JP3159970B1 - マグネットホルダー - Google Patents

マグネットホルダー

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JP3159970B1
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健司 渡辺
正三 泉
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カースル株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 貼着作業が不要であり、かつ磁石保持具に指
を当てて確実に取外すことが可能なマグネットホルダー
を提供する。 【解決手段】 円柱又は角柱の磁石11と、磁石11を
保持する磁石保持具12とを備え、取付け対象物である
磁性物体との間にシート状の被保持物を挟んで保持可能
なマグネットホルダー10において、磁石保持具12
は、磁石11の片面全体が当接可能な矩形状の底片13
と、底片13の対向する両端に接続され、磁石11の高
さhと略同じ高さHを有する一対の側片14、15とを
備えると共に、側片14、15の先端部16、17の両
端部分が、磁石11の外周面18側に折り曲げて形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、換気扇等
に使用する交換フィルターを、換気扇枠との間で挟んで
保持する際に使用するマグネットホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、換気扇等に使用する交換
フィルターを換気扇枠との間で挟んで保持する際に、図
4に示す形態のマグネットホルダー70が多数個使用さ
れている。マグネットホルダー70は、円柱状の磁石7
1と、磁石71を保持する断面溝形の磁石保持具72と
からなっている。磁石保持具72は、磁石71が接着剤
等を介して貼着されると共に、その幅B及び長さLが磁
石71の直径Dより少し大きい底片73と、底片73の
両端に接続され、対向して垂直に設けられた側片74、
75とからなる断面が溝形形状であり、矩形状の薄板鋼
板(幅が(B+2H)で、長さがL)を曲げ加工して製
作されている。長さLも磁石71の直径Dより少し大き
くなっている。また、側片74、75の高さHは、磁石
71の高さhと略同じとなっている。なお、磁石71
が、交換フィルターに接する面は図4において、上側の
面となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マグネットホルダー70においては、未だ解決すべき以
下のような問題があった。磁石71は、接着剤によって
磁石保持具72に貼着されているので、貼着作業のため
に作業性が劣るという問題があった。また、マグネット
ホルダー70を長く使用していると、貼着効果がなくな
り、磁石保持具72は磁石71と分離して、磁石保持具
72は交換フィルターに当接した磁石71に対して位置
がずれ、この結果、磁石保持具72の磁着力としての効
果が十分に発揮されないという問題もあった。マグネッ
トホルダー70を交換フィルターから取外す場合、図4
に示すように、底片73の長さL方向の両端と磁石71
の側面との間には段差部76があるので、この段差部7
6に手の指を当てて、マグネットホルダー70を取外す
ことができるが、底片73の幅B方向の両端は垂直方向
に平行な側片74、75が設けられているので、この部
分に指を当ててマグネットホルダー70を容易に取外す
ことはできなかった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、貼着作業が不要であり、かつ磁石保持具に指を
当てて確実に取外すことが可能なマグネットホルダーを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るマグネットホルダーは、円柱又は角柱の磁石と、磁
石を保持する磁石保持具とを備え、取付け対象物である
磁性物体との間にシート状の被保持物を挟んで保持可能
なマグネットホルダーにおいて、磁石保持具は薄板鋼板
からなって、磁石の片面全体が当接可能で、磁石の外周
面に対するはみ出し部を備えた矩形状の底片と、底片の
対向する両端に接続され、磁石の高さと略同じ高さを有
する一対の側片とを備えると共に、側片の先端部の両端
部分が、磁石の外周面側に折り曲げて形成されている。
これによって、磁石保持具は、磁石をしっかりと保持す
ることができ、磁石は底片に沿って移動することはな
い。本発明に係るマグネットホルダーにおいて、磁石の
断面形状を4角形状とすることもできる。これによっ
て、側片の先端部の両端部分の折り曲げ加工が簡単にで
きる。本発明に係るマグネットホルダーにおいて、一対
の側片の高さを磁石の高さより少し高くすることもでき
る。これによって、側片の先端での被保持物に対する接
触圧を大きくできると共に、マグネットホルダーの取外
しの際、磁石が取付け対象物に吸着されないで磁石保持
具と一緒に取外せる。本発明に係るマグネットホルダー
において、一対の側片の高さを磁石の高さより少し高く
し、かつ磁石より突出した先端部を内側に折り曲げるこ
ともできる。これによって、磁石保持具の底片と磁石と
を接着剤によって固定しなくても、磁石を磁石保持具と
一緒に持ち易く、手掛かりがあるので、確実に取外すこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(A)、(B)、
(C)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係るマグネッ
トホルダーを構成する磁石及び磁石保持具用素材の斜視
図、同マグネットホルダーを構成する磁石及び磁石保持
具用素材のセット時の斜視図、同マグネットホルダーの
斜視図、図2は本発明の他の実施の形態に係るマグネッ
トホルダーの斜視図、図3は同マグネットホルダーの変
形例の正断面図である。なお、図1(A)、(B)、
(C)はマグネットホルダーの製造工程を示している。
【0007】図1(C)に示すように、本発明の一実施
の形態に係るマグネットホルダー10は、円柱状の磁石
11と、磁石11を保持する磁石保持具12とを備えて
おり、磁石11と磁石保持具12とは接着剤等によって
固定されていない。このマグネットホルダー10を多数
個用いて、例えば、取付け対象物の一例である磁性物体
からなる換気扇枠との間にシート状の被保持物の一例で
ある交換フィルターを挟んで保持することができる。な
お、図1(C)において、交換フィルターと接触する側
は上側となる。以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】図1(A)に示すように、磁石11は、直
径Dが10〜50mm程度、高さhが3〜50mm程度
のパーライト、ネオジウム又はフェライト磁石を使用し
ている。一例として、直径Dが15mm、高さhが4m
mのパーライト磁石としている。図1(C)に示すよう
に、磁石保持具12は厚さtが0.1〜1.0mm程度
の薄板鋼板からなり、磁石11の片面(図では下面)全
体が当接可能な矩形状(幅Wは16mm、長さLは18
mm)の底片13と、底片13の幅W方向の両端に接続
して、底片13に対して上側に設けられた一対の側片1
4、15とが一体的に構成されている。側片14、15
の高さHは、磁石11の高さhと同じ4mmとしてい
る。側片14、15の先端部16、17の両端部分は、
図に示すように、磁石11の外周面18に沿って折り曲
げて形成されている。
【0009】従って、マグネットホルダー10において
は、磁石11は底片13の部分に吸着され、この吸着力
に抗して、磁石11を底片13に対して垂直方向に底片
13から引き離すことはできるが、先端部16、17の
両端部分は、折り曲げて形成されているので、磁石11
を底片13に対して水平方向に移動させることはできな
い。また、底片13の磁石11側の面(図では上面)に
おいては、磁石11の外周面18に対して外側の部分
は、はみ出し部13aとなるため、このはみ出し部13
aに指を当てるとマグネットホルダー10の取付け、取
外し作業が容易となる。
【0010】次に、本発明の一実施の形態に係るマグネ
ットホルダー10の製造方法について図1(A)、
(B)、(C)を参照しながら説明する。 (1)図1(A)に示すように、磁石11(直径D、高
さh)を準備すると共に、底片13(幅W、長さL)及
び底片13の両端に直角方向に接続された側片14a、
15a(長さL、高さH)が一体構造となった、薄板鋼
板からなる磁石保持具12を製作する前の磁石保持具用
素材12aとを準備する。なお、磁石保持具用素材12
aは、幅が(W+2H)で、長さLの矩形状の薄板鋼板
を事前に曲げ加工によって底片13及び側片14a、1
5aを形成しておく。ここで、D=15mm、h=4m
m、t=0.3mm、W=16mm、L=18mm、H
=4mmとする。
【0011】(2)図1(B)に示すように、磁石11
を磁石保持具用素材12aの内側の所定位置、即ち、磁
石11の中心と底片13の中心とを一致させて配置し、
別途固定手段を用いて、磁石11と底片13とを一時的
に固定する。 (3)図1(C)に示すように、別途、押し曲げ手段を
用いて、側片14a、15aの先端部16a、17aの
両端部分を同時に磁石11の外周面18に沿って押し曲
げることによって、マグネットホルダー10を製造する
ことができる。
【0012】前記実施の形態においては、磁石の形状は
円柱であったが、これに限定されず、状況に応じて、三
角柱を含む多角柱の磁石を用いることもできる。図2は
本発明の他の実施の形態に係るマグネットホルダー20
を示し、マグネットホルダー20は断面矩形状の磁石2
1と、磁石21の高さhと同じ高さHを有し、かつ磁石
21の長さNより少し長い長さLを有する側片22、2
3を備えた磁石保持具24とを備えている。なお、側片
22、23の先端部の両端部分は、磁石21の外周面側
に折り曲げている。図3に示す、マグネットホルダー2
0の変形例のマグネットホルダー25においては、磁石
21の高さhよりΔh(0.1〜0.5mm)高い側片
26、27の先端部28a、28bは内側に折り曲げら
れた構造の磁石保持具29を有している。これによっ
て、磁石保持具29の底片30と磁石21とを接着剤に
よって固定しなくても、磁石21を磁石保持具29と一
緒に確実に取外すことができる。なお、側片26、27
の先端部28a、28bを図3のように折り曲げないで
使用することもできる。マグネットホルダー10を、換
気扇等の交換フィルターを保持するために用いたが、こ
れに限定されず、磁性体からなる白板等に紙等のシート
状物を保持するために使用することもできる。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載のマグネットホルダーにお
いては、磁石保持具は、磁石をしっかりと保持すること
ができ、磁石は底片に沿って移動することはないので、
従来のように、磁石を底片に貼着する作業が省略できる
と共に、磁石保持具のどの位置でも指を当てて確実に取
外すことができる。また、磁石保持具は、矩形状の薄板
鋼板を曲げ加工し、押し曲げ加工することによって製作
できるので、歩留りが向上すると共に、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の一
実施の形態に係るマグネットホルダーを構成する磁石及
び磁石保持具用素材の斜視図、同マグネットホルダーを
構成する磁石及び磁石保持具用素材のセット時の斜視
図、同マグネットホルダーの斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るマグネットホル
ダーの斜視図である。
【図3】同マグネットホルダーの変形例の正断面図であ
る。
【図4】従来例に係るマグネットホルダーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
10:マグネットホルダー、11:磁石、12:磁石保
持具、12a:磁石保持具用素材、13:底片、13
a:はみ出し部、14、14a:側片、15、15a:
側片、16、16a:先端部、17、17a:先端部、
18:外周面、20:マグネットホルダー、21:磁
石、22、23:側片、24:磁石保持具、25:マグ
ネットホルダー、26、27:側片、28a、28b:
先端部、29:磁石保持具、30:底片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱又は角柱の磁石と、該磁石を保持す
    る磁石保持具とを備え、取付け対象物である磁性物体と
    の間にシート状の被保持物を挟んで保持可能なマグネッ
    トホルダーにおいて、 前記磁石保持具は薄板鋼板からなって、前記磁石の片面
    全体が当接可能で、前記磁石の外周面に対するはみ出し
    部を備えた矩形状の底片と、該底片の対向する両端に接
    続され、前記磁石の高さと略同じ高さを有する一対の側
    片とを備えると共に、前記側片の先端部の両端部分が、
    前記磁石の外周面側に折り曲げて形成されていることを
    特徴とするマグネットホルダー。
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