JP3161315U - 設置物据付器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機等の重量の比較的大きい設置物の据付に好適で、設置面の傾斜向きに関わらず設置物を水平な状態で据付することができる設置物据付器具を提供する。【解決手段】設置物1を設置面2に据付するための据付器具であり、偏心位置に少なくとも1つの調整穴を有する半球状の傾斜補正部3と、傾斜補正部を支え且つ設置面に固定するためのアンカー通し穴12が形成された底部の底板11と、設置物の脚20を固定するための脚固定部材18を取り付け可能な天板部15とからなり、傾斜補正部3を調整穴5により底部に対し相対的な傾き角となるように固定し、固定された傾斜補正部3に天板部15をさらに固定する構造を設えて設置物据付器具を構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、設置物据付器具に関し、詳しくは、自動販売機等の重量の比較的大きい設置物を設置面に安定に据付することができ、設置面の傾斜向きに関わらず設置物を水平な状態で据付することができる設置物据付器具に関する。
自動販売機等の重量の比較的大きい設置物は、転倒や盗難を防止するために、その設置物の脚を固定部材で目的の設置面に据付している。このような設置物は重量が大きいため水平な状態で据付することが必要であり、このため、傾斜地では高さ調整のために据付用の台座を作る場合がある。しかし、据付用の台座を作るためにはコンクリート工事を必要とするため工期がかかり、また、設置物の移動や撤去の場合には、あらためて解体のためのコストと工期がかかる。また、コンクリートブロック等の挾み材を使用して高さ調整する場合もあるが、設置物を水平にするのが難しく、据付が不安定になる場合もある。また、挾み材をモルタルやコンクリート用接着材等で固定する場合にも工期がかかる。
このような問題点に対し、設置物を傾斜地で据付するための据付器具の提案がある。特許文献1では、設置面に固定するための底板と設置物の脚固定部材を取り付ける手段が設けられた天板とがその厚み方向で互いに開閉自在となるように下ハーフと上ハーフとを回動自在に連結したヒンジ軸を有し、底板と天板との相対的な傾き角を選択的に設定するための傾き角調節手段を備えた設置物据付台の提案がある。また、特許文献2では、傾斜面の傾斜に合わせて、上部の調節穴と下部の蝶番(ヒンジ)の取り付け穴とを所定の傾斜に調整して固定する自動販売機の傾斜面設置固定材の提案がある。
しかしながら、これらの先行文献の提案は、据付器具を用いて一方向側の傾斜角の調整をすることはできるが、全周囲方向への角度調整は困難であるため、底部を一旦アンカーボルトで固定してしまうと、角度調整方向が限られてしまい、設置物の水平位置への据付に制約を生じている。また、据付器具の底部を傾斜方向に合わせて向きを変えて据付した場合、据付器具が設置物の周囲にはみ出し、美感が損なわれる場合がある。
特開2003−346233号公報 特開2005−62980号公報
本考案は上記従来の問題点に着目してなされたものであり、自動販売機等の重量の比較的大きい設置物の据付に好適で、設置面の傾斜向きに関わらず設置物を水平な状態で据付することができる設置物据付器具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。請求項1の考案は、設置物を設置面に据付するための据付器具であり、偏心位置に少なくとも1つの調整穴を有する半球状の傾斜補正部と、傾斜補正部を支え且つ設置面に固定するためのアンカー通し穴が形成された底部と、設置物の脚を固定するための脚固定部材を取り付け可能な天板部とからなり、傾斜補正部を調整穴により底部に対し相対的な傾き角となるように固定し、固定された傾斜補正部に天板部をさらに固定する構造を有することを特徴とする設置物据付器具である。
以上のように本考案によれば、自動販売機等の重量の比較的大きい設置物の据付に好適で、設置面の傾斜向きに関わらず設置物を水平な状態で据付することができる。据付器具の底部を一旦固定した後も角度調整を全周囲方向に自由にすることができ、据付器具が設置物の周囲にはみ出さないため美感を保つこともでき、設置物の据付器具として極めて有効である。
本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の側面図(透視図)である。 本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の傾斜補正部の説明図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の傾斜補正部の説明図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の傾斜補正部及び底部の斜視図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の斜視図である。 本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具の斜視図である。
以下、本考案の第1の実施の形態にかかる設置物据付器具を図1から図6の図面に従って説明する。図1において符号1は自動販売機、空調装置等の設置物、符号2は設置面を表しており、本考案では、設置面が傾斜している状態において好適に使用することができる。
本考案の設置物据付器具は、金属で構成されており、偏心位置に少なくとも1つの調整穴(符号5)を有する半球状の傾斜補正部(符号3)と、傾斜補正部を支える筒状の支え(符号6)を有し且つ設置面に固定するためのアンカー通し穴(符号12)が底板(符号11)に形成された底部と、設置物の脚(符号20)を固定するための脚固定部材(符号18)を取り付け可能な天板部(符号15)とからなり、傾斜補正部(符号3)を調整穴(符号5)により底部に対し相対的な傾き角となるように固定し、固定された傾斜補正部(符号3)に天板部(符号15)をさらに固定する構造を有している。次に、各部の固定方法と詳細について説明する。
(設置面への底部の固定)
底板(符号11)のアンカー通し穴(符号12)にアンカー(符号13)を通し、設置面(符号2)にアンカー(符号13)を打ち込むことにより固定を行う。ここで、アンカー(符号13)には、ワッシャー等を用いて良い。
(傾斜補正部と底部との固定)
傾斜補正部(符号3)は調整穴(符号5)により底部に対し相対的な傾き角となるように軸ネジ(符号8)で固定する。ここで、底部の支え(符号6)の中央には軸ネジ止め用ボルト(符号9)が溶接等によりに付してあり、軸ネジ(符号8)を固定する。さらに、軸ネジ(符号8)と傾斜補正部(符号3)とを軸ネジ止め用ボルト(符号10)にて固定する。ここで軸ネジ止め用ボルト(符号10)には、ワッシャー等を用いて良い。
(傾斜補正部と天板部との固定)
傾斜補正部(符号3)に溶接等により付した天板部固定用の枠(符号14)と天板部(符号15)とをネジ(符号17)を用いて固定を行う。また、軸ネジ(符号8)を軸ネジ止め用ボルト(符号19)でネジ止めすることにより、天板部(符号15)と固定する。ここで、脚固定部材(符号18)も天板部(符号15)とともに軸ネジ止め用ボルト(符号19)で固定をする。軸ネジ止め用ボルト(符号19)には、ワッシャー等を用いて良い。
(設置物の天板部への固定)
設置物(符号1)の脚(符号20)の底部(符号21)を、天板部(符号15)上に固定した脚固定部材(符号18)に嵌め込み、ネジ止め用ボルト(符号22)にて固定をする。
(傾斜補正部の詳細)
次に、本考案の設置物据付器具の傾斜補正部(符号3)についてさらに詳細に説明を行う。傾斜補正部(符号3)は、図2に示すように、半球の中心位置である子午線(符号24)と赤道線(符号25)との交点に対して偏心位置に少なくとも1つの調整穴(符号5)を有している。ここで、調整穴(符号5)の形状は長円、楕円、多角形、不定形等でも良く、特に限定されない。また、図3に示すように、複数の調整穴(符号5)がそれぞれ偏心位置にあっても良い。また、傾斜補正部(符号3)には、図2、図3に示すように、天板部固定用の枠(符号14)が溶接等により付されており、この枠には、天板部(符号15)固定用のネジ穴(符号23)が周囲に設けられている。なお、天板部(符号15)固定用のネジ穴(符号23)の数、位置、形状等は任意に設定して良い。
傾斜補正部(符号3)は図4に示すように、筒状の支え(符号6)により支えられ、調整穴(符号5)に軸ネジ(符号8)を通し、軸ネジ止め用ボルト(符号10)にて固定される。ここで、調整穴(符号5)が偏心位置にあるため、傾斜補正部(符号3)を軸ネジ(符号8)まわりに回転することで、底板(符号11)に対し、天板部固定用の枠(符号14)が所望の相対的な傾き角となるように調整することができる。
(天板部の詳細)
次に、本考案の設置物据付器具の(符号15)についてさらに詳細に説明を行う。天板部(符号15)は、図5に示すように天板部固定用の枠(符号14)の上にかぶせて使用し、天板部固定用の枠(符号14)と天板部(符号15)とをネジ(符号17)を用いて固定する。また、軸ネジ通し穴(符号27)に軸ネジ(符号8)を通す。天板部(符号15)の形状や、ネジ(符号17)の数、位置、形状、軸ネジ通し穴(符号27)の形状、位置等は特に限定されない。また、天板部固定用の枠(符号14)と天板部(符号15)との相対的な位置は、任意に設定することができる。以上の結果、底板(符号11)に対し、天板部(符号15)が所望の相対的な傾き角となるように調整することができる。
さらに、図6に示すように、脚固定部材(符号18)を天板部(符号15)とともに軸ネジ(符号8)に通し、軸ネジ止め用ボルト(符号19)を用いて固定をする。その結果、固定された脚固定部材(符号18)を用いて、設置物(符号1)の脚(符号20)の固定が可能となる。
上記のように本考案の設置物据付器具は、自動販売機等の重量の比較的大きい設置物の据付に好適で、設置面の傾斜向きに関わらず設置物を水平な状態で据付することができる。傾斜補正部(符号3)を軸ネジ(符号8)まわりに回転することで、底部を一旦アンカーボルトで固定した後も角度調整を全周囲方向に自由にすることができる。また、天板部固定用の枠(符号14)と天板部(符号15)との相対的な位置を調整することで、据付器具が周囲にはみ出さなくなるため、美感を保つこともできる。なお、本考案では、設置面が傾斜している状態において好適に使用することができるが、設置面が水平な状態においても、傾斜補正部(符号3)の調整穴(符号5)と軸ネジ(符号8)との位置関係を調整することで、水平状態を保ったまま使用することもできる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られたものではない。本考案の設置物据付器具の形状、大きさ等は、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、使用する設置物の形状、大きさ等に応じて自由に選択することができ、この範囲において設計の変更等があっても本考案に含まれる。
1 設置物
2 設置面
3 半球状の傾斜補正部
4 半球状の傾斜補正部の断面
5 半球状の傾斜補正部の調整穴
6 傾斜補正部の支え
7 傾斜補正部の支えの断面
8 軸ネジ
9 底部に付した軸ネジ止め用ボルト
10 傾斜補正部を底部に固定するための軸ネジ止め用ボルト
11 底部の底板
12 アンカー通し穴
13 アンカー
14 傾斜補正部に付した天板部固定用の枠
15 天板部
16 天板部の断面
17 傾斜補正部に付した天板部固定用の枠と天板部とを固定するネジ
18 脚固定部材
19 天板部と脚固定部材とを固定する軸ネジ止め用ボルト
20 設置物の脚
21 設置物の脚の底部
22 設置物の脚のネジ止め用ボルト
23 傾斜補正部に付した天板部固定用の枠のネジ穴
24 子午線
25 赤道線
26 軸ネジの中心線
27 軸ネジ通し穴

Claims (1)

  1. 設置物を設置面に据付するための据付器具であり、偏心位置に少なくとも1つの調整穴を有する半球状の傾斜補正部と、傾斜補正部を支え且つ設置面に固定するためのアンカー通し穴が形成された底部と、設置物の脚を固定するための脚固定部材を取り付け可能な天板部とからなり、傾斜補正部を調整穴により底部に対し相対的な傾き角となるように固定し、固定された傾斜補正部に天板部をさらに固定する構造を有することを特徴とする設置物据付器具。
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