JP3161688U - 錠剤印刷機 - Google Patents
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Abstract
Description
錠剤13が、図示しないホッパー等を介して搬送ドラム20に搬入されると(図1の13a参照)、搬送ドラム20は錠剤13を周面に保持して搬送する。転写ロール30により所要の印刷を施された錠剤13は、搬送ドラム20から搬出される(図1の13b参照)。搬送ドラム20の外方に、図示しない検査機構、別途の搬送ドラム等を適宜配設し、錠剤13の表裏面における異物検査や印刷の良否検査を併せておこなえる構成としてもよい。
デザインロール40の周面は金属等によって構成され、搬送ドラム20における錠剤13の配置に対応する所定位置に、錠剤13に印刷すべき文字、記号、図形等が刻設されている。デザインロール40により、錠剤13に印刷を施すためのインク15が、転写ロール30に供給される。
回転台70には、回転子60を磁力により回転させる磁力回転部74が内蔵される。この実施形態の磁力回転部74は、図1に示すように、電磁コイル75で構成されている。電磁コイル75は、インクパン50の底部51、載置部72を挟んで、回転子60のちょうど下方に配設される。電磁コイル75に通電することで、所定の変動磁界が発生し、この変動磁界によって回転子60が底部51上を10〜1600rpm程度の回転数で水平回転する。自動ないし手動の操作により、回転子60の回転方向が適宜反転されるようにしてもよい。インクパン50の底部51、載置部72は、磁力線を通過させ易い材質のものが好ましく、例えばステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、真鍮、ガラス、合成樹脂材等が適宜用いられる。この実施形態では、インクパン50の底部51(および側壁部52)はステンレス、載置部72はポリエステルによって構成されている。インクパン50の底部51を合成樹脂製とする場合には、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリカーボネート等の耐摩耗性や摺動性に優れたものが好ましく用いられる。
この実施形態のように、磁力回転部74として電磁コイル75を採用する場合には、回転子60を長時間安定して回転させることができ、回転方向の反転等を円滑におこなえる。また、回転台70を非常に薄くコンパクトな構成とでき、回転子60を回転させる間の振動、騒音、発熱等を低減することも可能となる。
また、インクタンク82には、撹拌モータ91a、撹拌軸91b、撹拌羽根91cを有する撹拌部91が付設されている。循環部81のポンプP2、粘度計測部84の粘度計85、希釈部87のポンプP3、撹拌部91の撹拌モータ91aは、一の制御部93に接続される。必要により各チューブT1、T2、T3に、図示しない電磁弁等を設けるようにしてもよい。
回転子60を設けない場合、インクパン50の底部51に固形成分が沈殿したインク15の上澄みのみが循環されることになるため、印刷不良の発生を避けることは難しい。錠剤印刷機10のように、インク15を回転子60で適度に撹拌したうえで循環装置80を介して循環させることにより、印刷不良の発生を確実に防止することが可能となる。
網部材158は、平面視で少なくとも回転子60の回転軌道円62(図3(b)参照)を含むようにして、回転子60の直上に配設されるのが好ましい。この変形例の網部材158は、回転子60の回転軌道円62を中央に含む矩形状に形成され、前後辺が側壁部52、52に固着支持されるとともに、左右辺と傾斜部156、156との間に、遊間部159、159が設けられている。回転子60のデザインロール40への衝突を確実に防ぐためには、遊間部159、159はなるべく狭幅に構成されるのがよい。遊間部159、159を設けずに、網部材158の左右辺を傾斜部156、156まで延設することもできる。
上記の錠剤印刷機10(110)は、オフセット印刷方式によって錠剤13に印刷を施すようにしたが、グラビア印刷方式を用いた構成とすることもできる。
また、インクパン50(150)は、上記した具体的形態に限定されず、様々な形態のものが採用され得る。図4は他の実施形態に係るインクパン50’を示す図(底部51’の拡大断面図)である。インクパン50’では、底部51’に平面視円形の凹所51’aが形成され、凹所51’aに回転子60が回転自在に遊嵌配置されている。このようなインクパン50’であれば、凹所51’a下方の薄肉部51’bを介して回転子60に磁力を確実に作用させ易く、回転子60をより安定的に回転させることが可能となる。
13 錠剤
15 インク
20 搬送ドラム
30 転写ロール
40 デザインロール
50、150 インクパン
51 底部
60 回転子
70 回転台
74 磁力回転部
75 電磁コイル
80 循環装置
81 循環部
82 インクタンク
84 粘度計測部
87 希釈部
89 希釈溶媒
156 傾斜部
158 網部材
Claims (4)
- 錠剤を周面に保持して搬送する搬送ドラムと、
該搬送ドラムに保持される該錠剤にインクを転写して印刷を施す転写ロールと、
該転写ロールに該インクを供給するデザインロールと、
該インクを貯留し、該デザインロールが浸されるインクパンと、
該インクパンの底部上に回転自在に配置される回転子と、
該インクパンが載置され、該回転子を磁力により回転させる磁力回転部が内蔵される回転台と、
該インクパンに貯留される該インクを、インクタンクを介して循環させる循環部と、該インクタンク内の該インクの粘度を計測する粘度計測部と、該粘度計測部の計測結果に基づき、該インクタンク内に希釈溶媒を補給する希釈部と、を有する循環装置と、
を備えた錠剤印刷機。 - 該磁力回転部が、電磁コイルからなる請求項1に記載の錠剤印刷機。
- 該インクパンが、該底部に連続して設けられる傾斜部により、該底部に向け窄まって形成される請求項2に記載の錠剤印刷機。
- 該インクパン内における該デザインロールと該回転子との間に、網部材が設けられる請求項3に記載の錠剤印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003543U JP3161688U (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | 錠剤印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010003543U JP3161688U (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | 錠剤印刷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3161688U true JP3161688U (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=54864586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010003543U Expired - Fee Related JP3161688U (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | 錠剤印刷機 |
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JP (1) | JP3161688U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016203487A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-12-08 | 日立金属株式会社 | ケーブル表面印刷装置 |
CN107443872A (zh) * | 2017-09-27 | 2017-12-08 | 广州黑马科技有限公司 | 印刷装置及系统 |
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2010
- 2010-05-27 JP JP2010003543U patent/JP3161688U/ja not_active Expired - Fee Related
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