JP3160109B2 - 軟質線状磁石 - Google Patents
軟質線状磁石Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、軸方向に極性を交互に反転させ
て複数の磁極が形成された軟質線状磁石に関するもので
ある。
て複数の磁極が形成された軟質線状磁石に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、血行を促進し、筋肉の過度の緊張
状態を緩解して筋肉痛又は筋硬結状態（こり）を軽減す
ることを目的として永久磁石を用いた、例えば磁気腹
巻、磁気サポーター、磁気掛蒲団、磁気マットレス等の
磁気治療器が知られている。この種の磁気治療器は、一
般に、複数の粒状又はブロック状の永久磁石を蒲団やマ
ットレス等の生地に所定間隔を設けて点状配置して構成
されている。
状態を緩解して筋肉痛又は筋硬結状態（こり）を軽減す
ることを目的として永久磁石を用いた、例えば磁気腹
巻、磁気サポーター、磁気掛蒲団、磁気マットレス等の
磁気治療器が知られている。この種の磁気治療器は、一
般に、複数の粒状又はブロック状の永久磁石を蒲団やマ
ットレス等の生地に所定間隔を設けて点状配置して構成
されている。
【０００３】また、従来、上記磁気治療器の構成部材と
して、生地への装着が容易な、軸方向に複数の磁極が交
互に反転形成された軟質線状磁石が知られている（特開
平２−２２４３０５号公報）。
して、生地への装着が容易な、軸方向に複数の磁極が交
互に反転形成された軟質線状磁石が知られている（特開
平２−２２４３０５号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の粒状磁石
は、１個ずつ蒲団やマットレスの生地に取り付けなけれ
ばならず、取扱いが不便である。
は、１個ずつ蒲団やマットレスの生地に取り付けなけれ
ばならず、取扱いが不便である。
【０００５】一方、上記軟質線状磁石は、フェライト磁
石や希土類磁石に比べて最大磁束密度が低く、しかも、
磁気治療器を患部に装着した場合、軟質線状磁石の各磁
極を患部に十分に密着させることは困難なため、当該患
部に有効磁束を浸透させることは困難である。
石や希土類磁石に比べて最大磁束密度が低く、しかも、
磁気治療器を患部に装着した場合、軟質線状磁石の各磁
極を患部に十分に密着させることは困難なため、当該患
部に有効磁束を浸透させることは困難である。
【０００６】本発明は、上記課題に鑑みてなされもの
で、最大磁束密度が大きく、磁気治療器の構成素材とし
て好適な軟質線状磁石を提供することを目的とする。
で、最大磁束密度が大きく、磁気治療器の構成素材とし
て好適な軟質線状磁石を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、軸方向に所定ピッチで複数の凹部が形成
された軟質線状磁性体の各凹部に軸方向に交互に極性を
反転させて磁極が形成されるとともに、上記各凹部に互
いに対向する面の磁極極性を異ならせて粒状磁石が取り
付けられたものである（請求項１）。
に、本発明は、軸方向に所定ピッチで複数の凹部が形成
された軟質線状磁性体の各凹部に軸方向に交互に極性を
反転させて磁極が形成されるとともに、上記各凹部に互
いに対向する面の磁極極性を異ならせて粒状磁石が取り
付けられたものである（請求項１）。
【０００８】なお、上記粒状磁石は、上記軟質線状磁性
体の凸面よりも上方に突出させるとよい（請求項２）。
また、上記粒状磁石は、好ましくはフェライト磁石或い
は希土類磁石にするとよい（請求項３，４）。
体の凸面よりも上方に突出させるとよい（請求項２）。
また、上記粒状磁石は、好ましくはフェライト磁石或い
は希土類磁石にするとよい（請求項３，４）。
【０００９】
【作用】本発明によれば、軟質線状磁石は、各凹部に粒
状磁石を取り付けて構成される。各凹部には、下面が当
該凹部と反対の極性を有する粒状磁石が磁力により吸引
載置され、接着等により固定される。粒状磁石は磁力に
より接着力が補強され、軟質線状磁石から容易に離脱し
ない。各磁極には、軟質線状磁石と粒状磁石との合成磁
界が形成され、最大磁束密度が軟質線状磁石単体若しく
は粒状磁石単体よりも大きくなる。
状磁石を取り付けて構成される。各凹部には、下面が当
該凹部と反対の極性を有する粒状磁石が磁力により吸引
載置され、接着等により固定される。粒状磁石は磁力に
より接着力が補強され、軟質線状磁石から容易に離脱し
ない。各磁極には、軟質線状磁石と粒状磁石との合成磁
界が形成され、最大磁束密度が軟質線状磁石単体若しく
は粒状磁石単体よりも大きくなる。
【００１０】また、上記粒状磁石は、軟質線状磁性体の
凸面よりも上方に突出しているので、磁気治療器に適用
した場合、粒状磁石の先端が人体表面に容易に接触し、
該粒状磁石の部分で発生した磁束が有効に人体内部に浸
透する。
凸面よりも上方に突出しているので、磁気治療器に適用
した場合、粒状磁石の先端が人体表面に容易に接触し、
該粒状磁石の部分で発生した磁束が有効に人体内部に浸
透する。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明に係る軟質線状磁石の第１実
施例を示す斜視図である。また、図２は、上記軟質線状
磁石の要部縦断面図である。
施例を示す斜視図である。また、図２は、上記軟質線状
磁石の要部縦断面図である。
【００１２】軟質線状磁石１は、例えばストロンチウム
フェライトや塩素化ポリエチレン等のプラスチック磁性
体からなる帯状の線状磁石２と、フェライト又は希土類
の粒状磁石３とから構成されている。線状磁石２は、表
面に、例えば４mm間隔の所定ピッチｔで凹部２１が形成
され、各凹部２１は、隣同士が異なる極性となるように
交互に反転させて上下方向に、およそ１０００ガウスの
表面磁束密度を有する磁極が形成されている。
フェライトや塩素化ポリエチレン等のプラスチック磁性
体からなる帯状の線状磁石２と、フェライト又は希土類
の粒状磁石３とから構成されている。線状磁石２は、表
面に、例えば４mm間隔の所定ピッチｔで凹部２１が形成
され、各凹部２１は、隣同士が異なる極性となるように
交互に反転させて上下方向に、およそ１０００ガウスの
表面磁束密度を有する磁極が形成されている。
【００１３】粒状磁石３は、上面が上方に湾曲した直方
体形状をなし、上記凹部２１と略同一の平面形状を有し
ている。粒状磁石３は、およそ１３００ガウスの表面磁
束密度を有し、上面の磁極がＮ極となるものと、Ｓ極と
なるものの２種類の磁石がある。そして、粒状磁石３
は、互いに対向する面の磁極極性が異なるように各凹部
２１に嵌め込まれ、接着等により固着されている。な
お、本実施例では、粒状磁石３は、線状磁石２の各凹部
２１間に形成され凸部２２の上面よりも上方に突出する
ようにしているが、凸部２２の上面と面一になるように
してもよい。
体形状をなし、上記凹部２１と略同一の平面形状を有し
ている。粒状磁石３は、およそ１３００ガウスの表面磁
束密度を有し、上面の磁極がＮ極となるものと、Ｓ極と
なるものの２種類の磁石がある。そして、粒状磁石３
は、互いに対向する面の磁極極性が異なるように各凹部
２１に嵌め込まれ、接着等により固着されている。な
お、本実施例では、粒状磁石３は、線状磁石２の各凹部
２１間に形成され凸部２２の上面よりも上方に突出する
ようにしているが、凸部２２の上面と面一になるように
してもよい。
【００１４】図３は、本発明に係る軟質線状磁石の第２
実施例を示す斜視図である。第２実施例は、図１におい
て、線状磁石２に凹部２１に代えて断面円形の孔２３を
穿設し、該孔２３に上端が外方向に湾曲した円筒状若し
くは半球状の粒状磁石３′を嵌入装着したものである。
なお、軟質線状磁石１は、線状磁石２の各磁極の形成位
置に適当な形状の凹部２１を穿設し、該凹部２１に粒状
磁石３を取り付けたものであれば、上記第１及び第２実
施例の構造に限定されるものではない。
実施例を示す斜視図である。第２実施例は、図１におい
て、線状磁石２に凹部２１に代えて断面円形の孔２３を
穿設し、該孔２３に上端が外方向に湾曲した円筒状若し
くは半球状の粒状磁石３′を嵌入装着したものである。
なお、軟質線状磁石１は、線状磁石２の各磁極の形成位
置に適当な形状の凹部２１を穿設し、該凹部２１に粒状
磁石３を取り付けたものであれば、上記第１及び第２実
施例の構造に限定されるものではない。
【００１５】図４は、上記軟質線状磁石の製造工程を示
す図で、図５は、軟質線状磁性体の着磁装置の概略図で
ある。
す図で、図５は、軟質線状磁性体の着磁装置の概略図で
ある。
【００１６】軟質線状磁石１は、以下のように製造され
る。すなわち、成型機Ｓ１から、例えば毎分２mの速度
で表面に凹部２１を有する帯状に成型された軟質線状磁
性体が押し出される。成型機Ｓ１は、押出成型機と成型
ローラとを有し、押出成型機で押し出した帯状の軟質線
状磁性体を成型ローラを通過させて表面に所定ピッチで
凹部２１を形成する。そして、軟質線状磁石は、引取機
Ｓ３で引き取られながら冷却装置Ｓ２で冷却固化され、
巻取機Ｓ４に巻き取られる。
る。すなわち、成型機Ｓ１から、例えば毎分２mの速度
で表面に凹部２１を有する帯状に成型された軟質線状磁
性体が押し出される。成型機Ｓ１は、押出成型機と成型
ローラとを有し、押出成型機で押し出した帯状の軟質線
状磁性体を成型ローラを通過させて表面に所定ピッチで
凹部２１を形成する。そして、軟質線状磁石は、引取機
Ｓ３で引き取られながら冷却装置Ｓ２で冷却固化され、
巻取機Ｓ４に巻き取られる。
【００１７】続いて、上記軟質線状磁性体は、上記巻取
機Ｓ４から繰り出され、着磁装置Ｓ５で凹部２１の形成
位置に極性を形成して線状磁石２とされた後、引取機Ｓ
６で引き取られ、巻取機Ｓ７に巻き取られる。更に、磁
石取付装置Ｓ８で上記線状磁石２の各凹部２１の位置に
交互に極性が反転するように粒状磁石３が取り付けら
れ、巻取機Ｓ９に巻き取られる。
機Ｓ４から繰り出され、着磁装置Ｓ５で凹部２１の形成
位置に極性を形成して線状磁石２とされた後、引取機Ｓ
６で引き取られ、巻取機Ｓ７に巻き取られる。更に、磁
石取付装置Ｓ８で上記線状磁石２の各凹部２１の位置に
交互に極性が反転するように粒状磁石３が取り付けら
れ、巻取機Ｓ９に巻き取られる。
【００１８】図５において、着磁装置Ｓ５は、軟質線状
磁性体を載置する基台４と着磁ヨーク５とから構成され
ている。着磁ヨーク５は、鉄等の強磁性体からなる長方
形状の基盤の下面に着磁部５１が形成されたものであ
る。着磁部５１は、長手方向に一列に配列された複数個
の磁極片５３を有し、該磁極片５３は、長手方向に対し
て垂直方向に伸びる凹溝５２を所定のピッチｔで適宜の
本数穿設することにより形成されている。なお、凹溝５
２及び磁極片５３の幅寸法は、上記軟質線状磁性体の凹
部２１の幅と略同一になっている。
磁性体を載置する基台４と着磁ヨーク５とから構成され
ている。着磁ヨーク５は、鉄等の強磁性体からなる長方
形状の基盤の下面に着磁部５１が形成されたものであ
る。着磁部５１は、長手方向に一列に配列された複数個
の磁極片５３を有し、該磁極片５３は、長手方向に対し
て垂直方向に伸びる凹溝５２を所定のピッチｔで適宜の
本数穿設することにより形成されている。なお、凹溝５
２及び磁極片５３の幅寸法は、上記軟質線状磁性体の凹
部２１の幅と略同一になっている。
【００１９】また、各凹溝５２の中央にスロット５４が
穿設され、該スロット５４の底部には、絶縁体で被覆さ
れた銅等による導体線６が各スロット５４の終端部で折
り返して波状に埋設され、該導体線６の両端には不図示
のコンデンサ式着磁電源から直流の励磁電流が供給され
るようになっている。
穿設され、該スロット５４の底部には、絶縁体で被覆さ
れた銅等による導体線６が各スロット５４の終端部で折
り返して波状に埋設され、該導体線６の両端には不図示
のコンデンサ式着磁電源から直流の励磁電流が供給され
るようになっている。
【００２０】なお、コンデンサ式着磁電源は大容量コン
デンサに蓄積された電荷を上記導体線６を通して放電さ
せることにより、瞬間的に大きな励磁電流を供給するも
ので、励磁電流が供給されると、上記着磁部５１の各磁
極片５３に、図５に示すように、交互に極性が反転する
ように磁極が形成される。
デンサに蓄積された電荷を上記導体線６を通して放電さ
せることにより、瞬間的に大きな励磁電流を供給するも
ので、励磁電流が供給されると、上記着磁部５１の各磁
極片５３に、図５に示すように、交互に極性が反転する
ように磁極が形成される。
【００２１】上記構成において、基台４の所定の位置に
軟質線状磁性体を搬送し、着磁ヨーク５を降下すると、
各磁極片５３が軟質線状磁性体の凹部２１に嵌入装着さ
れ、この状態で導体線６に励磁電流を供給すると、各磁
極片５３に磁極が形成され、軟質線状磁性体は、各凹部
２１が交互に極性が反転するように連続着磁される。例
えば、導体線６に最大電流およそ１００００アンペアの
励磁電流を流すと、各磁極片５３にはおよそ１００００
ガウスの磁束密度の磁極が交互に反転するように形成さ
れ、これにより軟質線状磁性体の各凹部２１には、およ
そ１０００ガウスの磁束密度を有する磁極が形成され
る。
軟質線状磁性体を搬送し、着磁ヨーク５を降下すると、
各磁極片５３が軟質線状磁性体の凹部２１に嵌入装着さ
れ、この状態で導体線６に励磁電流を供給すると、各磁
極片５３に磁極が形成され、軟質線状磁性体は、各凹部
２１が交互に極性が反転するように連続着磁される。例
えば、導体線６に最大電流およそ１００００アンペアの
励磁電流を流すと、各磁極片５３にはおよそ１００００
ガウスの磁束密度の磁極が交互に反転するように形成さ
れ、これにより軟質線状磁性体の各凹部２１には、およ
そ１０００ガウスの磁束密度を有する磁極が形成され
る。
【００２２】磁化が完了すると、着磁ヨーク５を上昇さ
せ、線状磁石２を所定寸法だけ引き取り、これに続く未
磁化の部分を基台４に載せて上述と同様の操作で磁化を
行う。以下、順次軟質線状磁性体を着磁部５１の長さ毎
に繰り返し磁化していく。なお、線状磁石２の引取量
は、例えば引取量検出器若しくは磁気検出器等で軟質線
状磁性体３の磁化した部分を検出して制御するようにす
るとよい。
せ、線状磁石２を所定寸法だけ引き取り、これに続く未
磁化の部分を基台４に載せて上述と同様の操作で磁化を
行う。以下、順次軟質線状磁性体を着磁部５１の長さ毎
に繰り返し磁化していく。なお、線状磁石２の引取量
は、例えば引取量検出器若しくは磁気検出器等で軟質線
状磁性体３の磁化した部分を検出して制御するようにす
るとよい。
【００２３】磁石取付装置Ｓ８は、接着剤の塗布工程、
磁石載置工程及び接着剤硬化工程を有し、搬送される線
状磁石２の各凹部２１に接着剤を塗布した後、各凹部２
１の磁極の極性と同一の表面磁極極性を有する粒状磁石
３を載置し、上記接着剤を固化する。
磁石載置工程及び接着剤硬化工程を有し、搬送される線
状磁石２の各凹部２１に接着剤を塗布した後、各凹部２
１の磁極の極性と同一の表面磁極極性を有する粒状磁石
３を載置し、上記接着剤を固化する。
【００２４】上記のように、線状磁石２の各凹部２１に
粒状磁石３を取り付けて軟質線状磁性体１を構成してい
るので、各磁極部の表面磁束密度は線状磁石２単体或い
は粒状弱３単体のものよりも大きくすることができ、例
えば磁気掛蒲団等の磁気治療寝具に適用した場合、その
磁気治療効果をより向上させることが可能となる。
粒状磁石３を取り付けて軟質線状磁性体１を構成してい
るので、各磁極部の表面磁束密度は線状磁石２単体或い
は粒状弱３単体のものよりも大きくすることができ、例
えば磁気掛蒲団等の磁気治療寝具に適用した場合、その
磁気治療効果をより向上させることが可能となる。
【００２５】なお、上記実施例では、帯状の線状磁石２
と粒状磁石３とを組み合わせていたが、例えば断面円形
若しくは楕円形の線状磁性体の一側面に所定ピッチｔで
凹部２１を形成し、該凹部２１に交互に極性を反転させ
て磁極を形成した帯状以外の形状を有する線状磁石２と
粒状磁石３とを組み合わせてもよい。
と粒状磁石３とを組み合わせていたが、例えば断面円形
若しくは楕円形の線状磁性体の一側面に所定ピッチｔで
凹部２１を形成し、該凹部２１に交互に極性を反転させ
て磁極を形成した帯状以外の形状を有する線状磁石２と
粒状磁石３とを組み合わせてもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸方向に所定ピッチで間隔を設けて複数の凹部を形成す
るとともに、各凹部に軸方向に交互に極性を反転させて
磁極を形成し、上記各凹部に互いに対向する面の磁極極
性を異ならせて粒状磁石を取り付けたので、各磁極の最
大磁束密度が軟質線状磁石単体若しくは粒状磁石単位よ
りも大きくなり、磁気治療器における治療効果が向上す
る。
軸方向に所定ピッチで間隔を設けて複数の凹部を形成す
るとともに、各凹部に軸方向に交互に極性を反転させて
磁極を形成し、上記各凹部に互いに対向する面の磁極極
性を異ならせて粒状磁石を取り付けたので、各磁極の最
大磁束密度が軟質線状磁石単体若しくは粒状磁石単位よ
りも大きくなり、磁気治療器における治療効果が向上す
る。
【００２７】また、軟質線状磁石の各磁極が突出してい
るので、磁気治療器を患部に装着した場合、各磁極が患
部に好適に接触し、有効磁束が効果的に患部に浸透す
る。
るので、磁気治療器を患部に装着した場合、各磁極が患
部に好適に接触し、有効磁束が効果的に患部に浸透す
る。
【００２８】また、上記粒状磁石をフェライト磁石若し
くは希土類磁石で構成したので、所望の高磁束密度を得
ることができる。
くは希土類磁石で構成したので、所望の高磁束密度を得
ることができる。
【図１】本発明に係る軟質線状磁石の第１実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明に係る軟質線状磁石の要部縦断面図であ
る。
る。
【図３】本発明に係る軟質線状磁石の第２実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図４】本発明に係る軟質線状磁石の製造工程を示す図
である。
である。
【図５】軟質線状磁性体の着磁装置の概略図である。
１ 軟質線状磁石 ２ 線状磁石 ２１ 凹部 ２２ 凸部 ２３ 孔 ３，３′ 粒状磁石 ４ 基台 ５ 着磁ヨーク ５１ 着磁部 ５２ 凹溝 ５３ 磁極片 ５４ スロット
Claims (4)
- 【請求項１】 軸方向に所定ピッチで複数の凹部が形成
されるとともに、各凹部に交互に磁性を反転させて磁極
が形成された軟質線状磁性体と、 上記軟質線状磁性体の各凹部に、互いに対向する面の磁
極の極性を異ならせて埋設された複数の粒状磁石とから
なることを特徴とする軟質線状磁石。 - 【請求項２】 上記粒状磁石は、上記軟質線状磁性体の
凸面よりも上方に突出していることを特徴とする請求項
１記載の軟質線状磁石。 - 【請求項３】 上記粒状磁石は、フェライト磁石である
ことを特徴とする請求項１又は２記載の軟質線状磁石。 - 【請求項４】 上記粒状磁石は、希土類磁石であること
を特徴とする請求項１又は２記載の軟質線状磁石。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4379093A JP3160109B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軟質線状磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4379093A JP3160109B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軟質線状磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06260326A JPH06260326A (ja) | 1994-09-16 |
| JP3160109B2 true JP3160109B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=12673544
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4379093A Expired - Fee Related JP3160109B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軟質線状磁石 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3160109B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD909063S1 (en) | 2019-03-08 | 2021-02-02 | Yeti Coolers, Llc | Bag |
| USD919298S1 (en) | 2017-02-22 | 2021-05-18 | Yeti Coolers, Llc | Bag |
| USD935175S1 (en) | 2019-03-08 | 2021-11-09 | Yeti Coolers, Llc | Bag |
| US11174090B2 (en) | 2017-03-08 | 2021-11-16 | Yeti Coolers, Llc | Container with magnetic closure |
| US11229268B2 (en) | 2017-03-08 | 2022-01-25 | Yeti Coolers, Llc | Container with magnetic closure |
| US11730244B2 (en) | 2017-03-08 | 2023-08-22 | Yeti Coolers, Llc | Container with magnetic closure |
| USD1020395S1 (en) | 2020-06-03 | 2024-04-02 | Yeti Coolers, Llc | Bag |
| US11992104B2 (en) | 2022-02-16 | 2024-05-28 | Yeti Coolers, Llc | Container with resealable closure |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3164219B2 (ja) * | 1996-01-30 | 2001-05-08 | 愛知製鋼株式会社 | 磁極分散対向型磁気アタッチメント |
| US20150364237A1 (en) * | 2013-01-30 | 2015-12-17 | Gui Global Products, Ltd. | Springable magnetic device |
| JP6456061B2 (ja) * | 2014-07-04 | 2019-01-23 | 旭化成ホームズ株式会社 | マグネットプレート |
| CN108597723A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-09-28 | 南京高明环保科技有限公司 | 磁力加强及转向的组件 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP4379093A patent/JP3160109B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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