JP3161503B2 - 音声メッセージの通信装置および通信システム - Google Patents

音声メッセージの通信装置および通信システム

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JP3161503B2
JP3161503B2 JP21784895A JP21784895A JP3161503B2 JP 3161503 B2 JP3161503 B2 JP 3161503B2 JP 21784895 A JP21784895 A JP 21784895A JP 21784895 A JP21784895 A JP 21784895A JP 3161503 B2 JP3161503 B2 JP 3161503B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報を蓄積
し、送受信する通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】受信した音声を蓄積する通信装置として
は、従来から留守番電話機が使われている。留守番電話
機は一般的に、留守モードに設定されている時に通信網
から着信があると、自動応答して、発信者が発声する音
声を磁気テープや半導体メモリに蓄積し、留守モードを
解除する等の操作により、留守番電話機に蓄積された音
声を再生することができる。
【0003】また、送信する音声を蓄積する通信装置と
しては、従来から音声応答装置が使われている。音声応
答装置は、予め磁気テープや半導体メモリに送信したい
音声を蓄積することができ、通信網から着信があると、
自動応答して、磁気テープや半導体メモリに蓄積された
音声を再生して、発信者に送信することができる。
【0004】また、上記留守番電話機等のアナログ電話
機は、TA(ターミナルアダプタ)を介してディジタル
公衆回線(INS回線)に接続される場合がある。図1
0は、従来のターミナルアダプタの構成例を示すブロッ
ク図である。この図において、S/Tバスインタフェー
ス210はレイヤ1制御機能を備えたインタフェース、
選択回路202は端末側ポートとBチャネルとの対応づ
けをする回路、電話加入者回路203はアナログ電話機
インタフェースをディジタル信号に変換する回路、デー
タリンク回路205はレイヤ2制御機能を備えた回路、
CPU206はレイヤ3制御機能並びに付加サービス制
御機能を備えた処理装置であり、データバス207を介
し接続され、処理装置により制御されている。また20
4はDSU(ディジタル・サービス・ユニット)であ
り、ディジタル加入者線伝送を使う場合に、加入者宅内
に設置される伝送装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置は着信側の利便性のみを考えた通信装置であり、
例えば、電話を使って用件を伝える場合、発信側では着
信側で人が応答するのか留守番電話機が応答するのか事
前に知ることができないため、留守番電話機が応答した
場合にとまどってしまい、伝えたい用件を十分に表現で
きなかったり、言い忘れがあったりする。また、発信者
側に自分の言った録音が残らないために、言い忘れがあ
ったのか否か確認することができなかったりする。ま
た、音声応答装置では、用件を整理して録音することが
できるが、用件を受ける側が電話をかける場合のみ利用
可能である。
【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、通話により用件を伝える場合に、予め用件を
整理して録音した後に通信を開始し、用件を送信するこ
とができる通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信網に接続されて音声メッセージを送受信する音声メ
ッセージの通信装置であって、音声メッセージの入出
力、および、動作指示の入力を行う端末装置と、前記端
末装置から入力される動作指示の内容を検出する指示検
出手段と、前記端末装置のオンフック/オフフックを検
出するオフフック検出手段と、音声メッセージを符号化
音声メッセージに符号化する音声符号化手段と、符号化
音声メッセージを音声メッセージに復号化する音声復号
化手段と、符号化音声メッセージを蓄積する蓄積手段
と、送信開始を通知する情報送信通知信号、または、受
信準備の完了を通知する受信準備完了信号、または、音
声メッセージ/符号化音声メッセージの送受信を行う情
報伝送手段と、発着信等の呼制御信号の処理を行う回線
インタフェースと、前記動作指示として録音指示が検出
された場合には、前記音声符号化手段を用いて、前記端
末装置より入力された音声メッセージを符号化し、該符
号化音声メッセージを前記蓄積手段に蓄積する録音制御
手段と、前記動作指示として再生指示が検出された場合
には、前記音声復号化手段を用いて、前記蓄積手段に蓄
積された符号化音声メッセージを復号化し、該音声メッ
セージを前記端末装置より出力する再生制御手段と、前
記動作指示として送信指示が検出された場合には、前記
回線インタフェースを用いて通信網に発呼し、前記情報
伝送手段を用いて、前記情報送信通知信号を送信相手と
なる通信装置に対して送信し、次に、前記情報伝送手段
を用いて、前記受信準備完了信号が前記送信相手から送
られてくるか否かを監視し、前記受信準備完了信号を受
信した場合には、前記蓄積手段に蓄積された符号化音声
メッセージを前記送信相手にそのまま送信し、前記受信
準備完了信号を受信しなかった場合には、前記音声復号
化手段を用いて、前記蓄積手段に蓄積された符号化音声
メッセージを復号化し、該音声メッセージを前記送信相
手に送信する送信制御手段と、前記回線インタフェース
が着信を検出した場合には、前記オフフック検出手段を
用いて、前記端末装置のオフフックを検出し、該オフフ
ックが検出されない場合には、着信に自動応答して、前
記情報送信通知信号の受信後に、前記情報伝送手段を用
いて、前記受信準備完了信号を送信し、次に、前記情報
伝送手段を用いて、符号化音声メッセージを受信し、該
符号化音声メッセージを前記蓄積手段に蓄積する受信制
御手段とを具備することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、デジタル通信網に
接続されて音声メッセージを送受信する音声メッセージ
の通信装置であって、音声メッセージの入出力、およ
び、動作指示の入力を行う端末装置と、前記端末装置か
ら入力される動作指示の内容を検出する指示検出機能
と、前記端末装置のオンフック/オフフックを検出する
オフフック検出機能と、音声メッセージを符号化音声メ
ッセージに符号化する音声符号化機能と、符号化音声メ
ッセージを音声メッセージに復号化する音声復号化機能
と、発着信等の呼制御信号の処理を行う回線インタフェ
ース機能とを有するターミナルアダプタと、符号化音声
メッセージを蓄積する蓄積手段と、送信開始を通知する
情報送信通知信号、または、受信準備の完了を通知する
受信準備完了信号、または、符号化音声メッセージの送
受信を行う情報伝送手段と、前記動作指示として録音指
示が検出された場合には、前記ターミナルアダプタを用
いて、前記端末装置より入力された音声メッセージを符
号化し、該符号化音声メッセージを前記蓄積手段に蓄積
する録音制御手段と、前記動作指示として再生指示が検
出された場合には、前記ターミナルアダプタを用いて、
前記蓄積手段に蓄積された符号化音声メッセージを復号
化し、該音声メッセージを前記端末装置より出力する再
生制御手段と、前記動作指示として送信指示が検出され
た場合には、前記ターミナルアダプタの回線インタフェ
ース機能を用いて通信網に発呼し、前記情報伝送手段を
用いて、前記情報送信通知信号を送信相手となる通信装
置に対して送信し、次に、前記情報伝送手段を用いて、
前記蓄積手段に蓄積された符号化音声メッセージを前記
送信相手にそのまま送信する送信制御手段と、前記ター
ミナルアダプタが着信を検出した場合には、前記ターミ
ナルアダプタを用いて、前記端末装置のオフフックを検
出し、該オフフックが検出されない場合には、着信に自
動応答して、前記情報送信通知信号の受信後に、前記情
報伝送手段を用いて、前記受信準備完了信号を送信し、
次に、前記情報伝送手段を用いて、符号化音声メッセー
ジを受信し、該符号化音声メッセージを前記蓄積手段に
蓄積する受信制御手段と具備することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2のいずれかに記載の音声メッセージの通信装置を
通信網に接続した音声メッセージの通信システムであっ
て、前記音声メッセージの通信装置から、所定の電話番
号を通信網に送出して発信し、前記発信に対する応答を
検出した場合には、情報送信通知信号を送出し、該情報
送信通知信号に対する受信準備完了信号を受信した場合
には、符号化音声メッセージを送信し、該受信準備完了
信号を受信できなかった場合には、符号化音声メッセー
ジを復号化した音声メッセージを送信することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】
§1.作用 本発明による通信装置では、通信により用件を伝えたい
時に、発信側の通信装置に録音指示を行って音声を入力
すると、音声が符号化音声信号に変換され送信音声情報
として蓄積される。次に、送信先と送信開始を指示する
ことにより、通信網に発呼し、情報送信通知信号を送信
する。この情報送信通知信号に対して、受信準備完了信
号を受信すると、前記送信音声情報を通信網を介して相
手の通信装置に送信する。
【0011】一方、着信時には、通信網からの着信に手
動あるいは自動応答し、情報送信通知信号を受信した時
に受信準備完了信号を送信し、通信相手から送られてく
る符号化音声を受信音声情報として蓄積する。更に、再
生指示を行うことにより、蓄積された送信音声情報ある
いは受信音声情報を選択して音声として出力することが
でき、用件を送る側と用件を受ける側のいずれにおいて
も用件の確認ができる。
【0012】§2.第1実施形態 以下に図面を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説
明する。本実施形態による通信装置は、アナログ回線用
電話機を接続してアナログ公衆回線に接続される形態、
あるいは、ディジタル回線(ISDN)用電話機を接続
してディジタル公衆回線に接続される形態がある。図1
は、本実施形態による通信装置を用いた通信システムの
構成例を示すブロック図である。この図において、10
0は通信網であり、該通信網100に本実施形態による
通信装置101が接続されている。また、通信網100
には、上記通信装置101の他に一般の留守番電話機も
接続されている。
【0013】図2は、本実施形態による通信装置の構成
例を示すブロック図である。この図において、1は、発
着信などの呼制御信号の処理と通話信号の送信・受信を
行う回線インタフェースである。2は、通信網を介して
他の通信装置との間で情報と、情報の送信開始を発信側
から着信側に通知する情報送信通知信号と、受信準備完
了を着信側から発信側に通知する受信準備完了信号の送
受信を行う情報伝送回路である。3は音声信号を符号化
音声信号に変換する音声符号化回路であり、4は符号化
音声信号を音声信号に変換する音声復号化回路であり、
5は符号化音声信号を蓄積する音声メモリである。
【0014】6は、回線インタフェース1の送信通話信
号入力として、送話入力信号と情報伝送回路2の出力信
号とを選択して出力し、また、受話信号出力として、回
線インタフェース1を介して受信した受信通話信号と音
声復号化回路4の出力信号とを選択して出力する通話路
切替回路である。7は、回線インタフェース1と情報伝
送回路2と音声符号化回路3と音声復号化回路4と通話
路切替回路6とを制御する制御回路である。
【0015】8は、送話入力から入力される音声信号の
符号化と蓄積を指示する録音指示と、符号化音声の送信
先と送信開始を指示する送信指示と、音声メモリ5に蓄
積された符号化音声の復号化と受話出力への出力を指示
する再生指示とを検出し、検出した指示を制御回路7に
通知する指示検出手段である。9は、着信に対する手動
応答の有無を検出するオフフック検出手段である。
【0016】また、第1図において、回線インタフェー
ス1は、本通信装置をアナログ回線に接続する場合に
は、通信網にオフフックを知らせるための直流ループ閉
結,DPやPB等の選択信号の送出,通信網からの着信
信号の検出,送話信号や受話信号の増幅,2線−4線変
換等の機能が必要であるが、これらは従来のアナログ電
話機と同様にLSI,トランジスタ,抵抗,コンデン
サ,トランス等により構成できる。また、回線インタフ
ェース1は、本装置をISDN回線に接続する場合に
は、ディジタル信号の送信・受信,ISDNの通信プロ
トコルの処理,ISDNの情報チャネルの入出力等の機
能が必要であるが、これらも従来のISDN通信装置と
同様にLSI,トランジスタ,抵抗,コンデンサ,トラ
ンス等により構成できる。
【0017】また、情報伝送回路2は、アナログ公衆網
を介してデータ信号の送受信を行うための変復調装置で
あって、直交変調(QAM)を使った場合には、960
0ビット/秒から14400ビット/秒程度の伝送が可
能である事は良く知られており、データモデムやFAX
モデム等で用いられているLSI等により構成してい
る。
【0018】また、音声符号化回路3は、アナログ信号
を一定周期毎にサンプリングし、量子化した後に符号化
するものであり、音声復号化回路4は、符号化音声信号
を復号化してアナログ信号に変換するものである。これ
らの符号化方式としては、リニア,μ則,A則等のPC
M(pulsecode modulation)やA
DPCM(adaptive defferentia
l PCM)やCELP(code excited
linear prediction)をはじめ、各種
の方式があるが、いずれも専用のLSIやDSP(de
gital signal processor)と符
号化/復号化アルゴリズムにより実現できる。
【0019】音声メモリ5は、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)やフラッシュメモリ等の半導体メモリあるい
はハードディスクや光磁気ディスク等の磁気あるいは光
磁気記憶装置等により構成できる。また、通話路切替回
路6はリレーや半導体スイッチ等で構成でき、制御回路
7はCPU(中央処理装置)とRAMとROM(リード
オンリメモリ)等により構成でき、指示検出手段8は入
力キーを持つスイッチ等で構成でき、オフフック検出手
段9はフックスイッチ等により構成できる。また、これ
らの構成要素の中の複数の回路及び手段を1つのLSI
にまとめて構成できることはいうまでもない。
【0020】次に、上記構成による音声メッセージの通
信装置の動作を説明する。図3(a)は、発信側端末お
よび着信側端末の両方が本実施形態による通信装置であ
る場合における送受信シーケンスを示す説明図である。
この図に示すように、発信側端末が情報送信通知信号を
送信すると、着信側端末は受信準備完了信号を返信し、
これにより、発信側端末は音声メモリに蓄積した符号化
音声メッセージをそのまま送信する。また、着信側端末
によって受信準備完了信号が返信されない場合には、発
振側端末は、相手(着信側端末)が本発明の通信装置で
はないと判定して、音声メモリに蓄積された符号化音声
メッセージを復号化して送信する。
【0021】一方、図3(b)は、発信側端末が本実施
形態による通信装置であり、着信側端末が一般の留守番
電話である場合における送受信シーケンスを示す説明図
である。この図に示すように、発信側端末が情報送信通
知信号を送信すると、着信側端末は先に述べた受信準備
完了信号とは異なる録音開始音(録音準備完了音〔ピィ
ーという音〕)を返信し、これにより、発信側端末は、
相手(着信側端末)が本実施形態による通信装置ではな
いと判定して、音声メモリに蓄積した符号化音声メッセ
ージを復号化し、送信する。
【0022】また、図4および図5は、本実施形態の制
御回路7の動作例を示すフローチャートである。これら
の図を使って本実施形態の動作を送信側と受信側とに分
けて以下に説明する。なお、以下の動作説明において
は、送信側となる通信装置は、本実施形態による通信装
置である事を前提とする。
【0023】(イ)送信側の動作の説明 指示検出手段8を介して録音指示が行われると(ステッ
プSA2)、音声符号化回路3に音声信号の符号化を指
示する(ステップSA3)。これにより、送話入力から
入力される音声信号が符号化音声に変換されて音声メモ
リ5に送信音声情報として蓄積される。
【0024】次に、指示検出手段8を介して送信指示が
行われると(ステップSA2)、回線インタフェース1
を制御して通信網に発信するとともに(ステップSA
6)、通話路切替回路6を制御して情報伝送回路2の出
力信号が回線インタフェース1を介して通信網に送信で
きるようにし(ステップSA7)、情報伝送回路2に対
して情報送信通知信号の送信と受信準備完了信号の監視
を指示する(ステップSA8)。これにより、通話路切
替回路6と回線インタフェース1を介して情報送信通知
信号が送信される。
【0025】情報伝送回路2から受信準備完了信号の検
出が通知されると(ステップSA9)、音声メモリ5に
蓄積されている送信音声情報を読出して(ステップSA
10)、情報伝送回路2,通話路切替回路6,回線イン
タフェース1を介して、相手の通信装置に符号化音声メ
ッセージをそのまま送信する(ステップSA12)。一
方、情報伝送回路2から受信準備完了信号の検出が通知
されない場合(ステップSA9)、音声メモリ5に蓄積
されている送信音声情報を読出して復号し(ステップS
A11)、通話路切替回路6,回線インタフェース1を
介して、復号化した音声メッセージを相手の通信装置に
送信する(ステップSA12’)。
【0026】また、指示検出手段8を介して再生指示が
行われると(ステップSA2)、通話路切替回路6を制
御して音声復号化回路4の出力信号が受話出力に出力で
きるようにし(ステップSA4)、音声復号化回路4に
符号化音声の復号化を指示する(ステップSA5)。こ
れにより、音声メモリ5に蓄積されている送信音声情報
が音声に変換され、通話路切替回路6を介して受話出力
から出力される。
【0027】(ロ)受信側の動作の説明 着信が通知されると(ステップSA2)、オフフック検
出手段9からの手動応答の通知を待ち(ステップSA1
3)、通知を受けた時は、通話路切替回路6を制御して
送話入力と回線インタフェース1とを接続し、回線イン
タフェース1と受話出力を接続する(ステップSA1
4)。また、一定時間オフフック検出手段9から手動応
答が通知されなかった時は、回線インタフェース1を制
御して着信に応答する(ステップSA16)。
【0028】着信に応答後、情報伝送回路2に対して情
報送信通知信号の監視を指示し(ステップSA17)、
情報伝送回路2から情報送信通知信号の検出が通知され
ると、通話路切替回路6を制御して、情報伝送回路2か
ら出力される信号が回線インタフェース1を介して送信
できるようにし(ステップSA19)、情報伝送回路2
に対して受話準備完了信号の送信を指示する(ステップ
SA20)。これにより、通話路切替回路6,回線イン
タフェース1を介して相手の通信装置に受信準備完了信
号が送信される。この受信準備完了信号に対応して相手
の通信装置から送られてくる符号化音声を回線インタフ
ェース1,情報伝送回路2を介して受信し(ステップS
A21)、受信音声情報として音声メモリ5に蓄積する
(ステップSA22)。なお、ステップSA12’にお
いて、手動応答の通知を受けた時に、回線インタフェー
ス1と送受話を接続する(ステップSA14)と共に、
回線インタフェース1→通話路切替回路6→音声符号化
回路3を介して、音声メモリ5に、発信者から送信され
る音声メッセージと送話入力から入力される受話者の音
声を符号化して蓄積することも当然可能である。このよ
うに制御すれば、受信者はメッセージを聞きながら同時
に録音しておき、後で再生することもできる。
【0029】また、着信処理完了後、指示検出手段8を
介して再生指示が行われると(ステップSA2)、通話
路切替回路6を制御して音声復号化回路4の出力信号が
受話出力に出力できるようにし(ステップSA4)、音
声復号化回路4に符号化音声の復号化を指示する(ステ
ップSA5)。これにより、受信音声情報が音声に変換
され、通話路切替回路6を介して受話出力に出力され
る。
【0030】図6は、本発明の第1実施形態による通信
装置の他の構成例を示すブロック図である。この図にお
いて、回線インタフェース1,情報伝送回路2,音声符
号化回路3,音声復号化回路4,音声メモリ5,通話路
切替回路6,制御回路7は第1図と同様のものである。
10は、電話機を接続するための内線インタフェースで
あり、指示検出手段11およびオフフック検出手段12
を内蔵する。そして、内線インタフェース10は、電話
機に対して、直流電流を供給し、各種信号(発信・応答
・ダイヤル等)の制御を行う。11は、内線インタフェ
ース10に接続された電話機からの録音指示,送信指
示,再生指示を検出し、制御回路7に通知する指示検出
手段である。12は、内線インタフェース10に接続さ
れた電話機のオフフックを検出するオフフック検出手段
である。
【0031】この図において、内線インタフェース10
は、本装置にアナログ回線用電話機を接続する場合は、
DPやPB等の選択信号の受信,着信信号の送出,送信
信号や受信信号の増幅,2線−4線変換等の機能が必要
であるが、これらは従来のアナログ用通信装置と同様に
LSI,トランジスタ,抵抗,コンデンサ,トランス等
により構成できる。また、内線インタフェース10は、
本装置にISDN回線用の電話機を接続する場合は、デ
ィジタル信号の送信・受信,ISDNの通信プロトコル
の処理,ISDNの情報チャネル入出力等の機能が必要
であるが、これらも従来のISDN通信装置と同様にL
SI,トランジスタ,抵抗,コンデンサ,トランス等に
より構成できる。
【0032】指示検出手段11は、本装置の内線インタ
フェース10にアナログ回線用電話機を接続する場合
は、電話機からの指示としてPB信号を使うことがで
き、PB信号を受信するLSI等により構成できる。ま
た、指示検出手段11は、本装置の内線インタフェース
10にISDN回線用電話機を接続する場合は、電話機
からの指示として制御チャネル上の信号を使うことがで
き、指示検出手段11を介さずに内線インタフェース1
0から直接に制御回路7に通知することができる。
【0033】オフフック検出手段12は、本装置の内線
インタフェース10にアナログ回線用電話機を接続する
場合は、従来のアナログ回線用通信装置と同様にフォト
カプラ,抵抗等により構成でき、本装置の内線インタフ
ェース10にISDN用電話機を接続する場合は、電話
機からの制御チャネル上の信号を使うことができ、オフ
フック検出手段12を介さずに内線インタフェース10
から直接に制御回路7に通知することができる。また、
これらの構成要素の中の複数の回路及び手段を1つのL
SIにまとめて構成できることはいうまでもない。
【0034】次に、上記構成による音声メッセージの通
信装置の動作を説明する。図7および図8は、本通信装
置の制御回路7の動作例を示すフローチャートである。
これらの図を使って本通信装置の動作を送信側と受信側
に分けて以下に説明する。
【0035】(ハ)送信側の動作の説明 内線インタフェース10に接続された電話機から指示検
出手段11を介して録音指示が行われると(ステップS
B2)、音声符号化回路3に音声信号の符号化を指示す
る(ステップSB3)。これにより、内線インタフェー
ス10に接続された電話機から入力される音声信号が符
号化音声に変換されて音声メモリ5に送信音声情報とし
て蓄積される。
【0036】また、内線インタフェース10に接続され
た電話機から指示検出手段11を介して送信指示が行わ
れると(ステップSB2)、回線インタフェース1を制
御して通信網に発信するとともに(ステップSB6)、
通話路切替回路6を制御して情報伝送回路2の出力信号
が回線インタフェース1を介して通信網に送信できるよ
うにし(ステップSB7)、情報伝送回路2に対して情
報送信通知信号の送信と受信準備完了信号の監視を指示
し(ステップSB8)、通話路切替回路6と回線インタ
フェース1を介して情報送信通知信号が送信される。
【0037】情報伝送回路2から受信準備完了信号の検
出が通知されると(ステップSB9)、音声メモリ5に
蓄積されている送信音声情報を読出して(ステップSB
10)、情報伝送回路2,通話路切替回路6,回線イン
タフェース1を介して、相手の通信装置に符号化音声メ
ッセージをそのまま送信する(ステップSB12)。一
方、情報伝送回路2から受信準備完了信号の検出が通知
されない場合(ステップSB9)、音声メモリ5に蓄積
されている送信音声情報を読出して復号化し(ステップ
SB11)、通話路切替回路6,回線インタフェース1
を介して、相手の通信装置に復号化した音声メッセージ
を送信する(ステップSB12’)。
【0038】また、内線インタフェース10に接続され
た電話機から指示検出手段11を介して再生指示が行わ
れると(ステップSB2)、通話路切替回路6を制御し
て音声復号化回路4の出力信号が内線インタフェース1
0に出力できるようにし(ステップSB4)、音声復号
化回路4に復号化音声の復号化を指示する(ステップS
B5)。これにより、音声メモリ5に蓄積されている送
信音声情報が音声に変換され、通話路切替回路6、内線
インタフェース10を介して内線インタフェース10に
接続された電話機から出力される。
【0039】(ニ)受信側の動作の説明 着信が通知されると(ステップSB2)、オフフック検
出手段12からの手動応答の通知を待ち(ステップSB
13)、通知を受けた時は、通話路切替回路6を制御し
て内線インタフェース10と回線インタフェース1とを
接続する(ステップSB14)。また、一定時間オフフ
ック検出手段12から手動応答が通知されなかった時
は、回線インタフェース1を制御して着信に応答する
(ステップSB16)。
【0040】着信に応答後、情報伝送回路2に対して情
報送信通知信号を監視を指示し(ステップSB17)、
情報伝送回路2から情報送信通知信号の検出が通知され
ると、通話路切替回路6を制御して、情報伝送回路2か
ら出力される信号が回線インタフェース1を介して送信
できるようにし(ステップSB19)、情報伝送回路2
に対して受信準備完了信号の送信を指示する(ステップ
SB20)。これにより、通話路切替回路6,回線イン
タフェース1を介して相手の通信装置に受信準備完了信
号が送信される。
【0041】この受信準備完了信号に対応して相手の通
信装置から送られてくる符号化音声を回線インタフェー
ス1,情報伝送回路2を介して受信し(ステップSB2
1)、受信音声情報として音声メモリ5に蓄積する(ス
テップSB22)。また、着信処理完了後、指示検出手
段11を介して再生指示が行われると、通話路切替回路
6を制御して音声復号化回路4の出力信号が内線インタ
フェース10に出力できるようにし(ステップSB
4)、音声復号化回路4に符号化音声の復号化を指示す
る(ステップSB5)。これにより、受信音声情報が音
声に変換され、通話路切替回路6を介して内線インタフ
ェース10を介して内線インタフェース10に接続され
た電話機に出力される。
【0042】§3.第2実施形態 以下に図面を参照して本発明の第2実施形態を詳細に説
明する。本実施形態による通信装置は、アナログ回線用
電話機を接続して、ディジタル公衆回線に接続される点
で第1実施形態と相違している。図9は、本発明の音声
通信装置が、TA(ターミナルアダプタ)の機能を有す
る場合における構成例を示すブロック図である。
【0043】この図において、情報伝送回路14は、音
声チャネル(Bch)上で情報送信通知信号および受信
準備完了信号の送受信機能と、符号化音声メッセージの
送受信機能を備えている。また、制御回路15はデータ
バスに接続され、情報伝送回路14の制御の他にCPU
(レイヤ3の制御手段)206と相互に制御信号の通信
を行い、本発明に特有の制御を行う機能を備えている。
従って、制御回路15がCPU206と相互に制御信号
の通信を行うので、発着信などの呼制御信号を処理する
回線インタフェース1は不要である。また、電話加入者
回路203にオフフックを検出する機能があり、オフフ
ック信号はデータバス207を介して制御回路15にお
いてオフフックを検出することができるので、オフフッ
ク検出手段12も不要である。また、DTMF受信回路
により、アナログポートに接続されたアナログ電話機か
ら入力されるMF信号による指示情報も同様に制御回路
15において検出できるので、指示検出手段11も不要
である。
【0044】第2実施形態のTA(ターミナルアダプ
タ)機能を有する音声通信装置では、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換する機能と、電話機から送出される
MF信号を検出する(即ち指示検出)機能はTA側の機
能として備えている事から、これらの機能を共用できる
点で第1実施形態の音声通信装置とは異なる。また、制
御回路は、データバスを介してオフフック信号及び指示
信号を検出できる点が異なるものの、通信状態での処理
(例えば送信側の音声通信装置では、情報送信通知信号
を送信し、受信準備完了信号を受信した場合には音声メ
モリに蓄積している符号化音声メッセージをそのまま送
出する制御回路の処理)は、第1実施形態のものと同じ
である。
【0045】次に、上記構成による音声メッセージの通
信装置の動作を説明する。 (イ)発信側の動作の説明 ポート1の電話加入者回路203に接続されたアナログ
電話機から、MF信号により録音指示が行われると、ポ
ート1の電話加入者回路203への通信線を情報伝送回
路14に接続するように制御回路15が選択回路202
を制御し、アナログ電話機から入力される音声信号は、
電話加入者回路203により符号化されて音声メモリ5
に送信音声情報として蓄積される。
【0046】また、ポート1の電話加入者回路203に
接続されたアナログ電話機から、MF信号により送信指
示が行われると、S/Tバスインタフェース201を介
して「呼設定」メッセージをINS網に送出すると共
に、選択回路202を制御して音声メモリの送信音声情
報が情報伝送回路を介してINS網に送信できるように
する。次に、INS網から「応答」メッセージを受信す
るとBchによる通信が可能となるので、情報伝送回路
に対して情報送信通知信号の送信を指示し、Bchを介
して情報送信通知信号を送信すると共に、Bchを介し
て受信する受信準備完了信号の監視を指示する。
【0047】情報伝送回路14から受信準備完了信号の
検出が通知されると、音声メモリに蓄積されている送信
音声情報を読出して、選択回路202、S/Tバスイン
タフェースを介して、相手の通信装置に符号化音声メッ
セージを送信する。この時、INS網は、ディジタル公
衆網であるので第1実施形態に比べ高速(64kビット
/秒)に送信することができる。また、情報伝送回路1
4から受信準備完了信号の検出が通知されない場合で
も、同様に符号化音声メッセージを送信する点でも第1
実施形態と異なる。つまり、本実施形態ではディジタル
公衆網を経由するので、相手の通信装置がアナログ電話
機の場合には、網側で符号化音声メッセージを復号化
し、相手の通信装置に送信するからである。
【0048】また、ポート1の電話加入者回路203に
接続されたアナログ電話機から、MF信号により再生指
示が行われると、ポート1の電話加入者回路203への
通信線を情報伝送回路14に接続するように制御回路1
5が選択回路202を制御し、音声メモリ5から送信音
声情報を読出し、電話加入者回路203により復号化さ
れてアナログ電話機に出力される。
【0049】(ロ)受信側の動作の説明 INS網からS/Tバスインタフェース201を介して
着信を示す「呼設定」メッセージを受信し、電話加入者
回路203からの応答信号をデータバスを介してCPU
206が検出した(アナログ電話機が応答した)場合に
は、通常の着信と同様に、CPUは、INS網に「応
答」メッセージを送出して、選択回路を制御して、例え
ばB1chをポート1に接続し、通話可能とする。ま
た、一定時間データバス207を介してCPU206が
電話加入者回路203からの応答信号を検出できなかっ
た場合には、制御回路15の指示によりINS網に「応
答」メッセージを送出して自動応答すると共に、情報伝
送回路14に対して情報送信通知信号の監視を指示し、
情報伝送回路14から情報送信通知信号の検出が通知さ
れると、S/TバスインタフェースのBchを情報伝送
回路14に接続するように制御回路15が選択回路20
2を制御し、情報伝送回路14に対して受信準備完了信
号の送出を指示する。この受信準備完了信号に対応して
相手の通信装置から送られてくる符号化音声メッセージ
をS/Tバスインタフェース、選択回路202を介して
受信し、受信音声情報として音声メモリ5に蓄積する。
【0050】また、着信処理完了後、ポート1の電話加
入者回路203に接続されたアナログ電話機から、MF
信号により再生指示が行われると、ポート1の電話加入
者回路203への通信線を情報伝送回路14に接続する
ように制御回路15が選択回路202を制御し、音声メ
モリ5から受信音声情報を読出し、電話加入者回路20
3により復号化されてアナログ電話機に出力される。
【0051】以上説明したように、TA機能を有する音
声通信装置ではアナログポートにアナログ電話機を接続
でき、音声メモリに蓄積した符号化音声メッセージをデ
ィジタル回線を使って高速(64kビット/秒)に送受
信できる点が第1実施形態の音声通信装置とは異なる特
徴である。
【0052】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通話により用件を伝える場合に、予め用件を整理し
て簡単な録音操作により録音し、簡単な送信操作だけで
通信網に自動的に発信して音声情報を相手に伝えること
ができ、送信後も簡単な再生操作により送信した音声を
再生して内容を確認することができる、という利点を有
することができる。また、伝送速度の速い情報伝送回路
を使用し、高圧縮の音声符号化アルゴリズムを持つ音声
符号化回路/音声復号化回路を使用することにより、実
際に音声で通話する場合の実時間よりも短い時間で相手
の通信装置に送信することができる、という利点を有す
ることができる。
【0054】また、図9には図示していないが、音声メ
モリと情報伝送回路の間に符号化音声メッセージを圧縮
・伸長する回路を接続し、音声メモリに録音する際には
符号化音声メッセージを圧縮して蓄積し、再生する場合
には圧縮した符号化音声メッセージを伸長する。また、
送信時において、受信準備完了信号を受信した場合には
圧縮した符号化音声メッセージをそのまま送出するよう
に符号化音声メッセージの圧縮・伸長手段を動作させ
ず、受信準備完了信号を受信できなかった場合には圧縮
した符号化音声メッセージを伸長して符号化音声メッセ
ージに戻した上で送出するように符号化音声メッセージ
の圧縮・伸長手段を動作させるように制御する事も可能
である。このように制御すれば、音声メモリに記録でき
る音声メッセージが圧縮した分だけ増加し、また送信時
間も更に短くできるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態(1)による通信装置
を用いた通信システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の第1実施形態(1)による通信装置
の構成例を示すブロック図である。
【図3】制御信号等の送受信シーケンスを示す説明図で
ある。
【図4】この発明の第1実施形態(1)の制御回路7の
動作例を示すフローチャートである。
【図5】この発明の第1実施形態(1)の制御回路7の
動作例を示すフローチャートである。
【図6】この発明の第1実施形態(2)による通信装置
の構成例を示すブロック図である。
【図7】この発明の第1実施形態(2)の制御回路7の
動作例を示すフローチャートである。
【図8】この発明の第1実施形態(2)の制御回路7の
動作例を示すフローチャートである。
【図9】この発明の第2実施形態による通信装置の構成
例を示すブロック図である。
【図10】従来のターミナルアダプタの構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1……回線インタフェース、 2,14……情報伝送回
路、3……音声符号化回路、 4……音声復号化回路、
5……音声メモリ、6……通話路切替回路、 7,1
5……制御回路、8,11……指示検出手段、 9,1
2……オフフック検出手段、10……内線インタフェー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/65

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に接続されて音声メッセージを送
    受信する音声メッセージの通信装置であって、 音声メッセージの入出力、および、動作指示の入力を行
    う端末装置と、 前記端末装置から入力される動作指示の内容を検出する
    指示検出手段と、 前記端末装置のオンフック/オフフックを検出するオフ
    フック検出手段と、 音声メッセージを符号化音声メッセージに符号化する音
    声符号化手段と、 符号化音声メッセージを音声メッセージに復号化する音
    声復号化手段と、 符号化音声メッセージを蓄積する蓄積手段と、 送信開始を通知する情報送信通知信号、または、受信準
    備の完了を通知する受信準備完了信号、または、音声メ
    ッセージ/符号化音声メッセージの送受信を行う情報伝
    送手段と、 発着信等の呼制御信号の処理を行う回線インタフェース
    と、 前記動作指示として録音指示が検出された場合には、前
    記音声符号化手段を用いて、前記端末装置より入力され
    た音声メッセージを符号化し、該符号化音声メッセージ
    を前記蓄積手段に蓄積する録音制御手段と、 前記動作指示として再生指示が検出された場合には、前
    記音声復号化手段を用いて、前記蓄積手段に蓄積された
    符号化音声メッセージを復号化し、該音声メッセージを
    前記端末装置より出力する再生制御手段と、 前記動作指示として送信指示が検出された場合には、前
    記回線インタフェースを用いて通信網に発呼し、前記情
    報伝送手段を用いて、前記情報送信通知信号を送信相手
    となる通信装置に対して送信し、次に、前記情報伝送手
    段を用いて、前記受信準備完了信号が前記送信相手から
    送られてくるか否かを監視し、前記受信準備完了信号を
    受信した場合には、前記蓄積手段に蓄積された符号化音
    声メッセージを前記送信相手にそのまま送信し、前記受
    信準備完了信号を受信しなかった場合には、前記音声復
    号化手段を用いて、前記蓄積手段に蓄積された符号化音
    声メッセージを復号化し、該音声メッセージを前記送信
    相手に送信する送信制御手段と、 前記回線インタフェースが着信を検出した場合には、前
    記オフフック検出手段を用いて、前記端末装置のオフフ
    ックを検出し、該オフフックが検出されない場合には、
    着信に自動応答して、前記情報送信通知信号の受信後
    に、前記情報伝送手段を用いて、前記受信準備完了信号
    を送信し、次に、前記情報伝送手段を用いて、符号化音
    声メッセージを受信し、該符号化音声メッセージを前記
    蓄積手段に蓄積する受信制御手段とを具備することを特
    徴とする音声メッセージの通信装置。
  2. 【請求項2】 デジタル通信網に接続されて音声メッセ
    ージを送受信する音声メッセージの通信装置であって、 音声メッセージの入出力、および、動作指示の入力を行
    う端末装置と、 前記端末装置から入力される動作指示の内容を検出する
    指示検出機能と、前記端末装置のオンフック/オフフッ
    クを検出するオフフック検出機能と、音声メッセージを
    符号化音声メッセージに符号化する音声符号化機能と、
    符号化音声メッセージを音声メッセージに復号化する音
    声復号化機能と、発着信等の呼制御信号の処理を行う回
    線インタフェース機能とを有するターミナルアダプタ
    と、 符号化音声メッセージを蓄積する蓄積手段と、 送信開始を通知する情報送信通知信号、または、受信準
    備の完了を通知する受信準備完了信号、または、符号化
    音声メッセージの送受信を行う情報伝送手段と、 前記動作指示として録音指示が検出された場合には、前
    記ターミナルアダプタを用いて、前記端末装置より入力
    された音声メッセージを符号化し、該符号化音声メッセ
    ージを前記蓄積手段に蓄積する録音制御手段と、 前記動作指示として再生指示が検出された場合には、前
    記ターミナルアダプタを用いて、前記蓄積手段に蓄積さ
    れた符号化音声メッセージを復号化し、該音声メッセー
    ジを前記端末装置より出力する再生制御手段と、 前記動作指示として送信指示が検出された場合には、前
    記ターミナルアダプタの回線インタフェース機能を用い
    て通信網に発呼し、前記情報伝送手段を用いて、前記情
    報送信通知信号を送信相手となる通信装置に対して送信
    し、次に、前記情報伝送手段を用いて、前記蓄積手段に
    蓄積された符号化音声メッセージを前記送信相手にその
    まま送信する送信制御手段と、 前記ターミナルアダプタが着信を検出した場合には、前
    記ターミナルアダプタを用いて、前記端末装置のオフフ
    ックを検出し、該オフフックが検出されない場合には、
    着信に自動応答して、前記情報送信通知信号の受信後
    に、前記情報伝送手段を用いて、前記受信準備完了信号
    を送信し、次に、前記情報伝送手段を用いて、符号化音
    声メッセージを受信し、該符号化音声メッセージを前記
    蓄積手段に蓄積する受信制御手段と具備することを特徴
    とする音声メッセージの通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の音声メッセージの通信装置を通信網に接続した音声
    メッセージの通信システムであって、 前記音声メッセージの通信装置から、所定の電話番号を
    通信網に送出して発信し、 前記発信に対する応答を検出した場合には、情報送信通
    知信号を送出し、 該情報送信通知信号に対する受信準備完了信号を受信し
    た場合には、符号化音声メッセージを送信し、 該受信準備完了信号を受信できなかった場合には、符号
    化音声メッセージを復号化した音声メッセージを送信す
    ることを特徴とする音声メッセージの通信システム。
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