JP3159997U - 大型浴槽を用いるユニットバス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱衣所のスペースを残して浴槽の大型化を図ることができ、しかも、施工コストの低減も可能な大型浴槽を用いるユニットバス構造を提供する。【解決手段】室内の天井面と床面、或いは壁面に固定された格子型フレームの横枠材Bに対し、背面のフック部材11を掛止して固定されるバックパネル1と、前記格子型フレームの横枠材Bに側縁のフック部材21を掛止して固定され、かつ、前記バックパネル1の両側に隣接して配置されるサイドパネル2と、バックパネル1とサイドパネル2上に載置されて連結部材により固定される天井パネルとを含んでパネル部品セットを構成し、当該パネル部品セットを用いて構造的に安定した組立て式展示ブースを構築可能とした。【選択図】図3

Description

本考案は、ユニットバスの改良、詳しくは、脱衣所の面積を確保しつつ浴槽の拡大を図ることができ、しかも、施工コストの面でも有利な大型浴槽を用いるユニットバス構造に関するものである。
近年、多くの住宅建築の浴室において、施工性に優れるユニットバス工法が採用されており、この際用いられるユニットバスに関しては、ボックス状の壁体の内部にシャワー等が据え付けられた洗い場と浴槽とが隣接して設けられたものが一般的である。
ところが、上記従来のユニットバスは、洗い場と浴槽の奥行きが等しい直方体状の構造であったため、より大型の浴槽を設置する際には、洗い場側も一緒に拡大してユニットバスそのものを一回り大きくする必要があった。
そして、上記大型化したユニットバスを設置するためには、隣りの脱衣所の空間を大幅に削らねばならず、結果的に脱衣所に設置する洗面台や洗濯機が種類やサイズの制限を受けたり、設置後に使い勝手が悪くなったりする不都合が生じた。
また、従来においては、脚を伸ばして入浴したいという顧客の要望を叶えるために、浴槽の凹部を斜めに形成する構造(特許文献1参照)や、浴槽の下部を洗い場の床下まで突き出す構造(特許文献2参照)も提案されている。
しかしながら、このような従来技術にあっては、ユニットバスの大型化は必要ないものの、浴槽自体が特殊な構造で汎用性に乏しかったため、大量生産によるコスト低減が難しく浴槽の製造単価が高く付いた。そのため、上記従来のユニットバスでは、部材費用が嵩んで施工コストが高く付き易かった。
特開2007−138391号公報(第2−7頁、第1―9図) 特開2005−253707号公報(第2−8頁、第1−8図)
本考案は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、脱衣所のスペースをできるだけ残して浴槽の大型化を図ることができ、しかも、施工コストの低減も可能な大型浴槽を用いるユニットバス構造を提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、スラブ上に設置可能な底パネル1と;この底パネル1の周縁に立設され、内側に洗い場Wと浴槽Bの設置スペースが形成される側壁パネル2と;この側壁パネル2上に設置される天井パネル3とを含んで構成し、更に、
前記側壁パネル2を、開閉扉Dを備えた洗い場側パネルFと、この洗い場側パネルFよりも外側に配置された浴槽側パネルFとが段差パネルFを介して接続されたフロントパネル21と、前記フロントパネル21の両側に配設される洗い場側および浴槽側のサイドパネル22・22’と、前記サイドパネル22・22’のフロントパネル21の反対側に配設されるバックパネル23とから形成して、
前記フロントパネル21の段差パネルFと浴槽側パネルFおよびサイドパネル22’、バックパネル23で囲われた設置スペース内に洗い場Wよりも奥行きの大きい浴槽Bを設置可能とした点に特徴がある。
また本考案では、必要に応じて上記技術的手段に加え、側壁パネル2におけるフロントパネル21の段差パネルFと浴槽側パネルFおよびサイドパネル22’に囲まれた突出部分の底部を他の部分よりも高く形成して当該部位を床組みY上に配置可能にするという技術的手段を採用することもできる。
また本考案では、必要に応じて上記技術的手段に加え、側壁パネル2のバックパネル23を、洗い場側パネルPと浴槽側パネルPとを段差パネルPを介して接続して構成することによりより大型の浴槽を設置できるようにするという技術的手段を採用することもできる。
本考案では、ユニットバスの側壁パネルにおいて、開閉扉を備えるフロントパネルを、並立する洗い場側パネルと浴槽側パネルを段差パネルで段違い状に繋いで構成したことにより、内側に配置した洗い場側パネルとバックパネルの間隔よりも、外側に配置した浴槽側パネルとバックパネルの間隔を広くとることができるため、洗い場よりも奥行きの大きい浴槽を設置することが可能となる。
しかも、上記ユニットバス構造では洗い場の拡大が必要ないことから、ユニットバスの一部拡大のみで浴槽の大型化に対応することができ、それによって脱衣所側の削られる面積を最小限に抑えることができるため、設置できる洗濯機や洗面台等が制限されたり、脱衣所の使い勝手が悪化したりする心配も軽減できる。
また、上記ユニットバスに使用する大型の浴槽には、一般的な形態の安価な汎用品を使用できるため、部材費用が嵩んで施工コストが高く付く心配もなく、経済的な面でも非常に都合が良い。
したがって、本考案により、脚を伸ばしてゆったりと入浴したい顧客の要望に低予算で応えることができる大型浴槽を用いるユニットバス構造を提供できることから、本考案の実用的利用価値は頗る高い。
本考案の実施例1におけるユニットバスの構造を表わす構造説明図である。 本考案の実施例1におけるユニットバスの構造を表わす構造説明図である。 本考案の実施例1におけるユニットバスを設置した浴室脱衣所の構造を表わす構造図である。 本考案の実施例1におけるユニットバスを設置した浴室脱衣所の使用状態を表わす状態説明図である。 本考案の変形例におけるユニットバスの構造を表わす説明断面図である。 本考案の変形例におけるユニットバスの構造を表わす説明断面図である。
『実施例1』
まず本考案の実施例1について、図1から図4に基いて説明する。同図において、符号1で指示するものは底パネルであり、符号2で指示するものは側壁パネルである。また、符号3で指示するものは天井パネルである。
この実施例1では、スラブS上に設置される底パネル1の周縁に側壁パネル2を載置立設し、その側壁パネル2の上部に天井パネルを設けてボックス状にユニットバスUを構成している(図1、図2参照)そして、上記ユニットバスUの内側には、側壁パネル2の開閉扉D側に洗い場Wを設けると共に、その洗い場Wに隣接して浴槽Bの設置スペースを形成している。
また、上記側壁パネル2は、開閉扉Dが設けられるフロントパネル21と、そのフロントパネル21の両側に配設される洗い場W側および浴槽B側のサイドパネル22・22’と、前記サイドパネル22・22’のフロントパネル21の反対側に配設されるバックパネル23とから構成している。
そして更に、上記側壁パネル2のフロントパネル21は、開閉扉Dを備えた洗い場側パネルFと、洗い場側パネルFの外側に配置される浴槽側パネルFとを段差パネルFにより接続して構成している。
上記のように構成したことにより、段差パネルFと浴槽側パネルFおよびサイドパネル22’、バックパネル23で囲われた設置スペース内に洗い場Wよりも奥行きが大きい浴槽Bを設置することが可能となる。そのため、図3に示すように脚を伸ばして入浴できる大型の浴槽Bも設置できる。
また、従来のようにユニットバスU全体を一回り大きくした場合だと、図4(a)に示すように洗面台Sの使用者がいると通路が狭いため奥側の洗濯機Mに行き難くなるが、上記ユニットバスUを使用した場合には、図4(b)に示すように洗面台Sに使用者がいても、その後に広いスペースができるため洗濯機M側に行き易くなり、使い勝手の悪化を防止できる。
また、従来においては、ユニットバスUの開閉扉Dの前方に狭いスペースしか作れないことから、その場所に配置する洗面台Sや洗濯機Mのサイズが制限されたが、上記ユニットバスUを使用すれば、開閉扉Dの前方に充分な空間を確保できるため、そのような制限も回避できる。
また実施例1では、上記側壁パネル2におけるフロントパネル21の段差パネルFと浴槽側パネルF、及びサイドパネル22’に囲まれた突出部分Qの底部分にあたる底パネル1を他の部分よりも段差状に高く形成しているため、図4に示すようにこの突出部位を床組みY上に配置すればリフォーム時に床組みYを組み直す必要がなくなり、施工作業を効率化できる。
なお、ユニットバスUの底パネル1の下部には支持脚11・11…を設けているため、この支持脚11・11…の長さを調節することでユニットバスUの位置を床組みYの高さに合わせて調整することができる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、図5に示すように、側壁パネル2のバックパネル23についても、洗い場側パネルPと浴槽側パネルPと段差パネルPから構成することにより、より大型の浴槽Bを設置することもできる。
また、ユニットバスUの突出部分Qの底部形状については、底パネル1に段差形状を設けなくとも、図6に示すように浴槽Bの底面に段差を設けてこの部分を補助支持具Tで支える形態であってもよい。
そしてまた、ユニットバスUに設けた突出部分Qの内側に棚を設けるなどして空間を有効活用することもでき、何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
最近では、「入浴」のリラクゼーション効果に対する意識が高まりから、脚を曲げてやっと入れる窮屈な浴槽を、リフォームを機に脚を伸ばしてゆったりと入れる大きな浴槽に変更する者が多い。また、リフォーム時には、浴室脱衣所の広さが決まっているため、大型のユニットバスを設置すると必然的に脱衣所が狭くなって様々な不都合が生じることとなる。
そのような中で、本考案の大型浴槽を用いるユニットバス構造は、リフォーム前よりも大型の浴槽を設置することができ、更に脱衣所の使い勝手も損なわれない有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 底パネル
11 支持脚
2 側壁パネル
21 フロントパネル
22 サイドパネル
23 バックパネル
3 天井パネル
U ユニットバス
D 開閉扉
W 洗い場
B 浴槽
R 脱衣所
S 洗面台
M 洗濯機
Q 突出部分
Y 床組み
T 補助支持具

Claims (3)

  1. スラブ上に設置可能な底パネル1と;この底パネル1の周縁に立設され、内側に洗い場Wと浴槽Bの設置スペースが形成される側壁パネル2と;この側壁パネル2上に形成される天井パネル3とを含んで構成されるユニットバスにおいて、
    前記側壁パネル2が、開閉扉Dを備えた洗い場側パネルFと、この洗い場側パネルFよりも外側に配置された浴槽側パネルFとが段差パネルFを介して接続されたフロントパネル21と、前記フロントパネル21の両側に配設される洗い場側および浴槽側のサイドパネル22・22’と、前記サイドパネル22・22’のフロントパネル21の反対側に配設されるバックパネル23とから成り、
    前記フロントパネル21の段差パネルFと浴槽側パネルFおよびサイドパネル22’、バックパネル23で囲われた設置スペース内に洗い場Wよりも奥行きの大きい浴槽Bを設置可能としたことを特徴とする大型浴槽を用いるユニットバス構造。
  2. 側壁パネル2におけるフロントパネル21の段差パネルFと浴槽側パネルFおよびサイドパネル22’に囲まれた突出部分Qの底部が他の部分よりも高く形成されていることを特徴とする請求項1記載の大型浴槽を用いるユニットバス構造。
  3. 側壁パネル2のバックパネル23が、洗い場側パネルPと浴槽側パネルPとを段差パネルPを介して接続して構成されているを特徴とする請求項1または2に記載の大型浴槽を用いるユニットバス構造。
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