JP3160360B2 - 画像形成装置の駆動伝達機構 - Google Patents

画像形成装置の駆動伝達機構

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JP3160360B2
JP3160360B2 JP11256592A JP11256592A JP3160360B2 JP 3160360 B2 JP3160360 B2 JP 3160360B2 JP 11256592 A JP11256592 A JP 11256592A JP 11256592 A JP11256592 A JP 11256592A JP 3160360 B2 JP3160360 B2 JP 3160360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置の駆動伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の駆動力の伝達は、ギヤに
よると、負荷トルクの増大や騒音が問題となることがあ
るので、タイミングベルト等を用いることが多い。
【0003】図4に示したものは第一の従来例で、従動
プーリ1とテンショナ2とが側板3付近に設けられ、モ
ータ軸4aには図5に示すように主動プーリ5がねじ止
めされ、ブラケット6を介してモータ4がモータ軸4a
を側板3側にして取り付けられ、前記従動プーリ1、テ
ンショナ2、主動プーリ5にタイミングベルト7が巻回
されている。
【0004】つづいて、図6に示したものは第二の従来
例で(前記従来例と同じ部分は同じ符号とする)、ブラ
ケット6を介してモータ4がモータ4本体を側板3側に
して取り付けられ、前記従来例と同じくモータ軸4aに
主動プーリ5がねじ止めされ、従動プーリ1とテンショ
ナ2とが主動プーリ5にあわせて側板3より離れた位置
に設けられ、前記従動プーリ1、テンショナ2、主動プ
ーリ5にタイミングベルト7が巻回されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の第一の従来例で
は、モータ4がタイミングベルト7より手前になるので
組立てラインでの組み付け時や、メンテナンスの際に、
モータ4が邪魔になりタイミングベルト7の巻回しに支
障をきたしている。
【0006】また、第二の従来例ではタイミングベルト
7がモータ4より手前になるのでタイミングベルト7の
巻回しは容易であるが、従動プーリ1の軸が長くなって
いるのでタイミングベルト7のテンションで倒れが発生
し負荷トルクの増加が懸念されるので従動プーリ1付近
で軸を支持するためのブラケットを新たに設けなければ
ならないことが多い。
【0007】これらの問題は共にコストアップ要因であ
るのでコストダウンの要求の厳しい今日においてはどう
しても解決しなければならないものである。
【0008】そのため本発明は、コストアップすること
なく組立てやすい画像形成装置の駆動伝達機構を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、モータのモータ軸に連結された主動車の回転を従動
車に無端帯で伝達する画像形成装置の駆動伝達機構にお
いて、前記モータ軸と同一軸心上に位置された支持軸を
設け、前記主動車を前記支持軸に回転自在および軸方向
への移動を固定して取り付け、前記主動車に前記モータ
軸を軸方向に移動自在で回転方向に固定して連結した。
【0010】請求項2記載の発明では、主動車を熱可塑
性樹脂により形成した。
【0011】請求項3記載の発明では、主動車とモータ
軸との連結部分に、それらの連結の際のガイドとなるガ
イド面を主動車とモータ軸との少なくともいずれか一方
に形成した。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、主動車をモータ
軸と同一軸心上に位置された支持軸に回転自在および軸
方向への移動を固定して取り付け、この主動車に前記モ
ータ軸を軸方向に移動自在で回転方向に固定して連結す
るようにしたので、組立てラインでの組立ての際は、無
端帯を主動車と従動車に巻回してからモータを取り付け
ればよく組立てが簡単である。また、メンテナンスの際
には、モータ軸を引き抜いても主動車は軸方向への移動
を固定して取り付けられているので引きだされることが
なく、組立てが簡単なこととあわせモータの着脱が容易
になる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、主動車を熱
塑性樹脂により形成したので主動車の軽量化とコストダ
ウンが図れる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、主動車とモ
ータ軸との連結部分に、それらの連結の際のガイドとな
るガイド面を主動車とモータ軸との少なくともいずれか
一方に形成したので組立ての際に連結をスムースにで
き、作業効率がアップする。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。前記従来例で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示す。本実施例は、画像形成装置における
カセットバンク部に適用したものである。ここに、図1
に示すように、図示しない搬送ローラに接続されている
従動車となる従動プーリ1と、主動車となる主動プーリ
8とが、側板3に各々の軸を支持されて配設され、これ
らの従動プーリ1と主動プーリ8とに無端帯としてのタ
イミングベルト7が巻回されている。また、ブラケット
6を介してモータ4がそのモータ軸4aの先端を前記主
動プーリ8に挿入して前記側板3に取り付けられてい
る。また、テンショナ2により前記タイミングベルト7
にテンションが掛けられている。
【0016】ここで、前記主動プーリ8は、図2に示す
ように前記側板3側より軸穴8a、D字形をした異形穴
8b、ガイド面となるテーパ8cが形成されており、フ
ランジを持った支持軸9を前記軸穴8aに通して前記側
板3に前記支持軸9の先端をカシメて取り付けられてい
る。
【0017】また、前記モータ4の前記モータ軸4aの
先端は前記主動プーリ8の前記異形穴8bに挿入される
ように前記異形穴8bと同じくD字形の異形棒とされて
いる。ここで、前記異形穴8bと前記モータ軸4aの先
端の形状はD字形に限るものではなく外にも図3に示す
ようにキーによるもの(a)、楕円穴と楕円軸とによる
もの(b)、平穴と平軸とによるもの(c)、+形の穴
と+形の軸とによるもの(d)、星形の穴と星形の軸と
によるもの(e)、ぎざぎざを持った穴とぎざぎざを持
った軸とによるもの(f)、V字形の穴とV字形の軸と
によるもの(g)等が考えられる。
【0018】このような構成において、組立てラインで
の組立ての際は、予め支持軸9で主動プーリ8が従動プ
ーリ1と共に側板3に取り付けられているので、タイミ
ングベルト7を主動プーリ8と従動プーリ1に巻回して
からモータ4を取り付ければ良く組立てが簡単である。
また、このモータ4の取り付けの際モータ軸4aの先端
を主動プーリ8に挿入するが、主動プーリ8の異形穴8
bの入口にはテーパ8cが付いているので挿入しやすく
作業がスムースにできる。さらに、主動プーリ8はスラ
スト方向の規制を支持軸9のフランジにより、モータ軸
4aからの回転力の伝達をD字形の異形穴8bとD字形
のモータ軸4aの先端の嵌合によっているので、従来の
ようにいもねじ等によってモータ軸4aに取り付ける必
要がなく焼結合金等の金属から熱可塑性樹脂等の樹脂に
変更でき軽量化とコストダウンが図れる。
【0019】また、メンテナンスの際は、モータ4を取
外しモータ軸4aの先端を引き抜いても主動プーリ8が
引き出されることがなく上述のように組立てが簡単なこ
ととあわせモータ4の着脱が容易である。
【0020】なお、本実施例ではモータ軸4aを主動プ
ーリ8に挿入する際のガイド面を、主動プーリ8にテー
パ8cとして設けたが、主動プーリ8に代えてモータ軸
4aの先端に設けてもよく、また、モータ軸4aの先端
と主動プーリ8との両方に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、主動車を
モータ軸と同一軸心上に位置された支持軸に回転自在お
よび軸方向への移動を固定して取り付け、この主動車に
前記モータ軸を軸方向に移動自在で回転方向に固定して
連結するようにしたので、組立てラインでの組立ての際
は、無端帯を主動車と従動車に巻回してからモータを取
り付ければ良く組立てが簡単である。また、メンテナン
スの際には、モータ軸を引き抜いても主動車は軸方向へ
の移動を固定して取り付けられているので引きだされる
ことがなく、組立てが簡単なこととあわせモータの着脱
が容易になる。このように簡単な構成でコストアップす
ることなく組立てラインでの組み付け性や、市場でのサ
ービス性を上げることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、主動車を熱
可塑性樹脂により形成したので主動車の軽量化とコスト
ダウンが図れる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、主動車とモ
ータ軸との連結部分に、それらの連結の際のガイドとな
るガイド面を主動車とモータ軸との少なくともいずれか
一方に形成したので組立ての際に連結をスムースにで
き、作業効率がアップし組立てコストを下げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】主動プーリと支持軸を示し、(a)は組立方向
を示す斜視図で、(b)は水平断面図である。
【図3】異形棒と異形穴との各種の組み合わせを示す正
面図である。
【図4】第一の従来例を示す斜視図である。
【図5】主動車のねじ止めを示す斜視図である。
【図6】第二の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 従動車 4 モータ 4a モータ軸 7 無端帯 8 主動車 8c ガイド面 9 支持軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−62444(JP,A) 特開 平2−66365(JP,A) 実開 平1−132847(JP,U) 実開 昭63−88424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 F16H 7/00 - 7/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのモータ軸に連結された主動車の
    回転を従動車に無端帯で伝達する画像形成装置の駆動伝
    達機構において、前記モータ軸と同一軸心上に位置され
    た支持軸を設け、前記主動車を前記支持軸に回転自在お
    よび軸方向への移動を固定して取り付け、前記主動車に
    前記モータ軸を軸方向に移動自在で回転方向に固定して
    連結したことを特徴とする画像形成装置の駆動伝達機
    構。
  2. 【請求項2】 主動車を熱可塑性樹脂により形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の駆動伝達
    機構。
  3. 【請求項3】 主動車とモータ軸との連結部分に、それ
    らの連結の際のガイドとなるガイド面を主動車とモータ
    軸との少なくともいずれか一方に形成したことを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置の駆動伝達機構。
JP11256592A 1992-05-01 1992-05-01 画像形成装置の駆動伝達機構 Expired - Fee Related JP3160360B2 (ja)

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JP4628727B2 (ja) * 2004-09-15 2011-02-09 株式会社リコー プロセスカートリッジ及び画像形成装置
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