JP3160143U - 電子レンジ用蒸し器 - Google Patents

電子レンジ用蒸し器 Download PDF

Info

Publication number
JP3160143U
JP3160143U JP2009009121U JP2009009121U JP3160143U JP 3160143 U JP3160143 U JP 3160143U JP 2009009121 U JP2009009121 U JP 2009009121U JP 2009009121 U JP2009009121 U JP 2009009121U JP 3160143 U JP3160143 U JP 3160143U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooked
steamer
container body
fat
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009009121U
Other languages
English (en)
Inventor
梶原 秀志
秀志 梶原
慎二 依田
慎二 依田
有司 桐山
有司 桐山
浩司 太田
浩司 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagasaki Prefectural Government
Original Assignee
Nagasaki Prefectural Government
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagasaki Prefectural Government filed Critical Nagasaki Prefectural Government
Priority to JP2009009121U priority Critical patent/JP3160143U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160143U publication Critical patent/JP3160143U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】水を入れたり、被調理物を載せかえるような煩わしい作業を必要としない調理器であるとともに、従来と同じ美味しさの調理ができる食器兼用の蒸し器を提供する。【課題手段】容器本体1において、内側底面3を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成し、該凹状に形成した表面は被調理品から出る肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しないために、周辺部から中央部に向かって、帯状の凸を放射線状に形成する。また、内側底面中央部には、流れ込む流動物を溜めることができる凹み5を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、一般の蒸し器と同じような調理効果を、電子レンジを用いて実現させることができる電子レンジ専用の蒸し器に関するものであり、容器本体と、容器本体に被嵌される陶磁器製蓋体を備え、主として肉や魚の蒸し調理を行う際に、被調理物から出る肉汁や脂といった不要な流動物が調理品に付着して食味を損なうことがない電子レンジ用蒸し器を提供するものである。
蒸す調理は、水蒸気の熱で食材を過熱するだけでよい手間がかからない調理法であり、そして食材の栄養や旨味を逃がし難く、更には素材の余分な脂分を落としてくれることから、ヘルシーな食べ物として非常に重宝され、古くから広く行われている。そして、蒸し調理には、当然のことながら、蒸し器が用いられている。
一般的に古くから用いられている蒸し器は、直火で水を沸騰させるための鍋と被調理品を入れるための蒸篭、および蓋から構成され、近年では、電子レンジでの加熱で蒸し調理ができる各種のものが提案されている。
例えば、底部に水を浸すことができる容器本体と、この容器本体の上に載置されて容器本体に水を浸したときに水面から離れた位置に調理品が載せられる載台と、容器本体の上に載置されて載台および調理品を囲む蓋体を備える電子レンジ用蒸し容器で構成された蒸し器が提案(特開2002-336123)されている。
また、容器本体と容器体内に収納可能な蒸し籠と、容器体に被嵌される蓋体とを備えた蒸し器が提案(実開平7-27417)されている。
特開2002-336123号公報 実用平7-27417号公報
従来の蒸し器は、いずれも水を入れる容器本体と中敷き、および蓋体から構成されている。この蒸し器で調理をする際は、予め被調理品を中敷の上に置き、調理終了後は被調理品を器に移し替えるといった煩わしい作業が必要である欠点があった。
本考案の課題は、一般の蒸し器と同じような調理効果を、電子レンジを用いて実現させることができる電子レンジ専用の蒸し器を提供することである。
上記目的を達成するため、容器本体において、内側底面を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成し、該凹状に形成した表面は被調理品から出る肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しないために、周辺部から中央部に向かって、帯状の凸を放射線状に形成する。また、内側底面中央部には、流れ込む流動物を溜めることができる凹みを形成する。
以下、本発明の電子レンジ用蒸し器の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は、蒸し器全体の縦断面図である。
蒸し器は、容器本体1と容器内部で発生した蒸気を逃がしにくい状態にするために、容器本体に被嵌される蓋体2で構成している。
容器本体1の底面内側3は被調理品から出る肉汁や脂などの流動物が容器の中央部に流れ込むように、周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成させている。
また、容器本体1の底面内側3表面は、被調理品から出る肉汁や脂などの食味を損なう流動物が被調理品に付着しないように周辺部から中央部に向かって、帯状の凸4を放射線状に形成させている。
さらには、容器本体1の中央部には、被調理品から出る肉汁や脂などの流動物を溜めることができる凹み5を形成させている。
周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成する底面内側3の傾斜面は、直線的な傾斜面でも曲線的な傾斜面であってもよい。
また、傾斜角度すなわち図1においてXで示す周辺部と中央部の高低差は大きなものである必要はなく、肉汁や脂などの流動物が調理中に中央部へ流れる程度であればよい。
容器本体1に形成した図2の凹み5の形状は円に限定されるものではなく、四角であっても楕円であってもよい。またその容積は大きいものである必要はなく、肉汁や脂などの流動物が溜まる程度であればよい。
請求項1記載の本発明の蒸し器によれば、水を入れる必要がなく、被調理品を中敷の上に載せたり、調理品を器に移し変えたりするような煩わしい作業が必要とせずに、簡単に電子レンジで蒸し調理ができる。
また、加熱調理によって被調理品からでる肉汁や脂などの食味を損なう流動物が調理品に付着することを防止することができるので、美味しく調理することができる。
請求項1記載の本発明の蒸し器によれば、水を入れる必要がなく、非調理品を中敷の上に載せたり、調理品を器に移し変えたりするよう煩わしい作業が必要とせずに、簡単に電子レンジで蒸し調理ができる。
また、加熱調理によって被調理品からでる肉汁や脂などの食味を損なう流動物が調理品に付着することを防止できるので、美味しく調理することができる。
本実施例の全体を示す縦断面図である。 本実施例を示す容器本体の平面図である。
最良と考える本考案の実施形態に係る電子レンジ用蒸し器について、本考案の作用を説明する。
この電子レンジ用蒸し器は、蓋体2は水蒸気が調理器内部より出にくくするために、ドーム状に形成し、水蒸気の逃がし孔を設けない構造とする。
さらには、蓋体2から流れ落ちる水滴を外部に流出させないため、蓋体2を容器本体1に被嵌させる構造にしたことにより被調理品から蒸発した水分だけで、被調理品を蒸すことができる。
即ち、水を沸騰させる必要もなく、中敷も必要としないので、これまでの煩わしい作業をすることなく、短時間での蒸し調理が可能となる。
容器本体1の底面内側3は、周辺部から中央部に向けて傾斜する凹み状に形成し、該凹み状に形成した表面は被調理品から出る肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しないために、周辺部から中央部に向かって、帯状の凸4を放射線状に形成する。
また、容器本体1の底面内側3の中央部には、流れ込む流動物を溜めることができる凹み5を形成する。
従って、被調理品の食味を損なう肉汁や脂などの流動物が被調理品に付着することを防止することができるので、美味しく調理することができる。
本実施例は、図1、図2に示すように、被調理品を載せる容器本体1と、容器本体1に被嵌される蓋体2とからなる電子レンジ用蒸し調理器である。
本実施例の容器本体1は、図1に示すように、内側底面3を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹み状に形成し、該凹み状に形成した表面は被調理品から出る肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しないために、周辺部から中央部に向かって、帯状の凸4を放射線状に形成している。
また、内側底面3の中央部には、流れ込む流動物を溜めることができる凹み5を形成している。
具体的には、周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成する底面内側3の傾斜面は、直線的な傾斜面でも曲線的な傾斜面であってもよい。
傾斜角度すなわち図1においてXで示す周辺部と中央部の高低差は内側底面3の直径が15cmの場合、2.5cm程度で、大きなものである必要はなく、肉汁や脂などの流動物が調理中に中央部へ流れる程度であればよい。
内側底面3形成した帯状の凸4の大きさは、好ましくは高さが2mm、幅が3mm程度であるが、被調理品から出た肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しない程度であればよい。
また、内側底面3に形成した帯状の凸4の間隔は、好ましくは5mmから20mm程度であるが、被調理品から出た肉汁や脂などの流動物が被調理品と接触しない程度であればよい。
容器本体1に形成した図2に示す凹み5の形状は円に限定されるものではなく、四角であっても楕円であってもよく、その大きさは好ましくは直径が35mm程度で深さが2mm程度であるが、必要以上に大きいものである必要はなく、肉汁や脂などの流動物が溜まる程度であればよい。
図1において、蓋体2の形状は水蒸気が調理容器内部より出にくくするために、ドーム状に形成し、水蒸気の逃がし孔を設けない構造としているが、ドーム状に限定されるものではなく、水蒸気が調理容器内部より出にくい凸状であればよい。
さらには、蓋体2から流れ落ちる水滴を外部に流出させないため、蓋体2を容器本体1に被嵌させる構造にしたことにより被調理品から蒸発した水分だけで、被調理品を蒸すことができる。
即ち、本考案は、水を沸騰させる必要もなく、中敷も必要としないので、これまでのような煩わしい作業をすることなく、電子レンジで美味しい蒸し調理が可能となる。
1 容器本体
2 蓋本体
3 容器内側底面
4 帯状の凸
5 容器内側中央部の凹
X 容器底面周辺部と中央部の高低差

Claims (2)

  1. 容器本体と蓋体で構成されている蒸し器の容器本体において、内側底面を周辺部から中央部に傾斜する凹状に形成し、該凹状に形成した表面は被調理物から出る肉汁や脂などが被調理物と接触しないために、周辺部から中央部に向かって、帯状の凸を放射線状に形成したことを特徴とする。なおかつ、容器本体の容器本体の内側中央部に、被調理物から出る肉汁や脂などの流動物を溜めることができる凹みを形成したことを特徴とする中敷不要の電子レンジ用蒸し器。
  2. 容器本体および蓋体が陶磁器製やガラス製および合成樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用蒸し器。
JP2009009121U 2009-12-22 2009-12-22 電子レンジ用蒸し器 Expired - Lifetime JP3160143U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009121U JP3160143U (ja) 2009-12-22 2009-12-22 電子レンジ用蒸し器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009009121U JP3160143U (ja) 2009-12-22 2009-12-22 電子レンジ用蒸し器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3160143U true JP3160143U (ja) 2010-06-17

Family

ID=54863349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009009121U Expired - Lifetime JP3160143U (ja) 2009-12-22 2009-12-22 電子レンジ用蒸し器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160143U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5758569A (en) Poultry frying apparatus
US6526875B1 (en) Cooking vessel with removable trough
US20080206437A1 (en) Combined Steaming/Poaching and Sauce Preparation
US6196120B1 (en) Steamer insert, steamer assembly and method
JP4727481B2 (ja) 調理器具
JP3160143U (ja) 電子レンジ用蒸し器
CN204797639U (zh) 一种多功能油炸锅
KR101645410B1 (ko) 즉석 찜 포장용기
KR200391164Y1 (ko) 찜 및 직화구이 겸용냄비
JP3146206U (ja) 蒸煮料理を提供することが可能な鍋
KR101867087B1 (ko) 조리용기용 덮개
TWM548502U (zh) 具蒸煮功能之火鍋
US20090202693A1 (en) Combination saute pan and cooking method
TWM557076U (zh) 兼具蒸、煮、烤之鍋具結構
JP6932862B1 (ja) フライパン
KR100720380B1 (ko) 찜 구이기
KR102114976B1 (ko) 다용도 가마솥
KR20110030832A (ko) 찜기 겸용 조리기구
KR101628808B1 (ko) 조리용기용 덮개
KR200279277Y1 (ko) 개량된 찜기
TWM464108U (zh) 蒸煮鍋具結構
KR200482851Y1 (ko) 다기능 육류 구이판
KR20120007757U (ko) 다용도 용기
KR200429670Y1 (ko) 찜 구이기
KR101159238B1 (ko) 조리기구

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3160143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term