JP3160072U - 収容袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】固形物と液体とを含む収容物を取り出すにあたり、適切に液体を先に排出させた後、固形物を取り出すことが簡単に行える収容袋を提供する。【解決手段】固形物2aと液体2bとを含む収容物2を収容させる収容袋10の少なくとも1辺11aに沿って複数の液切りシール部12を間隔を介して設けると共に、収容袋10における上記の1辺11aに沿って、この1辺11aと液切りシール部12との間にテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13を貼着させた。【選択図】図4

Description

本考案は、漬物類等の固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋に関するものである。特に、この収容袋から上記の収容物を取り出すにあたり、収容袋内から液体を先に適切に排出させて、固形物を収容袋内から簡単に取り出せるようにした点に特徴を有するものである。
従来、漬物類等の固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋としては、四方シール形状、三方シール形状などの平袋や、スタンディングパウチ、ガセットパウチ、テトラ形状の袋などが使用されている。
ここで、このような収容袋から漬物類等の固形物と液体とを含む収容物を取り出すにあたって、この収容袋を大きく切断させると、固形物と液体とが一緒になって収容袋から取り出されてしまい、この取出し時に、液体が周りに飛散するという問題があった。また、固形物と液体とが一緒になって収容袋から取り出されるため、固形物だけを使用する場合には、これらを取り出した後、固形物と液体とを分離させることが必要になって、作業が非常に面倒になるという問題もあった。
また、従来においては、上記の収容袋の一部を切断し、この切断部分を通して収容物内における液体を排出させた後、この収容袋を切断させて、収容物内における固形物を取り出すことも行われている。
しかし、手で収容袋の一部だけをうまく切断させることは困難であり、このため、ハサミ等を用いて収容袋の一部を切断させることが必要になり、収容袋から固形物だけを簡単に取り出すことは困難であった。
このため、近年においては、特許文献1に示されるように、少なくともフィルム基材層とシーラント層とを積層した積層材料を用いて製袋した包装袋において、包装袋の少なくとも、1辺または該袋の辺の一部に、液切りシール部が該袋の密封用端部シール部の内側方向の離れた位置か、または該端部シール部と一部重なって設けられた液体分離排出機能を有する包装袋が提案されている。
そして、この特許文献1に示されるものにおいては、液体排出口形成用カット部をカットするにあたり、ハサミ等を用いたり、基材フィルム層にミシン目やハーフカット等の易開封加工を行ったり、基材フィルム層に直線引裂き性を有する延伸フィルムを用いることが示されている。
しかし、液体排出口形成用カット部をカットするにあたり、ハサミ等を用いてカットすることは面倒であった。また、基材フィルム層に対してミシン目やハーフカット等の易開封加工を行う場合、このような易開封加工自体が面倒であると共に、コストが高くつくという問題があった。また、基材フィルム層に直線引裂き性を有する延伸フィルムを用いて包装袋をカットさせる場合、基材フィルム層のどのような位置においても包装袋がカットされやすくなり、包装袋が誤った位置において切断されて、包装袋内から液体だけを先に取り出すことができなくなるという問題があった。
特開2008−207841号公報
本考案は、固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本考案においては、収容袋内に収容された固形物と液体とを含む収容物をこの収容袋から取り出すにあたり、収容袋内から液体を先に適切に排出させて、固形物を収容袋内から簡単に取り出せるようにすることを課題とするものである。
本考案の第1の収容袋においては、上記のような課題を解決するため、固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋において、この収容袋の少なくとも1辺に沿って複数の液切りシール部が間隔を介して設けられると共に、収容袋における上記の1辺に沿って、この1辺とこの液切りシール部との間又は液切りシール部における上記の1辺とは反対側の部分が残る位置を通るようにしてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムが貼着されていることを特徴としている。
また、本考案の第2の収容袋においては、上記のような課題を解決するため、固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋において、ジグザグ状に彎曲した液切りシール部がこの収容袋の少なくとも1辺に沿って設けられると共に、収容袋における上記の1辺に沿って、上記の液切りシール部における上記の1辺とは反対側の部分が残る位置を通るようにしてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムが貼着されていることを特徴としている。
そして、上記の第1及び第2の収容袋においては、上記のテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿ってこれらの収容袋を容易に切断させることができるようになる。また、これらの収容袋を上記のテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿ってより簡単かつ適切に切断させるようにするためには、上記の直線カット性合成樹脂フィルムの少なくとも一端に切断開始用切込みを設けることが好ましい。
そして、このようにテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って第1及び第2の収容袋を切断させると、液切りシール部間や、液切りシール部と収容袋のシール部分との間における液体通路を通して、収容袋内における液体が切断箇所から排出される一方、収容袋内における固形物は液切りシール部に抑止されて、収容袋内に維持されるようになる。
また、上記のように収容袋内に維持された固形物を取り出すため、第1及び第2の収容袋に取出し口形成用切込みを設け、この取出し口形成用切込みの箇所からこれらの収容袋を切断させて、収容袋内に維持された固形物を取り出すようにすることができる。
ここで、上記の取出し口形成用切込みを設ける位置は特に限定されないが、液切りシール部が設けられた収容袋において、上記の液切りシール部の上記1辺側と反対側における近傍に取出し口形成用切込みを設けると、上記のようにテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って収容袋を切断させて、収容袋内における液体を切断箇所から排出させた後、そのままの状態で、上記の取出し口形成用切込みの箇所からこれらの収容袋を切断させて、収容袋内に維持された固形物を取り出すことができるようになる。
なお、上記の第1及び第2の収容袋としては、少なくとも基材フィルムとシーラント用フィルムとが積層された積層フィルムで構成されたものを用いることができ、特に、上記のシーラント用フィルムにヒートシール性を有するフィルムを用いると、ヒートシールによりこれらの収容袋の周囲を密封させたり、上記の液切りシール部を設けたりすることが簡単に行えるようになる。
本考案における第1及び第2の収容袋においては、上記のようにテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿ってこれらの収容袋を容易に切断させることができる。
そして、このようにテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って第1及び第2の収容袋を切断させると、液切りシール部間や、液切りシール部と収容袋のシール部分との間における液体通路を通して、収容袋内における液体が切断箇所から排出される一方、収容袋内における固形物は液切りシール部に抑止されて、収容袋内に維持されるようになる。
この結果、本考案における第1及び第2の収容袋においては、固形物と液体とを含む収容物を収容させた収容袋から収容物を取り出すにあたり、収容袋内から液体を先に適切に排出させて、固形物を収容袋内から取り出すことが簡単に行えるようになる。
本考案の一実施形態に係る収容袋を構成するのに使用した積層フィルムを示した断面説明図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、収容袋内に固形物と液体とを含む収容物を収容させる前の状態を示した概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、収容袋内に固形物と液体とを含む収容物を収容させる前の状態を示した側面側の断面説明図である。 上記の実施形態に係る収容袋内に固形物と液体とを含む収容物を収容させた状態を示す一部切り欠いた概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋内に固形物と液体とを含む収容物を収容させた状態を示す側面側の断面説明図である。 上記の実施形態に係る収容袋をテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って切断させて、収容袋内に収容された液体だけを排出させる状態を示す一部切り欠いた概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋を取出し口形成用切込みの箇所から切断させて、収容袋内に収容された固形物を取り出す状態を示す一部切り欠いた概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、上記の取出し口形成用切込みに代えてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムを用いた例の概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、上記の取出し口形成用切込みに代えてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムを用いた例の側面側の断面説明図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、収容袋に設ける液切りシール部の状態を変更させた第1の変更例を示し、(A)は収容袋の部分概略正面図、(B)は上記の収容袋をテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って切断させた状態を示す部分概略正面図である。 上記の実施形態に係る収容袋において、収容袋に設ける液切りシール部の状態を変更させた第2の変更例を示し、(A)は収容袋の部分概略正面図、(B)は上記の収容袋をテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムに沿って切断させた状態を示す部分概略正面図である。
以下、本考案の実施形態に係る収容袋について具体的に説明する。なお、本考案に係る収容袋は、特に下記の実施形態に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態の収容袋10においては、図1に示すように、少なくとも基材フィルム1aとヒートシール性を有するシーラント用フィルム1bとが積層された積層フィルム1を用いている。
そして、この収容袋10においては、上記の積層フィルム1におけるシーラント用フィルム1bが内面側に位置するようにして、積層フィルム1を重ね合わせ、図2及び図3に示すように、その3辺に沿って積層フィルム1相互をヒートシールさせて、3辺に密封シール部11a,11b,11cが設けられた袋状に形成すると共に、残りの1辺を開口させた状態で放置させるようにしている。
また、上記の3辺の中の1辺の密封シール部11aと所要間隔を介するようにして、この密封シール部11aと直交する方向に上記の積層フィルム1相互をヒートシールさせた液切りシール部12を、この密封シール部11aに沿って所要間隔を介して複数設けている。
そして、この1辺の密封シール部11aと液切りシール部12との間の位置において、この1辺の密封シール部11aに沿ってテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13を、この密封シール部11aの両側に位置する密封シール部11b,11cに架け渡すようにして収容袋10の両面に貼着させると共に、この直線カット性合成樹脂フィルム13の両端部に切断開始用切込み13aを設けている。
さらに、上記の1辺の密封シール部11aとは反対側における液切りシール部12の近傍における上記の両側の密封シール部11b,11cにそれぞれ取出し口形成用切込み14を設けている。
そして、この収容袋10内に漬物類等の固形物2aと液体2bとを含む収容物2を収容させるにあたっては、この収容袋10における1辺の開口された部分から上記の収容物2をこの収容袋10内に収容させた後、図4及び図5に示すように、この収容袋10における開口された1辺に沿って積層フィルム1相互をヒートシールさせて密封シール部11dを設け、この収容袋10を密封させるようにする。
また、このように収容袋10内に収容された収容物2を、収容袋10内から取り出すにあたっては、図6に示すように、上記の直線カット性合成樹脂フィルム13に設けられた切断開始用切込み13aの部分から、直線カット性合成樹脂フィルム13に沿って、この直線カット性合成樹脂フィルム13と一緒に1辺の密封シール部11aと液切りシール部12との間の位置において収容袋10を切断させる。このようにすると、収容袋10内に収容されていた液体2bが、各液切りシール部12の間や、液切りシール部12と収容袋10における上記の両側の密封シール部11b,11cとの間における液体通路を通して、このように切断された収容袋10のて部分から排出される一方、上記の固形物2aは液切りシール部12の部分において抑止され、固形物2aだけが収容袋10内に残った状態になる。
そして、このように収容袋10内に収容されていた液体2bを排出させた後、図7に示すように、上記の両側の密封シール部11b,11cに設けられた上記の取出し口形成用切込み14の部分から液切りシール部12を含む収容袋10の部分を切断させて分離させ、液切りシール部12の部分において抑止されていた固形物2aを収容袋10内から取り出すようにしている。
このようにすると、収容袋10内に収容された固形物2aと液体2bとを含む収容物2を取り出すにあたり、収容袋10内から先に液体2bを適切に排出させた後、この収容袋10内から固形物2aを取り出すことが簡単に行えるようになる。
なお、この実施形態の収容袋10においては、上記のように1辺の密封シール部11aとは反対側における液切りシール部12の近傍における上記の両側の密封シール部11b,11cにそれぞれ取出し口形成用切込み14を設け、この取出し口形成用切込み14の部分から液切りシール部12を含む収容袋10の部分を切断させて、固形物2aを収容袋10内から取り出すようにしたが、このような取出し口形成用切込み14に代えて、図8及び図9に示すように、液切りシール部12の密封シール部11a側とは反対側の近傍において、上記の切断開始用切込み13aが設けられたテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13を、両側の密封シール部11b,11cに架け渡すようにして収容袋10の両面に貼着させるようにすることもできる。
また、この実施形態の収容袋10においては、3辺の中の1辺の密封シール部11aと所要間隔を介するようにして、この密封シール部11aと直交する方向に伸びた液切りシール部12を、この密封シール部11aに沿って所要間隔を介して複数設けると共に、この1辺の密封シール部11aと液切りシール部12との間の位置において、この1辺の密封シール部11aに沿ってテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13を、この密封シール部11aの両側に位置する密封シール部11b,11cに架け渡すようにして収容袋10の両面に貼着させるようにしたが、収容袋10に設ける液切りシール部12の状態や、テープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13を設ける位置は、特に上記の実施形態に示すものに限定されない。
例えば、図10(A)に示すように、収容袋10の1辺の密封シール部11aと直交する方向に伸びた液切りシール部12の端部がこの密封シール部11aと接触するようにして、複数の液切りシール部12をこの密封シール部11aに沿って所要間隔を介して設けると共に、各液切りシール部12における上記の密封シール部11aとは反対側の部分が残るように、上記の切断開始用切込み13aが設けられたテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13が各液切りシール部12の中間部分を通るようにして、この直線カット性合成樹脂フィルム13を、収容袋10の両面に上記の密封シール部11aに沿ってその両側に位置する密封シール部11b,11cに架け渡すように貼着させることができる。そして、図10(B)に示すように、上記の直線カット性合成樹脂フィルム13に設けられた切断開始用切込み13aの部分から、直線カット性合成樹脂フィルム13に沿って、この直線カット性合成樹脂フィルム13と一緒に収容袋10を切断させると、収容袋10内に収容されていた液体2bが、各液切りシール部12の間や、液切りシール部12と収容袋10における上記の両側の密封シール部11b,11cとの間における液体通路を通して、このように切断された収容袋10の部分から排出されるようになる。
また、図11(A)に示すように、ジグザグ状に彎曲した液切りシール部12を、収容袋10の1辺の密封シール部11aに沿ってその両側に位置する密封シール部11b,11cの間に設けると共に、各液切りシール部12における上記の密封シール部11aとは反対側の部分が残るように、上記の切断開始用切込み13aが設けられたテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13がジグザグ状に彎曲した液切りシール部12の山12aと谷12bとの間を通るようにして、この直線カット性合成樹脂フィルム13を、収容袋10の両面に上記の密封シール部11aに沿ってその両側に位置する密封シール部11b,11cに架け渡すように貼着させることができる。そして、図11(B)に示すように、上記の直線カット性合成樹脂フィルム13に設けられた切断開始用切込み13aの部分から、直線カット性合成樹脂フィルム13に沿って、この直線カット性合成樹脂フィルム13と一緒に収容袋10を切断させると、収容袋10内に収容されていた液体2bが、各液切りシール部12の間や、液切りシール部12と収容袋10における上記の両側の密封シール部11b,11cとの間における液体通路を通して、このように切断された収容袋10の部分から排出されるようになる。
また、この実施形態の収容袋10においては、3辺に沿って積層フィルム1相互をヒートシールさせて、3辺に密封シール部11a,11b,11cが設けられた袋状に形成すると共に、残りの1辺を開口させたるようにしたが、1枚の積層フィルム1を折り返して重ね合わせる場合には、上記の3辺の中の折り返される辺には密封シール部を設けないようにすることもできる。
また、この実施形態の収容袋10においては、上記の直線カット性合成樹脂フィルム13を収容袋10の両面に設けるようにしたが、収容袋10の片面にだけ設けることも可能である。
なお、上記の実施形態において、収容袋10に用いる上記の積層フィルム1における基材フィルム1aとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)などのポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)などの延伸又は無延伸フィルムや、ナイロン−6/メタキシリレンジアミンナイロン6共押出しフィルムや、ポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体共押出しフィルムや、これらの2以上のフィルムを積層した複合フィルム等を用いることができる。なお、この基材フィルム1aに、直線引裂き性を有する延伸フィルムを用いると、上記のように直線カット性合成樹脂フィルム13と一緒に収容袋10を切断させたり、取出し口形成用切込み14から収容袋10を切断させたりすることが一層容易に行えるようになる。
また、上記の積層フィルム1におけるヒートシール性を有するシーラント用フィルム1bとしては、例えば、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などの樹脂フィルムを使用することができる。
また、上記の実施形態においては、収容袋10に用いる上記の積層フィルム1に、基材フィルム1aとシーラント用フィルム1bとを積層させただけのものを用いるようにしたが、基材フィルム1aとシーラント用フィルム1bとの間に、バリア層や保護層などの中間層(図示せず)を設けることも可能である。
また、上記のテープ状の直線カット性合成樹脂フィルム13としては、上記の基材フィルム1aと同様の樹脂フィルムを用い、この樹脂フィルムを一軸延伸させたテープ状の樹脂フィルムの片面に粘着剤を付与させた粘着テープなどを用いることができる。
1 積層フィルム
1a 基材フィルム
1b シーラント用フィルム
2 収容物
2a 固形物
2b 液体
10 収容袋
11a〜11d 密封シール部
12 液切りシール部
12a 山
12b 谷
13 直線カット性合成樹脂フィルム
13a 切断開始用切込み
14 取出し口形成用切込み

Claims (5)

  1. 固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋において、この収容袋の少なくとも1辺に沿って複数の液切りシール部が間隔を介して設けられると共に、収容袋における上記の1辺に沿って、この1辺とこの液切りシール部との間又は液切りシール部における上記の1辺とは反対側の部分が残る位置を通るようにしてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムが貼着されていることを特徴とする収容袋。
  2. 固形物と液体とを含む収容物を収容させる収容袋において、ジグザグ状に彎曲した液切りシール部がこの収容袋の少なくとも1辺に沿って設けられると共に、収容袋における上記の1辺に沿って、上記の液切りシール部における上記の1辺とは反対側の部分が残る位置を通るようにしてテープ状の直線カット性合成樹脂フィルムが貼着されていることを特徴とする収容袋。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の収容袋において、上記の直線カット性合成樹脂フィルムの少なくとも一端に切断開始用切込みが設けられていることを特徴とする収容袋。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の収容袋において、上記の液切りシール部の上記1辺側とは反対側における近傍に、固形物を取り出すための取出し口形成用切込みが設けられていることを特徴とする収容袋。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の収容袋が、少なくとも基材フィルムとシーラント用フィルムとが積層された積層フィルムで構成されていることを特徴とする収容袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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