JP2005052751A - 浮遊物回収装置及びその回収方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な装置構成として、広い水域で浮遊物を回収できるようにする。
【解決手段】水池に浮遊しポンプに連通する取水部1の周囲に浮環2を設け、その浮環2の配管7から気体を噴出して浮遊物を取水部1へ向かって移動させるとともに、取水部1からポンプで吸引された浮遊物を含む水は処理装置へと移送される。浮環2の全周には、その下面から前記水池の底面Gに至るカーテンウォール4を設け、浮環2の水中部分に開口2aを形成する。取水部1から水を吸引することにより浮環2内の水量が減少し、開口2aを介して外側の浮遊物及び水が流入する。このため、浮環2外の浮遊物を取り込むことができ広い水域での浮遊物回収が可能となる。また、カーテンーウォール4下部に散気管6を設け、気体を噴出して気泡がカーテンウォール4外側に上昇するようにすれば、水中の浮遊物を前記開口2a付近まで浮上させて、浮環2外側の浮遊物をより多く内側に取り込むことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、溜め池や湖沼等の水池の水面に浮遊するアオコ等の浮遊物を、水面から回収除去する浮遊物回収装置、及びその回収方法に関するものである。
富栄養化した水池では、アオコ等の藻類が繁殖し易い環境にあると言われている。これらは、水面を緑色に染めて景観を悪くするだけでなく、強烈な悪臭を放ち、大きな環境問題となっている。
このアオコ等浮遊物を回収するための装置として、例えば、図8に示すものがある。この回収装置は、浮遊物を含む水を吸引する吸水口1aを有するポンプ1を、フロート10により、浮遊物が多く分布する水面近くに浮かばせ、そのポンプ1を取り囲んで水面近くに浮かぶ環状のフロート(浮環2)を設けて、その浮環2にカーテンウォール4を吊るす。その浮環2の水面付近内周に沿って配管7を配設し、その配管7の適宜の位置に設けた噴出口からポンプ1へ向かって水を噴出するようにする。一般的にアオコ等の浮遊物は、水中全体に分布しているが、比較的水面付近に位置する量が多いため、前記浮環2及びカーテンウォール4を水面近くに設けることにより、浮環2内側の浮遊物が浮環2外側へ流出しないようにしている。また、この噴出水によって、水面付近に水流が生じて、浮環2内側に位置する浮遊物がポンプ1に向かって移動する。このため、ポンプ1は、その近傍のみならず浮環2内側全体に亘って効率よく浮遊物を含んだ水を回収できるようになっている。
このポンプ1により吸引された浮遊物を含んだ水は、接続されたホース11を通じて台船S等に設けた処理装置に送られて、浮遊物を分離するなどの処理が施される(特許文献1参照)。
また、他の回収装置として、例えば、浮遊物を含む水を吸引するポンプを水面近くに浮かばせ、そのポンプには、放射状に突出する支持部材を水面上に回転可能に設け、その支持部材を介して装置本体を囲む複数の翼部を備えた回転翼を設けたものがある。その回転翼には、ポンプに連通された吸水口が取り付けられ、支持部材、及び回転翼をポンプを中心に水面上を回転させながらそのポンプを作動させる。前記吸水口が水面上を移動しながら、浮遊物を含む水を吸引することにより、設定された水域内の水面近くにおいて、前記ポンプ1へ向かう渦流を広い範囲に発生させる。この渦流により浮遊物を流動させるので、広い水域に亘って大量の浮遊物を回収することができるようになっている(特許文献2参照)。
特開平7−274661号公報 特開2000−303438号公報
特許文献1に記載のアオコ回収装置では、ポンプ1を囲むように浮環2、及びカーテンウォール4を水面近くに設けて、浮環2内側の浮遊物が外側へ逃げないようにしているので、その浮環2、及びカーテンウォール4を挟んで内外間には、水面付近において水流が発生しなくなる。このため、浮環2外側の水面付近の浮遊物は、ポンプ1により吸引、回収することができない。そこで、前記浮環2で囲む範囲を越えて、さらに広い水域に亘って浮遊物を回収する場合には、この回収装置全体を、クレーン等で吊り上げながら目標となる場所へきめ細かく移動して作業を進める必要がある。
また、特許文献2に記載の回収装置は、より広い水域の浮遊物を回収できる利点をもつが、翼部を複数設けてそれらを回転させる機構を必要とするため、回流を発生させるための装置の構成が複雑である。
そこで、この発明は、装置の構成が簡単で、アオコ等浮遊物の回収を広い水域で確実に行うことができる浮遊物回収装置とすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、水池に浮遊し、ポンプに連通する取水部の周囲を囲むように浮環を設け、浮環内の浮遊物を含む水を前記ポンプにより吸引して処理装置へ移送する浮遊物回収装置において、前記浮環の全周にその下面から前記水池の底面に至るカーテンウォールを設け、そのカーテンウォールの上部、又は前記浮環の水中に位置する部分に開口を形成したのである。
ポンプを駆動することにより浮遊物及び水を吸引すると、この浮環内側の水域は、水面から水底に至るまでカーテンウォールで仕切られているので、その水の吸引に伴い浮環内側の水位が低下する。このとき、その水量低下を補うように、前記カーテンウォール又は浮環の開口を介して、浮環外側の浮遊物及び水が浮環内側へ流入する。その水の流入とともに、水面付近に多く分布する浮遊物が、浮環外側から浮環内側へ取り込まれるので、回収装置を移動させることなく、広い水域での浮遊物回収が可能となる。
また、前記カーテンウォールに散気管を設け、その散気管から気体を噴出して、水面に向かって気泡を上昇させるようにすれば、水中の浮遊物が気泡に取り込まれて、その気泡とともに浮遊物が水面近くにまで上昇する。この上昇により、水中に分布する浮遊物が、前記ポンプに導かれやすくなるので、より水深の深い部分の浮遊物を回収しやすくなる。
このとき、前記散気管をカーテンウォール下部に設け、そのカーテンウォールの外側に向かって気体を噴出するようにすれば、その噴出により発生した気泡が、浮環外側のより広い範囲で水中深くに位置する浮遊物を水面付近に導き、前記開口を介して浮環内側に流入する水流に乗せて、浮環内側に取り込ませることができるので、より広範囲の浮遊物回収が可能となる。
その浮環に、取水部へ向かう水流を発生させる水流発生手段を設け、その水流発生手段を、前記浮環に沿って周回りに配設すれば、浮環から取水部へ向かう水流が強くなって、より効率的に浮遊物を回収し得る。
さらに、所定の水域内において、前記回収装置により浮遊物を含む水を回収後、浮遊物を取り除いた処理水を、浮遊物回収装置に向けて放流するようにする浮遊物回収方法によれば、水域内の浮遊物を装置本体へ向かって寄せることができるので、より広域な水域での浮遊物回収が可能となる。
本発明は、以上のようにしたので、回収装置の構成が簡単で、アオコ等浮遊物の回収を広い水域で確実に行うことができる。
一実施形態を図1乃至図4に示し、この実施形態の浮遊物回収装置は、吸水口1aを有し、溜め池や湖沼等の水池の水面に浮かびポンプに連通する取水部1と、その周囲を取り囲むように水面に浮かぶ浮環2とを有し、その浮環2から取水部1に向かって水を噴出することにより浮遊物を取水部1に向かって移動させやすくするとともに、ポンプの駆動により浮遊物を水とともに吸引して、処理装置へ移送する浮遊物回収装置である。
図1に示すように、吸水口1aを水面近傍に有する取水部1が、フロート10の浮力により水面に浮かんでいる。その取水部1の吸水口1aの縁と、周囲を取り囲む浮環2とが、適宜の位置でロープ3により連結されているので、取水部1は、浮環2に対して上下動自在に支持されて、常に浮環2に対してほぼ中央部に動かないよう維持されるようになっている。
その取水部1は、図1に示すように、モータ1cで駆動する攪拌羽根1bを内部に設けたものであり、その取水部1と岸辺、又は回収船に設置した処理装置13へ、ポンプを介してホース11により連通する。ポンプによる吸引に際し、この攪拌羽根1bが回転することにより、水面に位置する浮遊物が攪拌されて水中に取り込まれやすくなるので、取水部1からの浮遊物の回収がスムースになる。但し、前記ポンプは、前記取水部1と一体的に設けてもよい。
浮環2には、水流発生手段として、岸辺、又は回収船Sからコンプレッサ等により供給された気体が流れる配管7を、その浮環2に沿って周回りに配設しており、その適宜の位置から浮環2内側の取水部1の方向へ向かって噴出口7aが設けられている。この噴出口7aから気体が噴出することにより、浮環2内にポンプ1に向かう水流が発生するので、浮環2内側に存在する浮遊物がポンプ1に向かって移動しやすくなる。このため、ポンプは、その取水部1近傍のみならず、取水部1から離れた場所にある浮遊物も吸引して回収し得る。
このとき、浮環2中央部の取水部1に浮遊物が効率的に集まるようにするため、噴出口7aの取り付け位置は、取水部1を挟んで対称とし、それぞれの噴出力を均等にして、水流が取水部1を挟んで平衡になるようにすることが望ましい。また、その噴出口7aは、図1に示すように、水平方向よりもやや下向きに配設して、噴出された気体が水面にあたるようにすることが望ましい。
この配管7及び噴出口7aは、浮遊物回収装置の浮環2が小型でその囲まれる水域が小さい場合には、ポンプの吸引力が浮環2内全体に及びやすいので省略することもできる。また、浮環2が大型でその囲まれる水域が大きい場合は、浮環2内の浮遊物を取水部1へ向かって効率的に集めるため、配管7を設けることが望ましい。
浮環2は、その材質を発泡スチロール製などそれ自体が水に浮く材質のものとし、その浮環2の水中に沈んだ部分において、浮環2内側と外側とを貫通する開口2aを設けている。
また、その浮環2には、その全周に亘って、浮環2の下面から水池の底面Gに至るカーテンウォール4を、その浮環2下面とカーテンウォール4の上端とを密着させて吊し、そのカーテンウォール4の下端部に、重り5を取り付けて、カーテンウォール4の下端部が、全周に亘って底面Gに接するようにしている。
図3(a)は,図2のA−A断面図、図3(b)は図2のB−B矢視図であり、浮環2に、カーテンウォール4が吊り下げられている状況を示す。配管7等は、図示を省略している。カーテンウォール4は、ビニールのように遮水性と伸縮性を兼ね備え、図3(a)の鎖線から実線に示すように撓んでも底面Gへの接地が維持されるものが最良である。
そのカーテンウォール4下端部には、散気管6を配設しており、その散気管6には、岸辺、又は回収船Sから空気が供給されている。図1及び図3、図4に示す重り5は、前記散気管6を兼ねたものであり、その重り5の内部に中空の管部(図示せず)を配設して、その管部の所定の箇所で、岸辺、又は回収船Sに設けたコンプレッサ等の供給手段に連通している。その供給手段から供給された空気がその散気管6を流れ、前記カーテンウォール4下端部において、その周回りの適宜の位置に設けた散気口6aから噴出されるようになっている。
この浮遊物回収装置を使用する際には、装置を水面に浮かべた後、ポンプを作動し、動力線12を介してモータ1cを駆動して、攪拌羽根1bを回転させる。ポンプの動作とともに、浮環2内部の水は、吸水口1aから浮遊物とともに吸引される。ホース11は、取水部1と前記処理装置13とを連結しているので、吸引された浮遊物及び水は、ホース11を介して処理装置13に移送され、その後、処理装置13において、浮遊物が分離、処理される。
このとき、カーテンウォール4は、その下端部が、図3に示すように、重り5により底面Gに接しており、水面近傍に設けた前記開口2aを除いて浮環2内外を遮断している。このため、吸水口1aから水等を吸引して処理装置13に移送することにより、浮環2内の水量が減少するので、前記開口2aを介して浮環2外側の水が浮環2内側へ向かって流入する。この流入箇所が水面付近の開口2aに限られるため、ある程度の流速を有する水流が発生する。このため、浮環2外側の浮遊物を付近に滞留させることなく、浮環2内側へ効率よく取り込むことができる。
また、前記カーテンウォール4下端部の散気口6aから気体が噴出しているので、図1に示す矢印のように、気泡が前記浮環2の外周部へ、底面G付近から水面へ向かって上昇する。この気泡の通過により、浮環2外側において、水面から離れた水中に漂う浮遊物が、その気泡に取り込まれながら、その気泡とともに上昇し、水面付近で浮環2内側に向かう水流に乗せられる。このため、浮環2外周部の前記開口2a付近に、水中から移動してきた浮遊物が集まるので、効果的に浮環2内側へ浮遊物を流入させることができる。
浮環2外側から内側へ向かって、継続して浮遊物を含んだ水が流入するので、この回収装置によれば、装置を移動させることなく、連続運転で多量の水を吸引して、充分に広い水域の浮遊物回収が可能である。
なお、前記開口2aの大きさ、数、間隔は、その開口2aを介して行き来する水流の容量に合わせて自由に設定可能である。
また、前記開口2aの態様として、図4(a)に示すように、多数の浮材2bを芯材2cを介して順に接続して環状に連結し、浮環2を構成したものであって、その隣接する浮材2bと浮材2bとの隙間をもって前記開口2aとした構成も採用し得る。この構成においては、図4(b)に示すように、カーテンウォール4を浮環2に吊す際に、隣接する浮材2bと浮材2bとの間に隙間があるため、この部分に開口2aが形成される。なお、図4(b)では、配管7等の図示を省略している。そのほか、図5に示すように、カーテンウォール4を浮環2に紐4aを介して吊すことにより、カーテンウォール4上端部の、水面付近に位置する部分に開口2aを設けるようにした構成を採用してもよい。
図6(a)及び図6(b)は、一定の閉鎖水域において、本実施形態の浮遊物回収装置を用いた、浮遊物回収方法の実施例を示している。処理装置13により浮遊物と分離された処理水は、処理水管8から矢印の方向、即ち、回収装置の方向へ放流される。ポンプの吸引作用と合わせて、より広い水域の浮遊物を吸水口1aに送り込めるので、特許文献2に記載のように、浮遊物の回収水域の範囲に合わせて装置の大きさ、及び吸引力を選定する必要が無い。また、浮遊物の滞留し易い箇所に前記処理水管8を設置することにより、回収装置から比較的離れた場所の浮遊物であっても、効果的に回収が可能である。
更に、回収装置一組では回収の容量、能力が及ばないような、さらに広い水域を対象とする場合には、図7に示すように、水域を、仕切り線9に示される一台で回収が可能なスペースに分割し、回収装置を各々のスペースに移動させながら、同じ処理をしていくことが望ましい。この移動に際し、浮遊物は、前記開口2aを通じて常に浮環2内に流入するため、特許文献1に記載のように、浮遊物回収装置全体を吊り上げて移動させる必要はなく、水面に浮かべた状態のまま牽引して移動すればよい。このため、広い水域を対象とする回収作業においても、効率的に作業を進めることができる。
なお、この実施形態では、配管7へは気体を流入させて、噴出口7aから取水部1に向かってその気体を噴出させたが、この実施形態には限定されず、配管7に水などの液体を流入させてもよい。また、他の水流発生手段として、前記浮環2に沿って、プロペラのような回転翼を、水面近傍の水中や水面上又はその両者に跨がって配設し、その回転翼を電気等により駆動させて回転させることにより、浮環2中央の取水部1に向かう水流を発生させるようにしてもよい。
また、この実施形態では、散気管6は、重り5内部に設けられて、散気管6の機能と重り5の機能を兼ね備えたものであったが、散気管6は、この重り5とは別に設けるようにしてもよい。例えば、カーテンウォール4下端部にチェーン等の固定手段を用いて、散気管6を取り付けるようにしてもよい。また、前記重り5は必ずしもカーテンウォール4全周に設ける必要はなく、カーテンウォール4下端が、水池の底面Gにできる限り接する状態にある限りにおいて、その重量、数量、連続・不連続の別、間隔は自由である。
なお、カーテンウォール4は、その下端が、水池の底面Gにその全周に亘って接して、そのカーテンウォール4内外の水域を完全に遮断するものであれば、前記開口2aへの水流が増えるので浮遊物の回収効率の観点から望ましいが、必ずしも、完全に遮断するものでなくてもよく、カーテンウォール4下端と底面Gとの間に幾分隙間を有するものであっても、開口2aの効果は維持され得る。
さらに、前記散気口6aからの気体の噴出は、カーテンウォール4の外側にむかって噴出させたが、浮環2内側において、前記気泡により浮遊物を水面付近に集積する効果を望む場合には、カーテンウォール4の内側に向かって噴出させるようにしてもよい。
なお、前記配管7への気体等の供給、及び前記散気管6への気体の供給は、この実施形態のように、岸辺や回収船Sから供給を受けるようにしてもよいが、浮環2にコンプレッサ等を配置して、そのコンプレッサ等と連通させて供給するようにしてもよい。
一実施形態の装置の構成を示す断面図 図1の平面図 同実施形態の装置の構成を示す詳細図で、(a)は図2のA−A断面図、(b)は図2のB方向からの矢視図 他の実施形態の詳細図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB方向からの矢視図 他の実施形態の詳細図 浮遊物回収装置を用いた回収方法の実施例を示す平面図 浮遊物回収装置を用いた回収方法の実施例を示す平面図 従来例の断面図
符号の説明
1 取水部(ポンプ)
2 浮環
2a 開口
3 ロープ
4 カーテンウォール
5 重り
6 散気管
6a 散気口
7 配管
7a 噴出口
8 処理水管
9 仕切り線
10 フロート
11 ホース
12 動力線
13 処理装置

Claims (5)

  1. 水池に浮遊し、ポンプに連通する取水部1の周囲を囲むように浮環2を設け、浮環2内の浮遊物を含む水を前記ポンプ1により吸引して処理装置へ移送する浮遊物回収装置において、
    前記浮環2の全周にその下面から前記水池の底面Gに至るカーテンウォール4を設け、そのカーテンウォール4の上部、又は、浮環2の水中に位置する部分に開口4aを形成したことを特徴とする浮遊物回収装置。
  2. 前記カーテンウォール4に散気管6を設け、その散気管6から気体を噴出して、水面に向かって気泡を上昇させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の浮遊物回収装置。
  3. 前記散気管6は、カーテンウォール4下部に設けられ、そのカーテンウォール4の外側に向かって気体を噴出するものとしたことを特徴とする請求項2に記載の浮遊物回収装置。
  4. 前記浮環2に、取水部1へ向かう水流を発生させる水流発生手段を設け、その水流発生手段は、前記浮環2に沿って周回りに配設されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の浮遊物回収装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の浮遊物回収装置を使用する浮遊物の回収方法であって、前記回収装置により回収後、浮遊物を取り除いた処理水を、前記浮遊物回収装置へ向かって放流して、水域の浮遊物を浮遊物回収装置へ寄せることを特徴とする浮遊物回収方法。
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