JP3162151B2 - 撮影レンズ - Google Patents

撮影レンズ

Info

Publication number
JP3162151B2
JP3162151B2 JP04826492A JP4826492A JP3162151B2 JP 3162151 B2 JP3162151 B2 JP 3162151B2 JP 04826492 A JP04826492 A JP 04826492A JP 4826492 A JP4826492 A JP 4826492A JP 3162151 B2 JP3162151 B2 JP 3162151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
plastic
curvature
triplet
plastic lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04826492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05249372A (ja
Inventor
石井敦次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP04826492A priority Critical patent/JP3162151B2/ja
Publication of JPH05249372A publication Critical patent/JPH05249372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3162151B2 publication Critical patent/JP3162151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラの撮影レンズに
関し、特に、物体側に配置したレンズを交換することに
よりフォーカシングをする撮影レンズに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、小型のレンズシャッターカメラや
CCDカメラ等においては、急速に低価格化が進んでお
り、それに伴って、これらカメラに使用される撮影レン
ズ系の低コスト化も強く望まれている。
【0003】従来、これらのカメラでは、フォーカシン
グは、撮影レンズの一部又は全部を光軸に沿って移動さ
せることによって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
カシングを上記のような光軸方向の移動によって行う場
合、鏡枠構造が二重化して複雑になる上に、フォーカシ
ング時に移動するレンズ群に要求される位置精度も厳し
くなり、コスト高につながりがちである。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、撮影レンズにおいて、フォー
カシングのためにレンズ系の一部を交換する方式を採用
して、フォーカシング機構を単純にして低コスト化を図
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の撮影レンズは、最も物体側に、物体側に凹面を向け
たメニスカス形状のプラスチックレンズを有し、被写体
距離によって、前記プラスチックレンズを、これと一体
に成形され、曲率の異なる別の物体側に凹面を向けたメ
ニスカス形状のプラスチックレンズと切り換えることに
よって焦点合わせを行うようにし、かつ、前記プラスチ
ックレンズの双方が下記条件式を満足することを特徴と
するものである。 0.8<R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }<1 ・・・(1) R1 /f<−0.5 ・・・(2) ここで、R1 はプラスチックレンズの物体側の面の曲率
半径、d1 はプラスチックレンズの肉厚、n1 はプラス
チックレンズの屈折率、fは全系の焦点距離である。こ
の場合、プラスチックレンズの像面側に下記条件を満足
するトリプレットレンズを配置することができる。 0.4<|R4 |/R3 <1.1 ・・・(3) 1.75<n2 ,n4 ・・・(4) 0.7<|R5 |/|R4 |<1.6 ・・・(5) ここで、R3 、R4 はそれぞれトリプレットの最も物体
側のレンズの物体側の面と像側の面の曲率半径、R5
トリプレット中の負レンズの物体側の面の曲率半径、n
2 、n4 はそれぞれトリプレットの物体側の正レンズと
像側の正レンズの屈折率である。
【0007】
【作用】以下、本発明の構成を採用する理由と作用につ
いて説明する。本発明では、撮影レンズの最も物体側
に、一体成形された2種類以上の物体側に凹面を向けた
メニスカス形状のプラスチックレンズを切り換えられる
ように配置し、被写体距離に応じてこれらを切り換える
ことによってフォーカシングを行っている。図1、図2
はこれらプラスチックレンズの配置の例を示す斜視図で
ある。図1においては、撮影レンズ本体1としてトリプ
レットレンズを用い、このレンズ1により撮像素子5上
に被写体の像を結像させるもので、撮影レンズ本体1の
物体側に、遠距離撮影用のプラスチックレンズ2と中間
距離用のプラスチックレンズ3と近距離用のプラスチッ
クレンズ4とが一体に取り付けられ、交換可能になって
いる。図1の場合は、これらレンズ2〜4はターレット
状に配置され、この円盤を回転することにより交換さ
れ、図2の場合は、レンズ2〜4は1枚のプレート上に
並べられ、このプレートを光軸に垂直に直線的に移動す
ることにより交換される。
【0008】上記のように、最も物体側のレンズ1枚を
切り換えてフォーカシングを行う場合、切り換えるレン
ズのパワーの差は被写体距離によって決定されるが、レ
ンズ全系のパワーに比較すると、比較的弱いものである
ので、切り換えレンズ自体もパワーの比較的弱いもので
構成することが可能であり、そのため、その材質にプラ
スチックを用いても、温度変化による影響は少ない。そ
こで、これら数種類の切り換えレンズを一体成形のプラ
スチックレンズとすることにより、部品点数も少なく、
フォーカシングのための機械的構成も簡単になり、コス
ト低減を図ることができる。
【0009】さらに、以下に示すように、これらフォー
カシング用切り換えレンズにより、レンズ系全体の結像
性能を向上させることができる。
【0010】一般に、ある程度以上の画角を有する撮影
レンズを最少限の枚数で構成しようとすると、ペッツバ
ール和の増大に伴う像面湾曲が問題となる。レンズ系の
低コスト化のために構成枚数を削減したときに発生する
像面湾曲を補正するため、本発明では、上記のプラスチ
ックレンズを、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の
ものとし、それより後のレンズ系に入射するマージナル
光線高を高くすることによって、ペッツバール和の補正
を行っている。このため、上記プラスチックレンズにつ
いて、次式を満足するようにすることが望ましい。
【0011】 0.8<R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }<1 ・・・(1) R1 /f<−0.5 ・・・(2) ここで、R1 :プラスチックレンズの物体側の面の曲率
半径、 d1 :プラスチックレンズの肉厚、 n1 :プラスチックレンズの屈折率、 f :全系の焦点距離、 である。
【0012】上記条件式(1)は、前記プラスチックレ
ンズの物体側の面における軸上マージナル光線高を像側
の面におけるそれで割った値を規定したものであり、そ
の下限を越えると、物体側の面の曲率が大きくなりすぎ
て非点収差の発生が大きくなるか、又は、肉厚が大きく
なりすぎて、物体側の面を通過する周辺の光線高が高く
なってレンズ系の大型化を招く等して好ましくない。ま
た、上記条件式(2)は、前記プラスチックレンズの物
体側の曲率半径について規定したもので、その上限を越
えると、凹面の曲率が大きくなりすぎて、この面で発生
する非点収差が大きくなりすぎ、好ましくない。
【0013】本発明の実施例として、CCDカメラ用の
撮影レンズを後に記載したが、このような標準画角程度
のCCDカメラ用撮影レンズでは、レンズ枚数を3枚で
構成すると、前記のように像面湾曲が補正しきれないと
いう問題が残ることが多い。本発明では、プラスチック
レンズに前記のように像面湾曲を補正する役割を持たせ
ることによって、それ以降の構成を正、負、正の3枚、
つまり、トリプレットで構成することができる。また、
このような構成とした場合、プラスチックレンズよりも
像面側のいわゆるトリプレットレンズについて、次の条
件式を満足するようにすることが望ましい。
【0014】 0.4<|R4 |/R3 <1.1 ・・・(3) 1.75<n2 ,n4 ・・・(4) 0.7<|R5 |/|R4 |<1.6 ・・・(5) ここで、R3 、R4 はそれぞれトリプレットの最も物体
側のレンズの物体側の面と像側の面の曲率半径、R5
トリプレット中の負レンズの物体側の面の曲率半径、n
2 、n4 はそれぞれトリプレットの物体側の正レンズと
像側の正レンズの屈折率である。
【0015】上記条件式(3)は、トリプレットの最も
物体側の正レンズの曲率半径に関するもので、その下限
を越えると、ペッツバール和が増大しすぎ、その上限を
越えると、非点収差やコマフレアの補正が十分でなくな
る。また、条件式(4)は、トリプレット中の正レンズ
の材質の屈折率に関するもので、その下限を越えて屈折
率が小さくなると、ペッツバール和が増大する。さら
に、条件式(5)は、トリプレットの最も物体側の正レ
ンズの像側の面と負レンズの物体側の面の曲率半径の関
係について規定したもので、その上限を越えても、下限
を越えても、球面収差やコマ収差の補正が困難になる。
【0016】また、本発明のレンズ系では、プラスチッ
クレンズの片面又は両面を非球面とすれば、非点収差に
よる像面湾曲をより良好に補正することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の撮影レンズの実施例1〜4に
ついて説明する。各実施例のレンズデータは後記する
が、図3に実施例1において遠距離用のプラスチックレ
ンズに切り換えた場合のレンズ断面を示す。中間距離時
及び近距離時に切り換えた場合もほぼ同様の形状であ
り、また、他の実施例2〜4もほぼ同様の形状であるの
で、図示は省く。
【0018】構成レンズの形状については、フォーカシ
ングのために切り換え可能なプラスチックレンズの第1
レンズL1は、実施例1、3、4の場合は、何れの撮影
距離用にも物体側に凹面を向けた弱いパワーの負メニス
カスレンズであり、実施例2の場合は、何れの撮影距離
用にも物体側に凹面を向けた弱いパワーの正メニスカス
レンズであり、絞りを挟んで、何れの実施例も、第2レ
ンズL2は両凸レンズ、第3レンズL3は両凹レンズ、
第4レンズL4は物体側に凹面を向けた正メニスカスレ
ンズである。
【0019】非球面については、実施例1、3の場合
は、何れの撮影距離用にも第1レンズL1の物体側の面
1面に用いており、実施例2の場合は、何れの撮影距離
用にも第1レンズL1の両面2面に用いている。実施例
4においては、非球面は使用されていない。
【0020】以下の実施例1〜4のレンズデータにおい
て、記号は、上記の外、fは全系の焦点距離、FNOはF
ナンバー、2ωは画角、r1 、r2 …は各レンズ面の曲
率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、n
d2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レン
ズのアッベ数である。また、非球面形状は、光軸方向を
x、光軸に直交する方向をyとした時、次の式で表され
る。x=(y2/r)/[1+{1-P( y2/r2)}1/2 ]+A4
4 +A66 +A88ただし、rは近軸曲率半径、Pは
円錐係数、A4、A6、A8は非球面係数である。
【0021】実施例1 f =6.9983 FNO=4.00 2ω=48.5° 〔遠距離時:撮影距離∞〕 r1 = -25.8526(非球面)d1 = 2.5175 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -38.0345 d2 = 1.4995 r3 = ∞(絞り) d3 = 0.1000 r4 = 4.4444 d4 = 3.2919 nd2 =1.83481 νd2 =42.72 r5 = -2.4258 d5 = 0.0580 r6 = -2.1080 d6 = 0.7034 nd3 =1.67270 νd3 =32.10 r7 = 3.4396 d7 = 0.6245 r8 = -109.3535 d8 = 3.1557 nd4 =1.83481 νd4 =42.72 r9 = -6.4594 非球面係数 第1面 P= 1 A4=-0.14679×10-2 A6= 0.49093×10-3 A8=-0.61938×10-4 |R4 |/R3 =0.55 R1 /f=-3.69 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.97 〔中間距離時:撮影距離約30cm〕 r1 = -22.0661(非球面)d1 = 2.6666 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -25.8873 d2 = 1.4995 (以下、遠距離時と同じ) 非球面係数 第1面 P= 1 A4=-0.16477×10-2 A6= 0.46200×10-3 A8=-0.49867×10-41 /f=-3.21 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.96 〔近距離時:撮影距離約18cm〕 r1 = -17.3216(非球面)d1 = 2.8775 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -18.6534 d2 = 1.4995 (以下、遠距離時と同じ) 非球面係数 第1面 P= 1 A4=-0.16288×10-2 A6= 0.41907×10-3 A8=-0.41935×10-41 /f=-2.57 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.95
【0022】実施例2 f =9.2983 FNO=3.50 2ω=48.5° 〔遠距離時:撮影距離∞〕 r1 = -14.7617(非球面)d1 = 4.1810 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -8.8978(非球面)d2 = 1.9897 r3 = ∞(絞り) d3 = 0.1000 r4 = 6.5552 d4 = 2.8821 nd2 =1.83481 νd2 =42.72 r5 = -3.6592 d5 = 0.0760 r6 = -3.2835 d6 = 0.7513 nd3 =1.67270 νd3 =32.10 r7 = 4.3350 d7 = 1.8418 r8 = -52.5414 d8 = 2.5650 nd4 =1.83481 νd4 =42.72 r9 = -9.5011 非球面係数 第1面 P= 1 A4=-0.81496×10-3 A6= 0.61083×10-4 A8=-0.91285×10-6 第2面 P= 1 A4= 0.20349×10-3 A6= 0.67969×10-4 A8= 0.45548×10-5 |R4 |/R3 =0.56 R1 /f=-1.58 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.91 〔近距離時:撮影距離約30cm〕 r1 = -14.4400(非球面)d1 = 4.2931 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -8.3986(非球面)d2 = 1.9897 (以下、遠距離時と同じ) 非球面係数 第1面 P= 1 A4=-0.94548×10-3 A6= 0.60192×10-4 A8=-0.69690×10-6 第2面 P= 1 A4= 0.18892×10-3 A6= 0.61947×10-4 A8= 0.45427×10-51 /f=-1.59 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.91
【0023】実施例3 f =7.0094 FNO=4.00 2ω=48.5° 〔遠距離時:撮影距離∞〕 r1 = -4.8668(非球面)d1 = 2.3464 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -9.1278 d2 = 1.6895 r3 = ∞(絞り) d3 = 0.1000 r4 = 3.9626 d4 = 3.5571 nd2 =1.77250 νd2 =49.66 r5 = -4.0040 d5 = 0.1768 r6 = -2.5753 d6 = 0.7405 nd3 =1.69895 νd3 =30.12 r7 = 5.1536 d7 = 0.6453 r8 = -13.1147 d8 = 1.7500 nd4 =1.83481 νd4 =42.72 r9 = -4.2623 非球面係数 第1面 P= 1 A4= 0.69824×10-3 A6= 0.53274×10-3 A8=-0.76668×10-4 |R4 |/R3 =1.01 R1 /f=-0.70 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.86 〔近距離時:撮影距離約30cm〕 r1 = -4.6376(非球面)d1 = 2.3965 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -8.2231 d2 = 1.6111 (以下、遠距離時と同じ) 非球面係数 第1面 P= 1 A4= 0.96211×10-3 A6= 0.50894×10-3 A8=-0.89362×10-41 /f=-0.67 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.85
【0024】実施例4 f =6.9992 FNO=4.00 2ω=48.5° 〔遠距離時:撮影距離∞〕 r1 = -6.0173 d1 = 2.5719 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -6.7674 d2 = 1.5000 r3 = ∞(絞り) d3 = 0.1000 r4 = 4.3731 d4 = 2.8816 nd2 =1.83481 νd2 =42.72 r5 = -2.7750 d5 = 0.0696 r6 = -2.3594 d6 = 0.7000 nd3 =1.72825 νd3 =28.46 r7 = 3.8826 d7 = 0.4550 r8 = -14.6693 d8 = 2.6116 nd4 =1.83481 νd4 =42.72 r9 = -5.4886 |R4 |/R3 =0.63 R1 /f=-0.86 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.88 〔近距離時:撮影距離約30cm〕 r1 = -5.1657 d1 = 2.0575 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -5.6464 d2 = 1.5000 (以下、遠距離時と同じ) R1 /f=-0.74 R1 1 /{R1 1 −(n1 −1)d1 }=0.88
【0025】上記実施例1の遠距離時(a)、中間距離
時(b)、近距離時(c)の球面収差、非点収差、歪曲
収差、倍率色収差を示す収差図を図4に、また、実施例
2〜4の遠距離時(a)、近距離時(b)の球面収差、
非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差図をそれぞ
れ図5〜7に示す。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、フォーカシング機構を低コスト化できると共
に、像面湾曲を良好に補正したコンパクトな撮影レンズ
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくプラスチックレンズの配置の1
例を示す斜視図である。
【図2】他のプラスチックレンズの配置の例を示す斜視
図である。
【図3】実施例1において遠距離用のプラスチックレン
ズに切り換えた場合のレンズ断面を示す図である。
【図4】実施例1の遠距離時(a)、中間距離時
(b)、近距離時(c)の球面収差、非点収差、歪曲収
差、倍率色収差を示す収差図である。
【図5】実施例2の遠距離時(a)、近距離時(b)の
球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す収差
図である。
【図6】実施例3の図5と同様な収差図である。
【図7】実施例4の図5と同様な収差図である。
【符号の説明】
1…撮影レンズ本体 2…遠距離撮影用のプラスチックレンズ 3…中間距離撮影用のプラスチックレンズ 4…近距離撮影用のプラスチックレンズ 5…撮像素子 L1…第1レンズ L2…第2レンズ L3…第3レンズ L4…第4レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最も物体側に、物体側に凹面を向けたメ
    ニスカス形状のプラスチックレンズを有し、被写体距離
    によって、前記プラスチックレンズを、これと一体に成
    形され、曲率の異なる別の物体側に凹面を向けたメニス
    カス形状のプラスチックレンズと切り換えることによっ
    て焦点合わせを行うようにし、かつ、前記プラスチック
    レンズの双方が下記条件式を満足することを特徴とする
    撮影レンズ。 0.8<R 1 1 /{R 1 1 −(n 1 −1)d 1 }<1 ・・・(1) 1 /f<−0.5 ・・・(2) ここで、R 1 はプラスチックレンズの物体側の面の曲率
    半径、d 1 はプラスチックレンズの肉厚、n 1 はプラス
    チックレンズの屈折率、fは全系の焦点距離である。
  2. 【請求項2】 前記プラスチックレンズの像面側に下記
    条件を満足するトリプレットレンズを配置したことを特
    徴とする請求項記載の撮影レンズ。 0.4<|R4 |/R3 <1.1 ・・・(3) 1.75<n2 ,n4 ・・・(4) 0.7<|R5 |/|R4 |<1.6 ・・・(5) ここで、R3 、R4 はそれぞれトリプレットの最も物体
    側のレンズの物体側の面と像側の面の曲率半径、R5
    トリプレット中の負レンズの物体側の面の曲率半径、n
    2 、n4 はそれぞれトリプレットの物体側の正レンズと
    像側の正レンズの屈折率である。
JP04826492A 1992-03-05 1992-03-05 撮影レンズ Expired - Fee Related JP3162151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04826492A JP3162151B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 撮影レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04826492A JP3162151B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 撮影レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05249372A JPH05249372A (ja) 1993-09-28
JP3162151B2 true JP3162151B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=12798580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04826492A Expired - Fee Related JP3162151B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 撮影レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3162151B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042834A (ja) * 2011-05-19 2014-03-13 Kaltenbach & Voigt Gmbh 医療用ハンドヘルド器具をクリーニングおよび維持するための、並びに、操作するための方法およびシステム

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3411565B1 (ja) * 2002-07-30 2003-06-03 マイルストーン株式会社 撮像レンズ
JP4658517B2 (ja) * 2003-05-30 2011-03-23 オリンパス株式会社 結像光学系及びそれを用いた電子機器
JP4766908B2 (ja) * 2005-04-14 2011-09-07 オリンパスイメージング株式会社 小型の撮影光学系を備えた電子撮像装置
JP4632706B2 (ja) * 2004-07-12 2011-02-16 オリンパス株式会社 撮像装置
TWI725283B (zh) 2018-01-22 2021-04-21 大立光電股份有限公司 電子裝置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042834A (ja) * 2011-05-19 2014-03-13 Kaltenbach & Voigt Gmbh 医療用ハンドヘルド器具をクリーニングおよび維持するための、並びに、操作するための方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05249372A (ja) 1993-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4898200B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US7280284B2 (en) Zoom lens
JP4534389B2 (ja) ズームレンズ
US7599123B2 (en) Zoom lens system, imaging apparatus and method for varying focal length
US7492526B2 (en) High zoom ratio zoom lens, optical apparatus using the same, and method for varying focal length
EP1837693B1 (en) Retrofocus lens system and image-taking device
US7199943B2 (en) Wide-angle zoom lens
JP2014102291A (ja) 広角レンズ、撮像レンズユニット、撮像装置および情報装置
JPH1039210A (ja) ズームレンズ
JP4931136B2 (ja) ズームレンズ
JP5777655B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2001318310A (ja) 単焦点レンズ
JPH0675192A (ja) 手ぶれ補正光学系
US5623371A (en) Macro lens system
JP3324802B2 (ja) 撮影レンズ
JP2003149545A (ja) フロントシャッタ方式の単焦点レンズ
JP3610160B2 (ja) 写真レンズ
JP3821330B2 (ja) ズームレンズ
JP3162151B2 (ja) 撮影レンズ
JP2572237B2 (ja) バックフォーカスの長い広角レンズ
JP4153710B2 (ja) 3群ズーム光学系
JP2966080B2 (ja) 前置絞りトリプレット型レンズ
JP3082997B2 (ja) 広角レンズ
US20230023567A1 (en) Optical system, optical apparatus and method for manufacturing the optical system
JP4027343B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010130

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees