JPH08108198A - 浄化用フロート噴水 - Google Patents

浄化用フロート噴水

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JPH08108198A
JPH08108198A JP24447094A JP24447094A JPH08108198A JP H08108198 A JPH08108198 A JP H08108198A JP 24447094 A JP24447094 A JP 24447094A JP 24447094 A JP24447094 A JP 24447094A JP H08108198 A JPH08108198 A JP H08108198A
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JP
Japan
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water
casing
conduit
fountain
float
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Pending
Application number
JP24447094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Nagumo
勝 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Abstract

(57)【要約】 【構成】 浄化用フロート噴水11を構成するに際し、
噴水ノズル3を備えた水中ポンプ4をケーシング12の
内部に設け、適当な水深下に開口する導管14をケーシ
ング12底部に接続して設け、ケーシング12および導
管14をフロート5により浮遊させるようにする。導管
14は、水深に応じて伸縮自在に形成し、ケーシング1
2底部に着脱自在に接続する。 【効果】 循環させようとする深層部の水を吸い上げて
表層に散布することができ、表層から深層部に至る広い
範囲で水の循環を行って効果的に水質浄化できる。導管
を取り外すことによって、容易に曳航等を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水深の深い池や、湖等
の水の浄化を図るための浄化用フロート噴水に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水深の深い池や、湖等において
は、温度成層によって水面付近の表層に水温の高い水塊
が層をなして滞留し、アオコ等が発生して水源としての
水質が低下する問題があった。このため、池や湖等の水
を人工的に循環させるなどにより水の浄化を図ってい
る。この種の浄化用循環装置として、図2に示したよう
な浄化用フロート噴水がある。
【0003】図2において、浄化用フロート噴水1は湖
水等の水面上に配置するものであり、ケーシング2の内
部に噴水ノズル3を備えた水中ポンプ4を設け、ケーシ
ング2の周部にフロート5を配置している。
【0004】ケーシング2は、パンチングメタルなどの
通水性の素材によって上面が開放した円筒状に製作され
ており、その上部が水面上に露出するように設定されて
いる。
【0005】水中ポンプ4は、ケーシング2内の中央部
および周辺部に適当間隔で複数個配置されてそれぞれケ
ーシング2に固定されており、ケーシング2内において
吸込口6を下向きに開口させるとともに上部に上下方向
の吐出管7を設けている。そして、吐出管7の上端に、
1個または複数個の噴水ノズル3を備えた噴出部8を設
けており、ケーシング2の上部が水面上に露出した状態
において、噴水ノズル3が水面上に位置するようになっ
ている。9は、吸込口6に取り付けたフィルターであ
る。
【0006】フロート5は、水中ポンプ4を内部に設け
たケーシング2を浮遊状態に維持するものであり、ケー
シング2上部の外周面にケーシング2と同心状に設けら
れている。
【0007】このような浄化用フロート噴水1をフロー
ト5の浮力により湖水上に浮遊させて配置し、水中ポン
プ4を駆動する。これにより、浄化用フロート噴水1の
付近の湖水が通水性のケーシング2を通過して吸込口6
より水中ポンプ4の内部へ吸い込まれ、吐出管7を経て
噴出部8に達し、噴水ノズル3より上方へ種々の角度で
噴出される。
【0008】このとき、ケーシング2上部の外周面にフ
ロート5が設けられているので、湖水に対してはケーシ
ング2の下部および下面のみが開放されており、ケーシ
ング2の下部および下面近傍の湖水が水中ポンプ4に吸
引されて水面上に噴出される。この結果、水面付近の湖
水は下向流となって下降し、浄化用フロート噴水1の付
近に旋回流が形成されて湖水の循環が行われ、水質悪化
の防止ないしは水質の改善がなされる。噴水ノズル3よ
り上方へ噴出された湖水は空気を含んで湖に落下するの
で、これによっても水質悪化の防止ないしは水質の改善
がなされる。
【0009】浄化用フロート噴水1はフロート5に支持
されて浮遊状態にあるので、任意の位置へ容易に移動可
能である。水中のゴミ等は湖水がケーシング2を通過す
る際およびフィルター9により除去され、水中ポンプ4
の詰まりは防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の浄化用フロート噴水では、水の循環はごく表層
でのみ行われることになり、循環範囲が限られているた
め水質浄化が十分行われないという問題がある。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、水の
循環範囲を拡大して効果的に水質浄化できる浄化用フロ
ート噴水を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の浄化用フロート噴水は、上面が開放すると
ともに底部に取水口を有して水面付近に配置されるケー
シングと、ケーシングの内部に設けられてケーシング内
に吸込口を開口させるとともに水面上に噴水部を位置さ
せた水中ポンプと、前記ケーシング底部の取水口に上端
側が接続し下端開口が適当な水深下に開口する導管と、
ケーシングおよび導管を支持するフロートとを備え、前
記導管は、水深に応じて伸縮自在に形成し、前記取水口
に着脱自在に接続したものである。
【0013】
【作用】上記構成により、循環させようとする水の水深
に応じ、取水口から導管を取り外して適当長さに調整
し、この導管を取水口に取り付けることによって、適当
な水深下に設置された下端開口から水を吸い上げて噴水
部よりケーシングの上方へ噴出させることができる。し
たがって、循環させようとする深層部の水が吸い上げら
れて表層に散布されることになり、表層から深層部に至
る広い範囲で水の循環が行われて効果的な水質浄化がな
される。このとき、深層部の低温の水が散布されること
で表層部の水の温度が低下されるので、アオコ等の発生
も抑制される。浄化用フロート噴水を設置する際は、導
管を短くしたりあるいは取り外せば曳航等に有利であ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の浄化用フロート噴
水を図1を参照しながら説明する。この実施例の浄化用
フロート噴水は図2を用いて説明した従来のものとほぼ
同じなので、同じ作用を有する部材に同じ符号を付して
説明を省略する。
【0015】この実施例の浄化用フロート噴水11が従
来のものと異なるのは、ケーシング12を通水性のない
素材によって上面が開放するとともに底部中央に取水口
13を設けた形状に製作し、この取水口13に接続して
導管14を設けた点である。導管14は、入れ子状の管
15,16,17によって伸縮自在に形成するととも
に、管15の上端部に形成したフランジ15aを取水口
13縁部にケーシング12内より載置してボルト等によ
り固定しており、ケーシング12の内部より着脱自在で
ある。
【0016】以下、上記構成による作用を説明する。ケ
ーシング12内より作業を行って取水口13上の水中ポ
ンプ4を取り外し、次いで取水口13から導管14を取
り外して、導管14を取り外した状態の浄化用フロート
噴水11を任意の設置位置たとえばアオコ等が多く発生
している位置まで曳航する。そして、設置位置におい
て、循環させようとする水深下に下端開口14aが位置
するような適当長さに導管14を調整し、ケーシング1
2内より作業を行って導管14を取水口13に取り付
け、その後、水中ポンプ4を元の位置に取り付ける。そ
して、浄化用フロート噴水11が水上に浮遊する状態に
おいて、水中ポンプ4を駆動させる。
【0017】すると、導管14の下端開口14aより深
層部の湖水が吸い上げられて取水口13からケーシング
12の内部に流入し、流入した湖水はフィルター9を通
って吸込口6から水中ポンプ4の本体内に吸引され、吐
出管7を経て噴出部8に達して、噴水ノズル3よりケー
シング12の上方へ種々の角度で噴出される。
【0018】このとき、深層部の湖水が吸い上げられる
に伴い水面付近の湖水が下向流となって下降し、表層か
ら深層部に至る広い範囲で水の循環が行われる。この結
果、温度成層の形成が防止されて効果的に水質浄化がな
されるとともに、深層部の低温の水が散布されることで
表層の水の温度が低下されることになり、アオコ等の発
生も抑制される。噴水ノズル3より上方へ噴出された湖
水は、空気を含んで湖に落下するので水質浄化に有用で
あるだけでなく、景観の美的向上にもつながる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、噴水ノズ
ルを備えた水中ポンプをケーシングの内部に設け、伸縮
自在に形成した導管を着脱可能にケーシング底部に設
け、ケーシングおよび導管をフロートにより浮遊させる
ようにした。これにより、導管を取り外したりあるいは
短くした状態として設置場所まで曳航し、設置場所にお
いて湖水の深さに応じた長さに導管を調整して、適当な
水深下にある深層部の水を吸い上げて表層に散布するこ
とができ、表層から深層部に至る広い範囲で水を循環さ
せて効果的に水質浄化を行うことができる。このとき、
深層部の低温の水が散布されて表層部の水の温度が低下
されるので、アオコ等の発生も抑制できる。また、噴水
ノズルから上方へ噴出される水は、空気を含んで湖に落
下するので水質浄化に有用であるだけでなく、景観の美
的向上にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の浄化用フロート噴水の全体
構成を示した説明図である。
【図2】従来例の浄化用フロート噴水の全体構成を示し
た説明図である。
【符号の説明】
3 噴水ノズル 4 水中ポンプ 5 フロート 6 吸込口 8 噴出部 11 浄化用フロート噴水 12 ケーシング 13 取水口 14 導管 14a 下端開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放するとともに底部に取水口を
    有して水面付近に配置されるケーシングと、ケーシング
    の内部に設けられてケーシング内に吸込口を開口させる
    とともに水面上に噴水部を位置させた水中ポンプと、前
    記ケーシング底部の取水口に上端側が接続し下端開口が
    適当な水深下に開口する導管と、ケーシングおよび導管
    を支持するフロートとを備え、前記導管は、水深に応じ
    て伸縮自在に形成し、前記取水口に着脱自在に接続した
    ことを特徴とする浄化用フロート噴水。
JP24447094A 1994-10-11 1994-10-11 浄化用フロート噴水 Pending JPH08108198A (ja)

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