JP3160662B2 - Ccd用パッケージ - Google Patents

Ccd用パッケージ

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JP3160662B2
JP3160662B2 JP31095396A JP31095396A JP3160662B2 JP 3160662 B2 JP3160662 B2 JP 3160662B2 JP 31095396 A JP31095396 A JP 31095396A JP 31095396 A JP31095396 A JP 31095396A JP 3160662 B2 JP3160662 B2 JP 3160662B2
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glass substrate
glass
lead frame
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ccd
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Inventor
悟 高野
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富東電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、反りを防いでチ
ップ付け時の不良率を大幅に低減させ、しかも低コスト
で提供することができるようにしたCCD用パッケージ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々のOA機器類に使用されてい
るイメージリーダやスキャナ等に内蔵されるラインセン
サ用のCCD用パッケージとしては、その基板全体をセ
ラミック製としたオールセラミックの製品が大半であ
る。
【0003】そしてこのオールセラミックの製品は、セ
ラミック基板上に端子部分を載置してセラミック基板の
板面から突出させたリードフレームと、このリードフレ
ームの端子部分を露出させた状態でセラミック基板上に
リードフレームを挟んでセラミックカバーを固定したも
のからなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このオ
ールセラミックの製品においては大きい反りが生じると
いう欠点が知られている。
【0005】また、このオールセラミックの製品におい
てはコスト面での削減があまりできず、近年の低価格化
の要請に答えられないという欠点があった。
【0006】これを解決するため、基板をガラス製とし
て反りを解消し、コスト面においてもより削減可能な製
品の開発を試みてきたところ、一応の成果が得られた。
すなわち、反りの解消という面で品質的に満足できる製
品を得ることができたのである。
【0007】しかしながら上記ガラス基板においては、
熱伝導性において問題があることが判明した。これは、
近年のOA機器類に使用されているイメージリーダやス
キャナ等に内蔵されるラインセンサの高密度化、またカ
ラー化の進展に伴い、稼働中にガラス基板に蓄熱されて
トラブルが発生しやすいためである。
【0008】この発明のCCD用パッケージは従来例の
上記欠点を解消しようとするものであり、基板としてガ
ラス基板を使用することにより、品質の良好なCCD用
パッケージを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のCC
D用パッケージは、セラミック部材または金属部材を裏
全体に積層して熱伝導率を向上させたガラス基板と、
このガラス基板上に端子部分を載置したリードフレーム
と、このリードフレームの端子部分を露出させた状態で
ガラス基板上にリードフレームを挟んでウインドフレー
ムを固定したことを特徴とするものである。
【0010】さらにこの発明のCCD用パッケージは、
ガラス基板の裏面全体に積層したセラミック部材または
金属部材が、ガラス基板との接合面に溝を形成したこと
をも特徴としている。
【0011】この発明のCCD用パッケージによれば、
基板をガラス製としてコスト面における削減を可能とす
るとともに、基板の反りを解消して品質的に満足できる
製品を得ることができるようになった。
【0012】またガラス基板における熱伝導性の問題
も、ガラス基板の裏面全体にセラミック部材ないし金属
部材を積層することによってクリアし、より高品質のC
CD用パッケージを提供することができるようになっ
た。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明のCCD用パッケ
ージの実施の形態を、その実施例について図面に基いて
説明する。
【0014】図1ないし図3は、この発明のCCD用パ
ッケージの1実施例を示すものである。図において1は
ガラス基板である。このガラス基板1用のガラスは、介
在物であるセラミックまたは金属等に熱膨張係数をほぼ
合わせたものである。
【0015】上記ガラス基板1の表面にはリードフレー
ム2が取り付けられている。すなわち、リードフレーム
2の端子部分3をガラス基板1上に載置した上、脚部4
をガラス基板1の板面から突出させている。
【0016】またガラス基板1の裏面には、ガラス基板
1と同じサイズの板状セラミック部材5がガラス基板1
裏面全体に積層されている。このセラミック部材5
は、CCD用パッケージの稼働中にガラス基板1の蓄熱
を防ぐので、トラブルが発生を予防することができる。
そしてガラス基板1の表面は、セラミック部材5が部分
的に露出するよう所定の幅で切り欠いてあり、この切り
欠き部6にCCD用チップを接着するようになってい
る。
【0017】上記リードフレーム2の端子部分3を露出
させた状態で、ガラス基板1上にリードフレーム2を挟
んでウインドフレーム7が固定されている。そしてリー
ドフレーム2およびウインドフレーム7の固定は、低融
点ガラス薄板(フリットガラス)8を使用して接着する
ことができ、この上にカバーガラス9を接着することが
できる。もちろん、ガラス基板1とウインドフレーム7
とを相溶性のものとし、熱融着して一体化させてもよ
い。
【0018】上記リードフレーム2は、その端子部分3
をガラス基板1表面の切り欠き部6にかからないよう載
置され、その上に固定されたウインドフレーム7はフレ
ーム状に形成されていて、ガラス基板1の周囲を取り囲
むよう取り付けられている。したがってリードフレーム
2の端子部分3はウインドフレーム7内で露出した状態
で取り付けられている。
【0019】上記ガラス基板1の裏面には、上記セラミ
ック部材5に代えて板状金属部材をガラス基板1の裏面
全体に積層することができる。この金属板は、セラミッ
ク部材5と同等の効率で蓄熱を防ぐことができる。
【0020】上記ガラス基板1にセラミック部材または
金属部材を積層したものは、3/100mm以下の反り
しかなく非常に優れた品質のものである。従来のセラミ
ックのみの成形品は焼成中に反りが生じやすく、かつ研
磨等により反りを修正することが難しかった。この発明
に使用するセラミック板は板状であるため反りも少な
く、かつ研磨等により簡単に反りを修正することがで
き、量産性にも優れたものである。同様のことは金属板
についても同様のことがいえる。
【0021】図4および図5は、この発明のCCD用パ
ッケージのさらに別の実施例を示すものである。図4は
半製品の製造工程を示し、21はほぼ中央の帯状の開口
部22を設けたガラス薄板である。このガラス薄板21
をリードフレーム23とセラミック基板ないし金属基板
25とで挟んで組立てた上、治具(図示せず)内におい
て高温で封着する。その際、リードフレーム23の端子
部分24はガラス薄板21内に埋没状態で固定される。
【0022】このようにして得た半製品31は、図5の
ように接合用の低融点ガラス薄板32を介してウインド
フレーム33を接合した上、再度治具内で上述の温度よ
り低温度をかけて封着され、CCD用パッケージとして
完成する。もちろん、この上にカバーガラスを接着する
ことができる。
【0023】図6の実施例においては、上記実施例のセ
ラミック基板ないし金属基板25上のさらにガラス薄板
との接合面に沿って溝34が形成されている。この溝3
4は、ガラス薄板をリードフレームとセラミック基板な
いし金属基板とで挟んで組立てて高温で封着した際、ガ
ラス薄板が溝34内に溶融してくることにより、ガラス
薄板との密着力をより向上させることを可能とするもの
である。
【0024】
【発明の効果】この発明のCCD用パッケージによれ
ば、基板をガラス製としてコスト面における削減を可能
とするとともに、基板の反りを解消して品質的に満足で
きる製品を得ることができるようになった。
【0025】またガラス基板における熱伝導性の問題
も、ガラス基板の裏面の全面にセラミック部材ないし金
属部材を介在させることによってクリアし、より高品質
のCCD用パッケージを提供することができるようにな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るCCD用パッケージの1実施例
を示す平面図である。
【図2】その底面図である。
【図3】その要部拡大断面図である。
【図4】さらに別の実施例を示し、半製品の製造工程図
である。
【図5】その完成品の製造工程図である。
【図6】また別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 リードフレーム 3 端子部分 4 脚部 5 セラミック部材 6 切り欠き部 6’ 切り欠き溝 7 ウインドフレーム 8 低融点ガラス薄板 9 カバーガラス 21 ガラス薄板 22 開口部 23 リードフレーム 24 端子部分 25 セラミック基板ないし金属基板 31 半製品 32 低融点ガラス薄板 33 ウインドフレーム 34 溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック部材または金属部材を、裏面
    に積層して熱伝導率を向上させたガラス基板と、 このガラス基板上に端子部分を載置したリードフレーム
    と、 このリードフレームの端子部分を露出させた状態でガラ
    ス基板上にリードフレームを挟んでウインドフレームを
    固定したことを特徴とするCCD用パッケージ。
  2. 【請求項2】 ガラス基板の裏面全体に積層したセラミ
    ック部材または金属部材が、ガラス基板との接合面に溝
    を形成してなる請求項1に記載のCCD用パッケージ。
JP31095396A 1996-11-21 1996-11-21 Ccd用パッケージ Expired - Fee Related JP3160662B2 (ja)

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JPH10154804A JPH10154804A (ja) 1998-06-09
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