JP3162376U - 制振コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】制振性能が高く電子部品等の搬送に適した制振コンテナを提供する。【解決手段】制振コンテナ1では、下金枠120に設置した上下面に制振ゴムが装着された制振支持部350を製品受け300の下面に設置した制振支持部受け部330に挿入し、製品受け300を支持する。また、製品受け300の四隅側面には水平方向制振ゴム380を装着する。さらに製品受け300の下面には、頭部に制振ゴムを装着した制振ストッパー250を、制振支持部350が制振範囲で作用している間は製品受け300に接触しないように間隙を介して配置しておく。これにより、上下左右いずれの方向の振動・衝撃も抑制できる。また、制振支持部350の制振範囲を越えた場合は制振ストッパー250により300を支持でき、安全かつ適切に制振性能を発揮した収容物の搬送が維持できる。【選択図】 図1
Description
本考案は、組み立て式のコンテナであって、電子機器、電子部品、医療機器、計測機器あるいは精密機器等を収容して搬送等するのに好適な制振機能を有する制振コンテナに関する。
従来より、任意の物品の搬送や保管に用いられるコンテナとして、使用に際しては側壁パネル(側板)をパレット上に組み立てて所望の収容物を収容するようにし、使用した後には側板を分解してパレットの上に重ね合わせて容積を小さくして回収するようにした組み立て式コンテナが知られている(例えば特許文献1参照)。
この種の組み立て式コンテナにより電子機器、電子部品、医療機器、計測機器あるいは精密機器等(以下、これらを総称して電子機器等と称する。)を搬送等するためには、収容物に対する緩衝性や耐振動性、制振性(以下、これらを総称して制振性と称する。)を十分に確保する必要がある。しかしながら従来の組み立て式コンテナには制振性が十分なものがなく、より制振性能の高いコンテナが望まれている。
具体的には、従来、この種の組み立て式コンテナにより電子機器などを搬送等する際には、搬送対象の電子機器等の下にゴムや緩衝材を載置して電子機器等を支持し制振性を持たせるようにしている。しかしながらそのような構成では、下向きの振動はある程度抑制されるものの、上向きの振動は抑制することができず、上向きに力が作用する際に衝撃が直接電子機器等に伝わる場合があった。
また、使用されるゴムや緩衝材等は、支持する電子機器などの収容物の重量等に応じて、すなわち負荷に応じて適切な特性で適切な耐圧を有する部材を用いる必要がある。しかしながら、通常、そのような緩衝材は適宜交換可能な構成とはなっておらず、収容物の重量に対して適切でない性能の緩衝材を使用せざるを得ない場合があった。特に、緩衝材の性能に対して電子機器等の収容物の重量が重い場合には、緩衝材が制振性能を発揮することができず、振動が直接電子機器等に伝わる場合があった。
本考案はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、上下方向及び水平方向のいずれの方向の振動にも適切に制振性能を発揮することができ、また、収容物が重いものであっても、すなわち収容物の重量によらず、適切に制振性能を発揮することができる制振コンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案の制振コンテナは、パレットと、前記パレットの上部周縁に設置される下金枠と、前記パレットの上部で前記下金枠の内側に設置される被収容物が載置される床部材と、前記床部材の鉛直方向下向きの振動を抑制する下方向第1制振部と、前記床部材の鉛直方向上向きの振動を抑制する上方向制振部と、前記床部材の水平方向の振動を抑制する水平方向制振部と、前記下方向第1制振部による制振範囲を越えた前記床部材の鉛直方向下向きの振動を抑制する下方向第2制振部と、前記下金枠に沿って立設され前記床部材の上部に収容空間を形成する複数の側板と、前記複数の側板により囲まれる前記収容空間の上部開口を閉塞する蓋部材とを有することを特徴とする。
好適には、前記下方向第1制振部は、前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、当該基材の上面に設置された第1制振部材とを有し、前記床部材は、周囲の枠部分の下面が前記下方向第1制振部の前記第1制振部材上に載置されることにより前記下方向第1制振部に支持されていることを特徴とするものである。
また好適には、前記上方向制振部は、前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、当該基材の下面に設置された第2制振部材と、前記床部材と一体に上下移動するように当該床部材に設置され、前記基材の下面に設置された前記第2制振部材の下方に配置される上り防止金具とを有することを特徴とするものである。
また好適には、前記下方向第1制振部と前記上方向制振部とは一体的に形成され、当該一体的に形成された前記下方向第1制振部及び前記上方向制振部は、前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、当該基材の上面に設置された第1制振部材と、当該基材の下面に設置された第2制振部材と、前記床部材の下面と所定の間隙を開けて、当該床部材の下面と平行に、当該床部材と一体に上下移動するように当該床部材に設置される上り防止金具とを有し、前記床部材は、当該床部材の下面と前記上り防止金具との間の間隙に、上下面に各々前記第1制振部材及び前記第2制振部材が設置された前記基材が配置された状態で、当該床部材の周囲の枠部分の下面が前記第1制振部材上に載置されて支持されていることを特徴とするものである。
また好適には、前記水平方向制振部は、前記床部材の側面と、前記下金枠の内側側面との間に介在される制振部材を有することを特徴とするものである。
また好適には、前記下方向第2制振部は、前記パレット上の設置される取付台と、前記取付台上に立設される支柱状部材と、前記支柱状部材の上面に設置される制振部材とを有し、前記床部材が前記下方向第1制振部の前記所定の制振範囲を越えて鉛直方向下向きに移動した時に当該床部材の下部が前記下方向第2制振部の前記制振部材の上面に当接するように当該制振部材の上面の位置が規定されて、前記パレット上に設置されていることを特徴とするものである。
本考案によれば、上下方向及び水平方向のいずれの方向の振動にも適切に制振性能を発揮することができ、また、収容物が重いものであっても、すなわち収容物の重量によらず、適切に制振性能を発揮することができる制振コンテナを提供することができる。
本考案の制振コンテナの一実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
本実施形態においては、振動に弱く移動や搬送に関して高い制振性が要求される電子機器等を収容して搬送や保管等をするのに好適な組み立て式の制振コンテナを例示して本考案について説明する。
本実施形態においては、振動に弱く移動や搬送に関して高い制振性が要求される電子機器等を収容して搬送や保管等をするのに好適な組み立て式の制振コンテナを例示して本考案について説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る制振コンテナ1の構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、制振コンテナ1は、パレット100、下金枠120、底板180、制振ストッパー取付台200、制振ストッパー250、製品受け300、制振支持部350、水平方向制振ゴム380、第1の側板410、第2の側板420及び上蓋500を有する。
図1に示すように、制振コンテナ1は、パレット100、下金枠120、底板180、制振ストッパー取付台200、制振ストッパー250、製品受け300、制振支持部350、水平方向制振ゴム380、第1の側板410、第2の側板420及び上蓋500を有する。
パレット100は、制振コンテナ1の搬送台である。パレット100の側面には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリフト用孔102が形成されている。本実施形態のパレット100は樹脂製であるが、ステンレスやアルミニウム等の金属製であってもよい。
パレット100の上面の周縁の4辺に沿っては、下金枠120が設置される。下金枠120は、後述する制振ストッパー取付台200及び制振支持部350が設置されるとともに、第1の側板410及び第2の側板420が立設される部材である。
下金枠120は、コーナー金具130及び周辺枠部150を有する。
下金枠120は、コーナー金具130及び周辺枠部150を有する。
図1に示すように、本実施形態の制振コンテナ1において下金枠120は、ある程度高さが高く構成される。制振コンテナ1においては、後述するように、パレット100との間に底板180、制振ストッパー取付台200及び制振ストッパー250を介在させて製品受け300が設置される。制振コンテナ1が折り畳まれる際には、この製品受け300上にさらに各々2枚の第1の側板410及び第2の側板420が折り畳まれ積載される。下金枠120は、制振コンテナ1が折り畳まれた際にこれら第1の側板410及び第2の側板420までを内側に収容し、その上端となるコーナー金具130の上端部で上蓋500を支持する高さに形成される。
コーナー金具130は、パレット100の上面の四隅に配設される金具であり、第2の側板420をパレット100上に係合保持するための部材である。
コーナー金具130の詳細な構成、及び、コーナー金具130による第2の側板420の係止及び固定方法について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、コーナー金具130は、垂直溝形成壁131と、ストッパー孔形成壁136とを有する。垂直溝形成壁131とストッパー孔形成壁136とは、金属板を折り曲げ加工することにより一体成形されている。
コーナー金具130の詳細な構成、及び、コーナー金具130による第2の側板420の係止及び固定方法について、図2を参照して説明する。
図2に示すように、コーナー金具130は、垂直溝形成壁131と、ストッパー孔形成壁136とを有する。垂直溝形成壁131とストッパー孔形成壁136とは、金属板を折り曲げ加工することにより一体成形されている。
垂直溝形成壁131は、略「コ」字形状の断面を有し、内部には垂直溝132が形成してある。垂直溝132には、第2の側板420のストッパー用突起426が上から挿入可能になっている。
ストッパー孔形成壁136は、垂直溝形成壁131に連続して一体成形され、略「L」字形状の断面を有し、第2の側板420に具備してある側枠423の下端部分が当接される構成となっている。
垂直溝形成壁131には、ストッパー孔形成壁136との略直角な境界壁部に、矩形状のストッパー孔連通孔133が略水平方向に形成してある。ストッパー孔連通孔133の水平方向長さは、第2の側板420のストッパー用突起426の突出長さより若干長く、ストッパー孔連通孔133の垂直方向幅は、第2の側板420のストッパー用突起426の直径より若干広く形成されている。このような形状により、垂直溝形成壁131のストッパー孔連通孔133は、第2の側板420のストッパー用突起426が通過可能に形成されている。
ストッパー孔形成壁136には、垂直溝形成壁131との略直角な境界壁部に、矩形状のストッパー孔138が、ストッパー孔連通孔133に連通して略水平方向に形成してある。ストッパー孔138の水平方向長さは、第2の側板420のストッパー用突起426の直径以上の任意の長さであり、ストッパー孔138の垂直方向幅は、第2の側板420のストッパー用突起426の直径より若干広く形成されている。従って、ストッパー孔連通孔133を通過した第2の側板420のストッパー用突起426は、そのままストッパー孔138に進入し、ストッパー孔138により係合保持される。
なお、ストッパー孔連通孔133及びストッパー孔138は、コーナー金具130を折り曲げ加工すると同時又はその前後に、パンチング加工などにより容易に成形することができる。
このようなコーナー金具130に対しては、第2の側板420のストッパー用突起426を、垂直溝形成壁131の垂直溝132に挿入し、垂直溝132の途中又は最下端でストッパー孔連通孔133を通して水平方向に移動させる。これにより、ストッパー孔138に配置された第2の側板420のストッパー用突起426は、ストッパー孔138により上方への抜け止めがなされる。その結果、第1の側板410が設置されない状態においては、第2の側板420は、パレット100の上面方向へ回動可能となる。また、対向する2枚の第2の側板420の間に第1の側板410が設置された状態においては、第2の側板420の回動は不可能となり、第2の側板420はパレット100上に立った状態で固定、すなわち立設される。
コーナー金具130は、このように第2の側板420を直接的に係合保持する部材である。
コーナー金具130は、このように第2の側板420を直接的に係合保持する部材である。
また、コーナー金具130の内側には、図1に示すように、製品受け300が、その角部の外周側面に設置された水平方向制振ゴム380を介在させて配置される。これにより、コーナー金具130は、製品受け300の水平方向の位置を規制し、製品受け300を水平方向に支持する。
周辺枠部150は、パレット100の上面の四隅に固定されたコーナー金具130を結ぶように、パレット100の上面の周縁に沿って設置された金属製部材である。
周辺枠部150の内側には、図1及び図2に示すように、第1の側板410及び第2の側板420が載置される段差部151が設けられている。段差部151の高さは、下金枠120の内側のパレット100上に底板180、制振ストッパー取付台200及び制振ストッパー250を介在させて設置される製品受け300の上面の高さと略同じ高さである。第1の側板410及び第2の側板420が周辺枠部150に沿って立設される時、第1の側板410及び第2の側板420はこの段差部151上に載置される。
周辺枠部150の内側には、図1及び図2に示すように、第1の側板410及び第2の側板420が載置される段差部151が設けられている。段差部151の高さは、下金枠120の内側のパレット100上に底板180、制振ストッパー取付台200及び制振ストッパー250を介在させて設置される製品受け300の上面の高さと略同じ高さである。第1の側板410及び第2の側板420が周辺枠部150に沿って立設される時、第1の側板410及び第2の側板420はこの段差部151上に載置される。
周辺枠部150のうち、第2の側板420が設置される対向する2辺に配置される周辺枠部150には、図1に示すように、その両側の下方部に、制振ストッパー取付台200を固定するボルト用の孔161が形成されている。ボルト用の孔161の垂直方向の位置は、制振ストッパー取付台200がパレット100上で底板180上にちょうど載置される位置である。
また、周辺枠部150には、製品受け300を支持する制振支持部350を設置するための補強部162及びボルト用の孔163が形成されている。制振支持部350は、図1に示すように、第1の側板410が設置される対向する2辺には各々2箇所、第2の側板420が設置される対向する2辺には各々1箇所設置される。その各箇所について、補強部162及びボルト用の孔163が設置される。
補強部162は、周辺枠部150の外面に沿ってパレット100の上面と周辺枠部150の段差部151の下面とを連結するように設置される断面が矩形あるいは「コ」の字状の柱状の部材である。また、ボルト用の孔163は、図6を参照して後述する制振支持部350の設置用ボルト孔355に対応して補強部162の両側に形成される開口である。
なお、ボルト用の孔163の垂直方向の位置は、このボルト用の孔163を介して設置する制振支持部350により支持される製品受け300が、収容物の荷重及び振動・衝撃などにより最も鉛直方向下向きに変位した場合に、制振ストッパー取付台200に設置された制振ストッパー250により支持されるようになる位置である。従って、その具体的な位置は、制振支持部350に装着される制振部材等の特性や、製品受け300、下金枠120の強度等に基づいて決定される。
また、下金枠120の周辺枠部150のうち、第2の側板420が設置される対向する2辺に配置される周辺枠部150の外面中央上部には、制振コンテナ1を折り畳んだ際に上蓋500のゴムバンド520が係止される折り畳み用ゴムバンド受け171が設置されている。
底板180は、パレット100上の下金枠120で囲まれた範囲に載置される制振コンテナ1の下面を規定する板状部材である。底板180の材質は、特に限定されず、プラスチック段ボール板、合成樹脂板、薄い金属板、合板、繊維板等が用いられる。
制振ストッパー取付台200は、制振ストッパー250を取り付けるための部材である。制振ストッパー取付台200は、断面矩形の金属製筒状部材あるいは断面「コ」の字状の金属製棒状部材を溶接等により接合して構成したものであり、本実施形態においては、図1に示すように、梯子状のフレームに形成したものである。制振ストッパー取付台200は、底板180上に載置されるとともに、第2の側板420が設置される対向する周辺枠部150を連結するように延伸する部材の両端面201が、下金枠120のボルト用の孔161を介して図示せぬボルトにより下金枠120に固定されることによりパレット100上に設置される。
このような制振ストッパー取付台200に、制振ストッパー(下方向第2制振部)250が設置される。制振ストッパー250は、図4に示すように、六角ボルト(支柱状部材)252の頭部上面に制振ゴム255が装着された構成であり、図1に示すように、パレット100上の下金枠120の内側の領域の四隅近傍及び中央部の5箇所に設置される。
制振ストッパー250は、制振支持部350により支持される製品受け300の鉛直方向の位置が収容物の荷重及び振動・衝撃などにより下方に変位した場合であって、所定の制振範囲を越えて下向きに変位した場合に、製品受け300を支持するための部材である。制振ストッパー250は、制振支持部350とともに製品受け300を支持するものであるが、製品受け300が制振ストッパー250により支持される状態となった場合には、製品受け300は、主に制振ストッパー250により支持される。制振ストッパー250も制振ゴム255により制振性能を有するものなので、その状態においても、製品受け300に対しては制振性能が維持され続けることとなる。
また、制振ストッパー250は、製品受け300を真下から支持する部材なので、その耐荷重性能は制振支持部350よりも格段に高くなる。従って、制振性能を確保しつつ、収容物に対する安全性も確保することができる。
なお、制振支持部350が制振性能を発揮可能な範囲(制振範囲)内で製品受け300を支持している場合、制振ストッパー250の上面は、図6に示すように、製品受け300との間に僅かな間隙を有した非接触の状態となっている。
なお、制振支持部350が制振性能を発揮可能な範囲(制振範囲)内で製品受け300を支持している場合、制振ストッパー250の上面は、図6に示すように、製品受け300との間に僅かな間隙を有した非接触の状態となっている。
製品受け(床部材)300は、制振コンテナ1の収容空間の下面を規定する部材であり、制振コンテナ1に収容される収容物が載置される部材である。製品受け300は、断面矩形の金属製筒状部材及び断面「コ」の字状の金属製棒状部材を溶接等により接合して構成したものであり、本実施形態においては、図1に示すように、格子状のフレームに形成したものである。
製品受け300の下面には、図1に示すように、断面矩形の筒状部が外方向に向けて開口した形態の制振支持部受け部(上り防止金具)330が複数設置されており、この制振支持部受け部330に、図7に示すように下金枠120に設置された制振支持部350が挿入されることにより、製品受け300はその周縁部が支持されて下金枠120内に設置される。制振支持部350は、図1に示すように、第1の側板410が設置される対向する2辺には各々2箇所、第2の側板420が設置される対向する2辺には各々1箇所設置されており、制振支持部受け部330は、この制振支持部350が設置される位置に対応して製品受け300に設置されている。
制振支持部350は、図6に示すように、下金枠120に設置するための背面部354と一体化された金属製の基材351の上下両面に、第1制振部材(下方向第1制振部)たる制振ゴム352及び第2制振部材(上方向制振部)たる制振ゴム353が設置されたものである。制振支持部350は、基材351及び制振ゴム352、353を含む部分が製品受け300の制振支持部受け部330に挿入された状態で、背面部354に形成された設置用ボルト孔355と下金枠120のボルト用の孔163とに図示せぬボルトが貫通されて、下金枠120に固定設置される。これにより、製品受け300は、その周縁部が制振支持部350により支持された状態で、下金枠120の内側に設置される。
この状態において、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する上向きの力は、制振支持部350の基材351から基材351の上面に設置された制振ゴム(第1制振部材)352を介して製品受け300の下面に作用することとなり、また、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する下向きの力は、制振支持部350の基材351から基材351の下面に設置された制振ゴム(第2制振部材)353を介して製品受け300の制振支持部受け部330の下面に作用することとなる。従って、いずれの場合にも、製品受け300に設置された収容物に対しては制振ゴムを介して力が作用することとなり、振動や衝撃の鉛直方向成分は、適切に抑制することができる。
また、製品受け300は、下金枠120のコーナー金具130の内側に配置されるものであるが、その四隅側面には、各々、その角部を形成する両側面に対して水平方向制振ゴム(水平方向制振部)380が装着されている。すなわち、製品受け300の四隅角部は、水平方向制振ゴム380を介在させて下金枠120のコーナー金具130に支持されている。従って、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する振動や衝撃の水平方向成分は、この水平方向制振ゴム380により適切に抑制することができる。
また、製品受け300の下面には、制振ストッパー250が配置されている。前述したように、制振ストッパー250はパレット100上面の4隅及び中央の5箇所に配置されているが、図5に示すように、その箇所の製品受け300の下面は開放状態になっており、制振ストッパー250の頭部が製品受け300の内部に入り込んで上面の裏側の面(下面)付近に配置されるようになっている。
そして、仮に、収容物の荷重や、外部からの振動や衝撃により、製品受け300の鉛直方向下向きの変位が制振支持部350の制振範囲を越えた場合には、制振ストッパー250の頭部上面が製品受け300に接触し、製品受け300は制振支持部350とともに制振ストッパー250によっても支持されることとなる。
そして、仮に、収容物の荷重や、外部からの振動や衝撃により、製品受け300の鉛直方向下向きの変位が制振支持部350の制振範囲を越えた場合には、制振ストッパー250の頭部上面が製品受け300に接触し、製品受け300は制振支持部350とともに制振ストッパー250によっても支持されることとなる。
その結果、仮に、さらに負荷が増して制振支持部350が損傷される等の事態になったとしても、製品受け300は制振ストッパー250により適切に支持されており、収容物を安全に制振コンテナ1に収容した状態を維持することができる。また、制振ストッパー250の上面には制振ゴム255が装着されているので、その状態においても製品受け300に対しては制振性能が作用することとなり、その点においても収容物を適切に収容保持し続けることができる。
なお、製品受け300の上面の周縁部には、ベルト掛け金具320が設置されている。製品受け300上に載置されて制振コンテナ1に収容される収容物に対しては、ベルトが掛けられて製品受け300に固定設置される。ベルト掛け金具320は、そのベルトが係止される部材である。
第1の側板(差込側板)410及び第2の側板(固定側板)420は、パレット100の周縁部の下金枠120に沿って立設され、制振コンテナ1の内部収容区間を形成する。
一対の第1の側板410は、矩形のパレット100の一方の対辺上に相互に対向するように配置され、一対の第2の側板420は、パレット100の他方の対辺上に同じく相互に対向するように、また、第1の側板410の両側端を連結するように配置される。
一対の第1の側板410は、矩形のパレット100の一方の対辺上に相互に対向するように配置され、一対の第2の側板420は、パレット100の他方の対辺上に同じく相互に対向するように、また、第1の側板410の両側端を連結するように配置される。
第1の側板410及び第2の側板420は、ともに、面部材の周囲に、上下枠及び左右側枠を構成する枠部材が装着された構成である。面部材の材質は特に限定されないが、例えばプラスチック段ボール板、合成樹脂板、薄い金属板、合板、繊維板等が用いられる。また枠部材は、例えば鋼材等の金属で構成される。
第2の側板420の両側端外面の下部には、図2を参照して前述したように、第2の側板420を下金枠120のコーナー金具130に装着するためのストッパー用突起426が形成されている。第2の側板420は、このストッパー用突起426がコーナー金具130のストッパー孔連通孔133及びストッパー孔138に嵌入されることにより、第1の側板410が設置されない状態においてはパレット100の上面方向へ回動可能に、また、対向する2枚の第2の側板420の間に第1の側板410が設置された状態においては回動は不可能な状態で、下金枠120に対して固定される。
第2の側板420の左右両側枠には、各々対向する内側方向に図示せぬ溝が形成されており、この溝に第1の側板410が差し込まれるようになっている。
第1の側板(差込側板)410の上枠411の両側端部には、側板止め金具440が装着されている。
側板止め金具440は、第1の側板410の上端角部を隣接する第2の側板420の上端角部と順次連結する金具である。
側板止め金具440の詳細な構成、及び、側板止め金具440による第1の側板410と第2の側板420の連結方法について、図3を参照して説明する。
側板止め金具440は、第1の側板410の上端角部を隣接する第2の側板420の上端角部と順次連結する金具である。
側板止め金具440の詳細な構成、及び、側板止め金具440による第1の側板410と第2の側板420の連結方法について、図3を参照して説明する。
側板止め金具440は、第1の側板410に設置された回動軸441により、第1の側板410に対して回動自在に装着してある。側板止め金具440は、回動軸441が挿通する長穴442が形成してある回動片443を有する。回動片443の先端側には、回動片443に対して略直角な係止片444が折曲加工により一体に成形してある。また、回動片443の一側部には、中間板445を介して把持片446が一体に成形してあり、中間板445は、回動片443及び係止片444に対して略直角となり、把持片446は、係止片444及び中間板445に対して略直角となるようになっている。把持片446と係止片444との間には、開口部447が形成してある。このような形状の連結金具440は、一枚の金属板を折曲加工することにより一体に成形することができる。
側板止め金具440は、図1及び図3に示すように回動片443が上方に向いた状態に配置されている時は、第1の側板410と第2の側板420とを連結はしていない。
第1の側板410の上端部と第2の側板420の上端部を連結する時には、側板止め金具440は、回動片443が回動されて、第1の側板410に隣接する第2の側板420の側枠423の上端部に、側板止め金具440の係止片444が係止する。また、その状態は、回動片443と把持片446との間に、第1の側板410の上枠411の端部を挟み込む。さらに、係止片444と把持片446との間に形成された開口部447には、第2の側板420の上枠421の側端部が差し込まれる。また、第2の側板420の上枠421の側端部の下には、第1の側板410の側枠414の上端が差し込まれる。その結果、第1の側板410は、第2の側板420の上枠421の側端部により上方への抜け止めが成され、第2の側板420は、側板止め金具440の係止片444により、外側(図3の矢印X方向)に回動することが防止される。
第1の側板410の上端部と第2の側板420の上端部を連結する時には、側板止め金具440は、回動片443が回動されて、第1の側板410に隣接する第2の側板420の側枠423の上端部に、側板止め金具440の係止片444が係止する。また、その状態は、回動片443と把持片446との間に、第1の側板410の上枠411の端部を挟み込む。さらに、係止片444と把持片446との間に形成された開口部447には、第2の側板420の上枠421の側端部が差し込まれる。また、第2の側板420の上枠421の側端部の下には、第1の側板410の側枠414の上端が差し込まれる。その結果、第1の側板410は、第2の側板420の上枠421の側端部により上方への抜け止めが成され、第2の側板420は、側板止め金具440の係止片444により、外側(図3の矢印X方向)に回動することが防止される。
上蓋500は、パレット100上に立設された第1の側板410及び第2の側板420により形成される制振コンテナ1の収容空間の上部開口を閉塞するための蓋部材である。上蓋500は、例えばプラスチック段ボール、薄い金属板、合板、繊維板等により構成される。
上蓋500の上面の4隅角部には、制振コンテナ1を組み立てた状態あるいは折り畳んだ状態で段積みした場合に、上下の制振コンテナ1のズレを防止するズレ防止部材510が装着されている。
上蓋500の上面の4隅角部には、制振コンテナ1を組み立てた状態あるいは折り畳んだ状態で段積みした場合に、上下の制振コンテナ1のズレを防止するズレ防止部材510が装着されている。
また上蓋500には、対向する一方の2辺の側端部にゴムバンド520が設置されている。ゴムバンド520は、制振コンテナ1が組み立てられた状態においては第2の側板420のゴムバンド受け480に、制振コンテナ1が折り畳まれた状態においては下金枠120の折り畳み用ゴムバンド受け171に各々係止され、上蓋500が脱落したり意図せず開いたりしないように、上蓋500を制振コンテナ1に一体化する。
このように、本実施形態の制振コンテナ1においては、上下面に制振ゴム352,353が装着された制振支持部350により、製品受け300は制振支持部受け部330を介して支持されている。従って、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する上向きの力(振動、衝撃等)、及び、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する下向きの力(振動、衝撃等)は、いずれも制振支持部350を介して製品受け300に作用することとなり、適切に低減させることができる。すなわち、制振コンテナ1に対する外部からの振動や衝撃の鉛直方向成分については、制振支持部350により適切に抑制することができる。
また、製品受け300の四隅側面には、各々、その角部を形成する両側面に対して水平方向制振ゴム(水平方向制振部)380が装着されている。すなわち、製品受け300の四隅角部は、水平方向制振ゴム380を介在させて下金枠120のコーナー金具130に支持されている。従って、制振コンテナ1の外部からパレット100に対する振動や衝撃の水平方向成分については、この水平方向制振ゴム380により適切に抑制することができる。
さらにまた、製品受け300の下面には、制振ストッパー250が配置されている。従って、仮に収容物の荷重や外部からの振動や衝撃により、製品受け300の鉛直方向下向きの変位が制振支持部350の制振範囲を越えた場合には、制振ストッパー250の頭部上面が製品受け300に接触し、製品受け300は制振支持部350とともに制振ストッパー250によっても支持されることとなる。その結果、仮に、さらに負荷が増して制振支持部350が損傷される等の事態になったとしても、製品受け300は制振ストッパー250により適切に支持されており、収容物を安全に制振コンテナ1に収容した状態を維持することができる。また、その状態においても製品受け300に対しては制振ストッパー250の制振ゴム255の制振性能が作用することとなり、収容物を適切に収容保持し続けることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
1…制振コンテナ
100…パレット
102…リフト用孔
120…下金枠
130…コーナー金具
131…垂直溝形成壁
132…垂直溝
133…ストッパー孔連通孔
136…ストッパー孔形成壁
138…ストッパー孔
150…周辺枠部
151…段差部
161…制振ストッパー取付台設置用ボルト用孔
162…補強部
163…制振支持部設置用ボルト用孔
171…折り畳み用ゴムバンド受け
180…底板
200…制振ストッパー取付台
201…端面
250…制振ストッパー
252…六角ボルト
255…制振ゴム
300…製品受け
320…ベルト掛け金具
330…制振支持部受け部(上り防止金具)
350…制振支持部
351…基材
352…第1制振部材(制振ゴム)
353…第2制振部材(制振ゴム)
354…背面部
355…設置用ボルト孔
380…水平方向制振ゴム
410…第1の側板(差込側板)
411…上枠
414…側枠
420…第2の側板(固定側板)
421…上枠
423…側枠
426…ストッパー用突起
440…側板止め金具
441…回動軸
442…長穴
443…回動片
444…係止片
445…中間板
446…把持片
447…開口部
480…ゴムバンド受け
500…上蓋
510…ズレ防止部材
520…ゴムバンド
100…パレット
102…リフト用孔
120…下金枠
130…コーナー金具
131…垂直溝形成壁
132…垂直溝
133…ストッパー孔連通孔
136…ストッパー孔形成壁
138…ストッパー孔
150…周辺枠部
151…段差部
161…制振ストッパー取付台設置用ボルト用孔
162…補強部
163…制振支持部設置用ボルト用孔
171…折り畳み用ゴムバンド受け
180…底板
200…制振ストッパー取付台
201…端面
250…制振ストッパー
252…六角ボルト
255…制振ゴム
300…製品受け
320…ベルト掛け金具
330…制振支持部受け部(上り防止金具)
350…制振支持部
351…基材
352…第1制振部材(制振ゴム)
353…第2制振部材(制振ゴム)
354…背面部
355…設置用ボルト孔
380…水平方向制振ゴム
410…第1の側板(差込側板)
411…上枠
414…側枠
420…第2の側板(固定側板)
421…上枠
423…側枠
426…ストッパー用突起
440…側板止め金具
441…回動軸
442…長穴
443…回動片
444…係止片
445…中間板
446…把持片
447…開口部
480…ゴムバンド受け
500…上蓋
510…ズレ防止部材
520…ゴムバンド
Claims (6)
- パレットと、
前記パレットの上部周縁に設置される下金枠と、
前記パレットの上部で前記下金枠の内側に設置される被収容物が載置される床部材と、
前記床部材の鉛直方向下向きの振動を抑制する下方向第1制振部と、
前記床部材の鉛直方向上向きの振動を抑制する上方向制振部と、
前記床部材の水平方向の振動を抑制する水平方向制振部と、
前記下方向第1制振部による制振範囲を越えた前記床部材の鉛直方向下向きの振動を抑制する下方向第2制振部と、
前記下金枠に沿って立設され前記床部材の上部に収容空間を形成する複数の側板と、
前記複数の側板により囲まれる前記収容空間の上部開口を閉塞する蓋部材と
を有することを特徴とする制振コンテナ。 - 前記下方向第1制振部は、
前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、
当該基材の上面に設置された第1制振部材と、
を有し、
前記床部材は、周囲の枠部分の下面が前記下方向第1制振部の前記第1制振部材上に載置されることにより前記下方向第1制振部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の制振コンテナ。 - 前記上方向制振部は、
前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、
当該基材の下面に設置された第2制振部材と、
前記床部材と一体に上下移動するように当該床部材に設置され、前記基材の下面に設置された前記第2制振部材の下方に配置される上り防止金具と
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の制振コンテナ。 - 前記下方向第1制振部と前記上方向制振部とは一体的に形成され、
当該一体的に形成された前記下方向第1制振部及び前記上方向制振部は、
前記床部材の周囲に沿って複数配置され、前記下金枠から略水平に内側方向に突出するように設置された基材と、
当該基材の上面に設置された第1制振部材と、
当該基材の下面に設置された第2制振部材と、
前記床部材の下面と所定の間隙を開けて、当該床部材の下面と平行に、当該床部材と一体に上下移動するように当該床部材に設置される上り防止金具とを有し、
前記床部材は、当該床部材の下面と前記上り防止金具との間の間隙に、上下面に各々前記第1制振部材及び前記第2制振部材が設置された前記基材が配置された状態で、当該床部材の周囲の枠部分の下面が前記第1制振部材上に載置されて支持されていることを特徴とする請求項1に記載の制振コンテナ。 - 前記水平方向制振部は、前記床部材の側面と、前記下金枠の内側側面との間に介在される制振部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の制振コンテナ。
- 前記下方向第2制振部は、
前記パレット上に設置される取付台と、
前記取付台上に立設される支柱状部材と、
前記支柱状部材の上面に設置される制振部材と
を有し、前記床部材が前記下方向第1制振部の前記所定の制振範囲を越えて鉛直方向下向きに移動した時に当該床部材の下部が前記下方向第2制振部の前記制振部材の上面に当接するように当該制振部材の上面の位置が規定されて、前記パレット上に設置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の制振コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010002634U JP3162376U (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 制振コンテナ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010002634U JP3162376U (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 制振コンテナ |
Publications (1)
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JP3162376U true JP3162376U (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=54865202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010002634U Expired - Fee Related JP3162376U (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 制振コンテナ |
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JP (1) | JP3162376U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180000321U (ko) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | 라성산업 주식회사 | 지지력을 증대시킨 운반박스 프레임 구조 |
CN116045149A (zh) * | 2023-02-14 | 2023-05-02 | 济南压缩机厂有限公司 | 用于支撑螺杆空气压缩机的减振式机座 |
-
2010
- 2010-04-20 JP JP2010002634U patent/JP3162376U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20180000321U (ko) * | 2016-07-22 | 2018-01-31 | 라성산업 주식회사 | 지지력을 증대시킨 운반박스 프레임 구조 |
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