JP6932862B1 - フライパン - Google Patents
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Abstract
Description
また、蓋を開けたときには、蓋の内側にできる水分が事前に受け溝に導入されて蒸発していることから、蓋から水滴が落下する事態を回避して、油跳ねを防止できる。
しかも、受け溝の外側の壁よりも内側の壁が高いことで、食材が受け溝内に落下するのを防ぐことができ、調理物をフライパンから食器に移すときにも食材が受け溝内に入り込み難くなる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフライパンを示している。
図2は、本発明の第2の実施形態に係るフライパンを示している。
受け溝13が形成されている。この受け溝13は、調理中に飛散した油分を導入して貯留することもできる。
図3は、本発明の第3の実施形態に係るフライパンを示している。
図4は、本発明の第4の実施形態に係るフライパンを示している。
図5は、本発明の第5の実施形態に係るフライパンを示している。
例えば、上述した第1乃至第5の実施形態では、フライパン10の本体11,21に取っ手12が取り付けられた構造を例に取って説明したが、取っ手12が本体11,21に着脱自在に設けられた構造であっても同様に適用できる。本体11,21に小型の取っ手が更に設けられていても構わない。
また、取っ手が無く、本体のみの構造でも良い。
更に、第3乃至第5の実施形態の構造にも、第2の実施形態と同様に蓋立て部15を設けても良い。
加えて、蓋立て部15が取っ手12に対向する位置に設けられている場合について説明したが、この位置に限られるものではない。
蓋立て部15は、1カ所ではなく複数箇所に設けても良い。
更に、受け溝13,23を、本体11,21の淵部11a,21aの上端に、淵部11a,21aに沿って全周に渡って形成したが、一部に形成しても良い。
また、フライパン10の本体11,21の底面11b,21bに傾斜を形成する場合を例に取って説明したが、油の流路17,17,…やV字溝18,18,…の深さを、持ち手12側を浅く、持ち手12から遠い側を深く形成しても、傾斜を形成するのと実質的に同様な作用効果が得られる。
更に、円形と四角形状のフライパン10を例に取って説明したが、他の形状であっても同様に適用できる。フライパン10のサイズも一例を挙げて説明したが、小・中・大やS・M・Lなど必要に応じて形成すれば良い。
また、本体11,21の内面には、焦げ付きを防止するためのコーティングが施されていても良い。
加えて、第2乃至第5の実施形態においても、図1(d)に示したように、本体11における淵部11aの外周上端における外側の壁11cよりも内側の壁11dを高くしても良い。
また、本体11,21における淵部11a,21aの外周上端に、受け溝13,23を、二重や三重に連なるように複数設けても良い。
11,21…本体
11a,21a…淵部
11b,21b…底面
11c…外側の壁(淵部の外周上端における外側の壁)
11d…内側の壁(淵部の外周上端における内側の壁)
12…取っ手
13,23…受け溝
14,24…蓋
14a,24a…ツマミ
15…蓋立て部
16…保持/貯留溝
17,17…油の流路
17a,17a…突起部
18,18…V字溝
Claims (10)
- 加熱対象の食材を収容する本体と、
前記本体における淵部の外周上端において淵部に沿って形成され、前記淵部の外周上端における外側の壁よりも内側の壁が高い受け溝と、
前記本体に対応する形状及びサイズを有し、前記本体に対して上に凸形状の蓋とを備え、
前記蓋の内面端部は、前記受け溝の外側で前記本体の淵部に接するように構成され、
加熱調理によって発生する水蒸気が前記蓋の内面に凝縮した水分を、前記蓋の内面に沿って前記受け溝内に導入して蒸発させることを特徴とするフライパン。 - 前記蓋の周辺部を挟むようにして蓋を立て掛ける蓋立て部を更に備え、前記蓋立て部は、立てた蓋から流れる水分または油を受け取る保持/貯留溝を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 前記本体の平面形状は、円形または四角形である、ことを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 前記本体の淵部に取り付けられた少なくとも一つの取っ手、または前記本体の淵部に着脱自在に設けられた取っ手を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 前記本体の底面は、油を所定の位置に集めるための傾斜を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 前記本体の傾斜は、本体の裏側の凹みによって形成される、ことを特徴とする請求項5に記載のフライパン。
- 前記本体の傾斜には水分または油を導く溝を有し、前記本体の傾斜の裏側は平面である、ことを特徴とする請求項5に記載のフライパン。
- 前記本体の傾斜には水分または油を導く溝を有し、前記本体の傾斜の裏側は凹みによって形成される、ことを特徴とする請求項5に記載のフライパン。
- 前記本体の底部は、油を集めるための傾斜を持った溝を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 前記本体は、水蒸気排出用の小孔を有する、ことを特徴とする請求項1乃至9いずれか1つの項に記載のフライパン。
Applications Claiming Priority (4)
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JP2020026643 | 2020-01-31 | ||
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JP2020140515 | 2020-08-22 |
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JP2021014044A Active JP6932862B1 (ja) | 2020-01-31 | 2021-01-30 | フライパン |
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JP (1) | JP6932862B1 (ja) |
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2021
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Publication number | Publication date |
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JP2022007966A (ja) | 2022-01-13 |
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