 太陽電池モジュールの取り付け方法及び支持具
JP2013167062A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Maruei Concrete Industries Co Ltd 太陽電池パネル設置用の基礎
JP2014505816A (ja) * 2011-02-07 2014-03-06 ソーラー ルーフ インヴェストメンツ エルティーディー 太陽電池パネル装置及びアセンブリ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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