JP3034203U

JP3034203U - クリップ

Info

Publication number: JP3034203U
Application number: JP1996008819U
Authority: JP
Inventors: 元重増田
Original assignee: 元重増田
Priority date: 1996-07-30
Filing date: 1996-07-30
Publication date: 1997-02-14
Anticipated expiration: 2002-07-30

Abstract

(57)【要約】【目的】両手を使うことなく片手で紙・メモ・カード
等の、抜き差しが簡単にできる。【構成】マグネットシート本体（１）の一端に、突起
（２）を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、マグネットシートを用いた、クリップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のマグネットシートを鉄製品に貼りつけたとき、片手で、紙・メモ・カード・等を挿入しようとしても、抜き差しができなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のマグネットシートは、次のようにして紙・メモ・カード・等を留めていた。まず、一方の手で紙・メモ・カード等を押さえ、他方の手でその上にマグネットシートを重ね紙・メモ・カード等を留めていた。したがって、両手での作業であった。この考案が、解決しようとする課題は、片手で、紙・メモ・カード等の抜き差しができるようにすることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

考案者は、前記の課題を解決するにはどのようにすればよいかとあれこれ思索し実験を重ねた結果、ようやくこの考案を完成させることができた。この考案に係るクリップは、その課題を解決したものであって、次のようなものである。マグネットシートを本体（１）とし、本体（１）の一端に突起（２）を形成した、クリップ。マグネットシートの片側の端に１ケ所又は複数ケ所の突起（２）を設け、マグネットシートを鉄製品に貼りつけたとき、マグネットシートの先端が突起（２）により、鉄製品との間に突起（２）の高さの隙間ができるため、紙・メモ・カード等が簡単に挿入し留めることができるようになった。

【０００５】

【作用】

この考案に係るクリップは、図５のようにして使用する。すなわち、マグネットシートの一端にある突起を鉄製品に当たるように、マグネットシートをセットする。このようにして使用するとき、マグネットシートと鉄製品の間に突起の高さの隙間ができる、この隙間が挿入口となり、片手で、簡単に紙・メモ・カード等の抜き差しができるようになる。

【０００６】

【実施例】

実施例１図１で、（１）はマグネットシート本体を示したものである。本体（１）の一端において、突起（２）を形成している。以上に示したクリップは、次のようにして使用する。すなわち、突起（２）、（２）を鉄製品（５）に当たるようにセットする。ここで、本体（１）と鉄製品（５）との間に突起（２）の高さの隙間ができる。この、隙間が紙・メモ・カード等の挿入口となり、よういに片手で、紙・メモ・カード等の抜き差しができるようになる。また、突起（２）をローラー（３）に代えてもよい。

【０００７】実施例２図２で、両面マグネットシートを本体（１）として用いるやりかたは、本体（１）の一端に、両面に突起（２）を設けることにより、裏でも表でも実施例１のように使用できる。また、突起（２）をローラー（３）に代えてもよい。

【０００８】実施例３図４で、（１）はマグネットシート本体を示したものである。本体（１）の一端において、先端をＲ状（４）に形成している。すなわち、Ｒ状（４）、（４）の接点を鉄製品に当たるようにセットする。ここで、Ｒ状（４）は接点を過ぎるとじょじょに離れる、この離れが挿入口となり、よういに片手で、紙・メモ・カード等の抜き差しができるようになる。

【０００９】実施例４本体（１）のマグネットシートは全体が柔らかいので、トランプの印・キャラクターやマークなどをデザインし、自由な形に成型することができる。そして一端に突起（２）わ設ければ、実施例１のように使用することができる。

【００１０】

【考案の効果】

この考案は、上述のとおり構成されているので、マグネットシートに手を触れずに、片手で、紙・メモ・カード等を抜き差しができて便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図で一部を断面図にしてあ
る。

【図２】実施例２を示す斜視図で一部を断面図にしてあ
る。

【図３】実施例１・２を示す斜視図で一部を断面図にし
てある。

【図４】実施例３を示す斜視図である。

【図５】使用断面図である。

【符号の説明】

１本体２突起３ローラー４Ｒ状５鉄製品６紙

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】マグネットシートを本体（１）とし、本
体（１）の一端に突起（２）を設けた、クリップ。
【請求項２】突起（２）を、両面に設けた、請求項１
に記載のクリップ。
【請求項３】突起（２）を、ローラー（３）とした、
請求項１に記載のクリップ。
【請求項４】マグネットシートを本体（１）とし、本
体（１）の先端をＲ状（４）に形成した、クリップ。