JP3161176U - 果物の摘果器 - Google Patents

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Abstract

【課題】果物のへたを確実に切断し、一個ずつ確実に摘果することができる果物の摘果器を提供する。【解決手段】鞘管本体に貫設、かつ内装した回転軸の一端に、一端を固定した固定刃を有する半截椀形の受け部を設け、また、この一端に、一端を固定した可動刃を備えた半截椀形の覆い部を設け、受け部の他端と、覆い部の他端を枢着し、回転軸の他端にハンドルを設け、ハンドルと回転軸で、覆い部を回転し、覆い部を、受け部に被嵌するとともに、回転動作時に、固定刃と、可動刃を、噛合い関係とする。【選択図】図2

Description

本考案は、蜜柑、八朔、伊予杆等の柑橘類、梨子、林檎等の仁果類、又は桃、サクランボ等の核果類、栗等の殻果類、果物等でなる果物の摘果器(採果具)に関する。
高所の果物を的確、かつ傷めず、簡易に摘果する冶具は、一部で重宝されている。しかし、その大半は、鋏とネットの組合せ構造であり、摘果時において、果物同士の衝突で、大切な果物に傷を付けやすく、あまり好ましくないものである。また、操作レバーとか、ハンドルの操作で、ワイヤーの動作を介して、鋏を動作する構造であり、この鋏の操作に手間と、経験を要すること、また、ワイヤーの緊張と弛緩では、的確な動作が確保されないこと、等の弊害があった。これらの改良を従来技術から検討する。この従来技術を、以下、文献として説明する。
文献(1)は、実開平6−23418号の「採果具」であり、この考案は、内面を柔軟材で形成した分割式の椀状体(抱持体)を、本杆の下に設けた操作レバーで開閉し、この開閉を介して、果物を採果することと、この採果時に、望ましくは、この抱持体に設けた刃物で枝を切断し、同時に抱持体で収穫する構造である。しかし、この考案は、ワイヤーと操作レバーを介して、抱持体を開閉操作する構造であり、この操作に手間と、経験を要すること、的確な動作が確保されない、等の弊害が考えられる。
文献(2)は、実開昭63−145422号の「果実摘果装置」であり、この考案は、柄と、この柄の先端に設けた摘果リングと、この摘果リングに垂下した摘果網と、摘果リングに設けた鋏と、この鋏を操作する柄内に設けたワイヤー、及び操作レバーとで構造である。この考案の特徴と、改良点は文献(1)に準ずる。
また、文献(3)は、特開2006−101775の「果実収穫装置」であり、この発明は、伸縮自在の竿と、この竿の先端に設けた果実の通過ができる枠部材と、この枠部材に回転自在に設けた椀形の捕獲部材と、この捕獲部材の一端に設けた刃物と、前記枠部材に設けた収容ネット(シュート部材)と、この捕獲部材を回転するワイヤー及びハンドルとで構成し、捕獲部材の回転で、果物をキャッチすると同時に、果物のへた(果梗)を切断して捕獲することを特徴とする。しかし、この発明は、ワイヤーとハンドルを介して、捕獲部材を回転し、かつ刃物を操作する構造であり、この操作に手間と、経験を要すること、的確な動作が確保されない、等の弊害が考えられる。
実開平6−23418号 実開昭63−145422号 特開2006−101775
前記文献(1)〜(3)は、摘果した果物を、大きな収容袋(ネット、抱持体、摘果網)に収容する構造であり、果物同士の衝突する虞があり、例えば、傷の発生と、品質・価格の低下等が考えられ、改良の余地がある。
また、この文献(1)〜(3)は、ワイヤーと、操作ハンドルとによる切断、及び摘果と、収容であり、前述の如く、この操作に手間と、経験を要すること、的確な動作が確保されない、等の弊害が考えられる。
上記に鑑み、本考案は、果物のへたを、確実に切断し、一個ずつ確実に摘果する構造を提供し、果物同士の衝突回避を図ることで、例えば、傷の発生と、品質・価格の低下等をなくすことを意図する。そして、また、本考案は、ハンドルの操作を介して、回転軸が回り、刃物によるへたの切断と、摘果とを、略同時で、かつ確実に行うこと、又は操作の簡便化と、何人も、経験なく、直ちに摘果作業ができる果物の摘果器の提供を意図する。さらに、本考案は、固定刃と可動刃との刃物の噛合いと、覆い部による受け部の被嵌との動作を、即ち、この果物の確実な切断と、収穫とを同時に実行すること、また、収穫時の果物の落下、摘果不良等の悪い状態を回避すること、等を意図する。
請求項1に記載の考案は、前記に記載の如く、[イ] 果物のへたを、確実に切断し、一個ずつ確実に摘果する構造を提供し、果物同士の衝突回避を図ることで、例えば、傷の発生と、品質・価格の低下等をなくすことを意図する。[ロ] ハンドルの操作を介して、回転軸が回り、刃物によるへたの切断と、摘果とを、略同時で、かつ確実に行うこと、又は操作の簡便化と、何人も、経験なく、直ちに摘果作業ができる果物の摘果器の提供を意図する。[ハ] 固定刃と可動刃との刃物の噛合いと、覆い部による受け部の被嵌との動作を、即ち、この果物の確実な切断と、収穫とを同時に実行すること、また、収穫時の果物の落下、摘果不良等の悪い状態を回避すること、等を意図する。
この請求項1は、鞘管本体に貫設するように回転軸を内装し、この鞘管本体の一端に、その一端を固定した固定刃を有する半截椀形の受け部を設け、また、この回転軸の貫設した一端に、その一端を固定した可動刃を備えた半截椀形の覆い部を設け、この受け部の他端と、この覆い部の他端を枢着し、前記回転軸の他端にハンドルを設け、このハンドルと回転軸を介して、前記覆い部を回転し、この覆い部を、前記受け部に被嵌するとともに、この回転動作時に、前記固定刃と、可動刃を、噛合い関係とする構成とした果物の摘果器とする。
請求項2に記載の考案は、前記[イ]〜[ハ]の意図を達成し、かつこの請求項2において、[ニ] 果物を収容する受け部の最適な構造を意図する。
この請求項2は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
前記受け部の他端に設けた基板を、前記鞘管本体の一端に設けた杆体を介して、この鞘管本体の一端に間隔をおいて取付け、この間隔内に、前記覆い部の他端に設けた基板を、支持する構成とした果物の摘果器とする。
請求項3に記載の考案は、前記[イ]〜[ハ]の意図を達成し、かつこの請求項3において、[ホ] 果物を覆う覆い部の回転を司る、回転軸の可動限と、その後退限の最適な構造を意図する。
この請求項3は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
前記回転軸の可動限と、その後退限の構造を、前記回転軸に設けた覆い部の他端に設けた基板に開設した、対の半月状の切り溝と、この切り溝に貫設された前記鞘管本体の一端に設けた杆体と、で構成し、この杆体が、前記切り溝の一方の溝端部と、その他方の溝端部とに、停止することで、前記可動限と、その後退限とを規制する構成とした果物の摘果器とする。
請求項4に記載の考案は、前記[イ]〜[ハ]の意図を達成し、かつこの請求項4において、[ヘ] 果物の収容を司る、受け部と、覆い部の内面側の最適な構造を意図する。
この請求項4は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
前記受け部と、覆い部の内面側に、緩衝部材を設ける構成とした果物の摘果器とする。
請求項1の考案は、鞘管本体に貫設するように回転軸を内装し、鞘管本体の一端に、一端を固定した固定刃を有する半截椀形の受け部を設け、また、回転軸の貫設した一端に、一端を固定した可動刃を備えた半截椀形の覆い部を設け、受け部の他端と、覆い部の他端を枢着し、回転軸の他端にハンドルを設け、ハンドルと回転軸を介して、覆い部を回転し、覆い部を、受け部に被嵌するとともに、回転動作時に、固定刃と、可動刃を、噛合い関係とする構成とした果物の摘果器とする。
従って、この請求項1は、前述した特徴を発揮できる。
[イ] 果物のへたを、確実に切断し、一個ずつ確実に摘果する構造を提供し、果物同士の衝突回避を図ることで、例えば、傷の発生と、品質・価格の低下等をなくし得る。
[ロ] ハンドルの操作を介して、回転軸が回り、刃物によるへたの切断と、摘果とを、略同時で、かつ確実に行うこと、又は操作の簡便化と、何人も、経験なく、直ちに摘果作業ができる果物の摘果器を提供できる。
[ハ] 固定刃と可動刃との刃物の噛合いと、覆い部による受け部の被嵌との動作を、即ち、この果物の確実な切断と、収穫とを同時に実行できること、また、収穫時の果物の落下、摘果不良等の悪い状態を回避できること、等を備える。
この請求項2の考案は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
受け部の他端に設けた基板を、鞘管本体の一端に設けた杆体を介して、鞘管本体の一端に間隔をおいて取付け、間隔内に、覆い部の他端に設けた基板を、支持する構成とした果物の摘果器とする。
従って、請求項2は、前述した特徴を発揮できる。
[イ]〜[ハ]の意図を達成できる。
[ニ] 果物を収容する受け部の最適な構造を提供できる。
請求項3の考案は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
回転軸の可動限と、後退限の構造を、回転軸に設けた覆い部の他端に設けた基板に開設した、対の半月状の切り溝と、切り溝に貫設された前記鞘管本体の一端に設けた杆体と、で構成し、杆体が、切り溝の一方の溝端部と、他方の溝端部とに、停止することで、可動限と、その後退限とを規制する構成とした果物の摘果器とする。
従って、請求項3は、前述した特徴を発揮できる。
[イ]〜[ハ]の意図を達成できる。
[ホ] 果物を覆う覆い部の回転を司る、回転軸の可動限と、その後退限の最適な構造を提供できる。
請求項4の考案は、請求項1に記載の果物の摘果器であって、
受け部と、覆い部の内面側に、緩衝部材を設ける構成とした果物の摘果器とする。
従って、請求項4は、前述した特徴を発揮できる。
[イ]〜[ハ]の意図を達成できる。
[ホ] 果物の収容を司る、受け部と、覆い部の内面側に、緩衝部材を設ける構成とした果物の摘果器を提供できる。
摘果器の使用状態を示した縮尺斜視図 摘果器の全体を示した図であって、受け部に覆い部が噛合い、閉まった状態の斜視図 摘果器の全体を示した図であって、受け部から覆い部が離間し、開いた状態の斜視図 受け部に覆い部が離間し、開いた状態の正面図 図4−1の平面図 受け部に覆い部が離間し、開いた状態から、この覆い部が可動し、この可動の途中過程を示した正面図 受け部に覆い部が噛合い、閉まった状態の正面図 図4−1の平面図 鞘管本体とハンドルとの関係を示した要部の拡大斜視図 図5−1の断面図 鞘管本体に設けた受け部の基板と、覆い部の基板の関係を説明する拡大俯瞰図 図6−1の平面図 覆い部の他端に設けた基板を示してあり、この基板に設けた切り溝を示した平面図 他の摘果器(鞘管本体を長くした例)の使用状態を示した縮尺斜視図 他の摘果器の全体を示した図であって、受け部に覆い部が噛合い、閉まった状態の斜視図
以下、本考案の一実施例を説明すると、1は管状の鞘管本体で、その長さは、種々であり、例えば、図1に示した短いタイプと、図7に示した長いタイプとが考えられるが、果物Fの樹木の長さと、果物Fの成っている高さを考慮して決定する。また、軽量化、耐蝕性、耐汚染性、等を考慮し、例えば、アルミ材が好ましい。
この鞘管本体1の内には、回転軸2が貫設されている。この回転軸2の一端2a(下端)、他端2b(上端)は、鞘管本体1の一端1a(下端)、他端1b(上端)より突出する。そして、この回転軸2の一端2a(下端)には、鞘管本体1より大径の支持管3を介して、ハンドル5を着脱自在に設ける。従って、このハンドル5を回転することで、回転軸2が正逆回転する。また、この回転軸2の他端2b(上端)は、鞘管本体1の他端1b(上端)に設けた補助鞘管100を貫設して設けるとともに、この補助鞘管100と、後述する基板800との間に間隔Aを形成し、この間隔Aで、かつ他端2bに重ねるようにして、半截椀形の覆い部6の椀形の一端6a(基端)に設けた基板600を固着する。そして、この基板600には、半月状の対の切り溝601、601を設ける。尚、この覆い部6に、半截椀形を形成する板状、又は図示しない紐状等の覆い部片602を複数条形成することで、果物Fを覆う構造を形成する。また、前記ハンドル5は、支持管3に設けた空洞に差込み、止め螺子を介して、回転軸2に固定する構造である。従って、ハンドル5を回転することで、回転軸2が正逆回転するとともに、この正逆回転で、覆い部6が同期し、後述する受け部8に被嵌、又は離間する構造となっている。さらに、後述する可動刃13が正逆回転し、後述する固定刃10に噛合い、又はこの可動刃13と固定刃10との間に空間S(果物FのへたF1が入る空間S)が構成される。
また、前記補助鞘管100の上面に設けた前記基板600の上に、フランジ700、700(対の場合は、一つの符号とする)を介して二本の杆体7、7を設け、この杆体7に半截椀形の受け部8の椀形の一端8a(基端)に設けた基板800を設ける。そして、この基板800と、覆い部6の基板600との間に、前記フランジ700を設けるとともに、この覆い部6の基板600が動ける空間を形成する。また、この受け部8の椀形の他端8b(自由端)「一端8aに対峙し、その軸方向の椀形の他端である」には膨出部801aを形成した基板801を設け、この基板801の内側801bには、固定刃10を設ける構造である。また、この受け部8に、半截椀形を形成する板状、又は図示しない紐状等の受け部片802を複数条形成することで、果物Fを受ける構造を形成する。そして、前記杆体7は、前記覆い部6の基板600に開設した切り溝601、601を貫設する構造である。
そして、覆い部6の椀形の他端6b(自由端)「一端6aに対峙し、その軸方向の椀形の他端である」には、基板603を形成する。この基板603は、前記受け部8の他端8bと重畳されており、この重畳した基板603、801を、止め杆12で枢着する。また、この覆い部6の他端6bには、一方側(受け部8が位置する方向と、反対方向の側)に向かって突出したガイド片604を設ける。このガイド片604は前記膨出部801aの外側に添接される。この添接により、このガイド片604の内側604aに設けた可動刃13と、前記固定刃10が噛合う構造である。
以下、本考案の使用状態を説明すると、図4−1に示した、原則として、低所の果物Fを収穫する際に使用される構造であり、例えば、覆い部6が離間し、開いた状態では、基板603と、受け部8の基板801とは横一文字で、また、この図4−1では、図示しないが、基板600と、受け部8の基板800とは横一文字となっており、かつ覆い部6のガイド片604は、受け部8の膨出部801aより離間している。このガイド片604の離間で、覆い部6に設けた可動刃13と、受け部8の固定刃10との間には、空間Sが形成されている。そこで、ハンドル5と、鞘管本体1とを、それぞれ片手で把持し、果物Fに近づけ、この受け部8に、果物Fを収容し、かつ前記空間Sに、そのへたF1を位置させる。この状態で、ハンドル5を回転し、この回転で回転軸2を回転すると、この回転軸2に固止する覆い部6の基板600が回り始める(覆い部6の始動限から、可動限に至る)。この回転が始まると、この覆い部6の基板600の切り溝601の始動限には、補助鞘管100に立設した杆体7が存在する。しかし、順次、回転することで、この覆い部6と切り溝601は、杆体7をガイドとして、円周方向の軌跡(円弧軌跡)で正回転する(回転軸2の軸芯を支点として正回転し、可動限で停止する)。しかし、これと同時に、この覆い部6の基板603は、その始端限より終端限に至って、受け部8の基板801との間を枢着する止め杆12を介して正回転する(止め杆12を支点として正回転する)。
前述した、この覆い部6の両端(回転軸2側と、止め杆12側)の正回転で、果物Fを収容するとともに、この基板603のガイド片604に設けた可動刃13が可動し(始動限から、可動限に至り停止し)、受け部8の膨出部801aに設けた固定刃10と噛合することで、へたFを切断する。この切断が終了した状態で、覆い部6が受け部8に被嵌され、切断かつ収穫された果物Fを収容する。
この収容した果物Fを、ハンドル5を操作することなく(動かすことなく)、手元か、収穫籠、ケース等の収容具(図示せず)に移動し、その後、ハンドル5を、回すと、前述の収容時における正回転とは、逆方向に回転(逆回転)し、覆い部6が戻り、受け部8の半截上半分は開放されるので、この開放部より果物Fを取出し、この収容具に収穫かつ収容する。尚、逆回転時の覆い部6、基板603、切り溝601等の動きは、逆方向であり、その説明は割愛する。また、切り溝601と止め杆12との組合せ構造、及び覆い部6の基板604と、受け部8の基板801との間を止め杆12で枢着する構造とで、覆い部6の確実な円弧軌跡、ズレ防止と、その動きとを図ること、又は受け部8との被嵌を達成すること、並びに可動刃13と、固定刃10との噛合を図ること、等を意図する。
尚、前記正逆回転は、説明の便宜上で示した操作であり、限定されない。また、果物Fを保護するためと、こぼれを無くすために、この受け部8、及び/又は、覆い部6との内面の一部、又は全部に緩衝部材(図示しない)を設けることも有りえる。
さらに、図7と、図8に示した他の摘果器は、前述した摘果器と同じ略構造であるが、その相違点は、鞘管本体1と回転軸2の軸方向の長さが、長身となっているであり、その他の構造と、使用及び操作の方法は、同じである。そして、この他の摘果器は、原則として、高所の果物Fを収穫する際に利用する。
尚、図中15は鞘管本体1の適所に設けたグリップ緩衝材で、把持と操作時の緩衝と、スリップ防止、又はこの鞘管本体1を小径化した際の握り、操作等の容易性、安定性等の確保を図る。また、その素材は、スポンジ素材とするが、合成樹脂等の硬い素材も可能である。さらに、カラフルな色彩、識別性の色彩、或いは害獣、虫除け素材を利用することもできる。
1 鞘管本体
1a 一端(下端)
1b 他端(上端)
100 補助鞘管
2 回転軸
2a 一端(下端)
2b 他端(上端)
3 支持管
5 ハンドル
6 覆い部
6a 一端(基端)
6b 他端(自由端)
600 基板
601 切り溝
602 覆い部片
603 基板
604 ガイド片
604a 内側
7 杆体
700 フランジ
8 受け部
8a 一端(基端)
8b 他端(自由端)
800 基板
801 基板
801a 膨出部
801b 内側
802 受け部片
10 固定刃
12 止め杆
13 可動刃
15 グリップ緩衝材
A 間隔
F 果物
F1 へた
S 空間

Claims (4)

  1. 鞘管本体に貫設するように回転軸を内装し、この鞘管本体の一端に、その一端を固定した固定刃を有する半截椀形の受け部を設け、また、この回転軸の貫設した一端に、その一端を固定した可動刃を備えた半截椀形の覆い部を設け、この受け部の他端と、この覆い部の他端を枢着し、前記回転軸の他端にハンドルを設け、このハンドルと回転軸を介して、前記覆い部を回転し、この覆い部を、前記受け部に被嵌するとともに、この回転動作時に、前記固定刃と、可動刃を、噛合い関係とする構成とした果物の摘果器。
  2. 請求項1に記載の果物の摘果器であって、
    前記受け部の他端に設けた基板を、前記鞘管本体の一端に設けた杆体を介して、この鞘管本体の一端に間隔をおいて取付け、この間隔内に、前記覆い部の他端に設けた基板を、支持する構成とした果物の摘果器。
  3. 請求項1に記載の果物の摘果器であって、
    前記回転軸の可動限と、その後退限の構造を、前記回転軸に設けた覆い部の他端に設けた基板に開設した、対の半月状の切り溝と、この切り溝に貫設された前記鞘管本体の一端に設けた杆体と、で構成し、この杆体が、前記切り溝の一方の溝端部と、その他方の溝端部とに、停止することで、前記可動限と、その後退限とを規制する構成とした果物の摘果器。
  4. 請求項1に記載の果物の摘果器であって、
    前記受け部と、覆い部の内面側に、緩衝部材を設ける構成とした果物の摘果器。
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CN108419522A (zh) * 2018-05-17 2018-08-21 武夷学院 一种旋转切割式水果采摘装置及其控制方法

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