JP3160085U - 造花 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトなサイズで独創的な高い意匠性を有する造花を提供する。【解決手段】周方向に複数の花弁が形成された花シートが複数枚重ねられ、碗状に形成された萼部材により複数枚の花シートの中央部が保持され、複数の花弁により所定大きさの花冠が形成された第一花弁部材と、少なくとも一枚の花シートが四つ折りされ、複数の花弁により、第一花弁部材の花冠よりも小さい花冠が形成された第二花弁部材と、所定形状を有する板状のベースプレートとを備える。ベースプレートの一面に、一または複数の第一花弁部材が配置されると共に、配置された第一花弁部材による輪郭と所定形状の輪郭との間に生じる空隙に、第二花弁部材が配置され、所定形状の花冠が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、本発明は、独創的な意匠を有する造花に関する。
生花とは異なり枯れることが無い造花は、部屋のインテリア装飾として、或いは胸章等の装飾品として多く利用されている。
例えば、特許文献1には、複数の造花を細長状に連結し、バスケット容器等に取り付ける装飾用の造花連結体が開示されている。
特開平10−46416号公報
前記のように造花を装飾品として利用する場合、従来は特許文献1のように複数の造花を細長状に連結する等の方法により独創的な意匠表現がなされていた。
即ち、花の種類によって花冠の形状は略決まっているため、独創的な意匠表現を行うには、複数の花を用いた大掛かりものとなっていた。
言い換えれば、胸章等に適したコンパクトなサイズで独創的な意匠表現を行うことが困難という課題があった。
本発明は、前記した点に着目してなされたものであり、コンパクトなサイズで独創的な高い意匠性を有する造花を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る造花は、周方向に複数の花弁が形成された花シートが複数枚重ねられ、碗状に形成された萼部材により前記複数枚の花シートの中央部が保持され、複数の花弁により所定大きさの花冠が形成された第一花弁部材と、少なくとも一枚の前記花シートが四つ折りされ、複数の花弁により、前記第一花弁部材の花冠よりも小さい花冠が形成された第二花弁部材と、所定形状を有する板状のベースプレートとを備え、前記ベースプレートの一面に、一または複数の前記第一花弁部材が配置されると共に、配置された前記第一花弁部材による輪郭と前記所定形状の輪郭との間に生じる空隙に、前記第二花弁部材が配置され、前記所定形状の花冠が形成されていることに特徴を有する。尚、前記花冠は、更に裁断加工により前記所定形状に整えられていることが好ましい。
これにより、コンパクトサイズの所定形状の花冠を容易に形成することができ、独創的で高い意匠性を有する造花を得ることができる。
また、この構成により、造花の厚さを全体的に平坦とすることができ、胸章等に好適に用いることができる。
また、前記ベースプレートの他面は、少なくとも一層以上に配置された一または複数の前記花シートにより覆われることが望ましい。
このように構成することにより、ベースプレートの両面を花弁で覆い隠すことができる。
また、前記第一花弁部材は、前記萼部材の下方に突出するピン部材を有し、前記ベースプレートの一面には、前記ピン部材が挿入可能な孔が設けられ、前記第一花弁部材のピン部材は、前記ベースプレートに設けられた前記孔に挿着されていることが望ましい。
このように構成することにより、容易且つ正確な位置へ第一花弁部材を取り付けることができる。
本考案によれば、コンパクトなサイズで独創的な高い意匠性を有する造花を得ることができる。
図1は、本考案に係る造花の正面図である。 図2は、図1の造花の側面図である。 図3は、図1の造花の使用例を示す正面図である。 図4は、図1の造花の構成部材の一つである花シートの平面図である。 図5は、図1の造花の構成部材の一つである第一花弁部材の側面図である。 図6は、図1の造花の構成部材の一つである第二花弁部材の側面図である。 図7は、図5の第一花弁部材の構成を示す斜視図である。 図8は、図1の造花の構成部材の一つであるベースプレートの平面図である。 図9は、図1の造花の作製段階の状態を示す平面図である。 図10は、図1の造花の作製段階の状態を示す平面図である。 図11は、図1の造花の作製に用いるフレームの平面図である。 図12は、図1の造花の作製段階の状態を示す平面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本考案に係る造花の全体を示す正面図である。また、図2は図1の造花の側面図である。尚、本実施形態にあっては、造花の種類をカーネーションとする。
図1に示す造花1は、花冠2がハート型に形成されている。また、図2に示すように、全体的に厚さが平坦に形成されている。このため、図3のように造花1の裏面にリボン20等を取り付ければ、胸章等に好適に用いることができる。
以下、この造花1の作製方法を具体的に説明する。図1、図2に示すように花冠2は複数の花弁2aの集合体により構成される。また、花冠2を構成する複数の花弁2aは、図4に示す花シート10を複数枚用いることにより形成される。
各花シート10は、例えば絹布を型抜きで裁断することにより容易に得ることができる。花シート10の裁断形状(抜き型)は、花の種類によって異なる形状となり得るが、本実施形態では、図4に示すように全体が円形となされる。
また、その縁部2bはノコギリ歯状に裁断され、径方向(中心部)に向かって複数の切り込み2cが形成される。この切り込み2cにより、1枚の花シート10には、周方向に複数枚の花弁2aが形成される。また、花シート10の中心部には、小さい孔2dが形成されている。
造花1を作製する際には、複数枚の花シート10を用い、先ず、図5に示すように小さい花冠を有する第一花弁部材3と、図6に示すように更に小さい花冠を有する第二花弁部材4とを用意する。尚、図6の第二花弁部材4は、2枚の花シート10を重ねて、更に4つ折りにしたものである。
ここで、図5に示す第一花弁部材3の構成について詳しく説明すると、この第一花弁部材3は、図7に示すように複数(図では全6枚)の花シート10と、ピン部材11と、第一萼部材12と、第二萼部材13とにより構成される。
ピン部材11は、例えば透明樹脂により形成され、直棒状の軸部11aとその上端に設けられた鍔部11bとを有する。軸部11aの直径は、花シート10の孔2dに挿通可能な大きさに形成され、鍔部11bの直径は、前記孔2dの径より大きく、孔2dに係止可能に形成されている。
また、第一萼部材12は、花シート10と同色の碗状体であり、その上部に周方向に沿って複数の萼片12aが内側上方に向けて立設されている。また、その底部中央には、ピン部材11の軸部11aが貫挿可能、且つ鍔部11bが係止可能な孔12bが形成されている。
また、第二萼部材13は、前記第一萼部材12よりも大きく、花シート10と同色に形成され、周方向に沿って複数の萼片13aが外側上方に向けて立設されることにより、碗状体を形成している。また、その底部中央には、ピン部材11の軸部11aが貫挿可能な孔13bが形成されている。
また、図7に各部材の配置関係を示すように、最上部には一枚の花シート10が配され、その下には、前記一枚の花シート10を保持するために第一萼部材12が配置される。
また、第一萼部材12の下には、五枚の花シート10が中心位置を合わせて重ねられ、その下に、それら五枚の花シートを保持するために第二萼部材13が配置される。
これらを組む場合、最上部の花シート10の中心(孔2d)から最下部の第二萼部材13の中心(孔13b)に向けてピン部材11の軸部11aを挿入する。
その際、第一萼部材12に一枚の花シート10の中央部が押し込まれる。これにより、花シート10の花弁2aは、第一萼部材12の萼片12aによって略直立した状態に保持される。この第一萼部材12に保持される花シート10の花弁2aは、花冠2の中央部を構成する。
また、第二萼部材13には、5枚に重ねた花シート10の中央部が押し込まれる。これにより、5枚の花シート10による複数の花弁2aは、前記第一萼部材12によって保持された花弁2aの周りに一様に生えた状態となるように、第二萼部材13の萼片13aによって保持される。
尚、ピン部材11の軸部11aは、鍔部11bが最上部の花シート10中央に係止するまで挿入される。ピン部材11が完全に挿入されると、その軸部11aの先端部分は、図5に示すように第二萼部材13に形成された孔13aから下方に突出する状態となされる。
また、各部材を重ねて組み立てる前に、予め、第一萼部材12、第二萼部材13の内側、及び各花シート10の孔2dの周縁部に接着剤を塗布しておくことにより、第一萼部材12、第二萼部材13にそれぞれ花シート10を確実に保持させることができる。
前記のようにして三輪の第一花弁部材3、及び四輪の第二花弁部材4を作製し用意すると、次に、図8に示すようにハート型の板状に形成されたベースプレート21を一枚用意する。
このベースプレート21は、そのハート型の左右両側部分、及び下側部分の大きさが、それぞれ前記第一花弁部材3の花冠の大きさよりも小さく形成されている。また、図示するように、前記ハート型の左右両側部分、及び下側部分には、それぞれ所定深さを有する、或いは貫通した孔22が設けられている。これら3つの孔22には、それぞれ第一花弁部材3の第二萼部材13から下方に突出するピン部材11の軸部11aが挿着される。即ち、図9に示すようにハート型の左右両側部分、及び下側部分に、それぞれ前記第一花弁部材3(の花冠)が配置される。
更に、ベースプレート21上に配置された三輪の第一花弁部材3による輪郭と、完成形とするハート型の輪郭(図9に二点鎖線で示す)との間に生じる空隙、即ち、図9に示すハート型の下端部5aと、左右側部5b、5cと、上部中央5dの位置に、それぞれ第二花弁部材4が配置される。
これにより、図10に示すように全体的に立体感が生じ、ボリュームあるハート型の花冠2が得られる。
更に、ハート型の形状を整えるため、図10に示す花冠2を、図11に示すように針金で形成されたハート型のフレーム15の中に嵌め込む。
そして、花冠2においてフレーム15からはみ出た部分を裁断(即ちフレーム15に沿って裁断)することによって、綺麗なハート型の花冠2が形成される。
更に、図12に示すように花冠2を裏返して、ベースプレート21の裏面に設けられた三カ所のマーキング23の位置、即ちハート型の左右両側、及び下側部分に、それぞれ一枚の花シート10を貼り付ける。
これにより裏面に露出したベースプレート21が少なくとも一層の花シート10により覆われ、図1、図2に示すハート型の造花1を得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、ハート型のベースプレート21の左右両側部分、及び下側部分に、第一花弁部材3がそれぞれ配置され、更に、配置された三つの第一花弁部材3による輪郭と、ハート型の輪郭との間に生じる複数の空隙に第二花弁部材4がそれぞれ配置される。
これにより、コンパクトサイズのハート型の花冠2を容易に形成することができ、独創的で高い意匠性を有する造花1を得ることができる。
また、この構成により、造花1の厚さを全体的に平坦とすることができ、胸章等に好適に用いることができる。
尚、前記実施の形態においては、本考案に係る造花をカーネーションとしたが、本考案にあっては、それに限定されるものではない。即ち、花シート10の裁断形状によって、様々な造花1を得ることができる。
また、前記実施の形態においては、ベースプレート21の形状をハート型とし、ハート型の花冠2を形成するものとしたが、本考案にあっては、それに限定されるものではない。即ち、ベースプレート21の形状は、他の形状、例えば星型であってもよい。その場合、星型のベースプレート21に一輪または複数輪の第一花弁部材3を配置し、第一花弁部材3による輪郭と星型の輪郭との間に生じる空隙に第二花弁部材4を配置することにより星型の花冠を得ることができる。
1 造花
2 花冠
2a 花弁
2d 孔
3 第一花弁部材
4 第二花弁部材
10 花シート
11 ピン部材
11a 軸部
11b 鍔部
12 第一萼部材
13 第二萼部材
15 フレーム
20 リボン
21 ベースプレート

Claims (5)

  1. 周方向に複数の花弁が形成された花シートが複数枚重ねられ、碗状に形成された萼部材により前記複数枚の花シートの中央部が保持され、複数の花弁により所定大きさの花冠が形成された第一花弁部材と、
    少なくとも一枚の前記花シートが四つ折りされ、複数の花弁により、前記第一花弁部材の花冠よりも小さい花冠が形成された第二花弁部材と、
    所定形状を有する板状のベースプレートとを備え、
    前記ベースプレートの一面に、一または複数の前記第一花弁部材が配置されると共に、配置された前記第一花弁部材による輪郭と前記所定形状の輪郭との間に生じる空隙に、前記第二花弁部材が配置され、前記所定形状の花冠が形成されていることを特徴とする造花。
  2. 前記花冠は、更に裁断加工により前記所定形状に整えられていることを特徴とする請求項1に記載された造花。
  3. 前記ベースプレートの他面は、少なくとも一層以上に配置された一または複数の前記花シートにより覆われることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された造花。
  4. 前記第一花弁部材は、前記萼部材の下方に突出するピン部材を有し、
    前記ベースプレートの一面には、前記ピン部材が挿入可能な孔が設けられ、
    前記第一花弁部材のピン部材は、前記ベースプレートに設けられた前記孔に挿着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された造花。
  5. 前記所定形状は、ハート型、又は星型であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された造花。
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