JP2019076595A - 身飾品 - Google Patents

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克成 浜住
Katsunari Hamazumi
克成 浜住
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【課題】紐状体の長さ調節用の身飾り品において、弾性体が破れる等の破損を予防する身飾品を提供する【解決手段】紐状体の長さ調節用の殻体は、一対の挿通孔を、内部の弾性体は一対の貫通孔を有し、挿通孔は、紐状体の外径より僅かに大きく、さらに、殻体の挿通孔間の長さD1が、D1と直交する長さD2よりも小さく、弾性体の貫通孔に対して平行な高さLとL/D1≧0.80の関係を満たすよう設定することで、弾性体が殻体の中で回動し難い構造により、弾性体の破損を予防する。【選択図】図3

Description

本発明は、装飾パーツ乃至機能性パーツを適宜紐状体に挿通または抜去が可能なスライドピン式連結機構をもつ身飾品において、
殻体内部の弾性体へスライドピンの挿通が短時間で容易に行えるネックレス等の輪状の身飾品に関する。
従来の装飾パーツ乃至機能性パーツを適宜紐状体に挿通または抜去が可能な輪状身飾品を開放自在にするスライドピン式連結機構を有するネックレスとして、実用新案登録第3118666号(特許文献1)は、ネックレス基体と、バチカン又は取付孔を介してネックレス基体に装着されるペンダントトップと、ネックレス基体の一端が取付けられた中空球体状の止め具と、ネックレス基体の他端部に取付けられたスライドピンとを有し、止め具は一対の貫通孔を有するとともに管状弾性体を内装し、スライドピンは止め具の貫通孔及びペンダントトップのバチカン又は取付孔を貫通可能な外径を有し、かつスライドピンは先行ガイド部及び爪掛溝部を有するネックレスを開示している。この構造のネックレスでは、スライドピンは止め具から容易に脱着することができ、ペンダントトップの交換が容易である。また止め具内の管状弾性体がネックレス基体に圧接されるので、止め具はネックレス基体に十分な強さで固定される。その結果、ネックレスは所望の長さに調節が可能である。
また、特許第5017020号(特許文献2)は、1.1≦(スライドピンの平坦部における穴と端面との距離/ホルダの貫通孔の内径)≦1.5の関係を満たすネックレスを開示している。この構造のネックレスでは、何らかの理由で引っ張られても、スライドピンはホルダの貫通孔の中に入らないように設定され、チェーンが引っ張られたときにスライドピンがホルダから抜けるのを阻止でき、スライドピンをホルダに着脱する際に不便を感じないよう、好ましくは1.2≦(スライドピンの平坦部における穴と端面との距離/ホルダの貫通孔の内径≦1.4と設定されている。
しかしながら、従来のスライドピン式連結機構を有するネックレスでは、スライドピンを弾性体から抜去した状態において、
殻体内部の弾性体が殻体の中で回動し易く、
スライドピンを挿通する際に、弾性体の貫通孔の向きが殻体の挿通孔に対し不定であるため、スムーズな挿通が難しい。
さらに、無理に力を加え挿通すると、スライドピンが弾性体を突き破る等の破損を生ずることがあった。
実用新案登録第2118666号公報 特許第5017020号公報
本発明は、スライドピンを弾性体から抜去した状態において、
殻体内部の弾性体が、殻体の中で回動し難く、
弾性体の貫通孔の向きを殻体の挿通孔に対し略一定とすることでスムーズな挿通を可能とし、
挿通の際にスライドピンの先端が弾性体を変形させ、弾性体が破れる等の破損の予防を目的としたものである。
前述の課題を達成するため、
本願発明の請求項1記載の身飾品においては、
スライドピン1と、スライドピン1の穴1aに連結する紐状体2と、
前記紐状体2に取付けた殻体3をもち、
前記殻体3は対向する挿通孔3a、3bと、内部に弾性体4を有し、
前記弾性体4は略中央部に貫通孔4a、4bをもち、
前記挿通孔3a、3bおよび貫通孔4a、4bにスライドピン1を挿通すると紐状体2を輪状に係止が可能で、
更にスライドさせ紐状体2を弾性体の貫通孔に挿通させると装用時の紐状体2の輪の長さを自在に設定可能かつ、
設定後は前記殻体3の移動を抑制する構造において、
前記殻体3の挿通孔3aから3bまでの長さD1が、D1と直交する長さD2よりも小さく、
弾性体の貫通孔に対して平行な高さLとL/D1≧0.80の関係を満たすことで、
弾性体の向きが略固定されるよう成形してなるものである。
本願発明の請求項2記載の身飾品においては、
請求項1に記載の身飾品に、開閉式連結機構を設け、
着脱の際の身飾品の輪体の開閉は開閉式連結機構を用いるよう成形してなるものである。
本願発明の請求項3記載の身飾品においては、
請求項1又は請求項2に記載の身飾品のスライドピンを1本以上の線材を撚り合わせた棒材としてなるものである。
本発明の身飾品は、スライドピンを弾性体から抜去した状態においても、殻体内部の弾性体が、殻体の中で回動し難い。
すなわち、スライドピンを弾性体に挿通する際に殻体内部の弾性体の穴の位置をスライドピン先端で探る必要がないため、
挿通の際に弾性体を突き破る等の破損を防止することが出来る。かつ、挿通操作が容易となる。
本発明に関わる実施例を示す図である。 本発明の装身具の殻体部の正面図と平面図である。 図2を基にした、本発明の装身具の殻体部の断面図である。 本発明の装身具のスライドピン部の拡大図である。 本発明の装身具の開閉式連結機構の拡大図である。 本発明に関わるその他の実施例を示す図である。
スライドピンを弾性体から抜去した状態において、
殻体内部の弾性体が殻体の中で回動し難く、弾性体の貫通孔の向きを略一定とすることでスムーズな挿通を可能とし
殻体内部の弾性体の回動の防止により弾性体が破れる等の破損の予防する手法を、以下に例を挙げ説明する。
請求項1によれば、
この身飾品は、スライドピン1と、スライドピンの穴1aに連結する紐状体2と、紐状体2に取付けた挿通孔を有する殻体3と、殻体3の内部にある弾性体4を有する。
請求項2によれば、
身飾品はまた、紐状体2から着脱自在なペンダントトップ5と、殻体3と紐状体2との間に設けられた開閉式連結機構6を有する。
更に、請求項3によれば、
身飾品は、スライドピンを1本以上の線材を撚り合わせた棒材とする(図4-b)。
図1は、本発明に関わる実施例の1つである。
図1には紐状体2として一般的に小豆チェーンと呼ばれる小粒の輪状チェーンを採用したが、
ベネチアンチェーンと呼ばれる箱型のチェーンや帯状のチェーンなど種々の形状を採用でき、
紐状体が、連結体や帯状体、編込体である場合や、紐状体をパーツの環状部に直接または環を通して固定した装飾乃至機能性パーツを有する場合など、全体として紐状であれば、細かな形状は指定しない。
図2は、殻体3の正面図と平面図であり、
図3に示すように、殻体3は一対の挿通孔3a、3bをもち、
内部の弾性体4は、一対の貫通孔4a、4bを有する。
3a、3bはスライドピン1および紐状体2の外径より僅かに大きく、
更に、殻体3の挿通孔3aから3bまでの長さD1が、D1と直交する長さD2よりも小さく、
弾性体の貫通孔に対して平行な高さLとL/D1≧0.80の関係を満たすよう設定されている。
これにより弾性体が殻体の中で回動し難く、装用時に十分な連結が得られる。
更に好ましくは1.0≧L/D1≧0.9である。
図3に示すように、弾性体は円盤状でも、管状や略多角形状でもよい。
更に、図3に示すように、殻体3は、紐状体2と連結するための環状部3cをもち、
環状部3cは殻体3の貫通孔に対し水平でも垂直でもよく、任意の方向で取付ける。
図4に示したスライドピン1は、前記穴1aと、穴周辺部1b、棒状部1cからなり、
製造を容易にするには、穴周辺部1bは切り欠き部として平面が採用しやすいが
その形状は後述する弾性体4の貫通孔4a,4bを挿通できる幅であれば必ずしも平面のみを認めるものではなく
棒状部1cに直接穴1aを設けてもよい。
また、スライドピンの形状として棒状体を採用したが、デザイン性のために
スライドピン全体の形状は略円柱や略有角柱、切り欠き部を持つ柱状や、各錘状など、種々の形状を採用でき
全体的に棒状であれば、スライドピンの細かな形状は指定しない。
ほかに、スライドピン1全体や一部に、
ダイヤバイトによるカットや、ブラスト加工、ヘアライン加工などの装飾を施してもよい。
更に、図4(b)に示すように、1本以上の線材を拠り合わせた棒材からなるスライドピン1’における穴1’aは、
スライドピンの一部に平面部を作成し1’aと1’bを設けたが、
1本以上の線材を撚り合わせる際に線材同士の間に一部空間を設け1’aとしても、平面部1’bを設けず穴1aを得てもよい。
図5は本発明の装身具の開閉式連結機構6の拡大図である。
開閉式連結機構6は、公知のものが使用できる。
本例における開閉式連結機構は、開放自在な引輪6aと、引輪6aと連結する穴あき部をもつ板材6bからなる。
この開閉式連結機構は、前述のように装用時の状態によっては美観を損ねる場合があるため
特に設けず、スライドピン1または紐状体2の殻体3および弾性体4への挿通により着脱を行うのもよい。
図6は本発明に関わる実施例の1つである。殻体3と紐状体2は、
図6のように開閉式連結機構6を設けず連結しても、図1のように開閉式連結機構6を設けた後に連結してもよい。
更に、図1、図4に示すようにスライドピンと紐状体2、紐状体2と殻体3、または紐状体2と開閉式連結機構6についても、
環7を用いて連結しても、環7を用いず連結してもよい。
本発明の身飾品を輪にするにはまず、スライドピン1を、殻体3に対し略垂直に、殻体の貫通孔3a,3bおよび弾性体の貫通孔4a,4bに挿通する。
スライドピン1は殻体内部に挿通したままでもよいが、そのまま同一方向へ引き、図1のように弾性体および殻体から抜去すると、
服装やデザインに合わせ、身飾品の輪径を所望の大きさに設定できる。
本発明の身飾品の輪を解放するには、
片手で輪のスライドピン又はスライドピン1付近の紐状体2を持ち、
もう片手で殻体3を支えながら挿通時とは反対方向へ殻体3に対し略垂直に引き、抜去する。
同様にして身飾品の輪径を所望の大きさに設定できる。
または開閉式連結機構6を用いる。
本実施例における装身具の製造方法を以下に示す
殻体3の挿通孔3aから3bまでの長さD1が、D1と直交する長さD2よりも小さく、
弾性体の貫通孔に対して平行な高さLとL/D1≧0.80となるよう
殻体の貫通孔をプレス型に対し直交する向きで挟み、
プレス機により成形した
但し、本身飾品の製造方法をこれに限定するものではなく、
例えば鋳造により成形しデザイン性のある装飾部をもつ殻体3を得てもよい。
以上、本発明の身飾品を添付図面と併せて説明したが、
本発明は技術的思想の範囲内で種々の変更が考えられる。
1 スライドピン
1a スライドピンの穴
1b 穴周辺部
1c 棒状部
1’a スライドピンの穴
1’b 穴周辺部
1’c 棒状部
2 紐状体
3 殻体
3a、3b 挿通孔
3c 環状部
4 弾性体
4a、4b 貫通孔
5 ペンダントトップ
6 開閉式連結機構
6a 引輪
6b 板材
7 環

Claims (3)

  1. スライドピン(1)と、該スライドピンの穴(1a)に係合する紐状体(2)と、前記紐状体の他端に取り付けた殻体(3)をもち、前記殻体(3)は対向する挿通孔(3a)、(3b)と、内部に弾性部材(4)を有し、弾性部材(4)は略中央部に貫通孔(4a) 、(4b)をもち、前記挿通孔(3a)、(3b)および(4a)、(4b)にスライドピン(1)を挿通すると紐状体(2)を輪に係止が可能で、さらにスライドさせ紐状体(2)を弾性部材の貫通孔に挿通させると装用時の紐状体(2)の環の長さを自在に設定可能かつ、設定後は前記殻体(3)の移動を抑制する構造において、
    前記殻体(3)の挿通孔(3a)から(3b)までの長さD1が、D1と直交する長さD2よりも小さく、弾性部材の貫通孔に対して平行な高さLとL/D1≧0.80の関係を満たすことで弾性体の向きが略固定されるよう成形した身飾品
  2. 請求項1に記載の身飾品において、
    前記紐状体(2)と前記殻体(3)の間に開閉式連結部品を設けることを特徴とする身飾品
  3. 請求項1又は2に記載の身飾品において、
    前記スライドピン(1)が1本以上の線材を縒り合わせた棒材からなることを特徴とする身飾品
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325118A (ja) * 1999-05-21 2000-11-28 Kazuo Iwamoto ネックレス
JP3084843U (ja) * 2001-09-21 2002-03-29 有限会社ジュエリー・ショウ ネックレス
JP3194638U (ja) * 2014-09-19 2014-12-04 三和精密工業株式会社 ペンダントトップを有するネックレス

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