JP3162251B2 - 浄化用フロート噴水 - Google Patents

浄化用フロート噴水

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JP3162251B2 JP24447194A JP24447194A JP3162251B2 JP 3162251 B2 JP3162251 B2 JP 3162251B2 JP 24447194 A JP24447194 A JP 24447194A JP 24447194 A JP24447194 A JP 24447194A JP 3162251 B2 JP3162251 B2 JP 3162251B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水深の深い池や、湖等
の水の浄化を図るための浄化用フロート噴水に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水深の深い池や湖等においては、
温度成層によって水面付近の表層に水温の高い水塊が層
をなして滞留し、アオコ等が発生して水源としての水質
が低下する問題があった。このため、池や湖等の水を人
工的に循環させるなどにより水の浄化を図っている。こ
の種の浄化用循環装置として、図2に示したような浄化
用フロート噴水がある。
【0003】図2において、浄化用フロート噴水1は湖
水等の水面上に配置するものであり、ケーシング2の内
部に噴水ノズル3を備えた水中ポンプ4を設け、ケーシ
ング2の周部にフロート5を配置している。
【0004】ケーシング2は、パンチングメタルなどの
通水性の素材によって上面が開放した円筒状に製作され
ており、その上部が水面上に露出するように設定されて
いる。
【0005】水中ポンプ4は、ケーシング2内の中央部
および周辺部に適当間隔で複数個配置されてそれぞれケ
ーシング2に固定されており、ケーシング2内において
吸込口6を下向きに開口させるとともに上部に上下方向
の吐出管7を設けている。そして、吐出管7の上端に、
1個または複数個の噴水ノズル3を備えた噴出部8を設
けており、ケーシング2の上部が水面上に露出した状態
において、噴水ノズル3が水面上に位置するようになっ
ている。9は、吸込口6に取り付けたフィルターであ
る。
【0006】フロート5は、水中ポンプ4を内部に設け
たケーシング2を浮遊状態に維持するものであり、ケー
シング2上部の外周面にケーシング2と同心状に設けら
れている。
【0007】このような浄化用フロート噴水1をフロー
ト5の浮力により湖水上に浮遊させて配置し、水中ポン
プ4を駆動する。これにより、浄化用フロート噴水1の
付近の湖水が通水性のケーシング2を通過して吸込口6
から水中ポンプ4の内部へ吸い込まれ、吐出管7を経て
噴出部8に達し、噴水ノズル3より上方へ種々の角度で
噴出される。
【0008】このとき、ケーシング2上部の外周面にフ
ロート5が設けられているので、湖水に対してはケーシ
ング2の下部および下面のみが開放されており、ケーシ
ング2の下部および下面近傍の湖水が水中ポンプ4に吸
引されて水面上に噴出される。この結果、水面付近の湖
水は下向流となって下降し、浄化用フロート噴水1の付
近に旋回流が形成されて湖水の循環が行われ、水質悪化
の防止ないしは水質の改善がなされる。噴水ノズル3よ
り上方へ噴出された湖水は空気を含んで湖に落下するの
で、これによっても水質悪化の防止ないしは水質の改善
がなされる。
【0009】浄化用フロート噴水1はフロート5に支持
されて浮遊状態にあるので、任意の位置へ容易に移動可
能である。水中のゴミ等は湖水がケーシング2を通過す
る際およびフィルター9により除去され、水中ポンプ4
の詰まりは防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したような浄化用
フロート噴水を設置する時は通常、池や湖等の縁に一旦
浄化用フロート噴水を浮かべ、その後、任意の設置位置
まで曳航している。しかし、池や湖等の縁は水深が浅い
場合が多く、そのため、浄化用フロート噴水の底部が池
や湖等の底に接触して曳航できないことがある。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、水深
が浅い所でも曳航できる浄化用フロート噴水を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の浄化用フロート噴水は、上面が開放すると
ともに下部に取水口を有して水面付近に配置され、通水
性のない素材からなるケーシングと、ケーシングの内部
に設けられてケーシング内に吸込口を開口させるととも
に水面上に噴水部を位置させた水中ポンプと、前記ケー
シング下部の取水口を覆ってケーシングに着脱自在に設
けられる蓋部と、ケーシングおよび蓋部を支持するフロ
ートとを備えたものである。
【0013】
【作用】上記構成により、ケーシング下部の取水口を覆
う蓋部を取り付けることによって、浄化用フロート噴水
全体を箱船状態として吃水線を低下させることができ、
水深が浅い所でも曳航可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の浄化用フロート噴
水を図1を参照しながら説明する。この実施例の浄化用
フロート噴水は図2を用いて説明した従来のものとほぼ
同じなので、同じ作用を有する部材に同じ符号を付して
説明を省略する。
【0015】この実施例の浄化用フロート噴水11が従
来のものと異なるのは、ケーシング12を通水性のない
素材によって上面が開放するとともに下部側面に複数の
取水口13を設けた形状に製作し、この取水口13を覆
うフランジ蓋14をケーシング12に着脱自在に設けた
点である。フランジ蓋14は、図示したように、ケーシ
ング12の下部外周面にボルト固定等することによって
ケーシング12に取り付け可能である。
【0016】浄化用フロート噴水11を設置する時は、
図示したようにケーシング12下部の取水口13を覆っ
てフランジ蓋14を取り付けることにより、浄化用フロ
ート噴水11全体を箱船状態とし、吃水線を仮想線で示
した位置まで低下させることができる。したがって、水
深が浅い所でも、浄化用フロート噴水11を湖水上に浮
遊状態とし、その底部を池や湖等の底に接触させること
なく曳航できる。設置位置に到達した後にフランジ蓋1
4を取り外して導管15を取り付ければ、従来例におい
て説明したのと同様に、実線で示した位置を吃水線とし
て水の循環を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ケーシン
グ下部に形成した取水口を覆う蓋部をケーシングに着脱
自在に設けた構成としたため、蓋部を取り付けた時は、
浄化用フロート噴水全体を箱船状態として吃水線を低下
させることができ、水深の浅い所でもその底部を池や湖
等の底に接触させることなく曳航できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の浄化用フロート噴水の全体
構成を示した説明図である。
【図2】従来例の浄化用フロート噴水の全体構成を示し
た説明図である。
【符号の説明】
3 噴水ノズル 4 水中ポンプ 5 フロート 6 吸込口 8 噴出部 11 浄化用フロート噴水 12 ケーシング 13 取水口 14 フランジ蓋 15 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 7/00 C02F 3/22 C02F 3/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放するとともに下部に取水口を
    有して水面付近に配置され、通水性のない素材からなる
    ケーシングと、ケーシングの内部に設けられてケーシン
    グ内に吸込口を開口させるとともに水面上に噴水部を位
    置させた水中ポンプと、前記ケーシング下部の取水口を
    覆ってケーシングに着脱自在に設けられる蓋部と、ケー
    シングおよび蓋部を支持するフロートとを備えたことを
    特徴とする浄化用フロート噴水。
JP24447194A 1994-10-11 1994-10-11 浄化用フロート噴水 Expired - Fee Related JP3162251B2 (ja)

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US8256748B1 (en) 2007-03-22 2012-09-04 Aston Evaporative Services, LLC Land based or floating wastewater evaporator
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