JP3161730B2 - オリゴヌクレオチド合成の方法および手段 - Google Patents
オリゴヌクレオチド合成の方法および手段Info
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Description
し、さらに詳しくは、オリゴヌクレオチドの合成、脱保
護および精製をより容易かつ効果的にすることが可能
な、固体支持体への最初のヌクレオシドの結合のための
新規な改良方法に関する。
たはデオキシリボヌクレオシド(DNA)ホスフェートの
ポリ縮合によって構築されるポリマーである。合成オリ
ゴヌクレオチドの利用は、分子生物学の研究に革命をも
たらすことになったのである。合成オリゴヌクレオチド
の最も重要な応用には、DNA配列決定のためのプライマ
ー、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)におけるプライマ
ー、遺伝子の同定および/または単離のためのプロー
ブ、遺伝子合成のための構築ブロックとしての用途、さ
らにはアンチセンスオリゴヌクレオチドの形での抗ウイ
ルス性化合物としての可能性がある(引用文献1〜
3)。
モノマーの反復添加によって組み立てられる(引用文献
4)。Merrifieldによる固相合成法の導入(引用文献
5)以来、以下の要求が処理されてきた。すなわち、
(1)固体支持体は、用いられる溶媒に不溶であり、好
ましくはその中で膨潤するものであってはならない。
(2)固体支持体上の官能基は、最初のヌクレオシドを
再現性よく共有結合するものでなければならない。
(3)固体支持体は、合成および脱保護時に用いられる
すべての試剤に対して化学的に不活性でなければならな
い。
般的に使用されているものは、制御された多孔性ガラス
ビーズ(CPG)、シリカまたはポリスチレンビーズであ
る(引用文献4)。
シル官能基によりアルキルアミンスペーサーを介して支
持体に結合させられる。これは通常、保護されたヌクレ
オチド3′−コハク酸エステルを支持体に結合したアル
キルアミンと縮合させることによって行われる(図1参
照)。
(A,C,G,T)についての支持体が用いられることを意味
する。現在オリゴヌクレオチドの合成は、ほとんどが専
ら完全に自動化された装置、いわゆる「ジーンマシー
ン」を用いて行われている。
付加を、ホスホラミダイト法(引用文献6〜8)を用い
て行うのに必要な工程は、以下に記載するように通常用
いられる合成サイクルとして要約することができる(図
2参照)。他の方法は主として、リン酸残基の性質が異
なるもので、たとえばホスホトリエステル法(引用文献
11)、H−ホスホネート法(引用文献9〜10)がある。
ヒドロキシル基の脱保護。これは通常、支持体を有機溶
媒中ジまたはトリクロロ酢酸で処理することによって行
われる(DMTrの除去)。
ばテトラゾール)の存在下、適当に保護された新たに導
入するヌクレオシド(A,C,GまたはT)の3′−ホスホ
ラミダイト残基と反応させ、3′−5′−ホスファイト
トリエステルを形成させる。
ロックする(キャッピング)。
フェートトリエステルに酸化する。これは通常、ヨウ素
水溶液を作用させて行われる。
れるまで反復される。各サイクル間は、工程3において
カップリングのために用いられるヌクレオチドモノマー
のみが相違する。
上のカップリング効率が達成される。ポリマーに支持さ
れた反復合成に伴う固有の問題点は、合成時に使用され
る各種試剤に対する成長オリゴヌクレオチド鎖の安定性
である。とくに面倒な問題点はデオキシアデノシンの酸
で触媒された脱プリン化の問題であり(引用文献12)、
またそれほどでもないが、5′−保護基の除去時(脱ト
リチル化)におけるデオキシグアノシン単位の問題があ
る。この過程では複素環塩基とデオキシリボース単位間
の結合が切断される。
チドが固体支持体から切断される(引用文献1)。これ
は通常、濃アンモニア水溶液中、50〜60℃で数時間加熱
することによって行われる。この処理時に、鎖は脱プリ
ン化の場所で切断され、その結果、短い配列が生成する
ことになる。これが以後の精製時に重大な問題を引き起
こすことになる。オリゴヌクレオチドの精製は様々な方
法で行われるが、主として電気泳動およびクロマトグラ
フィーが用いられる。イオン交換(IEX)および逆相ク
ロマトグラフィー(RPC)の両者が、この過程において
強力な武器となる。RPCには、2つの基本的な別法、す
なわちトリチル−オンクロマトグラフィーおよびトリチ
ル−オフクロマトグラフィーがある。第一の場合は、
5′−保護基(DMTr)は、組み立てが終了するまでその
まま残される。それは脱保護時および精製に使用される
条件下で安定である。オリゴヌクレオチドに比較して著
しく疎水性である芳香環システムによるものであり、し
たがってそれはRPC精製時に疎水性ハンドルとして使用
することができる。DMTrをもつ生成物はDMTrをもたない
相当する生成物に比べて、はるかに高濃度の有機モディ
ファイアー(CH3CNまたはエタノール)で溶出される。
残念ながら、生成混合物中には同じくDMTrをもつ短いフ
ラグメントが常に存在する。これらは、上述のように脱
プリン化の時点での鎖の切断の結果として、また脱保護
時におけるランダムな鎖の切断の結果として形成され
る。DMTrをもつこれらの短いフラグメントがRPCクロマ
トグラフィー上トリチルを用いた精製時に問題を生じる
のである。
を用いることによって、長さが少なくとも100塩基の配
列については、純粋な生成物を得ることができる。生成
物の分画を集め酢酸で処理することによりDMTr基を除去
できる。
で切断できる、固体支持体への最初のヌクレオシドの結
合を形成させる新規な方法に関する。この場合、脱保護
時に形成されたDMTrをもつ短いフラグメントはすべて、
DMTrを同様に有する完全長の生成物はまだ固定化された
ままである間に、支持体を洗浄することで容易に除去さ
れるが、固体支持体から切断した後、生成物はきわめて
簡単にRPCで精製される。
独特の固体支持体系を提供するものである。詳しくは本
発明の系は、最初のヌクレオシドを固体支持体に結合さ
せる、その独特な方法に特徴がある。支持体への連結の
安定性は、その過程に使用されるすべての試剤に対して
のもので、合成の場合のみでなく脱保護に対しても安定
である。しかもそれは、きわめて特異的な試剤の使用に
よって切断できる。母体3′−ヒドロキシ化合物はその
過程の中で形成される。本発明の系は、いくつかの点で
独特である。それはオリゴヌクレオチドの合成にきわめ
て効率的な系であるばかりか、トリチル−オン逆相クロ
マトグラフィーによる精製過程を著しく単純化する。精
製が単純化した理由は、トリチル−オンRPC精製の観点
で最も困難な夾雑物質(DMTrをもつ短いフラグメント)
が脱保護工程で固体支持体から切断されることによるも
のである。完全長の生成物(同じくDMTrをもつ)は支持
体に繋留されているから、これらの夾雑物質は単純な洗
浄操作で除去できる。精製過程は、この場合DMTrをもつ
完全長の生成物からのDMTrをもたないフラグメントの分
離の場合と同程度までに単純化されることになる。これ
は使い捨てのRPCキャリッジと緩衝剤からなるきわめて
簡単な種類のクロマトグラフィー装置を用いて達成でき
る。これは慣用の支持体系を用いる場合に複雑なクロマ
トグラフィー装置を要するのと対照的である。新しい支
持体系の使用はまた、精製工程の実施に必要な時間を著
しく短縮することになる。本発明は従来知られている支
持体系に比べて、はるかに高い多用途性を示すものであ
る。この系は現在利用されているすべてのオリゴヌクレ
オチド合成方法に(DNAおよびRNAのいずれにも)適合が
可能である。まだ支持体に繋留されている間にオリゴヌ
クレオチドを完全に脱保護することも可能になる。
その形態でハイブリダイゼーションアフィニティーマト
リックスとして使用できる。このような支持体の応用に
は、たとえばmRNAの精製、固相cDNA合成、DNA結合蛋白
質の精製、プラスミドのアフィニティー精製があり、ま
た遺伝子アッセンブリー(オリゴヌクレオチドから)に
対する支持体としての利用等が考えられる。
合成ならびに緩和な酸(TCA/DCAでの脱トリチル化)お
よび緩和な塩基(アンモニアによる脱保護)の両者を含
む脱保護試剤に対して完全に安定であるが、オリゴヌク
レオチドに影響することなく選択的に切断することがで
きる。この過程は実質的に定量的に進行する。
共有結合したヌクレオシドからなり、この場合ヌクレオ
シドはテトラアルキルアンモニウムフルオリド(裸のフ
ルオリドイオン)の作用によって支持体から選択的に切
断することができる。
シドはシリルエーテル結合を介して支持体に結合され、
この系は好ましくは次式(1)によって表される。
塩基であり、R2はH、OHまたはOR5(式中、R5は保護基
である)であり、R1は保護基であり、R3およびR4は別個
にそれぞれアルキル、アリール、シクロアルキル、アル
ケニル、アラールキル、シクロアルキルアルキル、アル
キルオキシ、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、
アルケニルオキシおよびアラールキルオキシであり、X
は支持体への共有結合に使用される繋留基であって、ア
ルキル、アリール、シクロアルキル、アルケニル、アラ
ールキル、シクロアルキルアルキル、アルキルオキシ、
アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、アルケニルオ
キシ、アラールキルオキシおよびシクロアルキルアルキ
ルオキシによって提供され、Sは固体支持体である。
R3、R4およびX−S全体で最大限1個が、アルキルオキ
シ、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、アルケニ
ルオキシ、アラールキルオキシおよびシクロアルキルア
ルキルオキシである。好ましい系においては、R1がトリ
チル、モノメトキシトリチル、ジメトキシトリチルまた
はピキシルであり、基Bは好ましくはアデニン、グアニ
ン、シトシン、ウラシル、チミンまたはイノシンであ
る。また、R3、R4およびX−Sの1個が三級アルキルま
たは三級アルキルオキシ基、とくに10個以下の炭素原子
を有する基である系が好ましい。R3、R4およびX−Sの
他の2個はアルキル、アリール、アルキルオキシまたは
アリールオキシであることが好ましい。
持体の選択、(b)式1のシリルエーテルを介しての最
初のヌクレオシドの結合、(c)固体支持体上の過剰の
反応性基の遮断、(d)支持体上の最初のヌクレオシド
へのヌクレチドの縮合によるオリゴヌクレオチドの合
成、(e)5′−保護基たとえば5′ジメトキシトリチ
ル基を除く、オリゴヌクレオチド上のすべての保護基の
除去、および酸で触媒された脱保護時に形成された非プ
リン部位の切断、(f)たとえばテトラアルキルアンモ
ニウムフルオリドまたはヒドロキシドとの反応による支
持体からのオリゴヌクレオチドの選択的切断、ならびに
(g)5′−保護基をアフィニティ−ハンドルとして用
いる逆相クロマトグラフィーによるオリゴヌクレオチド
の精製、からなる。
オチドの合成および精製を可能にする独特な固体支持体
系を提供するものである。それは固体支持体と、それに
シリコン置換基の一つを介して共有結合するシリル化ヌ
クレオシドからなる。
れはオリゴヌクレオチドの便利な合成を可能にし、完全
長生成物の精製を容易にする。合成時の酸で触媒された
脱プリン化の結果として形成される夾雑物質は、生成物
がまだ支持体に繋留された状態で除去されるので、精製
は簡単になる。この除去は合成の完了後にオリゴヌクレ
オチドの様々な官能基を保護するすべての基が除去され
る際の脱保護工程で起こる。生成物はこの段階で、テト
ラアルキルアンモニウムフルオリドまたはヒドロキシド
の作用により、選択的に切断され、単純なRPCカートリ
ッジ上クロマトグラフィーで精製することができる。さ
らに、この固体支持体系はさらに、支持体上に合成され
た配列に相補性のDNAまたはRNAの固定化を促進するため
にも使用できる。この固体支持体系にはアフィニティー
マトリックスの観点からの様々な応用が可能なことは、
本技術分野の熟練者には明白であろう。
性および非多孔性の固体支持体が使用できる。好ましい
支持体群には有機および無機物質が包含され、たとえば
ポリスチレン、架橋ポリスチレン、シリカ、多糖、架橋
多糖および各種のガラスが包含される。
よび脱保護に使用される条件下に安定でなければならな
い。それらはヌクレオシドシリルエーテルの、シリコン
置換基の一つを介した共有結合の実現に必要な反応性基
を含有するように誘導化される。この目的で使用できる
反応性基には、たとえばヒドロキシル、カルボキシル、
アミノおよびチオール基がある。支持体上のヒドロキシ
ル基は、誘導化ヌクレオシドのクロロシラン官能基と反
応させることができる。また、支持体はアミノ基で誘導
化し、これを誘導化ヌクレオシドのシリコン置換基の一
つのカルボキシルまたはエポキシ基と反応させることが
できる。シリル化ヌクレオシドをシリコン置換基の一つ
を介して支持体に結合させるには、他に多くの方法があ
る。これらについては本技術分野の通常の熟練者であれ
ば容易に実現が可能であろう。固体支持体系をオリゴヌ
クレオチドの合成に使用する前に支持体およびヌクレオ
チド上の反応性基は遮断しなければならない。これは合
成時の副反応を回避するために重要である。ヌクレオシ
ドの場合は、これは環外性アミンをアミンまたはアミジ
ンに、5′−ヒドロキシル基を相当するジメトキシトリ
エステルに変換することによって容易に達成される。支
持体上の反応性基の遮断は使用される支持体に依存し、
本技術分野の通常の熟練者には明白であろう。
かしながら、これらにはすべてに共通の特徴がある。そ
れは最初の塩基と固体支持体の間に、次式(1)によっ
て表されるように、テトラアルキルアンモニウムフルオ
リド(またはそれらの既知の均等化合物)によって切断
可能なシリルエーテルの結合を有することである。
塩基であり、R2はH、OHまたはOR5(R5は保護基であ
る)であり、R1は保護基であり、R3およびR4は別個にそ
れぞれアルキル、アリール、シクロアルキル、アルケニ
ル、アラールキル、シクロアルキルアルキル、アルキル
オキシ、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、アル
ケニルオキシおよびアラールキルオキシであり、Xは支
持体への共有結合に使用される繋留基であって、アルキ
ル、アリール、シクロアルキル、アルケニル、アラール
キル、シクロアルキルアルキル、アルキルオキシ、アリ
ールオキシ、シクロアルキルオキシ、アルケニルオキ
シ、アラールキルオキシおよびシクロアルキルアルキル
オキシによって提供され、Sは固体支持体である。R3、
R4およびX−S全体で最大限1個が、アルキルオキシ、
アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、アルケニルオ
キシ、アラールキルオキシおよびシクロアルキルアルキ
ルオキシである。好ましい系は、R1がトリチル、モノメ
トキシトリチル、ジメトキシトリチルまたはピキシルで
あり、基Bは好ましくはアデニン、グアニン、シトシ
ン、ウラシル、チミンまたはイノシンである。R3、R4お
よびX−Sの1個が三級アルキルまたは三級アルキルオ
キシ基である系も好ましい。R3、R4およびX−Sの他の
2個はアルキル、アリール、アルキルオキシまたはアリ
ールオキシであることが好ましい。本発明の好ましい系
は以下の系によって例示されるが、これらに限定される
ものではない。
ル−4−グリシドキシフェニル−フェニル)シリル−
2′−デオキシチミジンの合成およびアミノ基で誘導化
された固体支持体へのその結合 p−アリルオキシフェニル−t−ブチル−フェニル−ク
ロロシラン(1) 4−ブロモフェニル−アリルエーテル(4.26g,20mmo
l)を窒素気相下に1,2−ジメトキシエタン(40ml)に溶
解した。混合物を−78℃に冷却し(ドライアイス/エタ
ノール)、ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,20mmol)
を、乾燥窒素でブチルリチウムボトルを加圧することに
よって撹拌しながら添加した。添加直後に白色の沈殿が
生成した(4−リチオ−フェニル−アリル−エーテ
ル)。30分後にt−ブチル−フェニル−ジクロロシラン
(4.66g,20mmol)を加え、混合物の温度を徐々に室温ま
で上昇させた。得られた混合物を、乾燥硫酸ナトリウム
上で濾過し(塩化リチウムの除去)、ロータリーエバポ
レーターで蒸発乾固した。得られた油状物を分別蒸留し
て精製した。沸点147〜155℃(1mmHg)、収量:1.88g(3
8%)。
キシフェニル−t−ブチル−フェニル)シリル−2′−
デオキシチミジン(2) 5′−O−ジメトキシトリチル−2−デオキシチミジ
ン(1.09g,2.0mmol)およびイミダゾール(0.27、4.0mm
ol)を、乾燥ピリジン(10ml)と2回共蒸留した。混合
物をついで乾燥ピリジン(25ml)に溶解した。モノクロ
ロシラン(1.0g,3.0mmol)を添加し反応を50℃で一夜進
行させた。反応はTLC(トルエン/酢酸エチル1:1)で追
跡した。
し、10%炭酸水素ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥し、濾過し蒸発させた。得られたシロップをフ
ラッシュクロマトグラフィーで精製した(1%ピリジン
含有トルエン/酢酸エチル3:1)。収量:1.50g(89.5
%)。
ル−p−グリシドキシフェニル−フェニル)シリル−
2′−デオキシチミジン(3) 5′−O−ジメトキシトリチル−3′−O−〔(p−
アリルオキシフェニル)−三級ブチル−フェニル)シリ
ル−2′−デオキシチミジン(0.50g,0.60mmol)をクロ
ロホルム(10ml)に溶解した。撹拌した混合物に炭酸水
素ナトリウム(100mg)、ついでm−クロロ過安息香酸
(85%,120mg,0.60mmol)を加えた。反応は室温で数日
間進行させた。混合物をクロロホルムで希釈し、0.1M水
酸化ナトリウム、0.5M炭酸水素ナトリウムで洗浄し、硫
酸ナトリウム上で乾燥し蒸発させた。
した(1%ピリジン含有トルエン/酢酸エチル4:1)。
た固体支持体(4)への結合 グリシジルエーテル(3)(15mg)をエタノール(6m
l)に溶解した。この溶液をアミノ誘導化ポリスチレン
ビーズ(500mg,200μmol NH2/g)に添加した。この懸濁
液を40℃で一夜振盪した。支持体を濾過しエタノール
(50ml)およびアセトニトリル(50ml)で洗浄した。
リル(10ml)中4−ジメチルアミノピリジン(3%w/
v)、無水酢酸(10%v/v)およびsym−コリジン(15%v
/v)の混合物を加えて支持体上の過剰の一級アミノ基お
よびグリシジルエーテルのアミノリシスで生成した二級
アミノ基を遮断した。室温に30分間置いた後、支持体を
アセトニトリル、エタノールで洗浄しジエチルエーテル
で乾燥した。支持体からのジメトキシトリチルの放出が
置換の程度5.7μmol/gを指示した。
リシドキシ−フェニル)三級ブチル−メチル〕−シリル
−2′−デオキシチミジンの合成およびアミノ基で誘導
化された固体支持体へのその結合 p−アリルオキシフェニル−t−ブチル−メチル−クロ
ロシラン(5) 4−ブロモフェニル−アリルエーテル(8.7g,41mmo
l)を乾燥窒素の気相下に乾燥1,2−ジメトキシエタン
(100ml)に溶解した。混合物を−78℃に冷却した(ド
ライアイス/エタノール)。ブチルリチウム(ヘキサン
中1.6M,40mmol)を、乾燥窒素でブチルリチウムボトル
を加圧することによって添加した。添加直後に白色の沈
殿が生成した(4−リチオ−フェニル−アリルエーテ
ル)。30分後に三級ブチル−メチルジクロロシラン(3.
4g,20mmol)を1,2−ジメトキシエタンに溶解して加え
た。混合物の温度を徐々に室温まで上昇させた。溶液を
硫酸ナトリウム上で濾過し蒸発乾固した。残留物を分別
蒸留して精製して標記化合物(5)を得た。収量:4.2
g、沸点91〜95℃。
リルオキシフェニル)−三級ブチル−メチル)シリル−
2′−デオキシチミジン(6) 5′−O−ジメトキシトリチル−2−デオキシチミジ
ン(1.0g,1.8mmol)およびイミダゾール(270mg,3.9mmo
l)を、乾燥ピリジン(10ml)と2回共蒸留した。残留
物をついで乾燥ピリジン(25ml)に溶解し、モノクロロ
シラン(5)を添加した(0.73g,2.7mmol)。反応を50
℃で一夜進行させた。反応混合物を蒸発乾固し、メチレ
ンクロリドに溶解し、炭酸水素ナトリウム(10%)で洗
浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し蒸発させた。
フラッシュクロマトグラフィーで精製すると(1%ピリ
ジン含有トルエン/酢酸エチル3:1)。(6)0.28g(18
%)が得られた。収量は精製前の蒸発時における5′−
ジメトキシトリチル基の喪失により低かった(エバポレ
ーター夾雑)。
ル−(p−グリシドキシ−フェニル)メチル)シリル−
2′−デオキシチミジン(7) 5′−O−ジメトキシトリチル−3′−O−〔(p−
アリルオキシフェニル)−t−ブチル−メチル〕シリル
−2′−デオキシチミジン(50mg,64μmmol)をクロロ
ホルム(1ml)に溶解した。炭酸水素ナトリウム(11mg,
130μmmol)、およびm−クロロ過安息香酸(85%,13m
g,64μmmol)を加えて、反応混合物を室温で数日間(週
末)撹拌した。反応混合物をクロロホルムで希釈し、水
酸化ナトリウム(0.1M)で洗浄し、炭酸水素ナトリウム
(0.5M)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し蒸発乾固
した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーで精製す
ると(7)が立体異性体の混合物として得られた。収
量:4.6g(9%)。
体支持体(4)への結合 グリシジルエーテル(7)(4.6mg)をエタノール(2
ml)に溶解させ、アミノ誘導化ポリスチレンビーズ(16
2mg)に添加した。反応は40℃で一夜進行させた。支持
体を濾過しエタノールおよびアセトニトリルで洗浄し
た。支持体をアセトニトリル(3ml)に懸濁しアセトニ
トリル(3ml)中4−ジメチルアミノピリジン(3%w/
v)、無水酢酸(10%v/v)およびコリジン(15%v/v)
の混合物を加えた。30分間室温で振盪した後、支持体を
濾過し、アセトニトリル、エタノールで洗浄しジエチル
エーテルで乾燥した。支持体からのジメトキシトリチル
の放出が置換の程度5.0μmol/gを指示した。
ル−イミダゾリル−フェニル)−シリル−2′−デオキ
シチミジンの合成およびヒドロキシル基で誘導化された
固体支持体(9)へのその結合 5′−O−ジメトキシトリチル−2−デオキシチミジ
ン(100mg,0.18mmol)およびイミダゾール(35mg,0.5mm
ol)を乾燥ピリジン(5ml)と2回共蒸留した。残留物
を乾燥ピリジン(2.0ml)に溶解した。t−ブチル−フ
ェニル−ジクロロシラン(38μ,0.18mmol)の添加
後、反応は室温で2時間、TLC(トルエン/酢酸エチル
1:1)によって反応の完了が明らかになるまで進行させ
た。反応混合物をヒドロキシル基で誘導化され、予めピ
リジンで洗浄されたポリスチレンビーズ(500mg)に添
加した。反応混合物を一夜室温で振盪した。支持体を濾
過しピリジン、エタノールで洗浄しジエチルエーテルで
乾燥した。
ノピリジン(3%w/v)、無水酢酸(10%v/v)およびsy
m−コリジン(5%v/v)の混合物で処理した。室温に15
分間置いた後、支持体をアセトニトリル、エタノールで
洗浄しジエチルエーテルで乾燥した。支持体からのジメ
トキシトリチルの放出が置換の程度27μmol/gを指示し
た。
ル−(3−クロロプロピル)−フェニル〕−シリル−
2′−デオキシチミジンの合成およびアミノ基で誘導化
された固体支持体へのその結合 三級ブチル−3−クロロプロピル−メチル−クロロシラ
ン(10) 3−クロロプロピル−メチル−ジクロロシラン(4.0m
l,25mmol)を乾燥石油エーテル(20ml)に溶解し、0℃
に冷却した。三級ブチルリチウム(ペンタン中1.7M,15m
l,25mmol)を、乾燥窒素気相下に添加した。添加後、反
応混合物の温度を室温まで上昇させた。1時間後に反応
混合物を乾燥硫酸ナトリウム上で濾過し(塩化リチウム
の除去)蒸発させた。分別蒸留すると純粋な(10)3.9g
(73%)が得られた。沸点68〜72℃(5mm)。
ル−(3−クロロプロピル)−メチル〕−シリル−2′
−デオキシチミジン(11) 5′−O−ジメトキシトリチル−2−デオキシチミジ
ン(545mg,1mmol)を、乾燥ピリジン(5ml)と2回蒸留
した。残留物を乾燥ピリジン(3ml)に溶解した。イミ
ダゾール(150mg,2.2mmol)および三級ブチル−(3−
クロロプロピル)−モノクロロシラン(23mg,11mmol)
を添加し反応混合物を50℃で一夜撹拌した。混合物を蒸
発乾固し、フラッシュクロマトグラフィーで精製すると
(1%ピリジン含有トルエン/酢酸エチル3:1)、純粋
な(11)0.54g(75%)が立体異性体の混合物として得
られた。
誘導化固体支持体への結合 3−クロロプロピル−シリルエーテル(11)(15mg,2
0μmol)を、触媒量のテトラn−ブチルアンモニウムヨ
ージド含有N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)に溶解
した。この溶液をアミノ基誘導化ポリスチレンビーズ
(100mg)固体支持体に添加した。混合物を50℃で一夜
振盪した。支持体を濾過しDMF、メタノールで洗浄しジ
エチルエーテルで乾燥した。支持体をついでアセトニト
リル(4ml中)4−ジメチルアミノピリジン(3%w/
v)、無水酢酸(10%v/v)およびsym−コリジン(15%v
/v)の混合物で処理した。15分間室温に置いた後、支持
体を濾過しアセトニトリル、エタノールで洗浄しジエチ
ルエーテルで乾燥した。支持体からのジメトキシトリチ
ルの放出が置換の程度8μmol/gを指示した。
び切断 支持体(4)をGene AssemblerTM Plusに使用するた
めの反応カラムに充填した。オリゴヌクレオチドはPAC
−アミダイトを用い、標準0.2μmol反応サイクルによっ
て合成した。平均カップリング効率は各サイクルの最初
におけるジメトキシトリチルの放出によって判定して9
9.0〜99.5%の範囲であった。5′末端におけるジメト
キシトリチル基は合成の完結後にも、そのまま残されて
いた。反応カラムをエッペンドルフ管に取り、3000rpm
で1〜2分間遠心分離して支持体を乾燥した。濃アンモ
ニア(1.0ml)を加え、管をもう一度遠心分離して、液
体を反応カラムの内部に浸透させた。管を70℃に10分間
加熱した。反応カラムを第二の管に入れ遠心分離した。
アンモニア溶液を合わせて逆相カラムクロマトグラフィ
ーによって分析した。それは保護基に加えて、合成時に
形成された非プリン部位の切断によって生じた、DMTr基
を有する短いオリゴマーを含有していた。カラムリアク
ターを水、エタノールで洗浄しジエチルエーテルで乾燥
した。支持体からのオリゴヌクレオチドの切断は、DMF
中0.1MのTBAF(1.0ml)により70℃で30分間、または1.0
M水酸化ナトリウム(1.0ml)中70℃で15分間処理して行
った。
ー)のDMF中0.1MのTBAFで切断後の精製 TBAF溶液(1.0ml)を予め0.5M塩化ナトリウムで平衡
化した陰イオン交換カラム(Mono QR)に適用した。0.5
M塩化ナトリウムで洗浄し(テトラメチルアンモニウム
イオンおよびDMFの除去)した後、オリゴヌクレオチド
混合物を3.0M塩化ナトリウム(2.5ml)で溶出した。こ
の混合物の一部を取り、逆相クロマトグラフィーで分析
した。精製は使い捨てRPCカートリッジを用いて行い、
次の工程からなる。
ニトリル(16.5%)で洗浄。これでDMTrをもたないすべ
ての物質が除去される。
去。
中アセトニトリル(16.5%)で溶出。
な精製物が得られた。
ラフィーで分析した。50マーを使い捨てRPCカートリッ
ジ(実施例6参照)を用いて精製した。精製された物質
を逆相クロマトグラフィーで分析すると、ほぼ均一な
(>97%)生成物が得られた。
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3828.
Claims (6)
- 【請求項1】最初のヌクレオシドをシリルエーテル結合
を介して支持体に結合させることを特徴とする、式 〔式中、 Bはヌクレオシドまたはデオキシヌクレオシド塩基であ
り、 R1は保護基であり、 R2はH、OHまたはOR5(式中、R5は保護基である)であ
り、 R3、R4およびXはそれぞれ、アルキル、アリール、シク
ロアルキル、アルケニル、アラールキル、シクロアルキ
ルアルキル、アルキルオキシ、アリールオキシ、シクロ
アルキルオキシ、アルケニルオキシ、アラールキルオキ
シであり、 Sは固体支持体である。 ただし、R3、R4およびXの1個だけが、アルキルオキ
シ、アリールオキシ、シクロアルキルオキシ、アルケニ
ルオキシ、アラールキルオキシまたはシクロアルキルア
ルキルオキシである〕 で表されるオリゴヌクレオチド合成用の支持体。 - 【請求項2】R1がトリチル、モノメトキシトリチル、ジ
メトキシトリチルまたはピキシルであり、基Bはアデニ
ン、グアニン、シトシン、ウラシル、チミンまたはイノ
シンであることを特徴とする請求項1記載の支持体。 - 【請求項3】R3はアリール基であり、Xはアルキルまた
はアルキルオキシ鎖であり、R4は三級アルキルまたは三
級アルキルオキシ基であることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の支持体。 - 【請求項4】固体支持体(S)上でオリゴヌクレオチド
を合成する方法において、請求項1記載のオリゴヌクレ
オチド合成用の支持体のように最初のヌクレオシドをシ
リルエーテル結合を介して支持体(S)に結合させ、つ
いで以下の工程: (i) 最初のヌクレオシド上へのヌクレオチドの縮
合、 (ii) オリゴヌクレオチド上の5′−保護基を除くす
べての保護基の除去および酸触媒脱保護時に形成された
非プリン部位の切断、 (iii) 支持体からのテトラアルキルアンモニウムフ
ルオリドまたはヒドロキシドによるオリゴヌクレオチド
の選択的切断、 (iv) 5′−保護基をアフィニティーハンドルとして
用いた、逆相クロマトグラフィーによるオリゴヌクレオ
チドの精製 を行うことを特徴とする方法。 - 【請求項5】5′−保護基はジメトキシトリチルである
ことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】請求項1〜3のいずれかに記載の支持体を
利用することを特徴とする請求項4または5に記載の方
法。
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