JP3160738U - 吊り下げホルダー - Google Patents

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横山 悦二
悦二 横山
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アール・シー・アイ・アジア株式会社
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Abstract

【課題】キーや工具等を吊り下げ、不用意にロック解除されることがなく、簡単・確実に持ち歩くことができる吊り下げホルダーを提供する。【解決手段】ワイヤーの一端の支持部を回動自在に固着してなる中空状のホルダー本体A内に、中心にワイヤー差込孔4aを設けたスライド体のワイヤー差込孔にワイヤー2を貫通して差し込み、このワイヤーの外周を掴んでロックするロック機能を有する保持具5を設けると共に、該保持具のスライド体4の頭部を上下動すべくホルダー本体Aに、スリット軸Aaの先端に頭部を押し上げるための押上部を突設してなるロック解除具A1を設けて構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、キーや工具等を吊り下げ、簡単・確実に持ち歩くことができる吊り下げホルダーに関するものである。
ワイヤーの一端を固着してなる中空状のホルダー本体内に、中心にワイヤー差込孔を設けたスライド体のワイヤー差込孔にワイヤーを貫通して差し込み、このワイヤーの外周を掴んでロックするロック機能を有する保持具を設けると共に、スライド状に移動させるための水平方向に中空状のホルダー本体より適宜突出した一体に連結してレバーによるロック解除具を設けてなる吊り下げホルダーがある。
(特許文献1参照)
実用新案登録第3155239号公報
上記従来の技術は、本考案者が出願したもので、ホルダー本体より適宜突出した一体に連結したレバーによりロック解除するもので、好評であったが、ポケット等に引っ掛り、ロック解除されることがあった。
よって、本考案は、ホルダー本体より突出することがないため、不用意なロック解除がなく、安全に使用できるものである。
本考案は、ワイヤーの一端の支持部を回動自在に固着してなる中空状のホルダー本体内に、中心にワイヤー差込孔を設けたスライド体のワイヤー差込孔にワイヤーを貫通して差し込み、このワイヤーの外周を掴んでロックするロック機能を有する保持具を設けると共に、該保持具のスライド体の頭部を上下動すべくホルダー本体に、スリット軸の先端に頭部を押し上げるための押上部を突設してなるロック解除具を設けてなること。ホルダー本体内にベルト通し等に取り付けるための取付部を設けてなること。
1)、保持具の構造により、ワイヤーを差し込むだけで簡単・確実にロックできると共に、スリット軸を押さえることにより、押上部にてスライド体の頭部を押し上げることのできるロック解除具で、誰でも簡単・容易にロック解除できる効果がある。
2)、特に、女性の方でも簡単で使い易すく、ロック解除具がホルダー本体より突出していないため、安全に使用できる。
3)、取付部を設けることにより持ち運びが便利で、かつ、支持部を回動自在に形成しているためワイヤーがねじれる(変形する)ことなく長期に使用できる。
本考案の一実施例を示す吊り下げホルダーの一部縦断正面図。 本考案の一実施例を示す吊り下げホルダーの使用状態正面図。 本考案の一実施例を示す吊り下げホルダーのロック解除具の作動状態側面図。
考案の実施するための形態
以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
吊り下げホルダー1は、ワイヤー2の一端のボール状の支持部2aを回動自在に、下部外周に固着してなる適宜な長さ(2cm〜6cm位)を有する筒体による中空状のホルダー本体A内下部に、挿入孔3a1を設けると共に、中空部3a2の先端方向にテーパー内面3a3を形成してなる中空体3内に、中心にワイヤー差込孔4aを設け、ベアリング4b−−(この実施例の場合3個)を保持する保持片4c・4cを上下に形成すると共に、圧縮スプリング4dを設けた頭部4eを形成したスライド体4を内設してなるワイヤー2の外周を掴んでロックするロック機能を有する保持具5を設けると共に、スライド体4を移動させるためホルダー本体Aに、スリット軸Aaの先端に頭部4eを押し上げるための略三角形状の押上部Abを突設してあるロック解除具A1を設けてなるものである。
なお、必要に応じて中空状のホルダー本体Aの上端にズボンのベルト通しBT等に係止して取り付けるべく、伸び縮みするスパイラル体6aの上部にフック片6bを設けるのも一考である。
上記のように構成した吊り下げホルダー1の使用例について下記に述べる。
例えば、ワイヤー2の他端TをキーK−−の孔K1に通した後、保持具5の中空体3の挿入孔3a1より挿入(矢印B1)し、スライド体4のワイヤー差込孔4aを貫通(矢印B2)させる。
この状態で、例えば取付部6のフック片6bをベルト通しBTに係止させ、使用するものである。
なお、キーK−−の自重により常に下方に引っ張られていると同時に、圧縮スプリング4dにて常に下方に圧縮しており、ベアリング4b−−はテーパー内面3a3の下方に位置し、常にワイヤー2の外周を掴んでロック状態になっている。
また、キーKを交換する場合は、ロック解除具A1のスリット軸Aaを指(図示せず)で押さえることにより押上部Abにてスライド体4の頭部4eが上方に移動し、圧縮スプリング4dが圧縮され、ベアリング4b−−がテーパー内面3a3より離れ、ワイヤー2を開放し、下方より引き抜くことができ、キーKを取り外し、他のキー等と差し替えるものである。
なお、上記実施例において、中空状のホルダー本体の形状・大きさ・材質・透明(不透明)等は使用する目的により決定すればよい。
また、吊り下げるものはキーのみならず、現場で使用する工具(ドライバーやスパナ等)も使用でき、取付部も輪状・フック状等、色々考えられる。
さらに、取付部は上記実施例に限定せず、ベルト等に係止して取り付けるべく、逆J形の取付部を設けるのも一考である。
1−−−吊り下げホルダー
2−−−ワイヤー
3−−−中空体
4−−−スライド体
5−−−保持具
6−−−取付部
A1−−ロック解除具
Aa−−スリット軸
Ab−−押上部

Claims (3)

  1. ワイヤーの一端を中空状のホルダー本体内に固着し、中心にワイヤー差込孔を設けたスライド体のワイヤー差込孔にワイヤーを貫通して差し込み、このワイヤーの外周を掴んでロックするロック機能を有する保持具を設けると共に、該保持具のスライド体の頭部を上下動すべくホルダー本体に、スリット軸の先端に頭部を押し上げるための押上部を突設してなるロック解除具を設けてなることを特徴とする吊り下げホルダー。
  2. ホルダー本体内にベルト通し等に取り付けるための取付部を設けてなる請求項1記載の吊り下げホルダー。
  3. ワイヤーの一端に支持部を設け、中空状のホルダー本体内に回動自在に固着してなることを特徴とする請求項1又は2記載の吊り下げホルダー。
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